ちちぶ (列車)

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10000系電車が使用される特急ちちぶ (2008年撮影)

ちちぶ西武鉄道池袋所沢西武秩父間を池袋線西武秩父線を経由して運行する特急列車の名称。現在は「ニューレッドアロー」10000系電車によって運転されている。

なお、池袋~飯能間を運行する「むさし」、狭山線経由で西武球場前まで運行する臨時特急「ドーム」および西武新宿・池袋~西武秩父間を新宿線・池袋線・秩父線経由で運行されていた特急列車の名称であった「おくちちぶ」についても本稿で記す。

目次

[編集] 運行状況

全列車、座席指定席制の特急券を別途購入する形で利用する。定期券利用者でも特急券を購入すれば利用可能である。なお、列車号数は「ちちぶ」・「むさし」通しで発車順に下り奇数・上り偶数に符番されている。定期列車は0番台~50番台、臨時列車は定期列車と別個に80番台が(多数増発される秩父夜祭りの際には70番台も)充てられる。

「ちちぶ」
池袋~西武秩父間を結ぶ。但し、例外的に土休日の下り始発列車は所沢から発車する。なお、休日の早朝の列車は60番台が充てられる。
「むさし」
基本的に池袋~飯能間を結び、朝夕間のみの運転。延長運転、臨時停車、臨時列車はこのむさしがほとんどである。また、最終は平日池袋午前0時発まで運行されている。ちちぶ同様に休日の早朝列車には60番台が充てられる。かつては、所沢始発の池袋行むさし号も極少数ながら設定されていた。
主に埼玉県西部のホームライナー的利用を中心に据えている。
「ドーム」
西武球場前行きの臨時特急。西武ドームでのイベントには、以前は渡辺美里のライブ開催時に「MISATO TRAIN」が1990年から2005年まで、「国際バラとガーデニングショウ」開催時には「ローズエクスプレス」が2005年から、埼玉西武ライオンズ主催試合時には「スタジアムエクスプレス」が2006年から何度か運行されていたが、2007年3月6日ダイヤ改正で「ドーム」を統一愛称とした。なお、統一愛称後もどちらの愛称も案内などで使用されている。
“スタジアムエクスプレス”は、ライオンズ主催の「日本生命セ・パ交流戦」期間中、ならびにパシフィック・リーグ公式戦試合日となる土曜・休日・ゴールデンウィーク夏休み期間(7月24日8月31日)1日1往復。“ローズエクスプレス”は、国際バラとガーデニングショウ開催時に1日3往復運行する。この列車の場合は70・80・90番台が充てられる。
登場は2007年3月6日だが、運転開始は2007年3月24日から。スタジアムエクスプレスは駅の案内の他に、文化放送アナウンサーやライオンズの伊東勤監督からのメッセージ、応援歌(ライオンズと対戦相手)などが流れていた。なお、現段階では自動放送ではなく肉声放送である。
2009年はこの列車の特急券を購入することで、ライオンズファンクラブ向けのポイントシステム「Lポイント」をファンクラブ会員に付与されることになった。

[編集] 停車駅

  • 「ちちぶ」「むさし」
池袋 - 所沢 - (稲荷山公園) - 入間市 - 飯能 - (高麗) - <正丸トンネル信号所>-(芦ヶ久保) - 横瀬 - 西武秩父
    • 稲荷山公園は、11月3日航空自衛隊入間基地航空祭開催時に停車。
    • 高麗は、9月の巾着田曼珠沙華開花時に停車。
    • 芦ヶ久保は、西武鉄道の定めた日のみ(主にゴールデンウィークや7月上旬~8月下旬頃に停車)。
    • 正丸トンネル信号所は、上り「ちちぶ」が下り「ちちぶ」の交換待避での運転停車かつ信号所のため乗降不可。
    • 「むさし」の飯能~西武秩父間延長運転は、秩父夜祭開催時など、多客時に実施。
  • 「ドーム」
池袋 - (練馬) - 所沢 - <西所沢>-<下山口>- 西武球場前
    • 西所沢・下山口は交換列車の待ち合わせによる運転停車で乗降は出来ない。
    • 練馬はローズエクスプレスのみ停車。ただし、池袋~練馬・練馬~所沢間の乗車は出来ないので注意。

[編集] 沿革

かつて「ちちぶ」に使用された5000系電車(1993年撮影)
「おくちちぶ」ヘッドマーク
(5000系レッドアロー用)
  • 1969年 - 西武秩父線開業と共に特急列車の運行開始。
    西武初の特急形車両5000系電車により運行される。
    「ちちぶ」運行当初は所沢(平日のみ)・飯能に停車。他に夜行列車として「こぶし」が設定されていた。
  • 1973年 - 「ちちぶ」が所沢全日停車になると共に芦ヶ久保にも停車開始。池袋~所沢・飯能間の「むさし」運行開始。
  • 1976年 - 秩父観光の多チャンネル化を計る上で西武新宿線西武新宿~西武秩父まで直通する「おくちちぶ」が運行開始。また、池袋~飯能間の運行が毎時1時間ヘッドになる。
    「おくちちぶ」の停車駅は、西武新宿 - 高田馬場 - 所沢 - 飯能 - 芦ヶ久保 - 西武秩父。また、車両回送を兼ねて下り西武新宿→所沢間の「むさし」の運行開始。
  • 1980年 - 「おくちちぶ」送り込みを兼ねた所沢→西武新宿間に「むさし」の運行開始。
  • 1993年 - 10000系電車を使用した「小江戸」運行開始に伴い、西武新宿駅発着の「おくちちぶ」・「むさし」を廃止。また、「ちちぶ」・「むさし」、入間市駅停車開始。なお、「おくちちぶ」は土休日のみ運転の池袋~西武秩父間の愛称に変更。停車駅、入間市が通過となり芦ヶ久保・横瀬に停車。
  • 1995年 - 西武池袋線・秩父線系統から5000系が退役。10000系に置き換える。
  • 1998年 - 特急列車停車駅を従来の芦ヶ久保停車から横瀬に変更。芦ヶ久保には春と秋のみの臨時停車駅に格下げ。
  • 2003年3月12日 - ダイヤ改正で「おくちちぶ」を廃止。
  • 2003年9月20日27日 - 観光輸送のため、高麗臨時停車が開始。以降秋の臨時停車が恒常化する。
  • 2007年3月7日 - ダイヤ改正で臨時特急「ドーム」が登場。

[編集] 関連項目

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