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'''キロロリゾート'''({{Lang-en-short|''Kiroro Resort''}})は、[[北海道]][[余市郡]][[赤井川村]]にある[[リゾート]]。

{{スキー場|
| 画像=File:キロロリゾート.jpg
| 所在地= [[北海道]][[余市郡]][[赤井川村]]字常盤128-1<ref name="kanpo">『[[官報]]』号外第132号102ページ「会社その他の公告」、2013年(平成25年)6月21日</ref>
| 事業内容=「キロロ・トリビュート・ポートフォリオ・ホテル北海道」「シェラトン北海道キロロリゾート」およびスキー場の運営
| 最高地点=1,180
| 最低地点=570
| 標高差=610
| コース数=21
| コース面積=115
| 最長滑走距離=4,050
| 最大傾斜=
| 公式HP=[http://www.kiroro.jp/]
}}
[[File:Kiroro Resort.JPG|thumb|280px|キロロリゾート]]
'''キロロリゾート'''とは、[[北海道]][[余市郡]][[赤井川村]]に在る[[リゾート]]施設。所有はキロロリゾートホールディングス株式会社、運営は株式会社キロロホテルズ及び株式会社キロロアソシエイツ。


== 概要 ==
== 概要 ==
朝里岳と長峰岳の斜面にある[[スキー場]]はじめ、自然を生かしたアクティビティなどを楽しむことができる通年型のリゾート施設となっている。「株式会社キロロアソシエイツ」がスキー場とアクティビティ部門、「株式会社キロロホテルズ」がホテル部門を運営している。「朝里岳山頂『ニイサの鐘』/キロロリゾート」として「[[恋人の聖地]]」に選定されている<ref>{{Cite web |url=http://www.seichi.net/gotoseichi/detail.php?l_id=36 |title=朝里岳山頂「ニイサの鐘」/キロロリゾート |publisher=地域活性化支援センター |accessdate=2019-02-06}}</ref>。キロロリゾートのオープンは赤井川村の過疎化対策に一定の役割を果たし、村税が4倍になるなどの大きな影響を与えたとしている<ref name="村史紹介">{{Cite web |url=http://www.akaigawa.com/profile/index3.html |title=村史紹介 |publisher=[[赤井川村]] |accessdate=2019-02-05}}</ref>。
朝里岳北西斜面のスキー場「[[キロロスノーワールド]]」を中心として、ホテル3棟、温泉施設等がある。自動車で[[新千歳空港]]から約2時間、[[札幌市]]から約1時間、[[小樽市]]から約40分ほどの距離にあり、[[ニセコ]]、[[ルスツリゾート|ルスツ]]、[[朝里川温泉スキー場]]、[[札幌国際スキー場]]と並び、札幌近郊の人気[[スキー]]リゾートの一つである。


親会社である[[タイ王国]]の不動産会社「プロパティ・パーフェクト」は、コンドミニアム「Yu Kiroro」やコンドミニアムとスキー場を結ぶリフトとゴンドラを建設しているほか<ref>{{Cite web |url=https://www.hotelier.jp/inboundnews/ma/20170425.html |title=北海道キロロリゾート、タイ不動産大手が大規模改修。欧米など外国人観光客を意識 |date=2017-04-25 |work=HOTELIER |accessdate=2019-02-05}}</ref>、「キロロ2020ロードマップ」として新たなホテル、ヴィラやコンドミニアム、娯楽施設などを整備する計画を発表した<ref>{{Cite news |url=https://e-kensin.net/news/113632.html |title=キロロリゾート拡張 10年間に1000億円投入 |date=2019-02-05 |newspaper=[[北海道建設新聞]] |publisher=北海道建設新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref>。
2000年代以降はスキーシーズンに[[大韓民国|韓国]]、[[香港]]、[[台湾]]を中心としたアジア各国からの観光客が増加しており2004年-2005年シーズンは約9000人の外国人観光客が訪れた<ref>2005年12月8日 日本経済新聞</ref>。台湾ではテレビCMも放映された。


== 名称の由来 ==
通年型リゾートでありスキーシーズン以外も[[温泉]]、[[ハイキング]]、近隣の[[ゴルフ場]]などで楽しむことができる。また、札幌・小樽周辺を周遊する[[ツアー旅行|ツアー]]の宿泊に使用されることもある。キロロスノーワールドからやや離れた場所に所在するゴルフ場「レラゴルフクラブ」は、もとは同資本で「キロロゴルフクラブ」として営業していたが2003年に閉鎖され、他社への譲渡により2007年に復活したが、2009年から不採算を理由として長期休業・閉鎖状態となっている。
「キロロ」は[[アイヌ語]]の「心」、「力」、「才能」などの意味を持つ言葉の響きをヒントに名づけられた{{Sfn|河西邦人}}<ref>{{Cite web |url=http://www.kirorohokkaido.com/stay |title=キロロの過ごし方 |work=キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道 |accessdate=2019-02-06}}</ref>。なお、「キロロ」と読む地名は[[浦幌町]]に「貴老路」、[[本別町]]に「嫌侶」があり、それらの名称の由来には「キロ-オ-ル」(kir-o-ru、人が踏み固めた広い道:[[山田秀三]]・[[知里真志保]]説)、「キロロ」(kiroro、勢力:[[永田方正]]説)、「ピ-ヲロ」(pi-oro、小石・多い:[[松浦武四郎]]説)などの諸説がある<ref>{{Cite book|和書|author=[[山田秀三]] |title=北海道の地名}}</ref><ref>{{Cite book|和書|author=本多貢 |title=北海道地名分類字典}}</ref>。


