ダーキニー (オウム真理教)

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ダーキニーとは、オウム真理教第2サティアンに住んでいた麻原彰晃の愛人たちのことである。

目次

[編集] 概要

オウム真理教出家信者の戒律には、「不邪淫」というものがあり、性行為オナニーが禁止されていた。ところが麻原本人は「最終解脱者」とされ、戒律をも超越する存在とし、麻原専用の一種のハーレムを設けていた。

麻原は大奥制度を確立した徳川家光の生まれ変わりとされたため、同様の組織を設けても構わないという理屈である。宗教的な理由としては、「若い女性を高い次元に導いてやるために、左道タントライニシエーション(性行為)を最終解脱者の義務として施さなければならない」という論法が用いられた。

ダーキニーは延べ約30人おり、第2サティアンには常時10~15人が住んでいた。ダーキニーとされた女性は、ホーリーネームに「ダーキニー」という名前が入っていることが多かった。

[編集] 選出過程

  1. 書類選考
    オウム真理教では、入信時に顔写真を撮ることになっていた。これらの写真は教団本部に送られ、麻原好みの女性が選考された。選考された女性は再度写真撮影が行われ、麻原に写真が提出された。
  2. 面談
    選ばれた女性は本部に呼び出され、麻原本人が直に面接した。
  3. 性行為テスト
    選ばれた女性は、麻原により左道タントライニシエーションが行われた。この時点で処女だった場合、ダーキニーになることができた。
  4. 性的セクシュアリティ
    およそ15歳から25歳までの多数の若い女性信者とイニシエーションと称して性交してした。
    若い女性ばかりが選考されたのは、麻原が処女を好み、固執したからである。
    また、女性信者の陰毛を名前のラベルを付けた小瓶にコレクションしていた。押収された小瓶は100本近くあったと云う。
    精液を飲ませる行為を、神の血液を与える神聖な儀式として行っていた。
    愛人同士で麻原の精液を口移しさせたりもした。

[編集] 特権

  • 教団内で高い礼遇を受ける権利
  • 運転手付のベンツに乗れる権利
  • 私服を購入し着用できる権利
  • 作りたての食品を食べることができる権利

[編集] ワーク

ダーキニーは、一般の出家信者と同様にワークに従事する義務があり、普段は教団内のラーメン工場で働いていた[1]

ダーキニーはその性格上、危険な非合法活動に参加することは稀であったが、中には滝本弁護士サリン襲撃事件の実行に携わったダーキニーもいた。

[編集] 注釈

  1. ^ オウム真理教では食事も修行の一環とされ、食品にカルマが付くのを防ぐために、食料関係の業務はステージの高い者に限定されていた。つまり、ラーメン工場で働くこと自体が一種のステータスシンボルであった。

[編集] 参考資料

  • 東京キララ社編集部 編 『オウム真理教大辞典』ISBN 4380032094
  • 「週刊ポスト」2000年3月10日号
  • 「週刊ポスト」2000年3月17日号

[編集] 関連項目