第一号型駆潜特務艇

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第一号型駆潜特務艇
第一号型駆潜特務艇
艦級概観
艦種 駆潜特務艇
艦名
前級 -
次級 -
要目
排水量 基準:130トン
公試:135トン
全長 29.20m
全幅 5.65m
吃水 1.97m
機関 中速ディーゼル機関 1基
1軸推進 400馬力
速力 11.0ノット
航続距離 10ノットで 1,000海里
燃料 重油 6トン
乗員 32名
兵装 7.7mmもしくは13mm機銃1挺[1]
爆雷18個(後に22個)
ソナー 吊下式水中聴音機
九三式1型探信儀(計画)
簡便探信儀(当初)
三式2型探信儀(後期)
同型艇 200隻
第一号型駆潜特務艇
第一号型駆潜特務艇艦型図

第一号型駆潜特務艇(だいいちごうがたくせんとくむてい)は、日本海軍駆潜特務艇

概要[編集]

有事の局地用駆潜艇として木造艇が1939年(昭和14年)から計画され、試作として雑役船の公称1182号が横須賀工廠で、公称1183号が市川造船所で建造(艤装は横須賀)された。これを受け昭和16年度(1941年)からのマル急計画で第1号から第100号駆潜特務艇の100隻が各地の木造造船所で建造され1944年(昭和19年)までに竣工した。また昭和18年度(1943年)からのマル戦計画により更に第151号から第250号の100隻が建造され1945年(昭和20年)1月までに完成した。

太平洋戦争中は北は千島から南はソロモン諸島まで活動を広げ、戦没した艇は81隻に上った。

終戦後は木造船体だったため第一号型哨戒特務艇とともに磁気機雷掃海作業に当たった。そのまま海上保安庁海上自衛隊掃海艇となった艇も多い。例えば第99号は掃海艇として海上保安庁に引き継がれ更に海上自衛隊の「いわつばめ」として1963年(昭和38年)まで活躍した。その他漁船となった船やそのまま放置され解体された船もあった。

戦後は海上保安庁で35隻、その後海上自衛隊で25隻が掃海艇巡視船として活動し、長期に渡り貢献した。そのため「小型とはいえ名艦と称すべき艇である」(『世界の艦船 日本海軍護衛艦艇史』p118)とする意見もある。

同型艇[編集]

  • 艇番号:竣工日(船体建造所/兵装艤装工廠)。喪失日と原因(場所)、または戦後の状況。は所属変更を表す。

船体建造所は、市川=市川造船所(宇治山田市)、強力=強力造船所(宇治山田市)、小柳=小柳造船所(静岡市)、佐賀=佐賀造船鉄工所(新湊市)、四国=四国船渠工業所(高松市)、自念=自念造船鉄工所[2]門司市)、徳島=徳島合同造船[3]徳島市)、西井=西井造船所(宇治山田市)、林兼=林兼重工業(下関市)、福岡=福岡造船鉄工(福岡市)、福島=福島造船鉄工所(松江市)、船矢=船矢造船鉄工所[4]函館市)、三保=三保造船所(清水市)、村上=村上造船所(石巻市)、山西=山西造船鉄工所(石巻市)、米子=米子造船所(米子市)。
兵装艤装工廠は横須賀=横須賀海軍工廠=呉海軍工廠佐世保=佐世保海軍工廠舞鶴=舞鶴海軍工廠

