魔法少女リリカルなのは
| 魔法少女リリカルなのは | |
|---|---|
| ジャンル | 魔法少女アニメ、戦闘美少女 |
| アニメ | |
| 原作 | 都築真紀/ivory |
| 監督 | 新房昭之 |
| 脚本 | 都築真紀 |
| キャラクターデザイン | 奥田泰弘 |
| アニメーション制作 | セブン・アークス |
| 製作 | なのはPROJECT |
| 放送局 | |
| 放送期間 | 2004年10月 - 12月 |
| 話数 | 全13話 |
| ドラマCD:魔法少女リリカルなのは サウンドステージ | |
| 制作 | ディスカバリー |
| 発売元 | セブンエイト |
| 販売元 | キングレコード |
| レーベル | キングレコード(VC制作部担当) |
| 発表期間 | 2004年11月26日 - 2005年4月6日 |
| 枚数 | 全3巻 |
| 小説:魔法少女リリカルなのは | |
| 著者 | 原作 都築真紀/ivory 文 都築真紀 |
| イラスト | カバー・口絵 奥田泰弘 本文 長谷川光司 |
| 出版社 | |
| レーベル | メガミ文庫 |
| 発売日 | 2005年9月27日 |
| 巻数 | 1巻 |
| 関連作品 | |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
| ウィキプロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
『魔法少女リリカルなのは』(まほうしょうじょリリカルなのは、英: Magical girl lyrical Nanoha)は、独立UHF系各局で2004年10月1日から12月25日にかけて全13話が放送されたテレビアニメ作品。『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の第1期作品。
キャッチコピーは「魔法少女、はじめました。」
目次 |
[編集] 概要
原作となったゲーム『とらいあんぐるハートシリーズ』のシナリオを担当した都築真紀が本作の全話の脚本を担当したのだが、当初から都築は「ゲームをそのままアニメ化することは難しい」という持論を持っており、原作の『リリカルなのは』のアニメ化は『とらいあんぐるハート』という土壌があって初めて成立するもので、原作の『リリカルなのは』の部分だけをアニメ化しても上手くいかないと考えていたため、登場人物の設定を流用しただけで、内容についてはオリジナルで行くことに決めていた[1]。テレビアニメは当初から深夜のUHFアニメと決まっていたため、深夜帯に視聴する層にアピールするため、派手なアクションを取り入れたとも語っている[1]。本来の都築の魔法少女観は『とらいあんぐるハート3 ビジュアルファンブック』で語られているように、ハートフルな往年の女児向け魔法少女モノのイメージであるが、前述の事情や1クールという短い放送期間の都合で直球で作ると往年の魔法少女ファンすら喜ばない「魔法少女アニメのパロディ・二次創作」に評価が落ち着いてしまうので、それを避けるために本作ではその基本構造は本質的な骨子以外あえて無視している[2][注釈 1]。
ストーリー前半はいわゆる魔法少女アニメのような感じだったが、なのはのライバルとなるフェイトが登場した辺りから次第に「魔法バトルアクション」と言うべきものになっていった。一方で、原作では重要な要素だった男女間の恋愛というものは本作ではほとんどなく[注釈 2]、代わりになのはとフェイトの少女間の友情を描いている。
従来は単なる「道具」としてしか描かれないことが多かった「魔法の杖」を、自立判断し英語で喋る[注釈 3]パートナーとして描いている。
キャラクターの名称には自動車関連の名称が多く使用されている[注釈 4]。
2005年2月に行われたファンイベントの「リリカルパーティ」にて、テレビアニメ版第2期『魔法少女リリカルなのはA's』の製作が発表され、同年10月から12月まで放送された。
2010年1月にはアニメ映画『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』が公開された。
[編集] ストーリー
自称・平凡な小学3年生高町なのはは言葉を話すフェレットが負傷し倒れているところを発見、保護する。フェレットの正体は異世界ミッドチルダからやってきた少年ユーノ・スクライアだった。
彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘したロストロギア(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「ジュエルシード」が散らばってしまったためであった。成り行きから事情を知ったなのはは、ユーノと共にジュエルシードを集め、封印することを決意した。
[編集] 登場人物
「魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物」を参照
[編集] 用語
- ロストロギア
- 過去に何らかの要因で消失した世界、ないしは滅んだ古代文明で造られた遺産の総称。多くは現存技術では到達出来ていない超高度な技術で造られた物で、使い方次第では世界はおろか全次元を崩壊させかねない程危険な物もあり、これらを確保・管理する事が「時空管理局」の任務の一つである。
- ジュエルシード
- 「ロストロギア」の一種で、碧眼の瞳を思わせる色と形状をした宝石。
