宮城県道・福島県道46号白石国見線

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主要地方道
Japanese Route Sign Number 4.svgJapanese Route Sign Number 6.svg
宮城県道46号標識
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福島県道46号標識
宮城県道46号白石国見線
福島県道46号白石国見線
路線延長 14.0693 km
起点 宮城県白石市小原
終点 福島県伊達郡国見町大字塚野目字下三本木
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0013.svg国道113号
Japanese National Route Sign 0004.svg国道4号
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路

宮城県道・福島県道46号白石国見線(みやぎけんどう・ふくしまけんどう46ごう しろいしくにみせん)は、宮城県白石市から小坂峠を経由し福島県伊達郡国見町に至る県道主要地方道)である。

路線データ[編集]

  • 起点:白石市小原(大熊大橋北詰)
  • 終点:国見町大字塚野目字下三本木(公立藤田総合病院入口交差点)
  • 実延長:14,069.3 m
    • 宮城県側:7,070.3 m
    • 福島県側:6,999 m

歴史[編集]

もともとは、江戸時代初期から後期にかけて奥羽13藩の大名たちの参勤交代や幕府役人たちが利用した七ヶ宿街道(しちかしゅくかいどう)で、物資交流や出羽三山参りの旅人の往還路としても栄えた主要な街道であった[1]。本路線は、七ヶ宿街道のうちの一部区間である白石市 - 国見町間を踏襲するもので、同街道の残存区間は山形県南陽市へ至る国道113号となっている。現在は県道の路線として主要地方道にも指定され、往時の街道が拡幅されて舗装された道となったが、道筋には当時の面影を残す宿場跡が残されている[1]

年表[編集]

  • 1958年昭和33年)3月31日 - 下戸沢桑折線として県道に認定され、供用される。
  • 1961年(昭和36年)3月31日 - 下戸沢桑折線を廃し、下戸沢福島線となる。
  • 1983年(昭和58年)1月11日 - 下戸沢福島線を廃し、現行の白石国見線となる。同時に主要地方道に指定される。
  • (月日不詳) - 国道113号の道路改良により起点がそれまでの白石市小原字六角から現在地に変更されたものと思われる。なお、起点を示す宮城県設置の道標は小原字六角に置かれたままである。

別名[編集]

  • 七ヶ宿街道
    羽州街道を構成する街道のひとつ「山中通小坂越」。小坂峠(標高441 m)から金山峠(標高580 m)までの七つの宿場を結んでいる。七ヶ宿街道の名前は、江戸時代の上山領から仙台領を経て福島領の伊達郡桑折で奥州街道に合流するまでの間に、湯原宿・峠田宿・滑津宿・関宿・渡良瀬宿・下戸沢宿・上戸沢宿の7カ所の宿場があったことに由来する[1]。白石国見線沿いにはそのうち2つ、上戸沢宿、下戸沢宿があり、今もなお当時の面影を色濃く残しており、上戸沢地区では、当時の風情を残すためにマロンディック工法によるカラー舗装が採用されている[1]。白石市内の国道113号分岐から福島県境までの5.8 km区間は、1986年(昭和61年)8月10日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」にも選定されている[2]。ちなみに金山峠は冬季閉鎖になるが小坂峠は冬季間も通行可能である。

交差する道路[編集]

景勝[編集]

  • 材木岩公園(白石市小原字上台 かつての起点から旧国道113号を2kmほど西へ)
    • 材木岩:国指定天然記念物。白石川の川岸に岩が垂直に林立する。2005年平成17年)8月16日宮城県沖地震で一部が崩落した。
    • 検断屋敷:江戸時代、上戸沢宿で検断役を務めていた木村家の屋敷を移設。
  • 萬蔵稲荷神社(白石市小原字馬頭山) 県境の宮城県側に朱塗りの鳥居が立ち並ぶ。福島県側には小坂峠のふもとでこの神社の大鳥居をくぐる。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 「日本の道100選」研究会 『日本の道100選〈新版〉』 国土交通省道路局(監修)、ぎょうせい2002年6月20日ISBN 4-324-06810-0

関連項目[編集]