  • 第1号:1943年3月27日竣工(市川/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省海上保安庁巡視船「ちどり」、1960年10月25日除籍。
  • 第2号:1943年3月15日竣工(山西/横須賀)。1944年10月6日「タリ・ホー」(ペナン西方)。
  • 第3号:1943年4月4日竣工(佐賀/舞鶴)。終戦時ラバウルに所在。
  • 第4号:1943年4月18日竣工(市川/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「きじ」>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年4月1日除籍。
  • 第5号:1943年2月26日竣工(林兼/佐世保)。1943年8月18日「ニコラス」などの砲撃(ベララベラ島北方)。
  • 第6号:1943年3月12日竣工(西井/呉)。1944年7月7日米潜(ラバウル沖)。
  • 第7号:1943年3月12日竣工(強力/呉)。1944年10月14日米空母機で損傷(高雄)。
  • 第8号:1943年4月17日竣工(山西/横須賀)。1944年9月9日触雷(スマトラ島バラワン港)。
  • 第9号:1943年5月10日竣工(市川/横須賀)。1944年9月9日触雷(スマトラ島北岸)。
  • 第10号:1943年4月9日竣工(佐賀/舞鶴)。1944年3月18日米艦艇の砲撃、米軍機の爆撃(ウエワク沖)。
  • 第11号:1943年3月12日竣工(四国/呉)。終戦時香港に所在、1948年払い下げ「第一舞鶴丸」となる。
  • 第12号:1943年4月6日竣工(自念/佐世保)。1943年8月18日米駆「ニコラス」などの砲撃(ベララベラ島北方)。
  • 第13号:1943年3月12日竣工(福岡/佐世保)。1943年11月1日座礁中に米軍機の攻撃で大破放棄(ショートランド島西方)。
  • 第14号:1943年5月8日竣工(小柳/横須賀)。1944年1月30日米空母機、艦艇の攻撃(マーシャル諸島ミレ島)。
  • 第15号:1943年3月6日竣工(福島/呉)。1944年10月22日座礁中に米空母機の攻撃(フィリピンマエストデカンポ島沖)。
  • 第16号:1943年5月10日竣工(西井/呉)。1944年2月16日米陸軍機の爆撃(カビエン付近)。
  • 第17号:1943年5月10日竣工(強力/呉)。1944年2月18日米陸軍機の爆撃(カビエン付近)。
  • 第18号:1943年4月30日竣工(佐賀/舞鶴)。1944年1月30日米空母機、艦艇の攻撃(マーシャル諸島クェゼリン島)。
  • 第19号:1943年4月24日竣工(三保/横須賀)。1944年1月30日米空母機、艦艇の攻撃(マーシャル諸島ミレ島)。
  • 第20号:1943年4月15日竣工(四国/呉)。1945年7月22日触雷擱座(神戸港)。1947年払い下げ。
  • 第21号:1943年5月5日竣工(福島/呉)。1944年1月30日米空母機、艦艇の攻撃(マーシャル諸島クェゼリン島)。
  • 第22号:1943年6月20日竣工(市川/横須賀)。1944年3月30日米空母機の攻撃(パラオ諸島)。
  • 第23号:1943年6月5日竣工(村上/横須賀)。1944年7月9日ニュージーランド機の爆撃(ラバウル)。
  • 第24号:1943年7月8日竣工(自念/佐世保)。終戦時香港に所在。
  • 第25号:1943年5月14日竣工(米子/舞鶴)。1944年1月31日米空母機の攻撃(マーシャル諸島ナウル島)。
  • 第26号:1943年6月1日竣工(三保/横須賀)。1944年3月30日米空母機の攻撃(パラオ諸島)。
  • 第27号:1943年7月10日竣工(小柳/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「つばめ」、1950年10月28日座礁大破(島根県五十猛村沖)。
  • 第28号:1943年5月26日竣工(佐賀/舞鶴)。1944年1月30日米空母機、艦艇の攻撃(マーシャル諸島ミレ島)。
  • 第29号:1943年8月5日竣工(船矢/横須賀)。1944年2月22日米陸軍機の爆撃(カビエン付近)。
  • 第30号:1943年7月10日竣工(村上/横須賀)。1943年11月4日米軍機の攻撃(ブーゲンビル島キエタ付近)。
  • 第31号:1943年6月10日竣工(四国/呉)。1943年10月16日米陸軍機の爆撃(ニューブリテン島ラムバート岬沖)。
  • 第32号:1943年6月15日竣工(山西/横須賀)。1944年9月24日米空母機の爆撃(ミンダナオ島南方)。
  • 第33号:1943年5月21日竣工(林兼/佐世保)。1944年1月31日米軍機の攻撃(マーシャル諸島ナウル島)。
  • 第34号:1943年8月14日竣工(市川/呉)。1944年2月19日米陸軍機の爆撃(カビエン南方)。
  • 第35号:1943年8月17日竣工(山西/横須賀)。終戦時トラックに所在(推定)。
  • 第36号:1943年8月5日竣工(西井/呉)。終戦時スラバヤに所在。1946年8月3日シンガポールで英軍に引き渡し。
  • 第37号:1943年8月5日竣工(強力/呉)。1945年7月5日米潜「リザードフィッシュ」(バリ島南西)。
