日産・ガゼール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日産・ガゼールGazelle )は、日産自動車で生産されていたクーペ乗用車である。

目次

[編集] 概要

1979年、シルビアが3代目(S110型)にフルモデルチェンジしたのと同時に発売開始されたシルビアの姉妹車である。シルビアとは販売会社が分けられ、シルビアが日産サニー店系列の扱いであったのに対して、ガゼールは日産モーター店系列での扱いとなった。

[編集] モデル別解説

[編集] 初代 S110型(1979年-1983年)

日産・ガゼール(S110型)
ダットサン200SX クーペ(北米仕様・前期型)
[[ファイル:|250px]]
[[ファイル:|250px]]
メーカー {{{メーカー}}}
親会社 {{{親会社}}}
製造国 {{{製造国}}}
製造期間
設計統括 {{{設計統括}}}
デザイナー {{{デザイナー}}}
乗車定員 5人
ボディタイプ 2ドアクーペ
3ドアハッチバック
ハイブリッド
エンジン 直列4気筒 2.0/1.8L
モーター
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
最高出力 {{{最高出力}}}
最大トルク {{{最大トルク}}}
変速機 3速AT/5速MT
駆動方式 FR
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:4リンクリジッドコイル
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 4,400mm
全幅 1,680mm
全高 1,310mm
最低地上高 {{{最低地上高}}}
ホイールベース 2,400mm
車両重量 1,105kg
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
総重量 {{{総重量}}}
最大積載量 {{{最大積載量}}}
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
燃費 {{{燃費}}}
ブレーキ 4輪ディスク
データモデル クーペ2000XE-II 5MT(前期型)
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM 日産・シルビア
車台共有車 日産・バイオレット(A10型)
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-
  • 1979年3月、初代ガゼール(S110型)発売開始。

構造はシルビアと共通であるが、販売店の顧客層を考慮し、革巻(シルビアはウレタン)のパーキングブレーキレバーグリップの採用や、ディーラーオプションで用意されたエンジンフードガゼルグラフィックなど、高級感を演出した外観や内装を特徴とし、シルビアに比べ、やや上位の位置づけであった。

外観上の両車の差異は、フロントグリルがシルビアはブロックタイプ(マイナーチェンジ後は格子)、ガゼールは横スリットとなり、リアコンビランプもハードトップは見分け難いものの、ハッチバックは、格子と横基調の違いで比較的判り易い。その他、前述のフェンダーミラーのほか、Bピラーのデザインも異なる。

搭載エンジンはZ18/Z18E型直列4気筒・1800ccおよびZ20E型直列4気筒・2000ccが搭載された。グレードは装備と搭載エンジンから、T-I、T-II/TE-I、TE-II/XE-I、XE-IIの6種類。また、日本初のドライブコンピュータなど先進機器を多く搭載した。

  • 1979年8月 ハッチバック追加及び一部改良。
  • 1980年6月 一部改良。
  • 1981年5月 マイナーチェンジ。Z型エンジンにターボ付を追加、シルビアとの差別化を図るため、フェンターミラーがメッキ仕上げとなる。
  • 1982年4月 R30型スカイラインにも搭載された4バルブ・DOHCのFJ20E型エンジン搭載する「H/T 2000DOHC RS」を追加及び一部改良。シルビア / ガゼールに搭載されたFJ20E型は、吸・排気の取り回しの違いから、スカイラインに搭載されたものとは若干特性が異なる。

1983年からは、生産拠点が日産自動車九州工場に移された。

シルビアと同様、富士グランチャンピオンレーススーパーシルエットに参戦した。

当時放映されていたテレビドラマ『西部警察』では、石原裕次郎演じる木暮課長の専用車として、2000XE-IIをベースに自動車電話付のガゼールのオープンカーが登場した。この劇用車のボンネット・トランクに描かれたグラフィックは、車名の由来となったカモシカの仲間であるガゼルをイメージしたものである。

[編集] 2代目 S12型(1983年-1986年)

日産・ガゼール(S12型)
200SX 3ドア(北米仕様・後期型)
[[ファイル:|250px]]
[[ファイル:|250px]]
メーカー {{{メーカー}}}
親会社 {{{親会社}}}
製造国 {{{製造国}}}
製造期間
設計統括 {{{設計統括}}}
デザイナー {{{デザイナー}}}
乗車定員 5人
ボディタイプ 2ドアクーペ
3ドアハッチバック
ハイブリッド
エンジン 直列4気筒 2.0/1.8L
モーター
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
最高出力 {{{最高出力}}}
最大トルク {{{最大トルク}}}
変速機 4速AT/5速MT
駆動方式 FR
サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
後:セミトレーリングアームコイル
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
全長 4,430mm
全幅 1,660mm
全高 1,330mm
最低地上高 {{{最低地上高}}}
ホイールベース 2,425mm
車両重量 1,170kg
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
総重量 {{{総重量}}}
最大積載量 {{{最大積載量}}}
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
燃費 {{{燃費}}}
ブレーキ F:ディスク
R:ドラム
データモデル クーペ ターボRS-X 5MT
別名 {{{別名}}}
先代
後継
姉妹車/OEM 日産・シルビア
車台共有車
同クラスの車 {{{同クラス}}}
-自動車のスペック表-

1983年3月、シルビアと同時にフルモデルチェンジし、2代目(S12型)が発売開始された。

先代と同様、クーペとハッチバックの2本立てで生産。加えて、ワイパー付フルリトラクタブル・ヘッドライトを採用した。搭載エンジンは先代のZ型に替わり、CA18S型直列4気筒・1800ccキャブレター、CA18E型直列4気筒・1800cc、CA18ET型直列4気筒・1800ccターボ、そして、FJ20ET型直列4気筒・2000ccターボの4機種となった(ガゼールにはFJ20Eは搭載されず)。また、世界初のパワーウーハー、日本初のチルトアップ機構付電動ガラスサンルーフおよびキーレスエントリーなどが採用。

外観上のシルビアとの違いは、フロントグリルやテールランプなどで見分けることができる。 グリルは、シルビアが横長長方形を組み合わせたものに対し、ガゼールはハニカム状のもの。 テールは、クーペ/ハッチバックとも、シルビアが縦型デザインに対し、ガゼールは横型のデザインになっている(S110から継続)。

ボディーカラーでも、シルビア・ガゼールで各々のツートンカラーがあり、その配色でも見分けることができる。

1986年2月、シルビアがマイナーチェンジされCA18DET型DOHCターボエンジンが搭載されるのと同時に車種を統合され、ガゼールは生産終了。事実上の後継車種は180SX

[編集] モータースポーツ活動

  • 富士GCスーパーシルエット

[編集] 車名の由来

アジアアフリカに生息する、カモシカの仲間であるガゼルに由来する。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


他の言語