さよならぼくたちのようちえん (テレビドラマ)
さよならぼくたちのようちえん | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 坂元裕二 |
演出 | 水田伸生 |
出演者 | 芦田愛菜 ほか |
製作 | |
製作総指揮 | 櫻井紘史(制作主任) |
プロデューサー | 次屋尚 |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2011年3月30日 |
放送時間 | 21:00 - 23:09 |
放送分 | 129分 |
回数 | 1 |
公式サイト |
ドラマ |
『さよならぼくたちのようちえん』は、日本テレビ系列で2011年3月30日の21:00 - 23:09(JST)に放送された日本のテレビドラマ。視聴率13.2%。
概要
テレビドラマ『Mother』の脚本を担当した坂元裕二が、幼稚園卒園ソングの定番である「さよならぼくたちのようちえん」をモチーフに脚本を書き下ろし、『Mother』で人気となった芦田愛菜が主演を務める。芦田は出演当時6歳であり、番組の広報では「史上最年少のドラマ主演」とされている[1]。
ロケーション撮影では、2011年2月4日から3月1日、JR東日本企画のロケーションサービスによって、豊田車両センター、高尾駅、新宿駅、大月駅、小淵沢駅その他が利用された。
内容
卒園式が間近の東京都内のとある幼稚園。ある日、突然5人の園児の行方がわからなくなる。5人が姿を消した目的は、登園しなくなった友達のいる長野の病院まで、自分達だけで見舞いに行くためであった。道中では仲間が電車に乗り遅れたり、迷子になったりなど様々なトラブルを迎えながらも「途中、何があっても絶対に泣かない」というルールを決め、友達へ会いに行くことを諦めず、その歩みを進めていく。
キャスト
- 山崎カンナ - 芦田愛菜
- 主人公。ひなた幼稚園すみれ組。友達想いで、入院前の洋武との会話から、彼のクレヨンを届けるため病院まで行く事を決める。
- 谷口洋武 - 橋本智哉
- 長野大学病院小海分院に入院しながら、カンナ達の似顔絵を描いていた。ゴッホの絵(星月夜)を気に入っている。
- 植原拓実 - 佐藤瑠生亮
- 普段は無口だが電車・路線に詳しい。母親が家を出ていってから情緒不安定らしい。カンナを病院に行かせるため、おとりとなって自ら警察に保護される。
- 持田美琴 - 本田望結
- 決まりを守ろうとする真面目な性格。街中に貼られた失踪事件のポスターを気に留め、その事件の少女「平野明日香」が誘拐され死体となって発見されたニュースを聴き、怖くなって母親に電話する。
- 堀川俊祐 - 黒田博之
- ひょうきん者でサッカーが好き。拓実と口ゲンカになり皆と離れ、警察に保護される。
- 岸本優衣 - 庵原涼香
- 父親はホテルの社長で、お年玉の一万円札を持参していた。電車に乗り遅れて、駅員に見つかり最初に保護される。
- 吉木万里 - 満島ひかり
- 幼稚園のすみれ組担任。仕事や園児に対しても情熱を持てず転職を考えていた。優衣が保護された連絡を受けた後、カンナ達の行方を追う。
- 岸本里実 - 横山めぐみ
- 優衣の母親。
- 大澤貴子 - 水野真紀
- 幼稚園の主任教諭。
- 畠田史奈 - 趣里
- 洋武の担当看護師。
- ホームレス - 岸部一徳
- おばあちゃん - いしだあゆみ
- 車掌 - 近藤芳正
- 主婦 - 片桐はいり、犬山イヌコ
- カンナの母 - 小西真奈美
- 洋武の母 - 西田尚美
- 拓実の父 - 恵俊彰
- その他
- 貴山侑哉、小林きな子、阿南敦子、芦沢孝子、小林千恵、東條織江、稲葉瑠奈、田上恵美子、松本公成、岡内美喜子、中沢青六、中村哲人、兼松若人、井川哲也、茂木利夫、菅谷大介(日本テレビアナウンサー)
スタッフ
- 脚本:坂元裕二
- 演出:水田伸生
- 演出補:相沢淳
- プロデューサー:次屋尚
- プロデューサー補:大久保志保
- チーフプロデューサー:田中芳樹
- 制作プロデューサー:大倉寛子、難波利昭
- ラインプロデューサー:森清知成
- 宣伝:友定紘子
- 宣伝デザイン:布村順一
- スチール:萬山昭祥
- 電波PR:栗原一浩
- 記録:福寿香里
- 制作担当:斎藤健志
- 制作主任:櫻井紘史
- 制作デスク:大下由美
- スケジュール:高木治男
- 音響効果:貝瀬友希
- MA:西川良
- 音楽:REMEDIOS
- サウンドデザイン:石井和之
- VFXスーパーバイザー:小田一生
- 技術協力:NiTRo、蓮