  • 第38号:1943年6月28日竣工(林兼/佐世保)。1944年4月30日米空母機の攻撃(トラック島付近)。
  • 第39号:1943年7月24日竣工(福岡/佐世保)。1944年9月21日米空母機の攻撃(シブヤン海東方)。
  • 第40号:1943年8月20日竣工(福島/呉)。1944年1月22日米陸軍機の攻撃(アドミラルティ諸島マヌス島北方)。
  • 第41号:1943年7月15日竣工(四国/呉)。終戦時スラバヤに所在。1946年8月3日シンガポールで英軍に引き渡し。
  • 第42号:1943年8月27日竣工(自念/佐世保)。1945年6月23日米潜「ハードヘッド」(ジャワ海)。
  • 第43号:1943年8月24日竣工(三保/横須賀)。1944年2月15日雑役船に編入「公称第1648号」、終戦時横須賀に所在、1947年まで使用。
  • 第44号:1943年9月15日竣工(小柳/横須賀)。1944年2月15日雑役船に編入「公称第1649号」、終戦時横須賀に所在、1946年火災沈没。
  • 第45号:1943年10月5日竣工(市川/呉)。終戦時シンガポールに所在。1946年7月末英軍に引き渡し、売却。
  • 第46号:1943年7月20日竣工(佐賀/舞鶴)。1944年4月4日米空母機の攻撃(ウェーク島)。
  • 第47号:1943年9月22日竣工(米子/舞鶴)。1944年3月20日米陸軍機の爆撃(ニューギニア島ホーランディア東方)。
  • 第48号:1943年9月30日竣工(福島/呉)。1944年2月21日米陸軍機の爆撃(アドミラルティ島ニューハノーバー西端)。
  • 第49号:1943年10月20日竣工(船矢/横須賀)。終戦時新潟に所在。1945年8月23日触雷沈没(新潟港灯台沖)。
  • 第50号:1943年8月9日竣工(四国/呉)。1945年7月9日米潜「ブルーフィッシュ」(シンガポール北東)。
  • 第51号(II):1943年8月4日竣工(林兼/佐世保)。1944年6月13日米空母機の爆撃(マリアナ諸島)。
  • 第52号(II):1943年10月19日竣工(自念/佐世保)。1944年10月25日米軍機の爆撃(パラオ諸島)。
  • 第53号(II):1943年10月5日竣工(西井/呉)。1944年3月30日米空母機の攻撃(パラオ)。
  • 第54号:1943年10月5日竣工(強力/呉)。1944年6月17日米空母機の爆撃(マリアナ諸島ロタ島)。
  • 第55号:1943年11月15日竣工(市川/呉)。終戦時シンガポールに所在。1946年7月末英軍が接収、後売却。
  • 第56号:1943年10月15日竣工(福岡/佐世保)。1944年6月17日米空母機の爆撃(マリアナ諸島ロタ島)。
  • 第57号:1943年10月30日竣工(三保/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「かわせみ」、1956年7月5日除籍。
  • 第58号:1943年11月16日竣工(小柳/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「うずら」、1960年1月16日除籍。
  • 第59号:1943年8月28日竣工(四国/呉)。1945年7月米潜水艦(シンガポール沖)。
  • 第60号:1943年10月18日竣工(山西/横須賀)。終戦時下関に所在。1945年9月台風で浸水擱座、1948年解体。
  • 第61号:1943年9月11日竣工(佐賀/舞鶴)。終戦時シンガポールに所在。1946年7月末英軍が接収、後売却。
  • 第62号:1943年8月27日竣工(林兼/佐世保)。1944年3月20日米陸軍機の爆撃(ニューギニア島ホーランディア東方)。
  • 第63号:1943年12月25日竣工(自念/佐世保)。1945年6月10日衝突沈没(朝鮮半島木浦西方)。
  • 第64号:1943年11月20日竣工(山西/横須賀)。1945年1月6日米軍機の爆撃(仏印プロコンドル島沖)。
  • 第65号:1943年12月4日竣工(四国/呉)。終戦時大湊に所在。1945年12月14日擱座破壊(青森県三沢海岸)、1948年青森県に払下げ。
  • 第66号:1943年10月24日竣工(林兼/佐世保)。1945年8月7日米陸軍機の爆撃(トラック島付近)。
  • 第67号:1943年12月27日竣工(福島/呉)。終戦時海南島楡林に所在。
  • 第68号:1943年12月9日竣工(三保/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「かもめ」、1957年1月31日除籍。
  • 第69号:1943年12月30日竣工(市川/呉)。終戦時で行動不能、1948年解体。
  • 第70号:1943年9月30日竣工(四国/呉)。終戦時ペナンに所在。
  • 第71号:1943年10月30日竣工(佐賀/舞鶴)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「ほおじろ」、1963年12月25日除籍。
  • 第72号:1943年12月20日竣工(西井/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS07号」朝鮮戦争で掃海に従事、後に「うみつばめ」と命名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1961年「掃海雑船22号」、1964年3月31日除籍。
