BMW・3シリーズ

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BMW 3シリーズは、ドイツ自動車メーカー・BMWが製造・販売する乗用車である。

アメリカ合衆国では高級セダンのベストセラーであり、年間10万台以上が販売される。日本では、2007年1-6月期にフォルクスワーゲン・ゴルフに代わって輸入車の最量販モデルとなったことがある[1]

歴代3シリーズ

目次

[編集] 概要

欧州における分類でDセグメント(「コンパクト」はCセグメント)に属する後輪駆動(FR)、もしくは四輪駆動(4WD)の乗用車である。BMWの最量販車種。 前身は1961年発表の1500からはじまる、いわゆる「ノイエクラッセ」の発展版BMW・02シリーズである。

初代3シリーズのE211975年に発表された。

車名の後のアルファベットは
i :フューエルインジェクション
is:高性能フューエルインジェクション
A :オートマチックトランスミッション
x :四輪駆動
C :クーペ
d :ディーゼル

をあらわす。

[編集] 歴史

[編集] 初代(1975年 - 1983年)E21

BMW・3シリーズ(初代)
E21
前期型(1975年 -1979年)
BMW E21 front 20080331.jpg
BMW E21 rear 20080331.jpg
後期型(1979年 - 1983年)
TC(トップ カブリオレ)仕様
Bmw e21 bc v sst.jpg
販売期間 1975年 - 1983年
ボディタイプ 2ドアセダン / 2ドアカブリオレ
エンジン 1.573L 直列4気筒SOHC
1.766L 直列4気筒SOHC
1.990L 直列4気筒SOHC
1.990L 直列6気筒SOHC
2.315L 直列6気筒SOHC
駆動方式 FR
サスペンション 前:マクファーソン・ストラット
後:セミトレーリングアーム
先代 BMW・02シリーズ
-自動車のスペック表-

BMW・02シリーズの進化形と言えるシンプルでボクシーなボディにBMW M10系エンジンを搭載した2ドアセダンサスペンション形式は変わらず、前輪がマクファーソン・ストラット式、後輪がセミトレーリングアーム式である。外観上の特徴でもあったボディサイドのキャラクターラインから開く逆アリゲーター式ボンネットも2002より引き継いでいる。

全車4気筒エンジンを搭載し、キャブレター仕様の316318320とインジェクション仕様の320iが用意される。 エクステリアでは316と318は2002譲りの2灯式ヘッドライトを装備するのに対し、320系には上級モデルと同じ4灯式ヘッドライトが与えられる。1977年には直列6気筒「ライト・シックス」搭載の320/6および323iを追加。1979年にマイナーチェンジを行い、フロントのロアーパネルおよびエアスポイラー形状、サイドミラーのデザインが変更された。また、最廉価版1502の後釜として315も追加されている。

2002ターボのような過激なモデルこそなかったが、バウア社によるタルガモデルは引き続き設定され「トップ カブリオレ (Top Cabriolet:TC)」として販売されていた。

搭載エンジン一覧
グレード 製造年 エンジン 排気量 最高出力 備考
315 1979年 - 1983年 直列4気筒SOHC 1,573cc 75馬力 (DIN)
316 90馬力 (DIN)
318
318A
1,766cc 98馬力 (DIN)
320
320A
-1977年 1,990cc 109馬力 (DIN)
320i 125馬力 (DIN) 320のBOSCHKジェトロニック仕様。
320/6
320/6A
1977年 - 1983年 直列6気筒SOHC 1,990cc 122馬力 (DIN) 320/6AはAT搭載車。6気筒、M60(旧型)系エンジン搭載。
323i 2,315cc 143馬力 (DIN) 6気筒、M60(旧型)系エンジン搭載。BOSCHKジェトロニック仕様

[編集] 日本での販売

日本へは初めバルコムオートトレイディングによって正規輸入され、1981年昭和56年)からはBMWの日本法人として新たに設立されたBMWジャパンに移管された。しかしながら、販売網の未整備や、限定的な導入車種などから並行輸入も多く行われ、315から323iまでが並行輸入車として日本で販売された。

