イムホテプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| イムホテプ Imhotep | |
|---|---|
イムホテプ像(ルーブル美術館所蔵)
|
|
| 生誕 | 紀元前2690年頃 |
| 死没 | 紀元前2610年頃 |
| 職業 | 宰相、神官、博学者 |
イムホテプ (Imhotep, Immutef, Im-hotep, Ii-em-Hotep, Imuthes) は、古代エジプト時代、第3王朝のジェセル王に仕えた宰相である。
トト神の神官であり、祭儀文朗読神官長の地位にあったが、ナイル川が7年にわたって氾濫せず、深刻な飢饉が発生した際、ジェセル王からどうすべきか下問されたところ、ナイル川の水源の主であるクヌムの神殿に土地を寄進すれば再びナイル川は氾濫するであろう、と答えたと記す古代文書が発見されている。
また、史上初のピラミッドといわれる、サッカラの階段ピラミッドを設計したことでも知られる。建築家としてのみならず、内科医としても優れ、死後「知恵、医術と魔法の神」として神格化され、ギリシャの医神アスクレーピオスと同一視された。
サッカラのピラミッドそばには、彼の名を記念したイムホテプ博物館がある。