百合ヶ丘駅
百合ヶ丘駅 | |
---|---|
百合ヶ丘駅南口と駅舎全景(2007年10月3日撮影) | |
ゆりがおか Yurigaoka | |
◄読売ランド前 (1.3 km) (1.0 km) 新百合ヶ丘► | |
所在地 | 川崎市麻生区百合丘一丁目21番1号 |
所属事業者 | ■小田急電鉄 |
所属路線 | 小田原線 |
キロ程 | 20.5 km(新宿起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
21,407人/日 -2009年- |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)3月25日 |
百合ヶ丘駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
百合ヶ丘駅(ゆりがおかえき)は、神奈川県川崎市麻生区百合丘一丁目にある小田急電鉄小田原線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。線路は掘割部にある。橋上駅舎を有しており、南口側は駅舎と駅前広場が直接繋がっている。建設当初は待避線スペースも確保され島式ホーム2面4線も可能なようにされていた。
2012年度には、行先案内表示器が新設される予定である[1]。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本・藤沢・片瀬江ノ島方面 |
2 | ■小田原線 | 上り | 新宿・千代田線方面 |
-
南口
-
北口
-
ホーム
利用状況
2009年度の1日平均乗降人員は21,407である[2]。 ここ十数年は、隣の新百合ヶ丘駅において商業施設等の出店が目立ち、路線バスの多くも当駅から新百合ヶ丘駅発着へと移行していることから、当駅の乗降客数は新百合ヶ丘駅に奪われる形で、減少を続けている。近年の乗降人員・乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
増加率 | 順位 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|---|---|---|
1995年 | 13,638[3] | |||
1996年 | 12,931[3] | |||
1997年 | 12,746[3] | |||
1998年 | 12,052[3] | |||
1999年 | 11,625[3] | |||
2000年 | 11,430[3] | |||
2001年 | 11,436[3] | |||
2002年 | 11,121[3] | |||
2003年 | 22,445 | -0.4% | 45位/69駅 | 10,984[3] |
2004年 | 21,867 | -2.6% | 45位/70駅 | 10,787[3] |
2005年 | 21,572 | -1.3% | 46位/70駅 | 10,640[3] |
2006年 | 21,541 | -0.1% | 47位/70駅 | 10,550[3] |
2007年 | 21,598 | 0.3% | 47位/70駅 | 10,625[3] |
2008年 | 21,674 | 0.4% | 47位/70駅 | 10,650[3] |
2009年 | 21,407 |
駅周辺
- 川崎市消防局麻生消防署百合丘出張所
- 百合ヶ丘駅前郵便局
- 百合丘第一団地(現・サンラフレ百合ヶ丘)
- 百合丘第二団地(現・百合ヶ丘みずき街)
- 弘法の松
- 高石神社
- 小田急マルシェ
- ゆりストア
- スーパー三和
- ファミリーマート
- ドトールコーヒー
- ちよだ鮨
- ミニストップ
- 横浜銀行百合ヶ丘支店
- 川崎信用金庫百合ヶ丘支店
- セレサ川崎農業協同組合百合丘支店
- 川崎市立百合丘小学校
バス路線
百合ヶ丘駅入口
北口側の県道3号世田谷町田線上にある停留所である。
- 淵24系統 - 淵野辺駅北口行、登戸行 (神奈川中央交通) ※日曜・祝祭日のそれぞれ朝1本のみ
- 系統なし - 麻生区役所前 ※1日早朝1本のみ
- 系統なし - 新百合ヶ丘駅行、高石経由 生田営業所行 ※入・出庫路線
- 以前は、百03・百04系統の百合ヶ丘駅行も停車していたが、右折箇所直手前に停留所が移動になった為、現在は停車していない。
百合ヶ丘駅
南口にある停留所である。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 百01系統 - 聖マリアンナ医科大学行
- 3番乗り場
歴史
多摩線開業に伴い、新百合ヶ丘駅が開業するまでは、比較的整備された駅前広場を有するため、川崎市の拠点として、小田急電鉄に急行停車の要望書が出されたり、川崎市を縦断する地下鉄の駅設置が計画された時期もあった[4]。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 百合丘第一団地の入居開始に伴う交通の便を確保するために開業。各駅停車と準急・通勤準急の停車駅となる。駅周辺は田畑の続く丘陵地が造成されて、当時としては新しい生活スタイルを実現した団地として、先駆的なベッドタウンであった。
- 1978年(昭和53年)3月31日 - 百合ヶ丘駅・読売ランド前駅・生田駅を通過する通称「スキップ準急」(正式名称ではない)が設定され、当該列車に限り通過駅となる。
- 1981年(昭和56年)3月6日 - 橋上駅舎と南北自由通路が完成し、供用開始。
- 1990年(平成2年)3月27日 - 通称「スキップ準急」が廃止され、準急全列車の停車駅となる。
- 2004年(平成16年)12月11日 - 区間準急が設定され、停車駅となる。
駅名の由来
百合丘団地が近くにあることから「百合ヶ丘」(なぜ百合丘ではないのかは定かではない)となる。なぜ「百合丘団地」という団地名になったかというと、かつてこの周辺に神奈川県の県花である「山百合」が多かったからという。また、そのほかにもこの近辺の開墾に当たって128人(または100人という説もある)の地主が協力し、「百人が力を合わせた」ということからだとする説もある。
隣の駅
- 下り電車で、新百合ヶ丘駅3番ホームに到着となる唐木田行きは、当駅到着前に「小田原方面への乗り換えはこの駅の方が便利」という旨のアナウンスが流れる(階段を使う必要が無いため)[5]。