全国高等学校野球選手権秋田大会

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全国高等学校野球選手権秋田大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんあきたたいかい)は、秋田県で開催されている全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の地方大会。

使用球場[編集]

先代の県立球場、現在は秋田大学野球部のグラウンドとなっている同大学手形キャンパス内の先々代県立球場(2次予選が存在した時代)も会場だった。47都道府県・49代表制になってから秋田大会は全県4会場での開催が定着している。最近はテレビ中継の視聴者に配慮し原則1・2回戦のみ4会場開催で3回戦からはこまちスタジアムのみで試合を行う。

2000年代前半までは秋田市内2会場以外は秋田からのアクセスが良い本荘市(現・由利本荘市)の水林球場と八郎潟町の弁天球場を使用していたが秋田自動車道の延伸や2007年の国民体育大会秋田開催に向けた会場整備でより遠い街の会場の使用が可能となり現在の向浜(こまちスタジアム)・八橋・横手・能代の4会場での開催となった。秋田市内の会場が他のイベントや施設改修で使用できない場合は、大仙市協和のサン・スポーツランド協和野球場を使用することが多い。向浜がこまちスタジアムへ改築中の84回大会、会期中にプロ野球フレッシュオールスターゲームがこまちスタジアムで開催された95回大会は協和での試合があった(95回大会はこまちで開催予定の試合の雨天順延分)。103回大会はグリーンスタジアムよこての外野の芝の生育が思わしくなかったためよこてに代わって大曲球場が会場に起用された。

大会結果(1県1代表後)[編集]

年度(大会) 校数 優勝校 決勝スコア 準優勝校 備考 全国大会
1978年(第60回大会 45 能代 3 - 2 本荘 1回戦敗退
1979年(第61回大会 46 秋田商 10 - 0 大館商 2回戦敗退
1980年(第62回大会 48 秋田商 2x - 1 能代 延長11回 3回戦敗退
1981年(第63回大会 49 秋田経大付 2 - 1 金足農 3回戦敗退
1982年(第64回大会 49 秋田経大付 10 - 7 秋田商 2回戦敗退
1983年(第65回大会 49 秋田 3 - 0 金足農 2回戦敗退
1984年(第66回大会 49 金足農 6 - 5 能代 準決勝敗退
1985年(第67回大会 51 能代商 6 - 0 秋田 1回戦敗退
1986年(第68回大会 50 秋田工 2 - 1 秋田南 3回戦敗退
1987年(第69回大会 50 秋田経法大付 7 - 1 角館 2回戦敗退
1988年(第70回大会 49 本荘 5 - 3 能代商 1回戦敗退
1989年(第71回大会 49 秋田経法大付 10 - 4 秋田 準決勝敗退
1990年(第72回大会 51 秋田経法大付 2 - 1 秋田中央 3回戦敗退
1991年(第73回大会 51 秋田 7 - 3 秋田経法大付 3回戦敗退
1992年(第74回大会 51 能代 6 - 5 金足農 2回戦敗退
1993年(第75回大会 51 秋田経法大付 4 - 3 金足農 延長11回 1回戦敗退
1994年(第76回大会 51 秋田 10 - 6 秋田商 2回戦敗退
1995年(第77回大会 51 金足農 13 - 9 秋田 延長10回 2回戦敗退
1996年(第78回大会 51 秋田経法大付 4 - 0 金足農 2回戦敗退
1997年(第79回大会 51 秋田商 17 - 2 金足農 2回戦敗退
1998年(第80回大会 51 金足農 17 - 16 秋田商 2回戦敗退
1999年(第81回大会 51 秋田 3 - 1 鷹巣 1回戦敗退
2000年(第82回大会 51 秋田商 13 - 2 秋田経法大付 1回戦敗退
2001年(第83回大会 52 金足農 8 - 2 秋田経法大付 1回戦敗退
2002年(第84回大会 52 秋田商 21 - 4 秋田南 2回戦敗退
2003年(第85回大会 52 秋田 11 - 1 湯沢 2回戦敗退
2004年(第86回大会 52 秋田商 3 - 1 本荘 2回戦敗退
2005年(第87回大会 51 秋田商 9x - 8 金足農 1回戦敗退
2006年(第88回大会 51 本荘 2x - 1 秋田中央 1回戦敗退
2007年(第89回大会 52 金足農 6 - 0 秋田 1回戦敗退
2008年(第90回大会 53 本荘 10 - 5 大館鳳鳴 1回戦敗退
2009年(第91回大会 52 明桜 3 - 0 本荘 2回戦敗退
2010年(第92回大会 52 能代商 5 - 4 秋田商 2回戦敗退
2011年(第93回大会 50 能代商 6 - 3 秋田中央 3回戦敗退
2012年(第94回大会 50 秋田商 4x - 3 能代商 3回戦敗退
2013年(第95回大会 50 秋田商 4x - 3 角館 延長15回 2回戦敗退
2014年(第96回大会 50 角館 3 - 1 能代松陽 2回戦敗退
2015年(第97回大会 49 秋田商 4 - 0 秋田南 準々決勝敗退
2016年(第98回大会 47 大曲工 8 - 7 角館 1回戦敗退
2017年(第99回大会 47 明桜 5 - 1 金足農 2回戦敗退
2018年(第100回大会 44 金足農 2 - 0 明桜 準優勝
2019年(第101回大会 44 秋田中央 5x - 4 明桜 延長11回 1回戦敗退
2020年(独自大会) 44 ノースアジア大明桜 7 - 2 能代松陽 -
2021年(第103回大会 41 ノースアジア大明桜 6 - 0 秋田南 2回戦敗退
  • 校数は複数校で構成される連合チームを1校とする

