第106回全国高等学校野球選手権大会

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第106回全国高等学校野球選手権大会
試合日程 2024年8月7日 -
キャッチフレーズ 「ここにかける、ここから始まる。」
出場校 49校
試合数 48試合
タイブレーク 延長10回以降
 < 20232025 > 
全国高等学校野球選手権大会
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第106回全国高等学校野球選手権大会(だい106かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、2024年8月7日から14日間(休養日を除く)の日程により阪神甲子園球場兵庫県西宮市)で開催される予定の全国高等学校野球選手権大会である。

概要[編集]

今大会では暑さ対策の一環として、大会第1日から第3日の試合数を1日3試合とし、午前中と夕方に分けて試合を行う「2部制」が試験的に導入される[1][2]。また『早朝の起床に伴う朝食の摂取不足による熱中症発症の恐れがある』という医事専門家の提言を受け、各日の第1試合に出場する2校には大会主催者側から試合前に補食が提供されることになった[1]

日程[編集]

  • 2024年
    • 2月9日 - 主催者の朝日新聞社日本高校野球連盟(高野連)が運営委員会を開き、開催期間を8月7日から14日間(休養日3日を除く)で決定した[3]
    • 4月19日 - 第2回運営委員会を開き、大会第1日から第3日までの試合を午前中と夕方に分けて実施する「2部制」を試験的に導入することを決めた。第1日は8時30分からの開会式、10時から第1試合を行い、16時から第2、3試合を行う。なお第1試合が13時30分を越えた場合は、翌日以降に継続試合となる。第2、3日は8時から第1、2試合を行い、17時から第3試合を始める。第2試合が14時半を越えた場合は継続試合とする[2]。また2部制を採用する期日では観客の入れ替え制を導入すること及び、準決勝の第1試合の開始時刻を8時から、決勝戦の開始時刻を10時[注釈 1]からとすることも併せて決定された[2]

代表校[編集]

組み合わせ・試合結果[編集]

大会本塁打[編集]

各地方大会の日程[編集]

地方大会 試合日程 チーム数 決勝戦会場 準優勝校
北北海道 旭川スタルヒン球場
南北海道 エスコンフィールドHOKKAIDO
青森
岩手
秋田
山形
宮城
福島
茨城
栃木 エイジェックスタジアム
群馬
埼玉
千葉
東東京 明治神宮野球場
西東京 明治神宮野球場
神奈川 横浜スタジアム
山梨 山日YBS球場
静岡
愛知
岐阜
三重
新潟
長野
富山
石川
福井
滋賀
京都 わかさスタジアム京都
大阪
兵庫
奈良 佐藤薬品スタジアム
和歌山
岡山 倉敷マスカットスタジアム
広島 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
鳥取 ヤマタスポーツパーク野球場
島根 島根県立浜山公園野球場
山口
香川
徳島 むつみスタジアム
愛媛
高知
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 決勝戦の開始時刻が午前中に設定されるのは、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響による節電対策を行った2012年の第94回大会以来となる。

出典[編集]

  1. ^ a b "【高校野球】夏の甲子園で第1試合の出場校に補食を提供 低栄養で熱中症を発症するケース有と専門家が助言". スポーツ報知. 報知新聞社. 19 April 2024. 2024年4月20日閲覧
  2. ^ a b c "今夏の甲子園、一部日程で午前・夕方の「2部制」を実施 暑さ対策で". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 19 April 2024. 2024年4月20日閲覧
  3. ^ 今夏の甲子園は8月7日開幕 第106回全国高等学校野球選手権大会”. 2024年2月9日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]