サンタ・マリア級フリゲート

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サンタ・マリア級フリゲート
Spanish frigate Santa Maria (F 81) 051022-N-4374S-012.jpg
F-81「サンタ・マリア」
艦級概観
艦種 フリゲート
艦名
前級 バレアレス級フリゲート
次級 アルバロ・デ・バサン級フリゲート
性能諸元
排水量 満載:3,969t
全長 137.7m
全幅 14.3m
吃水 7.5m
機関 COGAG方式
LM2500-30ガスタービンエンジン(20,500 hp 2基
非常用旋回式スラスタ(350 hp) 2基
推進器 1軸
最大速力 29.0ノット
航続距離 20ノット/4,200海里
乗員 223名
兵装 76mm(62口径)単装自動砲 1基
メロカ 20mm(120口径)12銃身機関砲 CIWS 1基
M2 12.7mm単装機銃 4基
Mk 13 mod 4 ミサイル単装発射機
スタンダードMR SAM
ハープーン SSM
を発射可能
1基
Mk 32 mod 7 3連装短魚雷発射管 2基
C4I NTDS (TRITAN+リンク 11 / 14)
レーダー SPS-49 対空捜索用
SPS-55 対水上用
ソナー SQS-56 船底装備式
SQR-19 曳航式 (TACTASS)
FCS Mk 92 砲・ミサイルFCS
(SM-1MR, 76ミリ砲用)
Mk 116 水中FCS(短魚雷用)
電子戦
対抗手段
Nettunel ESM装置
Mk 36 SRBOC チャフフレア展開装置
艦載機 SH-60B LAMPSヘリコプター 2機

サンタ・マリア級フリゲート (スペイン語: Fragata Clase Santa María) はスペイン海軍が保有するフリゲートの艦級である。本級はアメリカ海軍が装備するオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートスペイン国内でライセンス生産したものである。

艦形[編集]

本艦の船体形状は艦首と艦尾の乾舷の高い平甲板船体である。

強く鋭角に傾斜したクリッパー・バウから艦首甲板上に主武装の「Mk 13 mod 4 ミサイル発射機」が単装式の発射機で1基、その後方に近代的な箱型艦橋の後方にトラス構造の前部マストが立ち、船体中央部の高所には主砲のオート・メラーラ 7.6cm(62口径)自動砲を単装式の砲塔で中心線上に1基が配置され、その後方に箱型の1本煙突が立つ。、

後部は内部にヘリコプター2機が収容できる格納庫となっており、上部には近接対空火器(CIWS)として国産のメロカ 20mm(120口径)12銃身機関砲が後向きに1基が配置された。後部甲板上はヘリコプター甲板となっている。

機関[編集]

本級の機関はスプルーアンス級駆逐艦と同じLM2500ガスタービンエンジンを使用している。スプルーアンス級がLM2500を4基搭載し2軸推進を行うのに対し、本級ではコストダウンのため2基1軸で使用されている。また抗堪性を持たせるため補助推進装置として艦橋下付近に引き込み式の補助推進機ポッド (各325馬力) 2基を装備し、スクリューまたは舵が破損した場合にはそれによって推進と操舵を行う。このポッドは360度自由旋回できるため、低速時の操舵にも使用できる。

原型となったオリバー・ハザード・ペリー級48番艦「サミュエル・B・ロバーツ」は1988年4月14日、アーネスト・ウィル作戦に従事してペルシャ湾にてタンカーを護衛中に触雷、機関室が浸水して機能を喪失したが、この補助推進によって、バーレーン港に独力で帰還することに成功した事からも本級の生存性の高さが伺える。

同型艦[編集]

外部リンク[編集]