薬剤師リンチ殺人事件
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薬剤師リンチ殺人事件(やくざいしりんちさつじんじけん)とは、被害者である薬剤師(当時29歳)がオウム真理教の富士山総本部で治療を受けていた女性を救出しようとして失敗し、被害者が麻原彰晃らに殺害された事件である。1994年1月30日に発生した。
被害者は、オウム真理教附属医院に勤めていた元信者であったが、救助しようとした女性への治療法に疑問を持ち、女性の救出を決意。当時脱会していた女性の夫と息子を説得した。被害者と女性の息子が第6サティアンに入り、救出しようとするが、失敗して捕らえられる。そのことを知った麻原は2人の元に行き、被害者と一緒にいた女性の息子に被害者を殺せば命を助ける、と言って息子に被害者を殺させた。麻原が起訴された殺人事件の中で唯一、麻原自身が殺害現場に立ち会った事件である。
松本知子、杉本繁郎、井上嘉浩、新実智光、村井秀夫、越川真一、H.Tが犯行に関わったとされ、刺殺された村井を除いた7人が起訴され、実行犯のH.Tは第一審で懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受け、控訴せず確定した。
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