当初の正規輸入モデルは、トップモデルの320iおよび320iAで、これらはアメリカ仕様の320iを基に、外装をヨーロッパ仕様に戻したものであった。ごく初期に輸入されたモデルではフェンダーミラーに置き換えられていたものの、やがてドアミラーのまま販売されるようになった。

1980年昭和55年)にはマイナーチェンジを受け、318iと318iAが輸入されるようになった。翌年からはBMWジャパンによる輸入業務に移管されたものの、1983年昭和58年)のモデルチェンジまで価格以外の大きな変更は行われなかった。

日本への正規輸入車グレード一覧
グレード 製造年 エンジン 排気量 最高出力 備考
320i
320iA
-1980年 直列4気筒SOHCエンジン 1,990cc 105馬力 (DIN) 変速機は4速MTおよび3速AT
318i
318iA
1980年 - 1,766cc 100馬力 (DIN)

[編集] 2代目(1983年 - 1994年)E30

BMW・3シリーズ(2代目)
E30
前期型(1983年 -1987年)
BMW E30 front 20080127.jpg
後期型(1987年 - 1990年)
BMW E30 front 20080409.jpg
販売期間 1983年 - 1994年
ボディタイプ 2 / 4ドアセダン
2ドアカブリオレ
ステーションワゴン
駆動方式 FR / 4WD
サスペンション 前:マクファーソン・ストラット
後:セミトレーリングアーム
-自動車のスペック表-

初代モデルより車体寸法が拡大され、全体的に丸みを帯びた。デザインは、1980年代のBMW・7シリーズ(E32) や5シリーズ(E28、E34))なども担当したデザイナー、クラウス・ルーテによるものであった。初代モデルでは、グレードによりヘッドライトが2灯式、4灯式となっていたものが、2代目では全て4灯式に統一された。サスペンションは、前輪がストラット、後輪がセミトレーリングアーム式であった。

セダンクーペカブリオレステーションワゴンなど多岐に渡る車種が設定され、軽量な車重や、さらにスポーティーとなったハンドリングなどから世界的なヒットとなった[要出典]

モデルは初め、1982年に2ドアがデビューし、その後、セダン、さらに、バウア社製のトップカブリオレ(TC)モデルも追加された。グレードは、直列4気筒エンジンを搭載する、「315」、「316」、「318i」と、「ライト・シックス」と呼ばれた直列6気筒エンジンを搭載する「320i」、「323i」であった。4ドアセダンのデビューは1983年で、同時期に発売されたメルセデス・ベンツ 190Eと人気を分け合った[要出典]

1985年には小変更が行われ、フロントロアーパネルのデザインが変更された。また、323iが廃止されて「325i」に代ったほか、ETAエンジン搭載の「325e」とBMW初のフルタイム4WDである「325iX」が追加された。また、カブリオレは従前のバウア社製のものに加えて、自社製のフルオープンタイプのものが追加された。1986年には、高性能モデルである「M3」が発売された。

1987年には大規模なマイナーチェンジが行われ、エリプソイド(楕円体)ヘッドライトと呼ばれる車幅灯内蔵型の前照灯が搭載されたほか、テールライトの意匠が変わり、バンパーは従前の鉄製から、樹脂製の大型のものに変わった[1]。318iでは、エンジンが新設計のものに置き換えられ、性能が向上した。

1989年にはステーションワゴンである「ツーリング」が追加されたが、この名称は2002ハッチバックモデルに由来したものであった。また、同時に4気筒DOHCエンジンを搭載した「318is」が追加された。

1990年、3代目となるE36へフルモデルチェンジしたが、カブリオレとツーリングについては従来型のままで併売された。カブリオレは3年遅れで後期型の外観へマイナーチェンジ。両車ともに新型の登場する1993年、1994年まで販売された。