- 全部で21個存在し、それぞれシリアルナンバーとしてローマ数字がふられている。一つ一つが強大な「魔力」の結晶体で、周囲の生物が抱いた願望(自覚の有る無しにかかわらず)を叶える特性を持っている。ユーノ・スクライアが発掘、その後の事故で海鳴市周辺に漂流する。
- 「PT事件」の中核であると同時に、高町なのはが「魔導師」となり、フェイト・テスタロッサや「時空管理局」と出会うきっかけとなった「ロストロギア」である。
- なお、後年の事件である「JS事件」(魔法少女リリカルなのはStrikerS参照)でも登場する。
- プロジェクトF.A.T.E
- 詳細はこちら。
- 傀儡兵(くぐつへい)
- 所有者の意に従い、行動する人型機械。往々にして戦闘用であり、西洋風の鎧と武器を武装した様な姿をしている。
- アルハザード[注釈 5]
- またの名を「忘れられし都」。古代ベルカよりさらに昔に存在したといわれている世界で、そこには時を操り、死者さえも蘇らせる秘術があるという。だが次元断層に沈みその存在は伝説上のものとされ、実在しないというのが通説。しかしプレシア・テスタロッサはジュエルシードの力で次元震を起こしアルハザードへの航行を果たそうとした事から、リンディ・ハラオウンは「彼女はアルハザードの実在を確認していたのではないか」と推測した。だが『StrikerS』ではドゥーエの発言によって存在が判明した。[注釈 6]
- 虚数空間
- 次元断層によって引き起こされる空間の穴。あらゆる魔法が消去される無限の空間が広がり、一度落ちれば重力の続く限り墜落を続け、二度と出る事は出来ない。
- 海鳴市
- 海に隣接した街で、第1期からA'sまでの主な舞台。海辺といっても山もあれば丘もあり、果てには温泉宿やスーパー銭湯も備えた、至れり尽くせりな街。登場人物のほとんどはこの街に住んでいる。土地に関する設定は原作からの変更がほとんど無いためこちらも参照。
- 翠屋
- 海鳴市にある、高町家が家族営業する喫茶店。洋菓子類の販売も行っており、店の雰囲気や味には人気がある。今でこそ人気の店だが、一時は高町士郎の重傷によって経営が傾いたことがある。
[編集] スタッフ
- 原作 - 都築真紀/ivory
- 監督 - 新房昭之
- プロデューサー - 三嶋章夫
- スーパーバイザー - 田中辰弥
- キャラクターデザイン - 奥田泰弘
- 美術監督・美術設定 - 片平真司
- 色彩設定 - 田崎智子
- 撮影監督 - 森下成一
- プロップデザイン・メカニック作画監督 - 斎藤良成
- 音楽 - 佐野広明
- 音響監督 - 亀山俊樹
- オープニングアニメーション
- 演出 - 草川啓造、作画監督 - 奥田泰弘
- エンディングアニメーション - 鈴木博文
- アシスタントプロデューサー - 岩瀬繁功
- エグゼクティブプロデューサー - 田中勇
- アニメーションプロデューサー - 上村修
- アニメーション制作 - セブン・アークス
- 制作協力 - アークトゥールス(第1・2・5・6・8 - 13話)、サニーサイドアップ(第3話)、フィール(第4・7話)
- 製作 - なのはPROJECT
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「innocent starter」
- 作詞 - 水樹奈々 作曲・編曲 - 大平勉 歌 - 水樹奈々(キングレコード)
- エンディングテーマ「Little Wish 〜lyrical step〜」
- 作詞 - 椎名可憐 作曲・編曲 - 太田雅友 歌 - 田村ゆかり(コナミメディアエンタテインメント)
- 挿入歌(第12話)「Take a shot」
- 作詞・作曲・編曲 - 矢吹俊郎 歌 - 水樹奈々
[編集] 各話リスト
第13話(最終話)以外、最後に「なの」が付く形式となっている。
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 絵コンテ | 作画監督 | 総作画監督 | DVD収録巻 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | それは不思議な出会いなの? | 都築真紀 | 草川啓造 | 一分寸僚安 | 奥田泰弘 | - | Vol.1 |
| 2 | 魔法の呪文はリリカルなの? | 秋田谷典昭 | 田所修 | 田中千幸 | |||
| 3 | 街は危険がいっぱいなの? | 守田芸成 | こでらかつゆき | 高梨光 | 奥田泰弘 | ||
| 4 | ライバル!?もうひとりの魔法少女なの! | 阿部雅司 | 大田和寛 | - | Vol.2 | ||
| 5 | ここは湯のまち、海鳴温泉なの | 斉藤良成 | こでらかつゆき | 斉藤良成 | |||
| 6 | わかりあえない気持ちなの? | 上坪亮樹 | 田中千幸 | 奥田泰弘 | |||
| 7 | 三人目の魔法使いなの!? | 阿部雅司 | 大田和寛 | - | Vol.3 | ||
| 8 | それは大いなる危機なの? | 西山明樹彦 | 田所修 | 高鉾誠 | 奥田泰弘 | ||
| 9 | 決戦は海の上でなの | 上坪亮樹 | こでらかつゆき | 友岡新平 | - | ||
| 10 | それぞれの胸の誓いなの | 中山岳洋 | 田所修 | 中山岳洋 | 奥田泰弘 | Vol.4 | |
| 11 | 思い出は時の彼方なの | 草川啓造 | 田中千幸 | ||||
