浦佐駅

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浦佐駅
東口
東口
うらさ - Urasa
所在地 新潟県南魚沼市浦佐719-2
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ウラ
駅構造 高架駅(新幹線)
地上駅(在来線)
ホーム 2面2線(新幹線)
2面4線(在来線)
乗車人員
-統計年度-
1,429人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1923年大正12年)9月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 上越新幹線
キロ程 198.6km(大宮起点)
東京から228.9km
越後湯沢 (29.7km)
(41.7km) 長岡
所属路線 上越線
キロ程 123.9km(高崎起点)
五日町 (5.5km)
(3.1km) 八色
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
西口
みどりの窓口、券売機は改札口付近に集約されている

浦佐駅(うらさえき)は、新潟県南魚沼市浦佐にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

概要[編集]

南魚沼市大和地区(旧大和町)の中心駅で、魚沼地域の中心地である南魚沼市六日町地区(旧六日町)と魚沼市小出地区(旧小出町)のほぼ中間点に位置している。

冬はスキー客、夏は奥只見湖および尾瀬方面への新潟県側の玄関口として、小出駅とともに旅行客にも利用されている。

乗り入れ路線[編集]

上越新幹線と、在来線の上越線の接続駅となっている。

歴史[編集]

新幹線駅設置の経緯[編集]

浦佐駅を中心とする大和地区は今でこそ南魚沼市の文教地区となりつつあるが、上越新幹線建設決定当時の大和町は前述のように、当時の六日町と小出町のほぼ中間点にあり、夏季と冬季の行楽シーズンを除けば人の出入りは少なく、新幹線の駅が浦佐に設けられることが決まった際には、六日町・小出町両町から異議の声が上がった。

これに関しては「何らかの政治的な意図が働いていた」とする「政治駅」説と「六日町は越後湯沢に近過ぎるため駅設置が難しく、小出に設けるとルートが大回りになる上、小出駅の構内が狭隘で新幹線ホームが設けられない」という、地理や線形の問題が背景にあったとする説など諸説ある。詳細は鉄道と政治#上越新幹線と浦佐駅を参照のこと(新幹線関連の政治駅といわれることがあるものは他に岐阜羽島駅筑後船小屋駅がある)。

新潟県内にある他の上越新幹線沿線4駅は中心市街地もしくは市街地に程近い地点に所在するため、駅周辺では大型ショッピングセンターやホテル、飲食店などといった商業施設の建設が進んだほか、マンションやアパートが建設されるなど住宅地化も進んでおり、いずれも開通以降に都市基盤の整備や都市機能の集積が進捗している。その一方で浦佐駅は上越新幹線の駅の中で最も利用者が少なく、加えて駅周辺の都市化も余り進捗していないことから、そうした点が話題になることがある。

但し浦佐駅周辺は前掲のように、既に都市機能が集積している魚沼地域の中心地2地区の中間点という立地条件の下にある。また駅自体に関しても元々設けられていれた出入口は旧市街に面する現在の西口側であり、東口側は国道17号の現ルート開通以降に都市開発が本格化した地域である。加えて同国道のすぐ東側には魚野川が流れているため、都市開発を行う余地が少ないなどの条件から、大和地区に所在する主な公共施設は、東口から約500m東進した浦佐大橋の東詰側に集中して立地している。

只見線の乗り入れについて[編集]

過去には小出駅から只見線が延長運行し乗り入れていた時期もあったが[注 1]、現在は定期列車の乗り入れは行われておらず、不定期で臨時列車(団体専用列車等)が乗り入れるのみとなっている。近年、魚沼市と福島県只見町の一部議員が観光客誘致や利便性向上を目的として、連名でJR東日本などに対し常時乗り入れを要望しているが、実現には至っていない。

駅構造[編集]

高架部3階にある新幹線ホームは、通過本線を挟んで相対式ホーム2面2線が設けられている。地平部にある在来線ホームは、島式ホーム2面4線が設けられている。

直営駅駅長配置)であり、管理駅として上越線の五日町駅 - 北堀之内駅間の各駅および只見線大白川駅 - 藪神駅間の各駅を管理している。

駅機能は2階に設けられている。新幹線改札口には自動改札機が2通路設置されており、モバイルSuica特急券が利用できる。在来線改札口は有人改札でSuica等のICカードは利用できない。改札口周辺にはみどりの窓口(営業時間6時20分 - 22時40分)、指定席券売機(1台)、自動券売機(タッチパネル式3台、Suica等のICカードは利用不可)の他、待合室、コンビニエンスストアNEWDAYS)、コインロッカー等がある。駅舎西口1階には団体待合室がある。

