悪女について

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悪女について』(あくじょについて)は、1978年に『週刊朝日』で連載された有吉佐和子の小説。同年と2012年にテレビドラマ化された。また、2001年に芸術座で舞台が上演されたほか、2006年から2008年にかけて、劇団レッド・フェイス(榊原利彦主宰)が、「活読」という独自の形式で、この作品を3回上演している。

あらすじ[編集]

女性実業家・富小路公子が突然、謎の死を遂げる。公子は持ち前の美貌と才能を駆使して、一代で財を成した一方で数々のスキャンダルを起こしたことから、マスコミからは「虚飾の女王」「魔性の女」などと悪評を書きたてられていた。物語は、そんな公子と関わった人物27人へのインタビューを綴ったものである。

テレビドラマ[編集]

1978年 テレビ朝日版[編集]

1978年4月6日から9月28日までテレビ朝日で連続ドラマとして放映。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

2012年 TBS版[編集]

TBS2012年4月30日の21:00 - 23:24にドラマ特別企画として放映。視聴率は関東地区で14.7%、関西地区で16.4%(ビデオリサーチ調べ)[1]。 プロデューサー・八木康夫は、この作品の制作が高く評価され、平成24年度の芸術選奨文部科学大臣賞(放送部門)を受賞した[2]

スタッフ[編集]

  • 原作:有吉佐和子『悪女について』(新潮文庫
  • 脚本:池端俊策
  • 監督:鶴橋康夫
  • 演出補:堀英樹、坂上卓哉、山口隆治、西岡衣舞
  • プロデューサー:八木康夫
  • プロデュース補:前田菜穂
  • 選曲:山内直樹
  • CG:田中浩征
  • 宝石指導:小澤一彦(トータス貴商)、作田清郷(フローレンス)
  • 走り高跳び指導:比留間修吾
  • 珠算指導:太田敏幸
  • 方言指導:加藤まゆ美
  • 映像協力:NHK毎日放送
  • 出演協力:セントラルグループオスカープロモーション
  • 制作・著作:TBS

キャスト[編集]

富小路 公子 / 鈴木 君子 - 沢尻エリカ
ホテル・宝石店「モンレーヴ」などを経営する実業家。私生児としてこの世に生を受ける。17歳で長男を出産する。
沢山 栄次 - 船越英一郎
不動産業・沢山宝飾店経営者。簿記の夜学で君子と出会う。
沢山 道代 - 東ちづる
栄次の妻。
鈴木 タネ - 余貴美子
君子の義理の母親。
渡瀬 義雄 - 上地雄輔
創実建設会社営業部課長。沢山宝飾店で君子と一緒にアルバイトしていた。
尾藤 輝彦 - 渡辺大
君子の幼なじみ走り高跳びの選手だったが怪我で断念する。
鈴木 義彦 - 蕨野友也(乳児:中野悠希/ 幼少期:櫻井海瑞希)
公子の子供、長男。
鈴木 義輝 - 吉村卓也(乳児:尾藤陽太)
公子の子供、次男。
渡瀬 龍雄 - 中原丈雄、渡瀬 子静 - 高林由紀子
義雄の両親。名家の家柄。
烏丸 瑤子 - 鈴木砂羽
資産家。公子が事業拡大のため保証人を依頼する。
尾藤 睦子 - 高畑淳子
神経質で意地の悪い性格をしており、君子に厳しく接する。
浅井 雪子 - 近野成美
睦子の娘。輝彦の妹。
瀬川 美千代 - 秋山菜津子
元民友党幹事長夫人。公子が経営する宝石店の顧客。
里野 文子 - 浅田美代子
主婦。渡瀬が暮らすアパートの住人。
艶子 - 高橋ひとみ
銀座高級クラブ「火の鳥」ママ。
林 梨江 - 床嶋佳子
服飾デザイナー。公子が着用する全ての服をデザインする。
小島 誠 - 浜田学
ホテル支配人。公子の婚約者。
大内 三郎 - 辻義人
宝石店「モンレーヴ」支配人。
伊藤 銀次 - 泉谷しげる
富小路公子顧問弁護士。
友保 清次郎 - 西田敏行(特別出演)
ジュエリー加工職人。
その他
河野洋一郎足木俊介野村信次結城さなえ加世幸市浜田道彦 ほか

舞台[編集]

2001年に芸術座で上演。主演の十朱幸代は本作の演技により菊田一夫演劇賞演劇大賞を受賞した。

キャスト[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

テレビ朝日 木曜22時枠
前番組 番組名 次番組
悪女について
(テレビ朝日版)
判決
(復活第1作)