「きらきらひかる (漫画)」の版間の差分

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*当時フジテレビ火曜夜9時枠のスポンサーだった[[サントリー]]は第2話のみ提供クレジットとCM自粛した。事件で扱う飲酒絡みと思われる。


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2011年7月20日 (水) 08:53時点における版

きらきらひかる』は郷田マモラ作の漫画および、それを原作とするテレビドラマ

概要

講談社の『ミスターマガジン』にて連載。遺体検案し、その死因の真相を究明する女性監察医にスポットをあてた物語。1998年1月13日から3月17日にかけて井上由美子脚本によってテレビドラマ化された。1999年4月23日には、金曜エンタテイメント枠にて、「きらきらひかる2」が、2000年4月4日には「きらきらひかる3」として、2度スペシャルドラマが制作されている。

同誌の休刊後は、同社の『イブニング』に「きらきらひかる2」と題して連載。その後2007年に、「きらきらひかる最終章」が『漫画アクション』(双葉社)にて発表された。

原作版では、女性監察医・天野ひかるが遺体を解剖し、その遺体が語る真実が導き出す悲喜こもごもの人間ドラマを牧歌的キャラクターに乗せて描いていたが、ドラマ版では原作とは裏腹に監察医としての仕事に真摯に取り組みながらもプライベートではレストランで他愛もない恋の話に花を咲かせる女性達を中心にスタイリッシュな物語として描いていた為に、実質的にドラマ版については主人公の天野ひかる以外原作とは異なるキャストやストーリーなどを見ても原作と比べて全くの別物であった。

以下では主にドラマシリーズについて述べる。

1998年7月1日に連続ドラマ版が全4巻でVHS化、「きらきらひかる2」が1999年8月15日、「きらきらひかる3」が2000年8月19日にVHS化された。 2010年2月17日に連続ドラマ版とスペシャルドラマ2作を一つにまとめた6枚組完全版としてDVD-BOX化された。

テレビドラマ

キャスト

新人監察医。医学部卒業後は、脳外科へ進む予定だったが、卒業祝賀パーティで爆発事故に巻き込まれ、そこへ監察医として現れた裕里子の仕事振りに感銘を受け、監察医を志す。気になったことがあると、とことん調べないと気が済まない性格で、「死者の最後の言葉を聞くこと」を信念としている。

東京監察院部長で、ひかるの上司。冷静沈着な性格で、ひかるを温かく見守る。数年前、自殺した妻を自ら解剖したが、その理由は何も分からず、望まれない解剖はするべきではないという考えを持つようになった。親族の同意書なしに司法解剖は行わないという信念を持つ。

「あたしを誰だと思ってんのよ」が口癖の女刑事。行き過ぎた捜査で窮地に立たされることがしばしばある。本ドラマ中では事件が起きるたびに天野たちに協力を仰ぎ、真相へと迫っている。田所に思いを寄せている。

紀子の部下で、いつも行動をともにしている。紀子に気があるのか、仕事で散々振り回されても、文句一つ言わない。

ひかるの先輩監察医。ひかるに気があり、ことあるごとにアピールをしているが、気づかれていない。

ひかるの先輩監察医。飄々としたキャラクター。

裕里子の妹。10年前、姉である裕里子の恋人を寝取り、外国へ行方をくらませた。帰国後、1995年阪神大震災に被災し、死亡したとされているが、遺体は歯しか見つかっていない。

ひかるの先輩監察医で、毒物分析のエキスパート。バツイチで、おいしい料理と若い男に目がない。森田に気がある。

医大の法医学教室助教授。嘱託医として、ひかるら東京監察院の仕事を手伝っている。妹、冴子の死の真相を調べるべく、法医学の道に進んだ。クールな性格で、死体に表れた所見のみを重視するため、ひかると対立することが多いが、「生き返らないからこそ解剖をし、その人の最後の言葉を聞く」と語る。妹の歯をいつも持ち歩いている。



サブタイトル

各話 サブタイトル 放送日 視聴率
1st(第1話) 「オシャレも恋も死体解剖もする! 女たち」 1998年1月13日 17.2%
2nd(第2話) 「他殺? 事故? 死体は語る」 1998年1月20日 18.1%
3rd(第3話) 「猫と溺死体の関係?」 1998年1月27日 15.7%
4th(第4話) 「美人監察医がレイプ事件の真実に迫る」 1998年2月3日 14.5%
5th(第5話) 「ひかるが殺される」 1998年2月10日 14.4%
6th(第6話) 「死んだ恋人からの手紙」 1998年2月17日 16.5%
7th(第7話) 「正当防衛? 疑惑の不倫妻」 1998年2月24日 17.1%
8th(第8話) 「死体は妹に奪われた恋人」 1998年3月3日 15.3%
9th(第9話) 「月山紀子が撃たれ、歯は最後の言葉を」 1998年3月10日 16.0%
final(最終話) 「女刑事が出血死? 東ヨーロッパから神戸へ母と娘の愛憎の真実」 1998年3月17日 19.5%

スペシャル

  • きらきらひかる2「OLの転落死は事故? 自殺? 他殺? 女医の焼死体に刻まれた謎のメッセージに美人監察医が迫る!」(1999年4月23日)
  • きらきらひかる3「幼児虐待か? 美人離婚妻が娘の解剖を拒否・ネコと夜桜が毒殺のアリバイを崩す・家族ぐるみで警察がひき逃げをモミ消し」(2000年4月4日)

スタッフ

  • 脚本:井上由美子
  • 音楽:吉俣良長谷部徹今堀恒雄
  • プロデュース:山口雅俊宮本理江子(スペシャル3のみ)
  • 演出:河毛俊作(1、2、5、8、最終話、スペシャル2)、宮本理江子(3、4、7、9話)、桜庭信一(6話)、武内英樹(スペシャル3)
  • プロデュース補:吉川恵美子、小松玄、大和久奈美子
  • 演出補:桜庭信一、小林薫、佐々木詳太、遠藤光貴、洞功二、高田圭太
  • 制作担当:片岡俊哉、中川和則、由利芳伸
  • 制作主任:伊藤友子
  • 制作デスク:渡辺真奈美、坪井啓
  • 制作著作:フジテレビ 

主題歌・挿入歌

主題歌
挿入歌

備考

  • 当時フジテレビ火曜夜9時枠のスポンサーだったサントリーは第2話のみ提供クレジットとCMを自粛した。事件で扱う飲酒絡みと思われる。
フジテレビ 火曜21時台(連続ドラマ枠
前番組 番組名 次番組
ナースのお仕事2
(1997.10.14 - 1997.12.23)
きらきらひかる
(1998.1.13 - 1998.3.17)
WITH LOVE
(1998.4.14 - 1998.6.30)