  • 第73号:1943年12月22日竣工(強力/呉)。1945年6月26日米駆逐艦「ビアーズ」他の砲撃(千島列島温弥右丹島南方)。
  • 第74号:1943年11月17日竣工(林兼/佐世保)。終戦時基隆に所在。
  • 第75号:1944年2月8日竣工(福岡/佐世保)。終戦時基隆に所在。
  • 第76号:1944年1月29日竣工(福島/呉)。1944年12月11日米潜水艦「シーオウル」(対馬海峡)。
  • 第77号:1943年12月20日竣工(小柳/横須賀)。1944年8月28日米陸軍機の爆撃(千島列島幌筵島沖)。
  • 第78号:1943年10月15日竣工(四国/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「おおとり」>保安庁警備隊(海上自衛隊)、1956年特務艇「特務7号」>1960年「特務雑船27号」、1961年5月1日除籍。
  • 第79号:1944年2月26日竣工(市川/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS08号」朝鮮戦争で掃海に従事、後に「ゆうひばり」と改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年4月1日除籍。
  • 第80号:1943年12月15日竣工(佐賀/舞鶴)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「せきれい」、1963年12月16日除籍。
  • 第81号:1944年1月11日竣工(船矢/横須賀)。戦後掃海艦指定、1947年2月21日火災、座礁(石川県羽昨郡)、1948年解体。
  • 第82号:1943年12月22日竣工(村上/横須賀)。1944年10月22日米軍機の爆撃(フィリピン・バラバック島)。
  • 第83号:1943年12月22日竣工(林兼/佐世保)。終戦時馬公に所在。
  • 第84号:1944年1月19日竣工(三保/横須賀)。1944年11月12日米軍機の爆撃(ボルネオ島サバン沖)。
  • 第85号:1944年3月23日竣工(米子/舞鶴)。1945年7月8日米潜の雷撃(済州島から麗水の間)。
  • 第86号:1943年12月20日竣工(山西/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS09号」朝鮮戦争で掃海に従事、後に「はやたか」と命名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇「特務3号」、1960年「特務雑船26号」、1962年3月31日除籍。
  • 第87号:1944年2月13日竣工(林兼/佐世保)。1944年10月12日米空母機の攻撃(台湾東港付近)。
  • 第88号:1944年2月25日竣工(村上/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS10号」朝鮮戦争で掃海に従事、後に「ゆうかり」と命名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1961年特務艇「特務4号」、1962年3月31日除籍。
  • 第89号:1943年11月5日竣工(四国/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>1948年鹿児島水産専門学校に払い下げ。
  • 第90号:1944年2月12日竣工(自念/佐世保)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS11号」後に「はくおう」と命名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇「特務4号」、1957年3月31日除籍。
  • 第91号:1944年3月13日竣工(船矢/横須賀)。1945年1月25日米潜の雷撃(佐多岬沖)。
  • 第92号:1944年1月27日竣工(山西/横須賀)。1944年10月4日座礁放棄(ルソン島サブタン水道入口)。
  • 第93号:1944年3月1日竣工(福島/呉)。戦後掃海艦指定>海上保安庁掃海船「MS12号」朝鮮戦争で掃海に従事、後に「みやこどり」と命名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇「特務5号」、1957年「特務雑船7号」、1958年6月1日除籍。
  • 第94号:1944年3月9日竣工(小柳/横須賀)。1944年7月24日座礁、後に台風で沈没(ルソン島サブタン水道入口)。
  • 第95号:1944年3月29日竣工(三保/横須賀)。1944年10月18日米空母機の攻撃(高雄)。
  • 第96号:1944年3月10日竣工(市川/呉)。終戦時馬公に所在。
  • 第97号:1944年2月10日竣工(西井/呉)。1945年4月19日米潜「セネット」(紀伊水道)。
  • 第98号:1944年2月20日竣工(強力/呉)。1945年7月24日米空母機の攻撃(大阪)。