女性デュオ「[[Kiroro]]」のグループ名は、ボーカルの[[玉城千春]]が小学生の頃に地域交流で[[北海道]][[池田町 (北海道)|池田町]]に行き、耳に残ったアイヌ語「kiroru」(人間が踏み固めた広い路)や「kiroro-an」(強い・健やか・盛ん・大きい・かたくな)の言葉の意味や響きに魅かれたことに由来している<ref>{{Cite web |url=https://www.kiroromusic.com/profile/ |title=Profile |work=Kiroro official web site |accessdate=2019-02-06}}</ref>。同じネーミングが縁で1998年(平成10年)にはキロロリゾートとタイアップしたほか、2004年(平成16年)にはキロロリゾートでファンの集いとコンサート『ゆんたくさびら vol.3』を開催している。
== 開発の経緯 ==
[[星野リゾート トマム|アルファリゾート・トマム]]により貧村からリゾート地に変貌した[[占冠村]]に追従する形で、[[赤井川村]]が1987年に[[川上浩]]社長主導でウインターリゾートの開発を模索していた[[ヤマハ|日本楽器(現:ヤマハ)]]と[[第三セクター]]方式でデベロッパー・赤井川森林レクリェーション開発公社(後のキロロ開発公社)を設立。朝里岳の[[国有林]]を開発する流れとなり、[[バブル景気]]最中である1980年代後半に着工した。1991年に「キロロスノーワールド」と「マウンテンホテル」がキロロ開発公社によって開業し、1993年にリゾートの核である[[ゴルフ会員権|会員制ゴルフホテル]]「キロロゴルフクラブ」と会員制[[リゾートホテル]]「ホテルピアノ」を含む「キロロタウン」がヤマハ北海道リゾート開発によって開業した。トマム・[[サホロリゾート]]・[[マウントレースイ]]に続きバブル経済を象徴する豪華絢爛な一大ウィンターリゾートを最後発で作り上げた。


== 沿革 ==
しかし開業が[[バブル崩壊]]後となったことで、「ホテルピアノ」の[[リゾート会員権]]と「キロロゴルフクラブ」の[[ゴルフ会員権]]が売上不振により開発資金の回収が困難となり、1995年にキロロタウンを開発したヤマハ北海道リゾート開発をヤマハが清算し、営業権を[[ヤマハリゾート]]に譲渡(149億円の子会社整理損失発生)。キロロ開発公社を[[減資]]させ約60億円の累積損失を一掃し、20億円の増資を実行するとともに一部施設をヤマハリゾートが買い入れた。これら約230億円以上に上るヤマハの財政支援(事実上の損失穴埋め)策により、トマムや[[サホロリゾート]]とは異なり早期に経営再建を果たした。
[[赤井川村]]の産業は農林業を中心としているが、社会経済の変動による人口流出に歯止めがかからないため、1984年(昭和59年)に「赤井川村総合計画」を策定し、後志広域観光の一角として[[観光]]に力を入れる施策を立てた<ref name="村史紹介"/>。同年、ある企業から村内に[[スキー場]]を建設したいという申し出があり、村と共同で「赤井川村森林リゾート開発協議会」を設立したが{{Sfn|河西邦人}}、[[国有林]]を活用するため企業側の事業計画に沿った開発をすることができず、1986年(昭和61年)に開発を断念した{{Sfn|河西邦人}}。


そこで、赤井川村はスキー場の開発に関心のある企業を探し、1987年(昭和62年)に日本楽器製造(現在の[[ヤマハ]])とともに「赤井川村森林レクリエーション協議会」を設立して朝里岳の西部にある国有林を開発するという計画に着手した<ref name="村史紹介"/>{{Sfn|河西邦人}}。1988年(昭和63年)にヤマハは100%出資の[[子会社]]「ヤマハ北海道リゾート開発」を設立したほか、当時の[[林野庁]]は国有林を活用した開発をする場合は[[地方自治体]]が開発主体に加わることを求めていたため、ヤマハ、[[ヤマハ発動機]]、ヤマハ北海道リゾート開発に赤井川村も出資した[[第三セクター]]「赤井川森林レクリエーション開発公社」(1991年に「キロロ開発公社」と改称)を設立した<ref name="村史紹介"/>{{Sfn|河西邦人}}。そして、林野庁が推進していた「森林空間総合利用地域」(ヒューマン・グリーン・プラン)に北海道で初めて認定された<ref name="村史紹介"/>{{Sfn|河西邦人}}。1989年(平成元年)に国有保安林の解除手続きが完了すると、赤井川森林レクリエーション開発公社はスキー場の工事を開始した{{Sfn|河西邦人}}。また、リゾート開発の名称を「キロロ」とすることが決まった{{Sfn|河西邦人}}。キロロのリゾート開発は、スキー場の「マウンテンエリア」、テニスコートや多目的スポーツ広場の「レクリエーションエリア」、会員制ホテルと飲食・ショッピング街を中心とする「キロロタウン」、約20 km離れた富田地区を開発する「ゴルフエリア」に分けられ、このうちマウンテンエリアとレクリエーションエリアの開発を赤井川森林レクリエーション開発公社が担当し、キロロタウンとゴルフエリアの開発をヤマハ北海道リゾート開発が担当した{{Sfn|河西邦人}}。1990年(平成2年)に[[北海道]]から特定開発行為が許可されると、ゴルフ場の工事が始まったほか{{Sfn|河西邦人}}、1991年(平成3年)にはキロロタウンの工事が始まった。そして、同年末にスキー場「[[キロロスノーワールド]]」、[[ホテル]]「マウンテンホテル」と「マウンテンセンター」、多目的スポーツグラウンド「スノーモービルワールド」がオープンした<ref name="村史紹介"/>{{Sfn|河西邦人}}。
それでもなお[[平成不況]]が長引いたことから売上の低迷は続き、2003年3月にはキロロ開発公社の持株全てをヤマハが買収し施設全体がヤマハの所有となった。また、キロロゴルフクラブを2003年9月に閉鎖し、ホテルピアノのリゾート会員権とゴルフ会員権の預託金を全額償還した。


