松崎キミ代

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松崎キミ代
基本情報
よみがな まつざき きみよ
ラテン文字 Kimiyo Matsuzaki
現姓名 栗本キミ代
生年月日 (1938-06-18) 1938年6月18日(85歳)
国籍 日本の旗 日本
出身地 香川県の旗香川県三豊郡高瀬町(現三豊市
性別 女性
選手情報
段級位 9段
利き腕
グリップ ペンホルダー
フォア面ラバー 表ソフトラバー
戦型 ペン表ソフト前陣速攻型
ITTFサイト WTTプロフィール
経歴
学歴 専修大学
役職 関東学生卓球連盟 会長
世界卓球選手権戦歴
出場大会数 3
初-最終出場 1959 - 1963
国内戦歴
受賞歴
世界卓球殿堂 1997
獲得メダル
日本の旗 日本
卓球
世界卓球選手権
1959ドルトムント 女子シングルス
1959ドルトムント 女子ダブルス
1959ドルトムント 混合ダブルス
1959ドルトムント 女子団体
1961北京 混合ダブルス
1961北京 女子団体
1961北京 女子シングルス
1963プラハ 女子シングルス
1963プラハ 女子ダブルス
1963プラハ 女子団体
アジア卓球選手権
1960 ボンベイ 女子ダブルス
1960 ボンベイ 混合ダブルス
1960 ボンベイ 女子団体
1963 マニラ 女子シングルス
1963 マニラ 女子ダブルス
1963 マニラ 女子団体
アジア競技大会
ジャカルタ1962英語版 女子シングルス
ジャカルタ1962英語版 混合ダブルス
ジャカルタ1962英語版 女子団体
ジャカルタ1962英語版 女子ダブルス
■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧

松崎キミ代(まつざき きみよ、1938年6月18日- )は、香川県三豊郡高瀬町(現三豊市)出身の元卓球選手。現姓・栗本。専修大学卒業。戦型はペン表ソフト前陣速攻型。日本卓球界の黄金時代を代表する女子選手のひとりであり、1997年にはその功績をたたえられ世界卓球殿堂入りを果たした。

略歴[編集]

酒屋の6人姉妹の長女[1]。憧れの卓球選手は江口冨士枝[2]

小学校5年の時に卓球を始めた。1959年に行われた世界卓球選手権大会の女子シングルスで優勝、その後1963年の大会でも優勝し世界チャンピオンとなった。1961年の世界選手権の際に、周恩来からマオタイ酒をプレゼントされた[3]。2020年、渋谷区名誉区民に顕彰された[4]

主な戦績[編集]

発言[編集]

2010年4月17日の渋谷区体育協会のジュニア育成事業の合同開講式で『一番大事なのは気持の持ち方だ。すなおに、集中力をたかめ、一生懸命になることだ。』『長続きをするためには目標をもつことが大切です。』と述べた[6]

脚注[編集]

  1. ^ 私の卓球人生、そして、中国との絆~松崎きみ代さん(上)”. 中国国際放送局 (2017年10月3日). 2017年10月3日閲覧。
  2. ^ “憧れの卓球選手 松崎キミ代”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2018年7月20日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO33157950Z10C18A7BC8000/ 2021年2月14日閲覧。 
  3. ^ 日本の元卓球選手、周恩来首相にもらった酒を中国側に返還”. サーチナ (2013年5月17日). 2013年5月29日閲覧。
  4. ^ 渋谷区名誉区民”. 渋谷区. 2022年7月13日閲覧。
  5. ^ 全日本卓球選手権大会一般の部 Archived 2011年6月20日, at the Wayback Machine.
  6. ^ お元気ですか区長です 2010年5月1日号”. 渋谷区 (2010年5月1日). 2011年1月23日閲覧。 Archived 2013年4月12日, at the Wayback Machine.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]