  • 第99号:1944年3月11日竣工(林兼/佐世保)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS13号」朝鮮戦争で掃海に従事、後に「いわつばめ」と命名>保安庁警備隊(海上自衛隊)、1961年「掃海雑船23号」、1963年3月31日除籍。
  • 第100号:1944年2月10日竣工(佐賀/舞鶴)。終戦時鎮海に所在。
  • 第151号:1944年3月14日竣工(山西/横須賀)。1945年4月15日座礁放棄(澎湖島南東)。
  • 第152号:1944年2月10日竣工(四国/呉)。1944年末台湾沖で喪失。
  • 第153号:1944年4月19日竣工(佐賀/舞鶴)。1945年7月6日触雷擱座(新潟港灯台沖)、1947年払い下げ。
  • 第154号:1944年4月24日竣工(福岡/佐世保)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「うぐいす」、1960年12月24日除籍。
  • 第155号:1944年4月25日竣工(山西/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「しぎ」、1956年5月31日除籍。
  • 第156号:1944年3月31日竣工(四国/呉)。1945年3月29日米陸軍機の爆撃(高雄北方)。
  • 第157号:1944年4月20日竣工(福島/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「あおさぎ」、1962年2月10日除籍。
  • 第158号:1944年4月24日竣工(自念/佐世保)。戦後掃海艦指定>運輸省、函館水産専門学校に払い下げ。
  • 第159号:1944年5月17日竣工(西井/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「ひなづる」、1963年1月25日除籍。
  • 第160号:1944年5月3日竣工(林兼/佐世保)。終戦時下関に所在。1945年9月18日台風により座礁着底、1948年払い下げ。
  • 第161号:1944年7月3日竣工(強力/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「こたか」、1954年台風で大破(名古屋)。
  • 第162号:1944年5月26日竣工(佐賀/舞鶴)。戦後掃海艦指定>運輸省、1948年払い下げ。
  • 第163号:1944年6月23日竣工(山西/横須賀)。1945年1月4日米空母機の爆撃で擱座(台湾海峡海口沖)。
  • 第164号:1944年6月22日竣工(市川/横須賀)。終戦時下関で小破。戦後掃海艦指定>運輸省、1948年舞鶴汽船に払い下げ。
  • 第165号:1944年4月25日竣工(四国/呉)。1944年9月11日米潜水艦「アルバコア」(深島沖)。
  • 第166号:1944年6月10日竣工(福島/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「はと」、1963年2月5日除籍。
  • 第167号:1944年6月13日竣工(林兼/佐世保)。1945年8月15日触雷沈没(広島県猫瀬戸)。
  • 第168号:1944年7月6日竣工(米子/舞鶴)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS57号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「にしきどり」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇「特務6号」、1957年3月31日除籍。
  • 第169号:1944年5月31日竣工(自念/佐世保)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「やませみ」、1954年台風で大破。
  • 第170号:1944年5月5日竣工(三保/横須賀)。終戦時多度津で行動不能、1948年払い下げ。
  • 第171号:1944年5月11日竣工(小柳/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS01号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「ちよづる」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1961年「特務雑船28号」、1962年3月31日除籍。
  • 第172号:1944年6月15日竣工(佐賀/舞鶴)。1945年5月26日触雷沈没(伏木港灯台付近)、1948年解体。
  • 第173号:1944年5月30日竣工(福岡/佐世保)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「しらたか」、1959年2月28日除籍。
  • 第174号:1944年6月22日竣工(西井/横須賀)。戦後掃海艦指定、1946年9月1日火災沈没(大竹)、1948年解体。
  • 第175号:1944年8月9日竣工(山西/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「かささぎ」、1959年2月10日除籍。