オープン当初の2ヵ月でスキー場には15万人弱の入り込みがあり、マウンテンホテルの稼働率も100%近くとなるなど好調なスタートを切ったが、すでに[[バブル崩壊]]が始まっていた時期であり、1992年(平成4年)にはヤマハ北海道リゾート開発の親会社であるヤマハの業績悪化に伴う人員整理問題によってキロロのリゾート開発を推進していた[[川上浩]]が社長の職を辞し、キロロタウンに予定していたリゾートマンションなどの建設延期を発表した{{Sfn|河西邦人}}。1993年(平成5年)には川上が兼務していたキロロ開発公社の社長も交代となった{{Sfn|河西邦人}}。同年にはゴルフ場「キロロゴルフクラブ」、ホテル「ホテルピアノ」や「キロロタウン」がオープンした{{Sfn|河西邦人}}。ヤマハ北海道リゾート開発はホテルやゴルフ場の[[リゾート会員権]]の販売で投資の早期回収を見込んでいたが、バブル崩壊によって投資金額である約330億円の半分以下となる約120億円に会員権の販売が留まっていた{{Sfn|河西邦人}}。同社の1993年度(平成5年度)決算では累計損失が42億6,000万円となっており、約150億円の債務超過に陥っていた{{Sfn|河西邦人}}。そこで、1994年(平成6年)にヤマハ北海道リゾート開発は兄弟会社の[[ヤマハリゾート]]に営業権を譲渡し、翌年に会社を[[清算]]した{{Sfn|河西邦人}}。一方、キロロ開発公社もオープン以来の経営赤字が続いており、累積赤字が50億円を超えて長短借入金も約150億円まで膨れ上がっていたが、これらは各種施設の工事代金約208億円の支払いで生じていたものであった{{Sfn|河西邦人}}。1995年(平成7年)にキロロ開発公社は臨時株主総会を開き、減資と増資による経営再建案を議決した{{Sfn|河西邦人}}。これは、資本金80億円を20億円にまで減資し、差額を前年度末にあった累積損失62億円の処理に充てる{{Sfn|河西邦人}}。そして、[[第三者割当増資]]によって20億円の増資(ヤマハが18億円、赤井川村が2億円を負担)を行い、資本金を40億円とした{{Sfn|河西邦人}}。これにより、ヤマハのキロロ開発公社への出資比率が60.3%になり、[[連結子会社]]となった{{Sfn|河西邦人}}。さらに、借入金を削減するために多目的スポーツグラウンドなどの施設をヤマハリゾートへ売却したほか、人件費の削減などを行って単年度の損益を改善した{{Sfn|河西邦人}}。こうして、キロロ開発公社の事業はスキー場のリフト運営とホテルの賃貸業に特化することになった{{Sfn|河西邦人}}。他方、ヤマハ北海道リゾート開発の清算とキロロ開発公社の経営再建に大きな役割を担ったヤマハリゾートであるが、国際競争やバブル崩壊の影響で業績が低迷していた状況の中でキロロ再建への負担がより経営を悪化させたため、ヤマハが1996年(平成8年)にヤマハリゾートの支援策を発表した{{Sfn|河西邦人}}。
2007年10月1日付けで、ヤマハリゾートが保有する[[鳥羽国際ホテル]]・[[合歓の郷]]・[[はいむるぶし]]と合わせてキロロの不動産・株式・債務全てを不採算を理由として[[三井不動産リゾート]]へ譲渡し、ヤマハはこれらのリゾート経営から撤退した。


2000年(平成12年)にキロロ開発公社に対するヤマハの持株比率が61.6%から94.3%となり、2002年(平成14年)にヤマハはヤマハリゾートを吸収合併、2003年(平成15年)にキロロ開発公社の赤井川村出資分を買収して100%子会社としたほか、2004年(平成16年)にはキロロ開発公社を吸収合併するなど<ref>{{Cite report |date=2005 |title=第181期 事業報告書 |url=https://www.yamaha.com/ja/ir/business/pdf/repo-2005.pdf |format=PDF |publisher=[[ヤマハ]] |accessdate=2019-02-06}}</ref>、ヤマハ本体でリゾート経営を支える体制をとってきたが、2007年(平成19年)にキロロを含むリゾート4施設を[[三井不動産]]に譲渡した<ref>{{Cite press release |url=http://ke.kabupro.jp/tsp/20070323/33170d10_20070323.pdf |title=リゾート事業4施設の事業用不動産及び運営子会社株式の譲渡について |date=2007-03-23 |format=PDF |publisher=ヤマハ |accessdate=2019-02-06 |quote=決算プロ}}</ref>。
2012年に[[タイ王国|タイ]]資本の不動産デベロッパー会社「プロパティ・パーフェクト」が買収した日本企業・シェアグループ株式会社を介して、三井不動産リゾートからキロロアソシエイツの持株全てを約5.5億[[バーツ]](約16億円前後)で買収すると在タイ日本人向けのネットニュースにおいて報じた<ref>[http://www.newsclip.be/article/2012/08/30/15119.html タイの不動産会社、北海道のスキーリゾート買収] 2012年8月30日 newsclip</ref>。同年10月には[[日本経済新聞]]が買収について東南アジアからの送客を強化する方針であることを絡めて報じているが、買収金額は非公表としている<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXNZO46904740U2A001C1L41000/ シェアグループ、キロロ買収を発表、東南アジア客に照準] 2012年10月5日 日本経済新聞</ref>。<br>
プロパティ・パーフェクトはキロロリゾートホールディングス株式会社を設立してキロロリゾートを所有し、100%持ち株会社の株式会社キロロホテルズ(ホテル部門)、株式会社キロロアソシエイツ(スキー場及びアクティビティ部門)の2社で運営を行っている。


2015年にキロリゾートホーィングスは米ホテル大手[[スターウッド・ホテル&リゾート]]と提携しホテル運営委託。旧「ホテルピアノ」は「キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道」に、旧「マウンテンホテル」は「シェトン北海道キロロリゾート」に名称を変更し、新装オープンした<ref>[http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000011305.html アジア太平洋地域では第一号となる新ブランド『トリビュート・ポートフォリオ』を北海道にオープン]日本スターウッドホテル株式会社プレスリリース(2015年8月4日)</ref><ref>[http://www.newsclip.be/article/2015/08/05/26478.html タイ社所有の北海道「キロロリゾート」、米スターウッドがホテル運営]newsclip.be(2015年8月5日)</ref>
2012(平成24年)は[[タイ王国]]の不動産会社「プパティ・パフェク」(PF)が、日本の企業再生コンサィング「リプロジェクト・パートナーズ」との合弁会社「シェアグループ」を通じて運営会社の「株式会社キロロアソシエイツ」を買収した<ref>{{Cite web |url=https://www.asean-j.net/2112/ |title=タイ プロパィー・パーフェクト(PF) |date=2012-08-27 |work=ASEAN JAPAN |accessdate=2019-02-06}}</ref><ref>{{Cite news |url=https://www.nikkei.com/article/DGXNZO46904740U2A001C1L41000/ |title=シェアグープ、キロロ買収を発表、東南アジア客に照準 |date=2012-10-05 |newspaper=[[日本経済新聞]] |publisher=[[日本経済新聞社]] |accessdate=2019-02-06}}</ref>。2015年(平成27年)には「[[スターウッド・ホテル&リゾート]]と提携し、マウンテンホテルを「シェラトン北海道キロロリゾート」<ref>{{Cite web |url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000011305.html |title=国内8軒目のシェラトンブランド『シェラトン北海道キロロリゾート』を12月にオープン |date=2015-08-04 |work=PR TIMES |accessdate=2019-02-05}}</ref>、ホテルピアノ「キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道」にリブランした<ref>{{Cite web |url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000011305.html |title=アジア太平洋地域では第一号となる新ブランド『トリビュート・ポートフォリオ』を北海道にオープン |date=2015-08-04 |work=PR TIMES |accessdate=2019-02-05}}</ref>