E30ツーリング
E30 M3カブリオレ
搭載エンジン一覧
グレード 製造年 エンジン 排気量 最高出力 備考
4気筒系
315 - 1987年 直列4気筒SOHC 1,573cc 75馬力 (DIN) 2ドアセダンのみ
316 - 1987年 1,766cc 90馬力 (DIN)
316i 1987年 - 1,595cc 102馬力 (DIN)
318i
318iA
- 1987年 1,766cc 105馬力 (DIN) BOSCHLジェトロニック仕様。
318i
318iA
1987年 - 1,795cc 113馬力 (DIN) BOSCHLジェトロニック+DME仕様。
318is 1989年 - 1990年 直列4気筒DOHC 1,795cc 136馬力 (DIN) 2ドアセダンのみ
320is 1988年 1,990cc 192馬力 (DIN) イタリアのみ導入
6気筒系
320i
320iA
直列6気筒SOHC 1,990cc 129馬力 (DIN) BOSCHLジェトロニック+DME仕様。
323i
323iA
- 1987年 2,315cc 139馬力 (DIN) BOSCHLジェトロニック+DME仕様。
325i 2,493cc 170馬力 (DIN) BOSCHLジェトロニック+DME仕様。
325e - 1987年 2,693cc 125馬力 (DIN) e:低回転省燃費型イータエンジン搭載車
325iX 2,493cc 170馬力 (DIN) BMW初の市販四輪駆動車
333i 3,210cc 197馬力 (DIN) 南アフリカのみ導入
324d 1986年 - 2,443cc 86馬力 (DIN) ディーゼルエンジン搭載車。4ドアセダンのみ
324td 1988年 - 直列6気筒SOHCターボ 2,443cc 115馬力 (DIN) 4ドアセダンのみターボディーゼルエンジン搭載車

[編集] 日本での販売

バブル景気や販売網の整備など好条件が重なり、BMWジャパンの設立以来最大の人気車種となった。

正規輸入車の他、並行輸入も盛んに行われ、左ハンドルの欧州仕様のほか、南アフリカ共和国で生産された右ハンドル車も並行輸入業者によって日本で販売された。また、プラザ合意以降の大幅な円高や、日本と同等の排気ガス規制規制の存在による日本の車検適応の容易さから北米からの並行輸入も多く行われていた。

北米仕様車は衝撃吸収機構を持った大型バンパー(いわゆる5マイルバンパー)が装備されていることが外観の特徴であった。マイナーチェンジを行った1988年以降もこの5マイルバンパーが装備されており、欧州仕様と同じ小型の樹脂製に変わるのは1989年以降であった。また、日本仕様車では1996年平成8年)まで装備されなかったハイマウントストップランプもこの時代から装備されていた。

正規輸入は1983年昭和58年)よりBMWジャパンによって開始され、初めは2ドアで左ハンドルの318i、318iAと、バウア社製TCモデルの318iAカブリオーレが発売された。2ドアセダンモデルでは、専用サスペンションなどで足回りを固めた「スポーツ・パッケージ」と、スライディングルーフなどの高級装備を加えた「エクスクルーシブ・パッケージ」が選べた。

翌年には4ドアの325iAがされたが、これには高出力のライト・シックスではなく、528eと同じ高トルク型のETAエンジンが搭載されていた。1985年昭和60年)には318iAの4ドアが追加されたほか、318系には右ハンドルが設定された。1986年昭和61年)には325iAに2ドアモデルが追加された。

1987年昭和62年)に大幅なラインナップの変更があり、ライト・シックスの正規輸入が開始された。これは、欧州でもようやく北米/日本並みの排気ガス規制が導入されたことに伴い、全エンジンに触媒付のものが開発されたことによった。ETAエンジンの325iAが廃止され、ライト・シックスの320i(2ドア)と320iA、325iA(2/4ドア)が発売された。また、325iCA(自社製カブリオーレ)と325iXA、M3も追加された。さらに、320i/iAと325iAの2ドアにはM社製サスペンションやスポーツシート、エアロパーツなどを装備した「スポーツ・バージョン」が設定された。