  • 第176号:1944年8月9日竣工(市川/横須賀)。1945年1月4日米空母機の爆撃(台湾海峡海口沖)。
  • 第177号:1944年5月18日竣工(四国/呉)。終戦時高雄に所在。
  • 第178号:1944年7月7日竣工(福島/呉)。1945年8月から11月触雷中破(関門海峡)。1948年払い下げ。
  • 第179号:1944年5月30日竣工(林兼/佐世保)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「やまがら」、1961年1月24日除籍。
  • 第180号:1944年7月17日竣工(村上/横須賀)。1946年3月25日から26日火災沈没(大阪港)、1948年解体。
  • 第181号:1944年6月15日竣工(船矢/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「ひばり」、1962年2月20日除籍。
  • 第182号:1944年7月3日竣工(強力/横須賀)。1945年7月30日米空母機の攻撃で大破(伊東)、終戦時横須賀で航行不能、1948年東京都に払い下げ。
  • 第183号:1944年7月3日竣工(三保/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「べにづる」、1954年6月15日除籍。
  • 第184号:1944年7月14日竣工(佐賀/舞鶴)。戦後掃海艦指定、1948年払い下げ。
  • 第185号:1944年9月3日竣工(山西/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「はやぶさ」、1956年12月1日除籍。
  • 第186号:1944年9月4日竣工(市川/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「はつかり」、1959年台風で大破。
  • 第187号:1944年6月3日竣工(四国/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「やまどり」、1958年2月28日除籍。
  • 第188号:1944年7月10日竣工(徳島/呉)。1945年7月2日触雷沈没(関門海峡)。
  • 第189号:1944年7月31日竣工(林兼/佐世保)。1945年3月29日米陸軍機の爆撃(高雄北方)。
  • 第190号:1944年7月25日竣工(自念/佐世保)。終戦時高雄に所在。
  • 第191号:1944年7月28日竣工(福岡/佐世保)。終戦時香港に所在。
  • 第192号:1944年6月30日竣工(小柳/横須賀)。1945年3月29日米陸軍機の爆撃(高雄北方)。
  • 第193号:1944年8月20日竣工(西井/横須賀)。終戦時大湊に所在、掃海作業中に浸水着底、1947年浮揚後払い下げ、漁船に改造。
  • 第194号:1944年8月21日竣工(三保/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「みずどり」、1953年4月1日除籍。
  • 第195号:1944年8月18日竣工(佐賀/舞鶴)。1945年6月6日触雷沈没(七尾湾)、1947年払い下げ。
  • 第196号:1944年10月15日竣工(山西/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「わかたか」>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇「特務8号」、1961年「特務雑船31号」、1964年3月31日除籍。
  • 第197号:1944年10月14日竣工(市川/横須賀)。1945年6月18日触雷沈没(関門海峡)。
  • 第198号:1944年6月26日竣工(四国/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「わかさぎ」、1963年12月16日除籍。
  • 第199号:1944年8月17日竣工(福島/呉)。1945年4月(推定)触雷沈没(関門海峡)、1948年解体。
  • 第200号:1944年7月25日竣工(林兼/佐世保)。1945年3月29日米空母機の攻撃(佐多岬西方)。
  • 第201号:1944年9月1日竣工(林兼/佐世保)。1946年2月24日座礁(済州島南端)、現地で払い下げ。
  • 第202号:1944年9月1日竣工(村上/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS14号」、朝鮮戦争で掃海任務、1950年10月17日触雷沈没(朝鮮半島永興湾)。
  • 第203号:1944年10月14日竣工(船矢/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「ひよどり」>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1965年3月31日除籍。
  • 第204号:1944年9月18日竣工(米子/舞鶴)。終戦時廈門に所在。
  • 第205号:1944年9月30日竣工(自念/佐世保)。1945年3月29日米空母機の攻撃(口之永良部島湾)。
  • 第206号:1944年8月25日竣工(強力/横須賀)。1945年6月26日米駆逐艦の砲撃(千島列島温弥右丹島南方)。
