東急多摩川線

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東急多摩川線
東急多摩川線で運用されている7000系(2008年2月16日、多摩川 - 沼部間)
東急多摩川線で運用されている7000系
(2008年2月16日、多摩川 - 沼部間)
路線総延長 5.6 km
軌間 1067 mm
電圧 1500 V (直流)
最高速度 80 km/h
駅・施設・接続路線
tBS2cru
tBS2cru + tBS2rg
tBS2cru + tBS2rg
tBS2cru
tBS2rg + tBS2lg
tBS2rg + tBS2lg
tBS2rg
tBS2clu
東横線目黒線
TUNNELe TUNNELe TUNNELe
hSTR TUNNELa hSTR
BHF-ELEV + HUB84
BHF-ELEV + HUB84
BHF-ELEV
tBHF + HUB25
tBHF + HUB25
tBHF
BHF-ELEV + HUB82
BHF-ELEV + HUB82
BHF-ELEV
0.0 多摩川駅
STRrf-ELEV tSTR hSTR
東横線
hSTRq tKRZh STRrf-ELEV
目黒線
TUNNELe
BHF
0.9 沼部駅
KRZu
東海道新幹線
KRZu
横須賀線
BHF
2.0 鵜の木駅
BHF
2.6 下丸子駅
BHF
3.4 武蔵新田駅
BHF
4.3 矢口渡駅
STR STRrg
池上線
ELEVa ELEVa
KBFe-ELEV KBFe-ELEV
5.6 蒲田駅
BHFq leer
京浜東北線
蒲田駅では多摩川線(左)と池上線(右)が接続する。多摩川線は多摩川に沿って北西に向かう。

東急多摩川線(とうきゅうたまがわせん)は、多摩川駅蒲田駅とを結ぶ東京急行電鉄が運営する鉄道路線。全線が東京都大田区内にある。

かつての目蒲線の一部であった。同線の目黒側が目黒線として2000年9月26日より営団(当時)南北線都営三田線相互直通運転を行うため、これに先立つ同年8月6日に目蒲線の路線系統再編が行われ、多摩川 - 蒲田間が分離・区間運転化されて成立した。

なお、東急がかつて運営していた玉川線(いわゆる玉電)とは異なる路線である。

目次

[編集] 名称について

この路線は、単に「多摩川線」ではなく「東急」を含めた「東急多摩川線」が届出上の正式な路線名称であり、車内の自動放送や路線図などでもこのように呼ばれている。これは、名称設定時にすでに都内に存在していた西武多摩川線(こちらは多摩川線が正式名称)との混同を防ぐためである。また、同じ読み方である「玉川線」および「新玉川線」という名称がかつて東急に存在しており、それを区別するためとも言われている。

なお、新玉川線は2000年8月6日に東急多摩川線の成立と同時に田園都市線に編入されたが、これは運行形態と路線名を統一するという目的のほかに、当路線との混同を防ぐためでもある。

[編集] 路線データ

  • 路線距離:5.6km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:7駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式

[編集] 車両・設備

東急多摩川線の列車種別各駅停車のみで、池上線と共通の18m車3両編成で運行される。基本は多摩川 - 蒲田間の折り返し運行であるが、一部に蒲田駅を介して池上線と直通する電車がある。これは東急多摩川線に独自の車両基地がなく、全列車に池上線雪が谷大塚駅にある雪が谷検車区に所属する車両が用いられているため、車両の入出庫に伴う運用としてのものである。

多摩川駅と蒲田駅を除くすべての駅において上下線ホーム間の構内移動ができないことが特徴である。

ホームセンサー方式のワンマン運転を行っている。転落や車両との接触を防止するため、ホームには安全柵が設けられている。

なお、目蒲線時代には奥沢駅に所在した雪が谷検車区奥沢班に配置されていた4両編成で運行されていたため、踏切に挟まれてホームが3両分のみだった鵜の木駅を除き、ホームは4両編成分の長さがある。また、同駅では1両をドアカットしていた。


[編集] 使用車両

蒲田駅に停車中の東急多摩川線(1000系)


