吉村真晴

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吉村真晴 Table tennis pictogram.svg
基本情報
よみがな よしむら まはる
ラテン語表記 YOSHIMURA Maharu
生年月日 (1993-08-03) 1993年8月3日(24歳)
国籍 日本の旗 日本
出身地 茨城県の旗茨城県那珂郡東海村
性別 男性
血液型 AB型
身長 177cm
体重 63kg
公式サイト 吉村真晴オフィシャルサイト
選手情報
最高世界ランク 15位
現在世界ランク 25位
段級位 7段
利き腕
グリップ シェークハンド
ラケット 吉村真晴LIMITED EDITION[1]
フォア面ラバー テナジー・05
バック面ラバー テナジー・05
戦型 右シェークドライブ型
経歴
学歴 愛知工業大学
所属歴 名古屋ダイハツ
代表 日本の旗 日本代表 2012-
ITTFワールドツアー戦歴
デビュー 2010
国内戦歴
受賞
上月スポーツ賞 2017
 
獲得メダル
日本の旗 日本
卓球
オリンピック
2016 リオデジャネイロ 男子団体
世界卓球選手権
2012 ドルトムント 男子団体
2015 蘇州 混合ダブルス
2016 クアラルンプール 男子団体
2017 デュッセルドルフ 男子ダブルス
2017 デュッセルドルフ 混合ダブルス
アジア卓球選手権
2015 パタヤ 男子団体
2015 パタヤ 男子ダブルス
2017 無錫 男子ダブルス
2017 無錫 男子団体
アジアカップ
2012 広州 男子シングルス
■テンプレート■ノート ■解説プロジェクト:卓球

吉村 真晴(よしむら まはる、1993年8月3日 - )は、茨城県那珂郡東海村出身の日本卓球選手。右シェークドライブ型ITTF世界ランキング最高位は15位。段級位は7段。名古屋ダイハツ所属。

人物[編集]

父は日本人、母はフィリピンの出身であり、名前の真晴(マハル)はタガログ語で『愛する』を意味する言葉である[2]。弟の吉村和弘吉村友斗も卓球選手であり、和弘は2014年全日本卓球選手権大会のジュニアの部で優勝、2017年の同大会一般の部シングルスで準優勝などの成績を残している。

卓球には幼稚園児当時から興味を持ち始め、小学校入学と同時に始めた。吉村の父親が元卓球選手で地元東海村でジュニア世代専門の東海クラブを指導していたことから、吉村も父の指導により厳しく鍛えられた。

小学校は東海村立白方小学校、中学校は宮城県多賀城市秀光中等学校へ進学、中学校3年時に山口県山口市野田学園中学校へ転校、その後に野田学園高等学校に進学した。

高校3年生となった2011年になると、2月のジャパントップ12卓球大会に出場し張一博を準決勝で下して決勝に進出、決勝戦で水谷隼の前に敗れはしたが準優勝を果たすと、アジアジュニア卓球選手権男子シングルスで日本人選手として初優勝を飾り世界ジュニア卓球選手権では男子シングルス/男子ダブルス3位の好成績を挙げるなどの躍進ぶりが際立った。

2012年1月に開催された全日本卓球選手権大会では準々決勝で森本耕平、準決勝で松平健太を破り決勝進出を決めると、決勝では前年のジャパントップ12で敗れた水谷と対戦、試合はファイナルゲームの3-3まで縺れ込む互角の展開となった。しかしエッヂ、サーブミスで流れが水谷に傾き10-7でマッチポイントを握られて瀬戸際まで追い詰められたものの、そこでタイムアウトをとった吉村は後がない状況の中、今まで出したことのないミドルトスサービスからの速攻で再び流れを呼び込み5本連取し、ゲームカウント4-3で勝利を収め高校生として2人目の全日本王者に輝いた[3]

2012年4月からは愛知工業大学へ進学した。

2012年、第51回世界卓球選手権団体戦ドルトムント大会、2013年第52回世界卓球選手権個人戦パリ大会の日本代表に選出された。

2015年、スペインオープンで初のプロツアー大会優勝を果たす。

2015年第53回世界卓球選手権個人戦蘇州大会で、38年ぶりとなる混合ダブルス銀メダルを獲得する[4]