  • 第207号:1944年8月17日竣工(福岡/佐世保)。終戦時佐世保に所在、1946年解体。
  • 第208号:1944年10月6日竣工(三保/横須賀)。1945年8月から11月触雷中破(関門海峡)、その後浸水沈没。1948年払い下げ。
  • 第209号:1944年7月28日竣工(小柳/横須賀)。1945年6月26日米駆逐艦の砲撃で大破(千島列島温弥右丹島南方)。
  • 第210号:1944年8月29日竣工(佐賀/舞鶴)。1945年5月5日爆撃(広東省媽宮)。
  • 第211号:1944年9月20日竣工(西井/横須賀)。1945年7月18日米空母機の攻撃で擱座(横須賀)。
  • 第212号:1944年10月25日竣工(山西/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省、1948年払い下げ。
  • 第213号:1944年11月28日竣工(市川/横須賀)。終戦時横須賀で航行不能。1948年払い下げ。
  • 第214号(I):未成(四国/呉)。竣工前に樺太庁へ譲渡。
  • 第214号(II):1944年12月8日竣工(四国/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS15号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「はやとり」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1965年3月31日除籍。
  • 第215号:1944年8月15日竣工(徳島/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS16号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「ともづる」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1962年3月31日除籍。
  • 第216号:1944年9月13日竣工(林兼/佐世保)。1945年1月9日米空母機の爆撃で大破着底(台湾新竹南西方)。
  • 第217号:1944年12月6日竣工(三保/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「つぐみ」、1961年1月24日除籍。
  • 第218号:1944年11月25日竣工(佐賀/舞鶴)。戦後掃海艦指定、1948年払い下げ。
  • 第219号:1944年11月9日竣工(山西/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「しらさぎ」>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇「特務9号」、1957年「特務雑船8号」、1962年3月31日除籍。
  • 第220号:1944年12月28日竣工(市川/横須賀)。終戦時上海に所在。1945年国府が接収「カオミン(Kaoming)」と命名、1949年中共所属、1971年頃除籍。
  • 第221号:1944年8月28日竣工(四国/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS02号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「よしきり」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1961年「掃海雑船29号」、1962年3月31日除籍。
  • 第222号:1944年11月1日竣工(福島/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS03号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「はつたか」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1965年3月31日除籍。
  • 第223号:1944年11月25日竣工(自念/佐世保)。終戦時基隆に所在、1945年国府が接収「クァンクオ(Kuangkuo)」と命名、1949年中共所属、1971年頃除籍。
  • 第224号:1944年10月5日竣工(福岡/佐世保)。1945年3月5日米空母機の攻撃(馬公付近)。
  • 第225号:1944年8月31日竣工(小柳/横須賀)。1945年7月18日米空母機の爆撃(横須賀)。1948年解体。
  • 第226号:1944年11月14日竣工(強力/横須賀)。1945年7月24日触雷により中破、航行不能(徳山)、1948年払い下げ。
  • 第227号:1944年10月24日竣工(西井/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「おしどり」、1956年1月31日除籍。
  • 第228号:1944年9月21日竣工(林兼/佐世保)。終戦時佐世保に所在、1945年9月18日台風で浸水沈没、1948年払い下げ。
  • 第229号:1945年1月11日竣工(三保/横須賀)。終戦時呉に小破で所在。