| 12 | 宿命が閉じるときなの | 斉藤良成 | こでらかつゆき | 金子誠・水上ろんど 斉藤良成(メカニック) 友岡新平(エフェクト) |
Vol.5 | ||
| 13 | なまえをよんで | 上坪亮樹 | 奥田泰弘 | - | |||
[編集] 放送局
| 放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
|---|---|---|---|
| 岐阜県 | 岐阜放送 | 2004年10月1日 - 12月24日 | 金曜 24時10分 - 24時40分 |
| 埼玉県 | テレビ埼玉 | 2004年10月2日 - 12月25日 | 土曜 24時30分 - 25時00分 |
| 三重県 | 三重テレビ[注釈 7] | 土曜 26時20分 - 26時50分 | |
| 大阪府 | テレビ大阪[注釈 8] | 土曜 27時10分 - 27時40分 | |
| 千葉県 | ちばテレビ | 2004年10月4日 - 12月27日 | 月曜 25時40分 - 26時10分 |
| 神奈川県 | tvk | 2004年10月7日 - 12月30日 | 木曜 25時35分 - 26時05分 |
関西地区においては本作がテレビ大阪、『A's』がサンテレビで放送されていたが、『StrikerS』はKBS京都とテレビ和歌山の放送となったため、「関西地区では各シリーズごとにネット局が異なる」ことになる。
[編集] 関連作品
[編集] CD
全てキングレコードより発売[注釈 9]。サウンドステージ[注釈 10]は本編の合間をドラマCDにした番外編である。収録内容の詳細は『魔法少女リリカルなのは サウンドステージ』を参照のこと。
- 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ01(第2.5話 ドキ!水着でプールで大ピンチなの?、品番・KICA-666)
- 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ02(第5.5話 風の向こうの記憶なの、品番・KICA-667)
- 魔法少女リリカルなのは サウンドステージ03(第14話 それから、品番・KICA-668)
- 魔法少女リリカルなのは Original Sound Track(品番・KICA-693)
[編集] DVD
- 魔法少女リリカルなのは Vol.1(品番・KIBA-1138)
- 魔法少女リリカルなのは Vol.2(品番・KIBA-1139)
- 魔法少女リリカルなのは Vol.3(品番・KIBA-1140)
- 魔法少女リリカルなのは Vol.4(品番・KIBA-1141)
- 魔法少女リリカルなのは Vol.5(品番・KIBA-1142)
[編集] 小説
- 魔法少女リリカルなのは(原作:都築真紀/ivory、文:都築真紀、イラスト:奥田泰弘・長谷川光司、2005年10月11日初版・メガミ文庫・ISBN 4-05-903506-8)
[編集] 劇場版
- 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st(2010年1月23日公開)
[編集] イベント
- リリカル☆パーティー
- 2005年2月6日に東京・新木場のSTUDIO COASTで開催。第2期『A's』の制作はここで発表された。
[編集] 脚注
[編集] 注釈
- ^ なお、原作版の構造はそれとは全く逆で、『とらいあんぐるハート3』までのシリーズをプレイしてきたプレイヤーの中に培われた作品への思い入れを「魔法少女アニメのパロディ」的な様式美の中で発露させることによって、感動へと昇華させる形となっている。
- ^ 同サイトのweb拍手レス「過去ログ(*´A`)2005年1月〜」の5/10などを信じるならば、恋愛もまた「アニメで表現するのは難しい」テーマだと考えていたようだ。
- ^ 担当声優にネイティブスピーカーを起用していたことも。
- ^ これは『魔法騎士レイアース』もそうである。
- ^ 原作の都築真紀はワイルドアームズシリーズのファンであり、シリーズ1作目のストーリーに深く関わるボス敵として「アルハザード」が登場する。
- ^ 『魔法少女リリカルなのはStrikerS』でも取り上げられ「アルハザードの遺児」なる人物が出てきており、『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』ではかつて存在したと確定的になっているが、本作の段階ではまだ具体的な設定が作られておらず、都築もアトランティスやムー大陸のようなものとコメントしている。
- ^ 1話で放送事故があり、翌週に再放送、最終週に2話放送した。
- ^ 本放送においては、地上波の放映局ではシリーズを通して唯一のキー局系列局である。
- ^ ただし同社のアニメ系レーベルとして知られるスターチャイルドではなくVC制作部の制作である。
- ^ この名称は本作の親作品であるとらいあんぐるハートシリーズのドラマCDシリーズに由来。
[編集] 出典
- ^ a b 『魔法少女リリカルなのは/魔法少女リリカルなのはA's ビジュアルファンブック』晋遊舎、2006年、138頁。
- ^ 都築真紀の旧公式サイトのweb拍手レス2005/07/10および2005/07/31より。
[編集] 外部リンク
- 魔法少女リリカルなのは 公式サイト (日本語)
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