かつては駅弁販売店・立ち食いそば店があった(後述)。

自動体外式除細動器(AED)が設置されている。東口駅前広場にはバスターミナルタクシープールの他、屋根付きの田中角栄の銅像が建っている。西口駅前広場にはタクシープール、喫茶店等がある。

のりば[編集]

在来線
1 上越線 (下り) 小出小千谷長岡方面
2・3 上越線   臨時ホーム
4 上越線 (上り) 六日町越後湯沢水上高崎方面
新幹線
11 上越新幹線 (下り) 長岡・新潟方面
12 上越新幹線 (上り) 越後湯沢・高崎東京方面

在来線ホームの、当駅に停車する定期列車は上下ともに外側の1番線・4番線を使用している。

駅弁[編集]

2014年10月現在、当駅では駅弁は販売されていない。

新幹線開業から2013年3月末までは長岡駅で構内営業を行う池田屋が、駅舎2階の立ち食いそば店を兼ねた売店で駅弁を販売していた。なおメニューはかけそばや山菜そば、天ぷらそば等のそば類とラーメンでうどん類は無かった。夏期はざるそばやざる中華が提供されていた。なお、そば店は2013年3月末を以って閉店し、駅弁の販売も終了した。

販売されていた主な駅弁は下記の通り[1]

  • とりそぼろ弁当
  • 火焔釜めし
  • 牛めし

利用状況[編集]

2013年度(平成25年度)の1日平均乗車人員は1,429人である。近年の推移は以下のとおり。

東口側から約500m東側の地区には文教施設が集積している。このうち新潟県立国際情報高等学校は、1992年(平成4年)の開校当初から全県一区制による生徒募集を行っており、中越地方北部や下越地方に在住しながら長岡駅燕三条駅新潟駅から新幹線を利用して通学する生徒が見られる。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 1,515
2001 1,514
2002 1,527
2003 1,504
2004 1,364
2005 1,401
2006 1,360
2007 1,327
2008 1,312
2009 1,275
2010 1,311
2011 1,319
2012 1,397
2013 1,429

駅周辺[編集]

東口側[編集]

ゆきぐに大和病院の隣接地で建設が進められており、2015年(平成27年)6月の開院を予定している。

西口側[編集]

  • 大和郵便局
  • 北越銀行 大和支店
  • 浦佐スキー場
    1958年(昭和33年)開業。2010 - 2011年シーズンを最後に営業を終了し閉鎖された。
  • 普光寺
    「浦佐毘沙門堂」の別名でも知られ、毎年3月3日には日本三大奇祭の一つとされる「裸押合大祭」が行われる。

バス[編集]

当駅の東口・西口双方の駅前広場にはバス停留所が設けられ、越後交通グループの南越後観光バスが運行する路線バスが発着している。

浦佐駅東口
  • 五日町駅・野田経由 六日町駅前
  • 山崎新田・干溝経由 小出駅前
    平日1往復、土曜・休日の浦佐駅発1便のみ、ゆきぐに大和病院を経由する。
  • 【特急】シルバーライン経由 奥只見ダム
  • 【急行】シルバーライン・銀山平経由 奥只見ダム
    奥只見ダム行きの便は各1日1本(復路は急行3本)、6月1日から11月3日まで運行。
    6月から10月中旬までの間は奥只見ダムから定期船、尾瀬口船着場から会津乗合自動車の予約バスを乗り継げば、尾瀬への登山口となる沼山峠へのアクセスが可能。
    浦佐駅 - 奥只見ダム間は定期路線バスだが、ダム以遠の定期船および予約バスは利用日7日前まで(10名以上の団体は10日前まで)に魚沼市観光協会への事前申し込みが必要となる。
浦佐駅西口
  • 小出駅前経由 羽根川
  • 【急行】五日町経由 八海山スキー場
    年末年始と八海山スキー場営業期間中の土曜・日曜・祝日のみ1便運行

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
上越新幹線
越後湯沢駅 - 浦佐駅 - 長岡駅
上越線
五日町駅 - 浦佐駅 - 八色駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 乗り入れていた期間については、只見線#冬季運休急行「奥只見」を参照のこと。

出典[編集]

  1. ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)572ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 浦佐駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道