春よ、来い (松任谷由実の曲)

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春よ、来い
松任谷由実シングル
初出アルバム『THE DANCING SUN
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル EXPRESS
プロデュース 松任谷正隆
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1994年度年間47位(オリコン)
  • 1995年度年間49位(オリコン)
  • 松任谷由実 シングル 年表
    Hello, my friend
    (1994年)
    春よ、来い
    (1994年)
    輪舞曲
    1995年
    収録アルバムTHE DANCING SUN
    Oh Juliet
    (9)
    春よ、来い
    (10)
    テンプレートを表示

    春よ、来い」(はるよ こい)は、松任谷由実の26枚目のシングル。1994年10月24日東芝EMIからリリースされた (TODT-3360)。26枚目のオリジナルアルバム『THE DANCING SUN』にはalbum mixを収録。

    解説

    同名のNHK朝の連続テレビ小説主題歌。カップリングなしの500円シングルとして発売された。安田成美主演の第1部には1番が、中田喜子主演の第2部には2番が流された。後に音楽教科書のほか、詩として光村図書出版刊の中学2年国語教科書にも掲載された。小学校や中学校の卒業ソングとしても人気がある。ハウステンボス「チューリップ祭」CMソング、読売新聞「メガ文字キャンペーン」CMソング、サントリー「BOSSレインボーマウンテンブレンド」CMソング、全日本空輸「夢見るヒコーキ 故郷篇」CMソング。

    自身のシングルとしては『真夏の夜の夢』、『Hello, my friend』に続いて3番目に売れたシングルである。ライブ(特にアンコール)でもよく歌われる楽曲である。歌詞の一部は文語体で書かれている。

    日本テレビ系列で放送されていたバラエティ番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」(1996年 - 2002年)と1997年と1999年の2度、コラボ企画を行っている。1回目は1997年3月の松任谷由実のライブに当時番組の企画で「モテないブラザーズ」と称していたウッチャンナンチャンの内村光良とK2の勝俣州和に当曲のピアノ演奏を披露してもらい、2回目の1999年には、年末年始特番兼ライブとして、ポケットビスケッツとのコラボでこの「春よ、来い」をはじめとした名曲メドレーと由実と千秋との共作などを披露した。

    2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の被災地を支援するため、本曲にちなんでユーミンとNHKは共同で「(みんなの)春よ、来い」プロジェクトを行っている。このプロジェクトでは、「春よ、来い」のコーラスを歌った動画を一般募集し、これらの動画を重ね合わせた新バージョンをインターネット配信し、その収益を被災地支援のために全額寄付するとしている[1]。ユーミンは『第62回NHK紅白歌合戦』に本曲(「(みんなの)春よ、来い」)をもって出場し、紅組として第45番目に歌唱された。当初は紅組トリでの歌唱の可能性も示唆されていた。

    収録曲

    1. 春よ、来い (single mix)
    2. 春よ、来い(オリジナル・カラオケ)

    作詞・作曲: 松任谷由実 編曲: 松任谷正隆

    参加ミュージシャン

    • キーボード&プログラミング:松任谷正隆
    • シンセサイザープログラミング:山中雅文
    • ハイハット&シンバル:島村英二
    • ベース:リーランド・スカラー
    • パーカッション:Michael Fisher
    • バックコーラス:松任谷由実

    カバー

    脚注