クメール文字

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クメール文字
類型: アブギダ
言語: クメール語ほか
時期: 遅くとも600年頃-現在
親の文字体系:
子の文字体系: タイ文字
ラオ文字
姉妹の文字体系: モン文字
カウィ文字
Unicode範囲: U+1780-U+17F9(クメール文字)
U+19E0-U+19FF(クメール記号)
ISO 15924 コード: Khmr
注意: このページはUnicodeで書かれたIPA音声記号を含む場合があります。

青銅器時代中期 前19–15世紀

メロエ 前3世紀
カナダ先住民 1840年
注音 1913年
完全な系図
ブラーフミー 前6世紀-前3世紀-
北インド系
南インド系

クメール文字(くめーるもじ 、អក្ខរក្រមខេមរភាសា、âkkhârâkrâm khémâraphéasa)はカンボジアの公用語であるクメール語を書くのに使われる文字。東南アジアの文字の中で最も歴史がある。文字が誕生して数百年間はサンスクリットを表記するための文字だった。タケオ州アンコールボレイ(អង្គរបុរី)で見つかった最も古い碑文のクメール文字は西暦611年のものだが、文字自体はもっと古くから使われていたと見られる。またこの文字はカンボジア内の文字を持たなかった少数民族の言語にも用いられた。

クメール文字は表音文字であり、子音文字と母音記号の組み合わせによって表記される。子音が音節内で連続する場合は、2つ目の子音は脚文字とよばれる形で書かれる。クメール文字表記の特徴として、子音文字は二つの種類に分けられ、どちらの子音字が来るかによって母音記号の発音が変わる。母音記号は子音文字の上下左右あるいは子音字をはさむ形で書かれ、母音記号と子音字が組み合わせがまるで一つの文字のように見える。子音字のみのときは、それぞれの子音字固有の母音をつけた発音になる。母音記号が23、子音字が35(ただし内2つはほとんど使用されない)ある。

目次

[編集] 字体

現在日常的に2種類の字体が使用されている。

  • ムール体 全体に装飾付きの丸みがかがった書体で看板や宗教文章などに使用される。
  • チュリエン体 等幅の細線でかかれ、日常の筆記に用いられる(チュリエン体の中で特に各文字がまっすぐに書かれるものをチョー体として区別する場合もある)。

[編集] 符号

クメール文字の符号は固有のユニークなものを使用する。単語と単語の間は区切らず表記されるが、文末に打たれる日本語読点に当たるものは楽譜の8分休符に似ている。ラテン系のものを使用するときもある。

[編集] 数字

クメール文字の数字は算用数字のほかに、次のような固有のものがある。

クメール数字
算用数字 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9


[編集] Unicode

クメール文字はUnicode 3.0以降に以下の通り収録されている。なお環境によっては正しく表示されない。

U+ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F
1780
1790
17A0
17B0  ិ  ី  ឹ  ឺ  ុ  ូ  ួ  ើ
17C0  ំ  ៉  ៊  ់  ៌  ៍  ៎  ៏
17D0  ័  ៑  ្  ៓  ៝
17E0
17F0
19E0
19F0 ᧿

[編集] 関連項目

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