1988年昭和63年)にはセダンがマイナーチェンジされ、318iについてはエンジンが換装された。翌年にはスポーツバージョンに代って、前述のパーツの他、専用のツートーンカラーが用意された「Mテクニック・バージョン」が2ドアの6気筒モデルに設定された。また、320iカブリオレが追加され、後に325iカブリオレは廃止された。

1991年平成3年)に3代目モデルであるE36が発売されると、320iカブリオレがマイナーチェンジ、325iツーリングが導入され「クラシック・3シリーズ」として販売が継続された。

日本への正規輸入車一覧
グレード 製造年 エンジン 排気量 最高出力 変速機 備考
318i 1983年 - 1986年(2ドア) 直列4気筒SOHC 1,766cc 100馬力 5速MT 左ハンドルのみ
318iA 1983年 - 1987年(2ドア)
1985 - 1987年(4ドア)
3速ATまたは4速AT(1985年から) 1985年より右ハンドルが加わる。1987年は右ハンドルのみ。
318iAカブリオレ 1983年 - 1986年 3速ATまたは4速AT(1985年から)
320i 1987年 - 1991年(2ドア) 直列6気筒SOHC 1,990cc 129馬力 5速MT 左ハンドルのみ
320iA 1987年 - 1991年(2ドア、4ドア) 4速AT(1988年までプログラムセレクター付) 左右ハンドル選択可
320iAカブリオレ 1989年 - 1993年 4速AT 左ハンドルのみ
325iA 1984年 - 1986年(4ドア)
1986年(2ドア)
2,693cc 120馬力 25系は一貫して左ハンドルのみ
325iA 1987年 - 1991年(2ドア、4ドア) 2,493cc 170馬力 4速AT(プログラムセレクター付)
325iXA 1987年 - 1991年(4ドア) タイヤサイズの違いからオーバーフェンダーとそれに一体してデザインされたサイドスカートを持つ。
325iAカブリオレ 1987年 - 1989年
325iAツーリング 1991年 - 1993年

[編集] 3代目(1990年 - 1998年)E36

BMW・3シリーズ(3代目)
E36
セダン
BMW-E36-sedan.jpg
クーペ
BMW E36 318is Coupe c.jpg
販売期間 1990年 - 1998年
ボディタイプ 4ドアセダン
2ドアクーペ / カブリオレ
3ドアハッチバック
ステーションワゴン
駆動方式 FR
サスペンション 前:マクファーソン・ストラット
後:マルチリンク
-自動車のスペック表-

居住性と対衝突安全性改善のため、ボディサイズが拡大した。伝統的な丸型4灯ヘッドライトは異形4灯となり、4ドアモデルでのプレスドア採用等、空力特性が改善した。 エンジンは6気筒系の全モデルでDOHC化が行われた。 サスペンションは、フロントは伝統の ストラット式サスペンションでリアは従来の後輪用セミトレーリングアーム式から変更され、Z1から受け継いだセントラルアーム(=マルチリンク式サスペンション)式サスペンションとなった。 8年に渡って生産され、途中エンジンの世代交代等様々なモデルチェンジが行われたため、バリエーションの多いモデルである。 E30に引き続き世界的ベストセラーとなり、日本でもバブル崩壊という不利な状況の中、販売台数を伸ばした。

1990年12月

まず316i、318i、320i、325iの4ドア・セダンが登場。

1992年

従来の2ドア・セダンの後継2ドア・クーペを追加。この2ドア・クーペは、一見セダンとそっくりの外観だが、 実はほとんどの外装部品が専用設計となっていた。

1994年

2ドア・カブリオレを追加。

1995年

ボディの大型化により、コンパクトボディの必要性が高まり、3ドア・ハッチバックのコンパクト・シリーズが生まれた。 E36/5はコンパクトのモデルコードである。また同年にはツーリングことステーションワゴンも追加された。 その他325iのエンジンがM50B25からM52B28へと変更されモデル名も328iとなる。この328iにはオートエアコンやヒーテッド。ドアミラーが標準装備された。