選手権大会成績[編集]

エピソード[編集]

  • 秋田県勢の夏の甲子園初出場校は、1985年・第67回大会の能代商以降、2014年・第96回大会の角館まで29年間も出ていなかった。これはトータルでは2番目の珍記録である(最長記録は、かつて奈良県勢の1968年・第50回大会(智弁学園)から2012年・第94回大会まで初出場校が44年間も出なかったが、2013年・第95回大会で桜井が春夏通じて甲子園初出場を果たした為、奈良代表の初出場校無しは45年ぶりにストップ)。さらに秋田代表が一県一代表制になって以降、3年連続以上で出場した学校も存在しない。
  • 秋田代表は秋田が2次予選が存在した時代に3度のベスト4(191519341965年)と活躍、その後も66回大会で金足農・71回大会で秋田経法大付がベスト4に勝ち残るなど、東北の中でも日本一が近い地域と評されていた。しかし1997年・第79回大会1回戦で石川雅規(→青山学院大ヤクルト)を擁し勝ち上がった秋田商が浜田(島根)に9ウラ押し出しサヨナラ四球・4x-3で勝利したのを最後に、翌1998年・第80回大会で県大会決勝・最大10点差を逆転し勝ち上がった金足農がこの年ベスト4の明徳義塾に敗れるとこれを皮切りに全国大会での連敗街道に突入。選抜大会では秋田商の2度のベスト8(20042006年)があったものの選手権では勝てず、2010年・第92回大会まで「13年連続初戦敗退」という不名誉な記録を樹立した。なお「初戦13連敗」は、秋田代表の2県1代表時代の2次予選の対戦相手だった青森山形代表と同数のワーストタイ記録で、47都道府県・49代表制になった61回大会以後だけの毎年県代表が出場して生まれた記録では最長である。
  • この大型連敗を問題視した県と秋田高野連は92回大会終了後「5年で全国ベスト4」をテーマに高校野球に関する強化・調査研究事業をスタート。その直後の2011年・第93回大会1回戦で、能代商が5-3で鹿児島代表・神村学園に逆転勝利をおさめ、秋田代表の初戦連敗記録をストップ、夏の甲子園14年ぶりの初戦突破を果たしたと同時に初戦14連敗という全国ワースト記録更新を阻止した。その後強化・調査研究事業の目的地となった2015年・97回大会では秋田商がチーム史上初の夏2勝を挙げ(2回戦から登場)県勢20年ぶりの準々決勝進出、さらに平成最後の2018年・100回大会では金足農が準優勝。県勢103年ぶりの決勝進出は一種の社会現象にもなった。詳しくは金農旋風を参照。この施策は長らく1969年・51回大会の横手が唯一だった県内陸部からの代表校を2度出すなど(96回大会の角館、98回大会の大曲工)全国の舞台が遠かった秋田市内以外のチームのレベルアップにも貢献した。なお大曲工は夏初出場の前年・第87回選抜高校野球に出場し甲子園初登場で初勝利も挙げている。

放送体制[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

  • NHK秋田放送局(準決勝・決勝、2016年まで3回戦から中継、2017年は準々決勝から中継、2021年は中継無し)
  • TMO大曲(2019年、2・3回戦の4試合)[2]

以前は決勝戦のみABSラジオでも2010年ごろまで放送しており、テレビで直前情報番組も放送していたが最近は中継を行っていない。またエフエム秋田 (TOKYO FM系列) でも2000年代前半まで高校野球情報番組を編成していた。

脚注[編集]

  1. ^ 2021年は児童会館ではなく秋田高野連本部が併設されている秋田中央高校の大会議室で開催されたためテレビ中継は行わず抽せん会そのものも「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」放送中に行われた(AABホームページでの映像配信は実施)。
  2. ^ 【高校野球中継】スケジュール変更のお知らせ FMはなび 2019年7月12日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]