== キロロの由来 ==
=== 年表 ===
* [[1987年]]([[昭和]]62年):赤井川村が日本楽器製造(現在の[[ヤマハ]])とともに「赤井川村森林レクリエーション協議会」設立。
'''キロロ'''の名称は、当地および周辺の地名とは全く関係ない。開業当初、[[ヤマハリゾート]]などは「こころ」を意味する[[アイヌ語]]を基にした造語であるとアナウンスしていたが、「心」を示すアイヌ語は「ラム(ram)」であり、造語としてどのような経緯のうえ生成されたのか詳細は不明。現在は公式サイトやパンフレット類では由来に直接触れていないが、「こころ」というキーワードはよく用いられている<ref>[http://www.holiday.yamaha.co.jp/concierge/cuisine/007/index-003.html 「おとなを、休む日」]{{リンク切れ|date=2012年8月}}[http://www.kiroro.co.jp/green/pamph/ キロロリゾート]{{リンク切れ|date=2012年8月}}</ref>。
* [[1988年]](昭和63年):「ヤマハ北海道リゾート開発株式会社」設立。[[第三セクター]]「赤井川森林レクリエーション開発公社」設立。
* [[1991年]]([[平成]]{{0}}3年):赤井川森林レクリエーション開発公社が「株式会社キロロ開発公社」と改称。[[キロロスノーワールド]]、マウンテンホテル、スノーモービルワールドがオープン。
* [[1992年]](平成{{0}}4年):長さ3,300 mのゴンドラ新設{{Sfn|河西邦人}}。
* [[1993年]](平成{{0}}5年):キロロゴルフクラブがオープン。[[TUBE]]が『TUBE LIVE AROUND SPECIAL'93 だって夏じゃない』開催。ホテルピアノ、キロロタウンがオープン。
* [[1994年]](平成{{0}}6年):ヤマハ北海道リゾート開発の営業権を[[ヤマハリゾート]]に譲渡<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090500195 |title=<しんそう94>キロロ・ヤマハ道リゾートの営業権譲渡*会員権販売不振 早めの軌道修正 |date=1994-05-21 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=[[北海道新聞社]] |accessdate=2019-02-06}}</ref>。
* [[1995年]](平成{{0}}7年):ヤマハ北海道リゾート開発が[[清算]]。『北方圏フォーラム』知事サミット開催<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090141266 |title=<北方圏フォーラム>経済面での連携強化探る*赤井川で知事サミット*資金不足が課題に |date=1995-09-12 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref>。
* [[1996年]](平成{{0}}8年):チャペルキロロ<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090451695 |title=キロロで結婚式チャペルが完成 |date=1996-05-31 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref>、温泉施設がオープン。
* [[1999年]](平成11年):[[浜田省吾]]が『[[ON THE ROAD 2001 (コンサートツアー)|LET SUMMER ROCK '99]]』開催。
* [[2001年]](平成13年):「株式会社キロロアソシエイツ」設立。
* [[2003年]](平成15年):[[DREAMS COME TRUE]]が『[[史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND#2003|史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2003]]』開催。キロロゴルフクラブ閉鎖(2006年にレラゴルフクラブへ譲渡)<ref>{{Cite web |url=https://www.mmjp.or.jp/tubaki-golf/newsfail/news112-kiroro.html |title=ヤマハ、キロロGC(北海道)の営業を10月末で終了 |publisher=椿クラブ |accessdate=2019-02-05}}</ref>。
* [[2004年]](平成16年):ヤマハがキロロ開発公社を吸収合併<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090449423 |title=ヤマハ、キロロ公社吸収へ*「協力関係変わらず」*赤井川村 |date=2004-03-27 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref>。『[[全日本紙飛行機選手権大会]]』開催。
* [[2007年]](平成19年):[[三井不動産]]が施設取得<ref>{{Cite press release |url=https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2007/0323/download/resort/20070323.pdf |title=ヤマハ株式会社所有の4リゾート施設取得に関する基本合意について |date=2007-03-23 |format=PDF |publisher=[[三井不動産]] |accessdate=2019-02-05}}</ref>。
* [[2012年]](平成24年):赤井川村と住民避難の協定締結<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0050279443 |title=赤井川村とキロロリゾート*住民避難の協定締結 |date=2012-09-14 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref>。合弁会社の「シェアグループ」がキロロアソシエイツを買収<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0050301576 |title=キロロ買収のシェアグループ*東南アジアから集客*通年型リゾート目指す*「タイムシェア」で客室販売 |date=2012-10-07 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref>。
* [[2015年]](平成27年):「株式会社キロロホテルズ」設立。[[スターウッド・ホテル&リゾート]]と業務提携し<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0051261071 |title=米スターウッド運営2ホテル*キロロに国際ブランド |date=2015-08-04 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0051265851 |title=米スターウッド キロロ2ホテル運営*「集客、雇用増を期待」*関係者ら歓迎の声*赤井川 |date=2015-08-08 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref>、ホテルピアノをキロロトリビュートポートフォリオホテル北海道、マウンテンホテルをシェラトン北海道キロロリゾートにリブランド<ref>{{Cite web |url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0051368805 |title=米スターウッド運営の2ホテル*キロロで開業式典*ルスツも営業開始 |date=2015-12-06 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=北海道新聞社 |accessdate=2019-02-06}}</ref>。


== 施設 ==
なお、キロロと読む地名としては北海道内では[[浦幌町]]に貴老路、[[本別町]]に嫌侶があり、それらの由来は、1.キロ-オ-ル,kir-o-ru(人が踏み固めた広い道:[[山田秀三]]・[[知里真志保]]説)、2.キロロ,kiroro,(勢力:[[永田方正]]説)、3.ピ-ヲロ,pi-oro(小石・多い:[[松浦武四郎]]説)、とされる<ref>山田秀三『北海道の地名』、本多貢『北海道地名分類字典』</ref>。
=== キロロスノーワールド ===
{{Main|キロロスノーワールド}}