1996年

M52B25型エンジンを搭載した2.5Lが復活するが、モデル名は323iとされた。 また同年、キドニーグリルのデザインを小変更し、フルカラードバンパーを採用、ハイマウントブレーキランプとASC+Tも全車標準装備となった。

なお、このE36型(セダンのみ)までが日本での「5ナンバー」サイズに適合するボディサイズであった。(エンジンが2000cc以上のモデルや専用ボディを持つクーペとカブリオレは3ナンバー登録)。ツーリングとディーゼルエンジン搭載モデルは一切正規輸入がなかった。 また日本に正規輸入されたマニュアルトランスミッション搭載モデルは、318is Coupe(左ハンドル)と自動車教習所向けの318i(右ハンドル)のみ。

4気筒系
グレード 製造年 エンジン 排気量 最高出力 備考
316i
316iクーペ
1990年 - 1998年
1990年 - 1999年
直列4気筒SOHC 1,596cc 102馬力 (DIN)
318i
318iツーリング
1990年 - 1998年
1990年 - 1998年
1,796cc 113馬力 (DIN)
318isクーペ
318iカブリオレ
1993年 - 1995年
1993年 - 1995年
直列4気筒DOHC 1,795cc 140馬力 (DIN)
318isクーペ
318iカブリオレ
1996年 - 1999年
1996年 - 1999年
1,895cc 140馬力 (DIN)
6気筒系
320i
320iクーペ
320iツーリング
320iカブリオレ
1990年 - 1998年
1990年 - 1999年
1990年 - 1998年
1990年 - 1999年
直列6気筒DOHC 1,991cc 150馬力 (DIN)
325i
325iクーペ
325iツーリング
325iカブリオレ
-1995年 2,493cc 192馬力 (DIN)
323i
323iクーペ
323iツーリング
1996年 - 1998年
1996年 - 1999年
1996年 - 1998年
2,494cc 170馬力 (DIN)
328i
328iクーペ
328iツーリング
328iカブリオレ
1995年 - 1998年
1995年 - 1998年
1996年 - 1998年
1996年 - 1999年
2,793cc 193馬力 (DIN)
ディーゼル搭載車
318tds
318tdsツーリング
1993年 - 1998年
1993年 - 1998年
直列4気筒SOHC 1,665cc 90馬力 (DIN) ターボディーゼルエンジンモデル
325td 1993年 - 1998年 直列6気筒SOHC 2,498cc 115馬力 (DIN)
325tds
325tdsツーリング
1993年 - 1998年
1993年 - 1998年
143馬力 (DIN) 高出力ターボディーゼルエンジンモデル

[編集] コンパクト

よりコンパクトで手頃な価格の車種が必要となり生まれたシリーズで、モデルコードはE36/5。 ボディデザインはE36のリアを短縮したものに見え、CピラーまではE36クーペボディと同一にも思えるが、実際には先代E30のフロアパネルにE36と同じデザインテイストの外板をかぶせたもので、リアサスペンションもE30同様セミトレーリングアームとなる。

分類はCセグメントであるが、このサイズでフロントエンジンリアドライブである乗用車は数少ない。車型は3ドアハッチバックのみ。完全な2ボックス型ではなく、小さなトランクリッドのあるセミノッチバック(ノッチドハッチバック)である。