  • 第230号:1944年10月25日竣工(佐賀/舞鶴)。1945年6月5日「あずさ丸」と衝突沈没(朝鮮半島摂島南方)。
  • 第231号:1944年12月7日竣工(山西/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS17号」、後に「しらとり」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1962年3月31日除籍。
  • 第232号:1944年12月31日竣工(西井/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「おおたか」>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇特務10号、1957年3月31日除籍。
  • 第233号:1944年11月10日竣工(四国/呉)。1945年3月31日米空母機の攻撃(天草諸島下島西方)。
  • 第234号:1944年11月1日竣工(福島/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省、1948年払い下げ。
  • 第235号:1944年9月18日竣工(林兼/佐世保)。終戦時香港に所在。
  • 第236号:1944年10月26日竣工(村上/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「こまどり」、1953年12月31日除籍。
  • 第237号:1945年1月15日竣工(船矢/横須賀)。1945年6月11日米陸軍機の爆撃(伊良湖岬東方)。
  • 第238号:1944年11月25日竣工(米子/舞鶴)。終戦時基隆に所在。
  • 第239号:1945年1月12日竣工(自念/佐世保)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「かり」、1953年12月31日除籍。
  • 第240号:1945年1月9日竣工(小柳/横須賀)。終戦時上海に所在、国府が接収。
  • 第241号:1944年10月22日竣工(小柳/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS04号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「ふるたか」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇「特務1号」、1960年「特務雑船25号」、1962年3月31日除籍。
  • 第242号:1944年12月19日竣工(佐賀/舞鶴)。戦後掃海艦指定、1948年払い下げ。
  • 第243号:1944年11月1日竣工(福岡/佐世保)。終戦時基隆に所在。
  • 第244号:1944年12月1日竣工(西井/横須賀)。1945年5月20日米空母機の爆撃(沖縄南方)。
  • 第245号:1944年11月5日竣工(強力/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁巡視船「まなづる」、1962年2月20日除籍。
  • 第246号:1945年1月22日竣工(村上/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS05号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「やまばと」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1956年特務艇「特務2号」、1957年「特務雑船6号」、1958年6月1日除籍。
  • 第247号:1944年12月11日竣工(強力/横須賀)。戦後掃海艦指定>運輸省、1948年払い下げ。
  • 第248号:1944年11月11日竣工(四国/呉)。1946年1月25日触雷沈没(壱岐水道)。
  • 第249号:1944年11月14日竣工(福島/呉)。戦後掃海艦指定>運輸省>海上保安庁掃海船「MS06号」、朝鮮戦争で掃海任務、後に「かもづる」に改名>保安庁警備隊(海上自衛隊)掃海艇、1962年3月31日除籍。
  • 第250号:1944年10月6日竣工(林兼/佐世保)。戦後掃海艦指定、1948年払い下げ。

参考文献[編集]

  • 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第13巻 小艦艇I』(光人社、1990年) ISBN 4-7698-0463-6
  • 日本造船学会『昭和造船史 第1巻』第3刷(原書房、1981年)ISBN 4-562-00302-2
  • 世界の艦船 増刊第45集 日本海軍護衛艦艇史』海人社、1996年2月号増刊、第507集。

脚注[編集]

  1. ^ 『世界の艦船 日本海軍護衛艦艇史』によると後期の艇が13mmもしくは25mm機銃1挺に増強。
  2. ^ 『世界の艦船 日本海軍護衛艦艇史』による。『昭和造船史』によると自念組造船鉄工所。
  3. ^ 『世界の艦船 日本海軍護衛艦艇史』による。『昭和造船史』によると徳島造船。
  4. ^ 『世界の艦船 日本海軍護衛艦艇史』による。『昭和造船史』によると船矢造船所。

関連項目[編集]