ジョン・L・ホール (フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
USS John L. Hall
艦歴
発注: 1978年1月23日
起工: 1981年1月5日
進水: 1981年7月24日
就役: 1982年6月26日
退役: 2012年3月9日
除籍:
その後:
要目
排水量 基準: 3,225 t
満載: 4,100 t
全長 453 ft (138 m)
全幅 45.4 ft (13.8 m)
吃水 24 ft (7.3 m)
機関 COGAG方式
LM2500-30ガスタービンエンジン (20,500hp) ×2基
可変ピッチプロペラ(5翔)×1軸
非常用旋回式スラスタ(350hp)×2基
最大速 29ノット以上
航続距離 4,500 海里(20ノット巡航時)
乗員 206名(士官13名)
兵装 Mk.75 76mm単装速射砲×1基
Mk.38 25mm単装機銃×2基
Mk.15 20mmCIWS×1基
M2 12.7mm単装機銃×4基
Mk.13 mod.4単装ミサイル発射機×1基
* SM-1MR SAM
* ハープーンSSM を発射可能

※2003年以降撤去
Mk.32 mod.17 3連装短魚雷発射管×2基
艦載機 SH-60B LAMPSヘリコプター×2機
C4ISTAR NTDS (JTDSリンク 11/14)
Mk.92 FCS (SM-1MR, 76mm砲用)
AN/SQQ-89 ASWCS
センサ AN/SPS-49 対空捜索レーダー
AN/SPS-55 対水上捜索レーダー
AN/SQS-56 船底装備ソナー
AN/SQR-19 曳航ソナー
電子戦 AN/SLQ-32(V)5 ESM/ECM装置
Mk.36 デコイ発射装置
モットー: Semper Victores (Always Victorious)

ジョン・L・ホール (英語: USS John L. Hall, FFG-32) は、アメリカ海軍のミサイルフリゲートオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートの24番艦。艦名はジョン・レスリー・ホール提督(1891 - 1978)に因む。

艦歴[編集]

ジョン・L・ホールは1978年1月23日にFY78プログラムの一部としてメイン州バス鉄工所に建造発注され、1981年1月5日に起工する。1981年7月24日に進水し、1982年6月26日に就役した。なお、就役当初はネームシップ同様の短船体として建造されたが、のちに船体延長改修を受け、右記のような諸元を備えるようになった。

2005年8月、ジョン・L・ホールはハリケーン・カトリーナを避け母港のミシシッピ州パスカグーラから姉妹艦のスティーブン・W・グローブス (USS Stephen W. Groves, FFG-29) と共に出港した。パスカグーラ海軍基地はハリケーンによって甚大な被害を受けた。

2005年6月30日時点で、ジョン・L・ホールはデヴィッド・A・ガイスラー艦長の指揮下、第14駆逐戦隊に所属し、ミシシッピ州パスカグーラを母港としていた。

2012年3月9日に退役した。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]