搭載エンジンは4種で、日本市場では装備を追加した“プラス”モデルが存在する。

グレード 製造年 エンジン 排気量 最高出力 備考
316tiコンパクト
316gtコンパクト
1993年 - 2000年 直列4気筒SOHC 1,596cc 102馬力 (DIN) 318gはキャンバストップ仕様車
318tiコンパクト
318tiコンパクトプラス
1993年 - 1995年
1993年 - 1995年
直列4気筒DOHC 1,795cc 140馬力 (DIN)
318tiコンパクト
318tiコンパクトプラス
1996年 - 2000年
1996年 - 2000年
1,895cc
318tdsコンパクト 1993年 - 2000年 直列4気筒SOHC 1,665cc 90馬力 (DIN) ターボディーゼルエンジンモデル
323tiコンパクト 1996年 - 2000年 直列6気筒DOHC 2,494cc 170馬力 (DIN)

[編集] 4代目(1998年 - 2005年)E46

BMW・3シリーズ(4代目)
E46
セダン 前期型(1998年 - 2002年)
BMW320i E46 Lim.jpg
ツーリング 後期型(2002年 - 2005年)
BMW-E46-wagon.jpg
販売期間 1998年 - 2005年
ボディタイプ 4ドアセダン
2ドアクーペ
3ドアハッチバック
ステーションワゴン
駆動方式 FR
サスペンション 前:マクファーソン・ストラット
後:マルチリンク
全長 4,265 - 4,490mm
全幅 1,739 - 1,755mm
全高 1,370 - 1,415mm
ホイールベース 2,725mm
-自動車のスペック表-

E46セダンは1998年に、ツーリングとクーペは2000年にデビューした。 コンパクト (ti) は、2001年にデビューしたが、2004年1シリーズの登場に伴い、E46シリーズで最も早く消滅となった。E46/5はコンパクトのモデルコードである。 サスペンションは、フロントは伝統の ストラット式サスペンションでリヤは先代のE36同様にセントラルアームマルチリンク式サスペンション)式である。316と318は4気筒モデルであり、320からが6気筒モデルとされた。車高を下げて専用サスペンションと内装、バンパーなどを装備したMスポーツモデルも後ほど設定された。

2001年には6気筒モデルのエンジンが新世代のM54系に刷新され、更に2002年には、セダンとツーリングにフェイスリフトが行われ、ヘッドライト、バンパーなどが新しいデザインとなり、シャシーもサスセッティングの見直しやステアリングギヤ比の変更(15.4:1→13.7:1)などが行われた。316i(日本には316tiのみの導入)と318iはバルブトロニック機構エンジンに換装された。

クーペは2004年にフェイスリフトがなされ、ヘッドライト、バンパー、フェンダー、テールランプなどが新しくなった。後期の330iは、5速MT、5速SMG、5速ATが選べるというトランスミッションの選択肢が豊富なモデルであった。316と318、330以外はATのみの設定。

2003年モデルからはE36以来の赤外線式キーレスエントリーシステムが電波式に変更され、トランク開錠機能が追加されたほか、キーデザインも変更された。

外寸・ホイールベース
外寸 全長 全幅 全高 ホイールベース
セダン 4,470mm 1,739mm 1,415mm 2,725mm
クーペ 4,480mm 1,740mm 1,410mm 2,725mm
ツーリング 4,490mm 1,755mm 1,370mm 2,725mm
コンパクト 4,265mm 1,750mm 1,410mm 2,725mm


[編集] 5代目(2005年 - )E90

BMW・3シリーズ(5代目)
E90/E91/E92/E93
セダン 前期型(2005年 - 2008年)
BMW 3er Limousine07.jpg
ツーリング 前期型(2005年 - 2008年)
2006-BMW-325xi-wagon.jpg
販売期間 2005年 -
デザイン 永島穣司
乗車定員 4 - 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
2ドアクーペ
3ドアハッチバック
ステーションワゴン
駆動方式 FR
サスペンション 前:ダブルジョイントストラット
後:5リンク
全長 4,520 - 4,590mm
全幅 1,780 - 1,817mm
全高 1,380 - 1,440mm
ホイールベース 2,760mm
-自動車のスペック表-

