オウム真理教のアニメ
オウム真理教のアニメ(おうむしんりきょうのあにめ)では、オウム真理教が制作したアニメについて解説する。
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[編集] 概要
オウム真理教はアニメ・漫画ファン層への布教を目的として、1991年に「MAT(マンガ・アニメ・チーム)」というスタジオを設ける。オウム出版から漫画を出版するかたわら、『超越世界』と題したOVAも制作した。
『あなたもなれるかも? 未来を開く転輪聖王』(1巻・2巻、オウム出版)などの漫画単行本は、広く販売・配布された。それに比べてアニメの場合は内部関係者・信者向けの意味合いが濃く、一連の事件発覚前にはあまり知られていなかった。
アニメには麻原彰晃の他に、青山吉伸弁護士・上祐史浩・石井久子・飯田エリ子も登場する。麻原の声を演じているのは、麻原自身である。また、麻原がナレーションを務めることもあった。麻原だけでは無く、上祐や飯田も本人役で声を演じている。
『超越世界』のアニメは2バージョン制作されており、主題歌は2バージョンとも「超越神力」である。
[編集] 解説
アニメでの美化された麻原彰晃[注 1]と、実際の麻原とのギャップは、1995年当時マスメディアでも話題になった。
希少性、話題性に価値を見出す好事家も存在し、一部の動画共有サイトに『超越世界』がアップロードされ、ランキングの上位に入るなど話題になることもあるが、作中にサブリミナル効果の恐れがある映像もある。
注意:以降の記述で超越世界に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] 超越世界
麻原彰晃を全面的に押し出した作品。前述の通り、麻原彰晃が美化されて登場している[注 1]。この作品における麻原彰晃は、単なる教団の代表としてだけでは無く、信者及び教団を幸福へと導く救世主かつい超能力者的側面が強い。作中でもそれが濃厚に出ている[1]。
[編集] 物語
[編集] 登場人物
- 麻原彰晃(あさはら しょうこう)
- 声 - 麻原彰晃
- 主人公かつ実在の人物。オウム真理教の設立者であり、尊師。前述の通り作中では救世主かつ超能力者的側面が強く、後述の破戒をした信者に対し、電話で優しく諭す場面が見受けられる。街を歩く姿を信者達に目撃されるが、それは彼の化身であった。
- よしお
- オウム真理教の信者。後述のみち子と共に、不邪淫の戒を破る(破戒)。回想シーンで1カットのみの登場。
- みちこ
- オウム真理教の信者。前述のよしおと共に、不邪淫の戒を破る(破戒)。それが麻原にバレた時は、彼から電話で諭される。
- 信者達
- 麻原曰く「修行をしないでお喋りをしている」、オウム真理教の4人の信者達。オウム真理教の道場で、よしおとみちこが不邪淫の戒を破った事で噂話をしており、それを麻原が異次元から立ち聞きをしていた。
- アーチャリー
- 麻原の娘(三女)。
[編集] 各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 備考 |
|---|---|---|
| これが尊師の超越神力 Part.1 | 浮揚! | 麻原彰晃が初めて空中浮揚をする話を描いたエピソード |
| これが尊師の超越神力 Part.2 | 異次元でのうわさ | 麻原彰晃が異次元でよしおとみちこの破戒を知るエピソード |
| これが尊師の超越神力 Part.3 | 化身の体験 | 麻原彰晃の化身を信者達が街で見掛けるエピソード |
以上で超越世界に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 関連書籍など
「AUM MAT STUDIO」関係者の証言は、以下の出版物に見ることができる。
- 『Quick Japan』 vol.13(取材・文・岡田斗司夫)
- 太田出版 1997年4月、ISBN 4-87233-329-2
- pp.202-213所収の、「フィルムは生きているか? -- 元オウム・アニメーターの告白」
- 岡田斗司夫・著『世紀の大怪獣!!オカダ -- 岡田斗司夫のお蔵出し』
- イースト・プレス 1998年7月 ISBN 4-87257-125-8 (上記インタビューを収録)
[編集] 脚注
[編集] 注釈
[編集] 出典
- ^ オウム真理教 説明ビデオ ‐ ニコニコ動画(原宿) 2011年12月18日閲覧
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