railjet

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レールジェット-タウルス(2007年ザールフェルデンにて。

railjetレールジェット)とは、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)が、2008年冬から運転を開始した国際特急列車の名称である。

目次

[編集] 概要

レールジェットの電気機関車。

オーストリアは地理的に8カ国に囲まれ、中央ヨーロッパの要をなす国の一つであるが、鉄道についても、周辺の国々と密接な関わりを持ち、国際列車も数多く運転されるなど、欧州鉄道網の要衝としての地位を確立している。

そのオーストリアで全国規模の鉄道を運営するオーストリア連邦鉄道が、中央ヨーロッパの鉄道サービスの強化を図るべく、従来の特急列車よりも短い時間で国内外の主要都市を結び、車内サービスも大幅にグレードアップした、新しいタイプの特急列車を走らせることとなった。それがrailjetである。

運営は、ÖBBの旅客輸送部門である、ÖBB-Personenverkehr AGが行う。

[編集] 編成

  • 電気機関車+専用の客車7両の編成である(客車の両数は増減可能)。
  • 機関車が客車を牽引するだけでなく、客車の最後尾に設けられた運転室から機関車を遠隔制御することで、機関車が客車を押す形での走行が可能な「ペンデルツーク」方式を採用する。これにより、進行方向が変わる場合でも機関車を付け替える必要がなくなり、時間短縮が可能となる。
  • 電気機関車は、ヨーロッパ汎用の電気機関車である"Taurus"(タウルス)(1116型(交流15kV・交流25kV対応))が使用される。最高速度は230km/h対応である。これにより、運転速度の向上や、国境での機関車付け替えが不要となり、時間短縮が可能となる。
  • railjet用の電気機関車は、2007年に試験塗装が施され、1016型は銀色ベース(2種あり)、1116型は暗赤色ベースの塗装とし、投票で塗装を決定した。
  • 投票結果は2008年3月27日に開票され、結果得票1位の暗赤色ベースに決定した。なお、得票2位の塗装とは52票差の僅差であった(1位=6349票:2位=6297票)
  • 客車シーメンス製で、2008年冬の運転開始までに23編成が製造される。

[編集] 設備

  • 座席は"Premium"(1/2両分,16席),"Business"(2両分,76席),"Economy"(4両分,316席)の3クラス制である。
  • 車内設備は、より落ち着ける環境を提供する。
  • 編成中には座席のほか、簡易食堂(ビストロ,1/2両分)、調理スペース("Premium"の乗客対象のシートサービスが予定されている)、インフォメーションスペース、家族連れ用スペース、バリアフリー設備が設けられる。
  • ブロードバンドインターネット対応。

[編集] 運転

2008年12月14日の欧州ダイヤ改正(2008/2009冬ダイヤ)より、以下の経路で営業を開始した。

ミュンヘンドイツ)~ザルツブルクリンツウィーンブダペストハンガリー

種別名は"RJ"となる。当初は1日2往復で運転を開始し、順次、増発の予定である。従来から運転されているのEC(ユーロシティ)と比べて、所要時間の点ではほとんど変わりはない。

  • ミュンヘン〜ウィーン〜ブダペスト間:1往復(RJ63/RJ66、所要時間7時間24〜26分)
  • ウィーン〜ブダペスト間:1往復(RJ40/RJ41、所要時間2時間58〜59分)

また、2009年冬(2009/2010冬ダイヤ)より、以下の経路での営業を開始した。

チューリッヒスイス)またはブレゲンツインスブルックザルツブルクリンツウィーン

いずれの系統も、2時間間隔での運転である。 所要時間は、ウィーン~ザルツブルク間が約2時間15分(約20分短縮)、ウィーン~インスブルック間が約4時間(約30分短縮)。2010年以降も順次、拡大の予定である。

[編集] リンク

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