=== マウンテンセンター ===
1998年にメジャーデビューした女性デュオ[[Kiroro]]は、キロロリゾートからとったのではなく、ボーカルの玉城千春が小学生の時、地域交流で[[北海道]][[池田町 (北海道)|池田町]]に行った際、なんとなく耳に残った[[アイヌ語]]に由来する<ref>外務省経済協力局"[http://www.apic.or.jp/plaza/k_plaza/kp2005_02/chapter02.html 国際協力プラザ vol.126 PEOPLE Kiroro]"国際協力プラザ2005年2月号.(2010年11月14日閲覧。)</ref><ref name="公式">[[ビクターミュージックアーツ]]"[http://www.victormusicarts.jp/kiroro/profile.php Kiroro official web site/Profile]"(2010年11月14日閲覧。)</ref>。1998年9月にはキロロリゾートと[[タイアップ]]契約。2004年4月にはキロロリゾートで、kiroroのファンの集いとコンサート「ゆんたくさびら vol.3」が開催された。
* スキーショップ ヴァンクール
* キロロレンタルショップ(スキーシーズンのみ営業)
* コインロッカー
* 貸ロッカー
* レンタルルーム
* カフェテリア「ルミエール」
* マウンテンカフェ&ラウンジ
* ダブルブラックカフェ
* 和(なごみ)
* ときわ湯


=== シェラトン北海道キロロリゾート ===
== 沿革 ==
{{Hotel
*[[1987年]]([[昭和]]62年) - [[ヤマハ]]と赤井川村が「赤井川森林レクリエーション協議会」を設立<ref>当時、ヤマハはリゾート事業拡大を図るとともに、製造販売しているスキー板のイメージアップのためにもスキー場開設を目指していた。</ref>。事業は北海道初の「ヒューマン・グリーン・プラン」の第1号に認定された。
|名称 = シェラトン北海道キロロリゾート<br /><small>Sheraton Hokkaido Kiroro Resort</small>
*[[1988年]]4月 - ヤマハ北海道リゾート開発株式会社設立。
|正式名称 =
*1988年6月 赤井川村、ヤマハ、[[ヤマハ発動機]]、[[野村不動産]]、[[住友生命保険]]等の各社が出資し株式会社赤井川森林レクリェーション開発公社設立。
|画像 = Sheraton Hokkaido Resort.tif
*[[1991年]]7月([[平成]]3年) - 公社を株式会社キロロ開発公社に名称変更。
|画像サイズ = 300px
*1991年12月 スキー場、、マウンテンホテル、[[スノーモービル]]ワールドがオープン
|画像説明 = キロロスノーワールドから見た施設外観
*[[1992年]]12月 - スキー場にゴンドラが新設
|チェーン = [[スターウッド・ホテル&リゾート]]
*[[1993年]]7月 - キロロゴルフクラブ(ゴルフ場)がオープン
|デベロッパー =
**[[7月31日]] - [[TUBE]]が野外コンサート「TUBE LIVE AROUND SPECIAL'93 [[だって夏じゃない]]」を開催。
|設計 =
*1993年12月 - ホテルピアノ、キロロタウンがオープン
|施工 =
*[[1995年]]6月 - ヤマハ北海道リゾート開発を解散。業務はヤマハリゾートに移管。
|運営 = キロロホテルズ
*[[1996年]]6月 - 温泉施設、チャペルがオープン
|所有者 = キロロリゾートホールディングス
*[[1999年]][[7月24日]] - [[浜田省吾]]が野外コンサート「[[ON THE ROAD 2001 (コンサートツアー)|LET SUMMER ROCK '99]]」を開催。約10,000人を動員。
|前身 = マウンテンホテル
*[[2000年]]7月 - キロロ開発公社のヤマハの持株比率が61.6%から94.3%になる。
|敷地面積 =
*[[2001年]]10月 - ホテル運営、スキー場運営を行う株式会社キロロアソシエイツ設立。
|建築面積 =
*[[2003年]]3月 - キロロ開発公社の赤井川村出資分の買収をヤマハが打診し了承。ヤマハの100%子会社となる。
|延べ床面積 =
*2003年10月 - 経営不振のためキロロゴルフクラブを閉鎖。
|最低階 = 地上1
*[[2004年]]7月 - リフトとマウンテンホテルを保有していたキロロ開発公社がヤマハと合併。累積損失12億円を実質補てん。
|最高階 = 地上5
*[[2006年]]12月 - 閉鎖していたゴルフ場を宮本土建工業株式会社(小樽市)の子会社「株式会社レラゴルフクラブ」に譲渡。
|最頂部 =
*[[2007年]]7月 - ヤマハがリゾート部門の大部分を[[三井不動産]]へ事業譲渡。キロロアソシエイツは三井不動産リゾートの100%子会社となる。
|レストラン数 =
*[[2009年]] - レラゴルフクラブが不採算を理由に営業を行わないとし、再度の休業状態に陥る(2013年現在も閉鎖状態にある)。
|部屋数 = 140
*[[2012年]]10月 - 三井不動産から、シェアグループ株式会社(プロパティ・パーフェクト(タイの不動産会社)とリプロジェクト・パートナーズ(日本の企業再生コンサルティング会社)の合弁企業)に譲渡された<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXNZO46904740U2A001C1L41000/ シェアグループ、キロロ買収を発表、東南アジア客に照準] - 日本経済新聞2012年10月5日付北海道経済面</ref>。
|シングル数 =
*[[2015年]]11月19日 - キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道オープン<ref>[http://www.kiroro.co.jp/jp/news/1241-%E3%80%8C%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%83%AD-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB-%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3 「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」オープン]</ref>
|ダブル数 =
*[[2015年]]12月4日 - シェラトン北海道キロロリゾートオープン<ref>[http://www.kiroro.co.jp/jp/news/1250-%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B3%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85 シェラトン北海道キロロリゾートオープンのご案内]</ref>
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'''客室'''
* デラックスツイン (22 m²)
* デラックスキング (22 m²)
* スーペリアツイン (31 m²)
* スーペリアキング (31 m²)
* 和室 (39 m²)
* グランデルーム (60 m²)
* スイートツイン (96 m²)
* スイートキング (77 m²)
'''レストラン'''
* ビュッフェ リビエルージュ
* 炉端・寿司 北帰
'''その他'''
* フィットネス
* キロロショップ

=== キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道 ===
{{Hotel
|名称 = キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道<br /><small>The Kiroro, a Tribute Portfolio Hotel, Hokkaido</small>
|正式名称 =
|画像 = Kiroro Resort.JPG
|画像サイズ = 300px
|画像説明 = 施設外観
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|運営 = キロロホテルズ
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|前身 = ホテルピアノ
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|延べ床面積 =
|最低階 = 地上1
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'''客室'''
* スタンダードルーム (30 m² - 35 m²)
* スーペリアルーム (38 m² - 50 m²)
* スーペリアトリプル (42 m²)
* デラックスキングビューバス (36 m²)
* デラックスルーム (51 m² - 60 m²)
* オリエンタルスイート (65 m²)
* ジャパニーズスイート (65 m²)
* ジュニアスイート (68 m² - 84 m²)
* キロロスイート (140 m²)
* マウンテンスイート (149 m²)
'''レストラン・バー'''
* イタリアンレストラン アラ・モーダ
* アルパインブラッセリ―
* ワールドビュッフェ ポップ
'''MICE'''
* グレートルーム (1,125 m²)
* ライラック/ハマナス (各180 m²)
* スズラン/ラベンダー (各80 m²)
* エルムA,B,C,D (各40 m²)
'''その他'''
* 宿泊者専用浴場「喜多の湯」
* エステ&リラクゼーションサロン「KOTAN(コタン)」
* ホテルショップ
* チャペルキロロ

=== キロロタウン・ネイチャーセンター ===
* キロロ温泉 遊湯館
** 岩盤浴
** リゾートプール
** フィットネスセンター
* 寿司処 風雅
* ポッケ カフェ&ラウンジ
* ステーキハウス 旬彩
* グランシップ
* カラオケ
* リゾートマーケット
* ネイチャーセンター

=== その他 ===
* レクリエーションセンター
* パークゴルフ場
* テニスコート
* 森の広場
* ICE STAR RESORT KIRORO(冬季限定)<ref>{{Cite web |url=https://icestar-resort.com |title=ICE STAR RESORT KIRORO |accessdate=2019-02-07}}</ref>

== アクセス・駐車場 ==
[[新千歳空港]]、[[札幌駅]]、[[小樽駅]]や[[小樽築港駅]]などから事前予約制のバスを運行している。また、シェラトン北海道キロロリゾートからキロロトリビュートポートフォリオホテル北海道までは約500 m離れているため、無料の[[シャトルバス]]を運行している。
* 小樽から車で約40分
* ニセコから車で約50分
* 札幌から車で約60分
* 新千歳空港から車で約90分
* 駐車場:2,000台


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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{{脚注ヘルプ}}
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== 参考資料 ==
* {{Cite web |author=河西邦人 |url=http://www.kawanisi.jp/ski/04.htm |title=キロロ・スノーワールド |work=New Directions of All Around Management |accessdate=2019-02-05 |ref={{SfnRef|河西邦人}}}}

== 関連項目 ==
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* [[北海道の観光地]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://www.kiroro.jp/ キロロリゾート]
* [https://www.kiroro.co.jp キロロリゾート]
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2019年2月17日 (日) 08:55時点における版

キロロリゾート: Kiroro Resort)は、北海道余市郡赤井川村にあるリゾート

概要

朝里岳と長峰岳の斜面にあるスキー場はじめ、自然を生かしたアクティビティなどを楽しむことができる通年型のリゾート施設となっている。「株式会社キロロアソシエイツ」がスキー場とアクティビティ部門、「株式会社キロロホテルズ」がホテル部門を運営している。「朝里岳山頂『ニイサの鐘』/キロロリゾート」として「恋人の聖地」に選定されている[1]。キロロリゾートのオープンは赤井川村の過疎化対策に一定の役割を果たし、村税が4倍になるなどの大きな影響を与えたとしている[2]

親会社であるタイ王国の不動産会社「プロパティ・パーフェクト」は、コンドミニアム「Yu Kiroro」やコンドミニアムとスキー場を結ぶリフトとゴンドラを建設しているほか[3]、「キロロ2020ロードマップ」として新たなホテル、ヴィラやコンドミニアム、娯楽施設などを整備する計画を発表した[4]

名称の由来

「キロロ」はアイヌ語の「心」、「力」、「才能」などの意味を持つ言葉の響きをヒントに名づけられた[5][6]。なお、「キロロ」と読む地名は浦幌町に「貴老路」、本別町に「嫌侶」があり、それらの名称の由来には「キロ-オ-ル」(kir-o-ru、人が踏み固めた広い道:山田秀三知里真志保説)、「キロロ」(kiroro、勢力:永田方正説)、「ピ-ヲロ」(pi-oro、小石・多い:松浦武四郎説)などの諸説がある[7][8]

女性デュオ「Kiroro」のグループ名は、ボーカルの玉城千春が小学生の頃に地域交流で北海道池田町に行き、耳に残ったアイヌ語「kiroru」(人間が踏み固めた広い路)や「kiroro-an」(強い・健やか・盛ん・大きい・かたくな)の言葉の意味や響きに魅かれたことに由来している[9]。同じネーミングが縁で1998年(平成10年)にはキロロリゾートとタイアップしたほか、2004年(平成16年)にはキロロリゾートでファンの集いとコンサート『ゆんたくさびら vol.3』を開催している。

沿革

赤井川村の産業は農林業を中心としているが、社会経済の変動による人口流出に歯止めがかからないため、1984年(昭和59年)に「赤井川村総合計画」を策定し、後志広域観光の一角として観光に力を入れる施策を立てた[2]。同年、ある企業から村内にスキー場を建設したいという申し出があり、村と共同で「赤井川村森林リゾート開発協議会」を設立したが[5]国有林を活用するため企業側の事業計画に沿った開発をすることができず、1986年(昭和61年)に開発を断念した[5]

