胎内市

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たいないし
胎内市
桃崎浜地区のチューリップ畑
桃崎浜地区のチューリップ
Flag of Tainai Niigata.JPG Tainai Niigata chapter.JPG
胎内市旗 胎内市章
2005年9月1日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方信越地方
北信越地方上信越地方
広域関東圏
都道府県 新潟県
市町村コード 15227-7
法人番号 7000020152277
面積 264.89km2
総人口 28,728[編集]
推計人口、2019年7月1日)
人口密度 108人/km2
隣接自治体 新発田市村上市岩船郡関川村
山形県西置賜郡小国町
市の木 ヤマボウシマツ
市の花 チューリップ
市の鳥 ヤマセミ
胎内市役所
市長 井畑昭彦
所在地 959-2693
新潟県胎内市新和町2番10号
北緯38度3分34.9秒東経139度24分37.2秒
胎内市役所庁舎
外部リンク 胎内市

胎内市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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胎内市(たいないし)は、新潟県北部に位置する新発田市への通勤率は14.1%(平成22年国勢調査)。

地理[編集]

新潟県北部に位置し、市域は胎内川流域に沿って東西に、「へ」の字に曲がった細長い形をしている。平野部の中条地区と、山間部の黒川地区の間に櫛形山脈があり、それを横切る形で胎内川が流れている。 典型的な扇状地であり、扇央部では胎内川の水は伏流水となるため、夏場の降雨の少ない時期は水無川となることがある。扇端部では、湧水が豊富で「どっこん水」と呼ばれている。

気候[編集]

冬の降水量(降雪量)は多いが、気温そのものはそれほど低くならず、1月の平均最低気温は関東地方の内陸部と同程度である。一方、夏は暑さが厳しくなる。2018年8月23日には台風20号等の影響で吹き込んだ南風がフェーン現象によって熱風となり、市内の中条アメダスで最高気温40.8°Cを観測。これは新潟県ならびに北陸地方の観測史上最高気温である[1]。同日は胎内市中条の他にも三条市(40.4°C)、上越市大潟(40.0°C)の計3ヶ所で40°C以上の最高気温を観測しており、これらは40°C以上の最高気温を観測した時期としては最も遅い記録である。

胎内市中条(中条地域気象観測所)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 15.1
(59.2)
22.1
(71.8)
24.2
(75.6)
31.7
(89.1)
32.8
(91)
36.3
(97.3)
39.2
(102.6)
40.8
(105.4)
37.5
(99.5)
33.7
(92.7)
24.7
(76.5)
20.8
(69.4)
40.8
(105.4)
平均最高気温 °C (°F) 4.8
(40.6)
5.3
(41.5)
9.3
(48.7)
16.5
(61.7)
21.5
(70.7)
25.1
(77.2)
28.6
(83.5)
31.0
(87.8)
26.5
(79.7)
20.5
(68.9)
14.1
(57.4)
8.4
(47.1)
17.7
(63.9)
日平均気温 °C (°F) 2.1
(35.8)
2.1
(35.8)
5.1
(41.2)
11.3
(52.3)
16.4
(61.5)
20.5
(68.9)
24.3
(75.7)
26.2
(79.2)
21.8
(71.2)
15.8
(60.4)
10.0
(50)
5.1
(41.2)
13.4
(56.1)
平均最低気温 °C (°F) −0.6
(30.9)
−0.8
(30.6)
1.3
(34.3)
6.3
(43.3)
11.7
(53.1)
16.5
(61.7)
20.7
(69.3)
22.3
(72.1)
18.0
(64.4)
11.7
(53.1)
6.1
(43)
2.1
(35.8)
9.6
(49.3)
最低気温記録 °C (°F) −9.7
(14.5)
−11.2
(11.8)
−9.7
(14.5)
−1.7
(28.9)
4.0
(39.2)
8.1
(46.6)
12.9
(55.2)
13.3
(55.9)
9.0
(48.2)
1.8
(35.2)
−1.3
(29.7)
−10.5
(13.1)
−11.2
(11.8)
降水量 mm (inch) 255.2
(10.047)
166.1
(6.539)
134.0
(5.276)
114.9
(4.524)
131.5
(5.177)
148.7
(5.854)
212.4
(8.362)
164.0
(6.457)
172.0
(6.772)
199.4
(7.85)
260.7
(10.264)
273.6
(10.772)
2,241.9
(88.264)
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 25.9 21.6 18.8 12.9 12.1 11.3 13.9 10.4 13.8 16.1 20.4 24.4 201.8
平均月間日照時間 33.7 52.7 104.1 164.1 188.2 167.4 159.9 202.0 139.7 125.8 70.8 41.1 1,460.4
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1978年-現在)[2][3]