[編集] 歴史

目蒲線で使用されていたプラットホーム

田園調布開発のために設立された目黒蒲田電鉄が最初に開業した路線の一部で、東京急行電鉄の発祥路線でもある。

※駅の新設・廃止・改称は多摩川 - 蒲田間の駅のみ記す。分割前は東急目蒲線も参照。

  • 1923年大正12年)3月11日 - 目黒線目黒 - 丸子(現在の沼部)間開業。
  • 1923年(大正12年)10月 - 目黒不動前駅を不動前駅に改称。
  • 1923年(大正12年)11月1日 - 丸子 - 蒲田間開業(全通)。目蒲線に改称。
  • 1924年(大正13年)2月29日 - 鵜ノ木駅(現在の鵜の木駅)開業。
  • 1924年(大正13年)5月2日 - 下丸子駅開業。
  • 1924年(大正13年)6月1日 - 丸子駅を武蔵丸子駅に改称。
  • 1925年(大正14年)10月12日 - 矢口(現在の矢口渡) - 蒲田間に本門寺道駅開業。
  • 1926年(大正15年)1月1日 - 多摩川駅を丸子多摩川駅に、武蔵丸子駅を沼部駅に改称。
  • 1930年昭和5年)5月21日 - 矢口駅を矢口渡駅に改称。
  • 1931年(昭和6年)1月1日 - 丸子多摩川駅を多摩川園前駅に改称。
  • 1936年(昭和11年)1月1日 - 本門寺道駅を道塚駅に改称。
  • 1945年(昭和20年)6月1日 - 矢口渡 - 道塚 - 蒲田間休止(1946年廃止)。
  • 1945年(昭和20年)8月14日 - 矢口渡 - 蒲田間の新線開業。
  • 1955年(昭和30年)11月5日 - 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。
  • 1966年(昭和41年)1月20日 - 鵜ノ木駅を鵜の木駅に改称。
  • 1989年(平成元年)3月18日 - 3両編成を4両編成化。なお、池上線は3両編成のまま。
  • 2000年平成12年)8月6日 - 多摩川 - 蒲田間を分離し、東急多摩川線に改称。多摩川園駅を多摩川駅に改称。ワンマン運転開始。池上線との車両共通化で4両編成から3両編成となる。
  • 2005年(平成17年)6月10日 - 日中の平均運転間隔を7分30秒から6分に短縮し増発を行う。
  • 2007年(平成19年)11月3日 - 「古代から未来へ」をテーマに多摩川アートラインプロジェクト アートウィーク2007を開催(11日まで)。
  • 2007年(平成19年)12月25日 - 新型車両7000系(2代)営業運転開始。

[編集] 駅一覧

全駅東京都大田区に所在。

駅名 駅間キロ 累計キロ 接続路線
多摩川駅 - 0.0 東京急行電鉄東横線目黒線
沼部駅 0.9 0.9  
鵜の木駅 1.1 2.0  
下丸子駅 0.6 2.6  
武蔵新田駅 0.8 3.4  
矢口渡駅 0.9 4.3  
蒲田駅 1.3 5.6 東京急行電鉄:池上線
東日本旅客鉄道京浜東北線

[編集] 多摩川アートラインプロジェクト

詳細は「多摩川アートラインプロジェクト」を参照

2007年11月3日から11日まで、「古代から未来へ 10分7駅多摩川線」をテーマに、東急多摩川線の全駅で「多摩川アートラインプロジェクト アートウィーク2007」が展開された。これは、この路線を未来の鉄道とイメージして浅葉克己を始めとする17名の有名アーティストが個性的なアートを繰り広げるものである。これに併せて、同月30日まで7700系7903Fが「レインボートレーン」として運転されていた。

2008年11月2日と3日には、7000系による貸切列車が東急多摩川線で運転され、車内で演劇が行われた。

[編集] エイトライナー・蒲蒲線との関連

エイトライナー構想や蒲蒲線構想では、当路線も組み込まれている。

[編集] 遺失物

東急多摩川線での遺失物は、多摩川 - 鵜の木間では目黒駅、下丸子 - 蒲田間では五反田駅に収集される。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