そこで、赤井川村はスキー場の開発に関心のある企業を探し、1987年(昭和62年)に日本楽器製造(現在のヤマハ)とともに「赤井川村森林レクリエーション協議会」を設立して朝里岳の西部にある国有林を開発するという計画に着手した[2][5]。1988年(昭和63年)にヤマハは100%出資の子会社「ヤマハ北海道リゾート開発」を設立したほか、当時の林野庁は国有林を活用した開発をする場合は地方自治体が開発主体に加わることを求めていたため、ヤマハ、ヤマハ発動機、ヤマハ北海道リゾート開発に赤井川村も出資した第三セクター「赤井川森林レクリエーション開発公社」(1991年に「キロロ開発公社」と改称)を設立した[2][5]。そして、林野庁が推進していた「森林空間総合利用地域」(ヒューマン・グリーン・プラン)に北海道で初めて認定された[2][5]。1989年(平成元年)に国有保安林の解除手続きが完了すると、赤井川森林レクリエーション開発公社はスキー場の工事を開始した[5]。また、リゾート開発の名称を「キロロ」とすることが決まった[5]。キロロのリゾート開発は、スキー場の「マウンテンエリア」、テニスコートや多目的スポーツ広場の「レクリエーションエリア」、会員制ホテルと飲食・ショッピング街を中心とする「キロロタウン」、約20 km離れた富田地区を開発する「ゴルフエリア」に分けられ、このうちマウンテンエリアとレクリエーションエリアの開発を赤井川森林レクリエーション開発公社が担当し、キロロタウンとゴルフエリアの開発をヤマハ北海道リゾート開発が担当した[5]。1990年(平成2年)に北海道から特定開発行為が許可されると、ゴルフ場の工事が始まったほか[5]、1991年(平成3年)にはキロロタウンの工事が始まった。そして、同年末にスキー場「キロロスノーワールド」、ホテル「マウンテンホテル」と「マウンテンセンター」、多目的スポーツグラウンド「スノーモービルワールド」がオープンした[2][5]

オープン当初の2ヵ月でスキー場には15万人弱の入り込みがあり、マウンテンホテルの稼働率も100%近くとなるなど好調なスタートを切ったが、すでにバブル崩壊が始まっていた時期であり、1992年(平成4年)にはヤマハ北海道リゾート開発の親会社であるヤマハの業績悪化に伴う人員整理問題によってキロロのリゾート開発を推進していた川上浩が社長の職を辞し、キロロタウンに予定していたリゾートマンションなどの建設延期を発表した[5]。1993年(平成5年)には川上が兼務していたキロロ開発公社の社長も交代となった[5]。同年にはゴルフ場「キロロゴルフクラブ」、ホテル「ホテルピアノ」や「キロロタウン」がオープンした[5]。ヤマハ北海道リゾート開発はホテルやゴルフ場のリゾート会員権の販売で投資の早期回収を見込んでいたが、バブル崩壊によって投資金額である約330億円の半分以下となる約120億円に会員権の販売が留まっていた[5]。同社の1993年度(平成5年度)決算では累計損失が42億6,000万円となっており、約150億円の債務超過に陥っていた[5]。そこで、1994年(平成6年)にヤマハ北海道リゾート開発は兄弟会社のヤマハリゾートに営業権を譲渡し、翌年に会社を清算した[5]。一方、キロロ開発公社もオープン以来の経営赤字が続いており、累積赤字が50億円を超えて長短借入金も約150億円まで膨れ上がっていたが、これらは各種施設の工事代金約208億円の支払いで生じていたものであった[5]。1995年(平成7年)にキロロ開発公社は臨時株主総会を開き、減資と増資による経営再建案を議決した[5]。これは、資本金80億円を20億円にまで減資し、差額を前年度末にあった累積損失62億円の処理に充てる[5]。そして、第三者割当増資によって20億円の増資(ヤマハが18億円、赤井川村が2億円を負担)を行い、資本金を40億円とした[5]。これにより、ヤマハのキロロ開発公社への出資比率が60.3%になり、連結子会社となった[5]。さらに、借入金を削減するために多目的スポーツグラウンドなどの施設をヤマハリゾートへ売却したほか、人件費の削減などを行って単年度の損益を改善した[5]。こうして、キロロ開発公社の事業はスキー場のリフト運営とホテルの賃貸業に特化することになった[5]。他方、ヤマハ北海道リゾート開発の清算とキロロ開発公社の経営再建に大きな役割を担ったヤマハリゾートであるが、国際競争やバブル崩壊の影響で業績が低迷していた状況の中でキロロ再建への負担がより経営を悪化させたため、ヤマハが1996年(平成8年)にヤマハリゾートの支援策を発表した[5]

2000年(平成12年)にキロロ開発公社に対するヤマハの持株比率が61.6%から94.3%となり、2002年(平成14年)にヤマハはヤマハリゾートを吸収合併、2003年(平成15年)にキロロ開発公社の赤井川村出資分を買収して100%子会社としたほか、2004年(平成16年)にはキロロ開発公社を吸収合併するなど[10]、ヤマハ本体でリゾート経営を支える体制をとってきたが、2007年(平成19年)にキロロを含むリゾート4施設を三井不動産に譲渡した[11]

2012年(平成24年)にはタイ王国の不動産会社「プロパティ・パーフェクト」(PF)が、日本の企業再生コンサルティング「リプロジェクト・パートナーズ」との合弁会社「シェアグループ」を通じて運営会社の「株式会社キロロアソシエイツ」を買収した[12][13]。2015年(平成27年)には「スターウッド・ホテル&リゾート」と提携し、マウンテンホテルを「シェラトン北海道キロロリゾート」[14]、ホテルピアノを「キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道」にリブランドした[15]

年表

施設

キロロスノーワールド

マウンテンセンター

  • スキーショップ ヴァンクール
  • キロロレンタルショップ(スキーシーズンのみ営業)
  • コインロッカー
  • 貸ロッカー
  • レンタルルーム
  • カフェテリア「ルミエール」
  • マウンテンカフェ&ラウンジ
  • ダブルブラックカフェ
  • 和(なごみ)
  • ときわ湯

シェラトン北海道キロロリゾート

シェラトン北海道キロロリゾート
Sheraton Hokkaido Kiroro Resort
キロロスノーワールドから見た施設外観
キロロスノーワールドから見た施設外観
ホテル概要
ホテルチェーン スターウッド・ホテル&リゾート
運営 キロロホテルズ
所有者 キロロリゾートホールディングス
前身 マウンテンホテル
階数 地上1 - 地上5階
部屋数 140室
所在地 〒046-0593
北海道余市郡赤井川村字常盤650
テンプレートを表示

客室

  • デラックスツイン (22 m²)
  • デラックスキング (22 m²)
  • スーペリアツイン (31 m²)
  • スーペリアキング (31 m²)
  • 和室 (39 m²)
  • グランデルーム (60 m²)
  • スイートツイン (96 m²)
  • スイートキング (77 m²)