- 撮影技術:中山光一、岡田博文
- 技術統括:古川誠一
- 編集:平澤政吾
- 照明:大内一斎
- VE:佐藤隆彦
- 撮影機材:小輝日文
- CGディレクター:影山達也
- 撮影サポート:小野貴宏
- 録音:佐藤一憲
- 技術デスク:吉野誠
- ロケ技術:佐藤博文
- EED:高橋直孝
- 美術:小池寛
- 美術進行:佐久間望
- 装置:苑田秀和
- 装飾:高木重因
- 衣裳:市川竜史
- メイク:佐藤郁江
- 美術工房:佐々木綾子
- 電飾:吉田成
- 建具・硝子:金井博
- 造園:笹原直人
- 特殊効果:山室敦嗣
- 車両:ランナーズ
- 美術協力:日テレアート
- 編集・MA:レスパスビジョン
- 制作協力:日テレアックスオン
- 製作著作:日本テレビ
放送事故
本放送中に地震速報が流れた22時過ぎから一時シーンが飛んで放送され、22:06頃およそ10秒ほど画面が暗転し、その後同じシーンが2度流れ、また字幕が映像と同期しないトラブルがあった。日本テレビは番組終盤に「番組の中でお見苦しい点のありましたことをおわびいたします」というお詫びテロップを挿入し、後日改めて再放送された[2]。
再放送日時
放送対象地域 | 放送局 | 放送日 | 放送時間 |
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秋田県 | 秋田放送(ABS) | 2011年4月9日 | 12:55 - 15:00 |
長崎県 | 長崎国際テレビ(NIB) | 14:30 - 16:40 | |
大分県 | テレビ大分(TOS) | 2011年4月10日 | 13:00 - 15:10 |
関東広域圏 | 日本テレビ(NTV、制作局) | 13:55 - 16:05 | |
山形県 | 山形放送(YBC) | ||
福島県 | 福島中央テレビ(FCT) | ||
福井県 | 福井放送(FBC) | ||
青森県 | 青森放送(RAB) | 15:00 - 17:10 | |
富山県 | 北日本放送(KNB) | ||
静岡県 | 静岡第一テレビ(SDT) | ||
広島県 | 広島テレビ(HTV) | ||
高知県 | 高知放送(RKC) | ||
長野県 | テレビ信州(TSB) | 15:05 - 17:15 | |
近畿広域圏 | 読売テレビ(ytv) | 2011年4月14日 | 2:09 - 4:19 |
宮城県 | ミヤギテレビ(MMT) | 2011年4月15日 | 1:13 - 3:23 |
山口県 | 山口放送(KRY) | 2011年4月16日 | 13:00 - 15:10 |
福岡県 | 福岡放送(FBS) | 13:30 - 15:40 | |
山梨県 | 山梨放送(YBS) | 2011年4月23日 | 13:30 - 15:40 |
北海道 | 札幌テレビ(STV) | 14:25 - 16:35 | |
愛媛県 | 南海放送(RNB) | 14:50 - 17:00 | |
徳島県 | 四国放送(JRT) | 15:00 - 17:10 | |
岩手県 | テレビ岩手(TVI) | 2011年4月24日 | 14:45 - 16:55 |
石川県 | テレビ金沢(KTK) | 15:00 - 17:18 | |
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ(KYT) | 15:00 - 17:10 | |
中京広域圏 | 中京テレビ(CTV) | 2011年4月30日 | 9:25 - 11:25 |
新潟県 | テレビ新潟(TeNY) | 13:30 - 15:40 | |
熊本県 | 熊本県民テレビ(KKT) | 13:35 - 15:45 | |
香川県・岡山県 | 西日本放送(RNC) | 14:00 - 16:10 | |
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ(NKT) | 15:00 - 17:10 |
受賞
- 国際ドラマフェスティバル in TOKYO 東京ドラマアウォード2011では優秀賞(単発ドラマ)、芦田愛菜が主演女優賞、満島ひかりが助演女優賞を受賞した。
DVD
脚注
- ^ 芦田愛菜、史上最年少6歳でドラマ初主演 〜『Mother』スタッフ再集結 - ORICON STYLE(2011年01月31日)
- ^ “日本テレビのドラマで放送事故、画面が真っ暗になりストーリーがループ。”. Narinari.com. (2012年6月5日)