グル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グル
- 「示し合わせて悪事を企む」事を「グルになる」(ぐるりと輪になって密談することに由来)と言うが、以下の「グル」とは無関係である。
- アメリカのラッパーはグル (ラッパー)を参照。
- 『重甲ビーファイター』の登場人物、老師グル。
- サンスクリット語で「尊師」「指導者」「教師」「尊敬すべき人物」などを意味する単語。本稿で記述。
| ヒンドゥー教 |
|---|
| 基本教義 |
| 輪廻、解脱、業、梵我一如 |
| 神々 |
| ブラフマー |
| シヴァ(パールヴァティー) |
| ヴィシュヌ(クリシュナ) |
| アスラ、ヴァルナ、 |
| ヴィローチャナ、ヴリトラ |
| ラーヴァナ、インドラ |
| ナーガ、ナーガラージャ |
| ジャガンナート |
| 聖典 |
| ヴェーダ (ウパニシャッド) |
| プラーナ文献 |
| マハーバーラタ (バガヴァッド・ギーター) |
| ラーマーヤナ |
| 六派哲学の諸経典 |
| 法典・律法経 |
| マヌ法典 |
| ヤージュニャヴァルキヤ法典 |
| 宗派 |
| ヴィシュヌ派、シヴァ派 |
| シャクティ派、スマルタ派 |
| 人物 |
| シャンカラ、グル |
| 修行法 |
| ヨーガ |
| 地域 |
| インド、ネパール バングラデシュ スリランカ、モーリシャス バリ島、マレーシア |
| 社会・生活 |
| カースト、ヴァルナ、ジャーティ 不可触民、サティー、アーシュラマ |
| 文化・芸術 |
| 寺院一覧、遺跡一覧 |
グル(guru, サンスクリット: गुरु)はサンスクリット語で「指導者」「教師」「尊敬すべき人物」などを意味する単語。「導師」「尊師」などとも訳される。 またマレー語・インドネシア語でも教師を意味する。
狭義にはヒンドゥー系のバクティ・ヨーガ等の指導者を言う。そこから、欧米でニューエイジ系カルト団体指導者もまたグルを名乗った。日本でも、さらにそれを模倣した団体が事件を起こしたことから、訳語の「尊師」と共に否定的に受け取られることが多い。
バクティ・ヨーガにおけるグルは、弟子にとって神の化身ともいえる存在であり、信仰の対象である。グルは自身の霊力を愛という形で弟子に注ぎ、弟子はグルに意識を集中させることにより自己の霊性を向上させる。師弟の信頼により支えられたこの関係において、弟子はグルの指示・指令を実践することによりグルの期待に応えるのである。
転じて米国メディアなどでは、ある種のカリスマ性を持って健康法などを指導する人を「グル」という。これはヒッピー文化を通して広まった用法とされる。
[編集] ヒンドゥー教の主なグル
- ラーマクリシュナ
- ヴィヴェーカーナンダ
- オーロビンド・ゴーシュ
- ラマナ・マハルシ
- パラマハンサ・ヨガナンダ
- マハヨギ・パイロットババ
- マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー
- サティヤ・サイ・ババ
- シュリ・チンモイ
- シュリ・シュリ・ラビ・シャンカール
[編集] 他の用法
コンピュータ関連の俗語では、特定の技術開発分野で牽引役となっている「伝説級の技術者」を指す。