レストラン

  • ビュッフェ リビエルージュ
  • 炉端・寿司 北帰

その他

  • フィットネス
  • キロロショップ

キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道

キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道
The Kiroro, a Tribute Portfolio Hotel, Hokkaido
施設外観
施設外観
ホテル概要
ホテルチェーン スターウッド・ホテル&リゾート
運営 キロロホテルズ
所有者 キロロリゾートホールディングス
前身 ホテルピアノ
階数 地上1 - 地上14階
部屋数 281室
所在地 〒046-0593
北海道余市郡赤井川村字常盤128-1
公式サイト キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道 公式サイト
テンプレートを表示

客室

  • スタンダードルーム (30 m² - 35 m²)
  • スーペリアルーム (38 m² - 50 m²)
  • スーペリアトリプル (42 m²)
  • デラックスキングビューバス (36 m²)
  • デラックスルーム (51 m² - 60 m²)
  • オリエンタルスイート (65 m²)
  • ジャパニーズスイート (65 m²)
  • ジュニアスイート (68 m² - 84 m²)
  • キロロスイート (140 m²)
  • マウンテンスイート (149 m²)

レストラン・バー

  • イタリアンレストラン アラ・モーダ
  • アルパインブラッセリ―
  • ワールドビュッフェ ポップ

MICE

  • グレートルーム (1,125 m²)
  • ライラック/ハマナス (各180 m²)
  • スズラン/ラベンダー (各80 m²)
  • エルムA,B,C,D (各40 m²)

その他

  • 宿泊者専用浴場「喜多の湯」
  • エステ&リラクゼーションサロン「KOTAN(コタン)」
  • ホテルショップ
  • チャペルキロロ

キロロタウン・ネイチャーセンター

  • キロロ温泉 遊湯館
    • 岩盤浴
    • リゾートプール
    • フィットネスセンター
  • 寿司処 風雅
  • ポッケ カフェ&ラウンジ
  • ステーキハウス 旬彩
  • グランシップ
  • カラオケ
  • リゾートマーケット
  • ネイチャーセンター

その他

  • レクリエーションセンター
  • パークゴルフ場
  • テニスコート
  • 森の広場
  • ICE STAR RESORT KIRORO(冬季限定)[27]

アクセス・駐車場

新千歳空港札幌駅小樽駅小樽築港駅などから事前予約制のバスを運行している。また、シェラトン北海道キロロリゾートからキロロトリビュートポートフォリオホテル北海道までは約500 m離れているため、無料のシャトルバスを運行している。

  • 小樽から車で約40分
  • ニセコから車で約50分
  • 札幌から車で約60分
  • 新千歳空港から車で約90分
  • 駐車場:2,000台

脚注

  1. ^ 朝里岳山頂「ニイサの鐘」/キロロリゾート”. 地域活性化支援センター. 2019年2月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 村史紹介”. 赤井川村. 2019年2月5日閲覧。
  3. ^ 北海道キロロリゾート、タイ不動産大手が大規模改修。欧米など外国人観光客を意識”. HOTELIER (2017年4月25日). 2019年2月5日閲覧。
  4. ^ “キロロリゾート拡張 10年間に1000億円投入”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2019年2月5日). https://e-kensin.net/news/113632.html 2019年2月6日閲覧。 
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 河西邦人.
  6. ^ キロロの過ごし方”. キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道. 2019年2月6日閲覧。
  7. ^ 山田秀三『北海道の地名』。 
  8. ^ 本多貢『北海道地名分類字典』。 
  9. ^ Profile”. Kiroro official web site. 2019年2月6日閲覧。
  10. ^ 第181期 事業報告書 (PDF) (Report). ヤマハ. 2005. 2019年2月6日閲覧
  11. ^ "リゾート事業4施設の事業用不動産及び運営子会社株式の譲渡について" (PDF) (Press release). ヤマハ. 23 March 2007. 2019年2月6日閲覧決算プロ
  12. ^ タイ プロパティー・パーフェクト(PF)”. ASEAN JAPAN (2012年8月27日). 2019年2月6日閲覧。
  13. ^ “シェアグループ、キロロ買収を発表、東南アジア客に照準”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2012年10月5日). https://www.nikkei.com/article/DGXNZO46904740U2A001C1L41000/ 2019年2月6日閲覧。 
  14. ^ 国内8軒目のシェラトンブランド『シェラトン北海道キロロリゾート』を12月にオープン”. PR TIMES (2015年8月4日). 2019年2月5日閲覧。
  15. ^ アジア太平洋地域では第一号となる新ブランド『トリビュート・ポートフォリオ』を北海道にオープン”. PR TIMES (2015年8月4日). 2019年2月5日閲覧。
  16. ^ <しんそう94>キロロ・ヤマハ道リゾートの営業権譲渡*会員権販売不振 早めの軌道修正”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1994年5月21日). 2019年2月6日閲覧。
  17. ^ <北方圏フォーラム>経済面での連携強化探る*赤井川で知事サミット*資金不足が課題に”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1995年9月12日). 2019年2月6日閲覧。
  18. ^ キロロで結婚式チャペルが完成”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1996年5月31日). 2019年2月6日閲覧。
  19. ^ ヤマハ、キロロGC(北海道)の営業を10月末で終了”. 椿クラブ. 2019年2月5日閲覧。
  20. ^ ヤマハ、キロロ公社吸収へ*「協力関係変わらず」*赤井川村”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2004年3月27日). 2019年2月6日閲覧。
  21. ^ "ヤマハ株式会社所有の4リゾート施設取得に関する基本合意について" (PDF) (Press release). 三井不動産. 23 March 2007. 2019年2月5日閲覧
  22. ^ 赤井川村とキロロリゾート*住民避難の協定締結”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2012年9月14日). 2019年2月6日閲覧。
  23. ^ キロロ買収のシェアグループ*東南アジアから集客*通年型リゾート目指す*「タイムシェア」で客室販売”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2012年10月7日). 2019年2月6日閲覧。
  24. ^ 米スターウッド運営2ホテル*キロロに国際ブランド”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2015年8月4日). 2019年2月6日閲覧。
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  26. ^ 米スターウッド運営の2ホテル*キロロで開業式典*ルスツも営業開始”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2015年12月6日). 2019年2月6日閲覧。
  27. ^ ICE STAR RESORT KIRORO”. 2019年2月7日閲覧。

参考資料

関連項目

外部リンク

座標: 北緯43度04分33秒 東経140度58分56秒 / 北緯43.07583度 東経140.98222度 / 43.07583; 140.98222