ボディサイズがさらに拡大し、後席の居住性が改善された。エクステリアデザインは、BMWのデザイナー・永島穣司フロントグリルのデザインにより、4気筒車と6気筒車の判別が可能(4気筒の縦バーはブラック・6気筒の縦バーがクロームメッキ)である。日本向けセダンの大半は、南アフリカロスリンで製造される。E90はセダン、E91はツーリング(ワゴン)、E92はクーペ、E93はカブリオレのモデルコードである。4代目の320は6気筒であったが、5代目の320は4気筒の設定となっている。

ガソリンエンジンは4気筒と6気筒の2種類であり、ディーゼルターボエンジン搭載車も販売される。ランフラットタイヤが採用され、スペアタイヤは搭載されない。6気筒モデルでは、電子制御ステアリングであるアクティブ・ステアリングが設定可能。

サスペンションは、5代目(2005年-)E90/E91/E92/E93以降から、フロントは ダブルリンクのロアアームを持つストラットタイプに移行し、リヤは、E36およびE46のセントラルアームから、BMW初代1シリーズやE39およびE60の5シリーズにも採用された、インテグラルアーム式(5リンク)となった。

米国道路安全保険協会 (IIHS) によって実施された2006年度調査において、後方からの追突時の安全性が「POOR」(危険)と評価されたが、2009年モデル以降では「GOOD」(安全)との評価を得ている。

F30が発表されたが、従来型として製造、販売を続けている。

[編集] 6代目(2012年 -)F30

BMW・3シリーズ(6代目)
F30
328i Limousine Luxury Line
BMW 328i F30 2012 vl 2.jpg
販売期間 2012年1月 -(日本)
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 1.997L 直列4気筒ターボ
2.979L 直列6気筒ターボ
1.995L 直列4気筒ターボディーゼル
変速機 8速AT / 6速MT
駆動方式 FR
サスペンション 前:ダブルジョイントストラット
後:5リンク
全長 4,624mm
全幅 1,800 - 1,810mm
全高 1,416 - 1,429mm
ホイールベース 2,810mm
車両重量 1,490 - 1,595kg
-自動車のスペック表-

2011年10月14日に概要がBMWグループより発表され、欧州では2012年2月に発売される[2]。ただし「320i」のみ同年3月の発売となる。

まずLimousine(セダン)が導入され、エンジンの種類や出力の違いにより、ガソリン車の「320i」、「328i」、「335i」とディーゼル車の「316d」、「318d」、「320d」、「320d Efficient Dynamics Edition」があり、内外装や装備内容が異なる標準仕様と上級仕様の「Modern Line」、「Sport Line」、「Luxury Line」が用意される。

ガソリンエンジンは「320i」と「328i」が1.997L 直列4気筒ターボエンジン、「335i」が2.979L 直列6気筒ターボエンジンを搭載。ディーゼルエンジンは「316d」、「318d」、「320d」、「320d Efficient Dynamics Edition」が1.995L 直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載する。

ハイブリッド版の「ActiveHybid 3」は2012年1月のデトロイトショーで初公開された。 2012年の秋に日本導入予定である。

日本法人のビー・エム・ダブリュー株式会社は、2012年1月30日に3シリーズのモデルチェンジと同日より販売を開始したと発表。

ラインナップは「328i」の4車種で、日本仕様車は先代同様にドアハンドルを専用設計とし、全幅を1,800mmとしている。また18インチホイール装着車は、日本の保安基準によりボディと同色のフェンダー・アーチ・プロテクションを装着する。全車種が75%エコカー減税対象とエコカー補助金対象となる。価格は570万円から[3]。デリバリー(納車)は2月からとなる。

[編集] 脚注

  1. ^ カブリオレについては、従来型のデザインが継続された
  2. ^ レスポンス2011年10月15日(土) 10時00分(JST)
  3. ^ オートックワン2012年1月30日(月) (JST)

[編集] 関連項目

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