歴史[編集]

市名の由来[編集]

市域を流れる胎内川に由来する。

沿革[編集]

黒川庁舎(旧黒川村役場庁舎)

人口[編集]

Demography15227.svg
胎内市と全国の年齢別人口分布(2005年) 胎内市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 胎内市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

胎内市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政[編集]

氏名 就任年月日 退任年月日
初-3代 吉田和夫 2005年10月2日 2017年10月1日
4代 井畑明彦 2017年10月2日 現職

議会[編集]

定数16[5]

経済[編集]

農業[編集]

稲作を中心に、野菜類、花き栽培、養豚・養鶏などの畜産、果樹栽培も盛んである。主なものは以下の通りである。

  • やわ肌ねぎ(長ネギ)
  • チューリップ
  • 胎内高原ワイン
  • タノブラック、タノレッド(ぶどう)

産業[編集]

軽工業[編集]

鉱工業[編集]

平野部の中条地区には工場が数多く立地している。主なものは以下の通りである。

沖合では海底油田ガス田プラットフォームが稼働している。

水力発電[編集]

胎内川のダムを利用して新潟県が設置・管理する胎内第一~第三水力発電所が稼働しており、更に第四発電所を建設中である。

ライフライン[編集]

観光[編集]

山間部の黒川地区では、旧黒川村時代から積極的な観光開発が行われており、四季を通じて観光産業が盛んである。パラグライダーを楽しむことができる。

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

旧・中条町が旧・境川村と姉妹都市提携。

海外[編集]

旧・中条町が姉妹都市提携。

地域[編集]

教育[編集]

専門学校・各種学校[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

  • 中条中学校(中条・胎内小学校区)
  • 乙中学校(きのと小学校区)
  • 築地中学校(築地小学校区)
  • 黒川中学校(黒川・大長谷・鼓岡小学校区)

小学校[編集]

  • 中条小学校
  • 胎内小学校(平成22年度の本条小学校と柴橋小学校の合併にともなう)
  • きのと小学校
  • ついじ小学校
  • 黒川小学校
  • 鼓岡小学校
  • 大長谷小学校

交通[編集]

鉄道路線[編集]

高速バス[編集]

路線バス[編集]

道路[編集]

高速道路[編集]

一般国道[編集]

道の駅[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・ご当地グルメ[編集]

名所・旧跡・観光スポット[編集]

地本の水芭蕉群生地

温泉・レジャー[編集]

胎内川沿いはリゾートとして整備されており、胎内スキー場、ゴルフ場、天文台、ホテルなどがある[7]

祭事・催事[編集]

ご当地グルメ[編集]

  • 胎内黒豚バーガー
  • 胎内黒豚らぁめん
  • 白鳥(黄餡をマシュマロ生地で包んだ菓子、封のシールには郷土銘菓と書かれている)

出身人物[編集]

ゆるキャラ[編集]

  • リップル
  • 板額ちゃん - 胎内市飯角出身の板額御前をPRするキャラクター
  • やらにゃん - 胎内検定のマスコット。平成22年12月15日に胎内市の特別住民として登録された。

脚注[編集]

  1. ^ 新潟・胎内で40.8度=北陸初の40度台-気象庁”. 時事ドットコム. 2018年8月23日閲覧。
  2. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2019年1月閲覧。
  3. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2019年1月閲覧。
  4. ^ 新潟県:任期満了日(定数)一覧
  5. ^ 胎内市議選、9月23日投開票に”. 2018年12月9日閲覧。
  6. ^ 胎内市文化財一覧表 - 胎内市.2019年5月17日閲覧。
  7. ^ 第2次胎内リゾート活性化マスタープラン(全体版) - 胎内市.2019年5月17日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

行政
観光