2015年、 馬龍許昕樊振東と世界4強選手のうち3人が出場し非常にハイレベルな大会となったジャパンオープンで、1回戦では大会時世界ランキング19位の鄭栄植、2回戦では大会時世界ランキング11位の唐鵬、そして準々決勝では大会時世界ランキング5位の日本のエース水谷に勝ち進んできた大会時世界ランキング16位の朱世爀といった、世界ランキング10位代の強豪選手を3人連続で破り、準決勝では大会時世界ランキング1位の馬龍に勝利して勝ち上がった中国選手の尚坤に劇的な勝利を収め、決勝では許昕に敗れたものの、6人の中国選手と世界のトップ選手が出場する中で大会時世界ランキング30位の吉村が準優勝にまで割り込むという、異例の成績を残した。

2015年ジャパンオープン後の世界ランキングは自己最高となる20位にまで上がり、世界ランキングで村松雄斗、松平を追い抜き水谷、丹羽孝希に次ぐ日本人で3番目となった。2015年9月の世界ランキングでは18位と国内選手では3番目を維持したことから、9月19日にリオデジャネイロオリンピックの3人目の代表に決定した[5][6]

2016年の世界卓球では団体戦のメンバーに選ばれ銀メダルを獲得した。3月のカタールオープンではオリンピックを見据えた丹羽とのダブルスで馬龍(世界ランク1位)/許昕(世界ランク3位)の中国ペアを破る金星を挙げ、8月のリオデジャネイロオリンピックでは日本男子初となる団体での銀メダル獲得に貢献した[7]。9月に結婚した事を発表した[8]。2017年4月に長女が誕生した。 2017年6月の第54回世界卓球選手権個人戦では丹羽孝希と組んだ男子ダブルスで銅メダル、石川佳純と組んだ混合ダブルスでは1969年ミュンヘン大会の長谷川信彦&今野安子組以来の世界選手権の優勝を果たした[9]

戦績[編集]

男子ダブルス 優勝(平野友樹ペア)
男子シングルス 準優勝
男子シングルス 優勝/男子ダブルス 準優勝(有延大夢ペア)
  • ITTFジュニアサーキット・スペインジュニア&カデットオープン
ジュニア男子ダブルス 優勝(吉田雅己ペア)
  • 世界ジュニア卓球選手権大会(2011年)
団体 準優勝/男子シングルス 3位/男子ダブルス 3位(丹羽孝希ペア)
  • 全国高等学校総合体育大会卓球競技大会(2011年)
卓球・男子シングルス 3位/男子ダブルス 優勝(有延大夢ペア)
  • アジアジュニア卓球選手権大会(2011年)
男子シングルス 優勝/男子ダブルス 準優勝(酒井明日翔ペア)
  • 全日本卓球選手権大会(2012年)
男子シングルス 優勝
男子シングルス 準優勝
  • スペインオープン(2015年)
男子シングルス 優勝
  • 世界卓選手権個人戦 (2015年)
混合ダブルス 準優勝(石川佳純ペア)
  • クロアチアオープン(2015年)
男子シングルス 優勝
  • ジャパンオープン・荻村杯(2015年)
男子シングルス 準優勝
団体銀メダル
  • 全日本卓球選手権大会(2017年)
混合ダブルス 準優勝(石川佳純ペア)
  • ジャパントップ12卓球大会(2017年)
男子シングルス 準優勝
男子団体 3位/男子ダブルス 3位(丹羽孝希ペア)
男子ダブルス 3位(丹羽孝希ペア)/混合ダブルス 優勝(石川佳純ペア)
  • 中国オープン(2017年)
男子ダブルス 優勝(上田仁ペア)
  • ブルガリアオープン(2017年)
男子ダブルス 優勝(上田仁ペア)

プレースタイル[編集]

両ハンドドライブはブレがなく安定感があり、前陣、中陣、後陣のどこからでも強烈なボールが打てる。 サーブは世界一とも言われ、 独特のフォームから繰り出すアップダウンサーブは中国の選手をも苦しめられる程。 いざという時の引き出しも多く、 全日本選手権2012では、フルゲーム最終第7ゲームの7-10からの逆転勝ちの際に、ミドルトスサーブを使っていた。 また、リオデジャネイロオリンピック団体準決勝のオフチャロフ戦では、背面打ちで一時期話題をよんでいた(背面打ちはVR映像にまでなった https://www.360ch.tv/videoview/444

成績[編集]

※最高成績

シングルス[編集]

ダブルス[編集]

混合ダブルス[編集]

団体戦[編集]

世界ランキング[編集]

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年 118 108 106 91 85 81 60
2015年 57 59 61 43 43 30 20 20 18 18 18 21
2016年 21 24 19 21 15 19 22 21 23 24 24 27
2017年 28 27 28 30 30 32 37 31 25 30 25 27
2018年

受賞[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]