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北見駅

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北見駅
北見駅(2009年10月)
きたみ
Kitami
A59 西北見 (4.7 km)
(2.7 km) 柏陽 A61
所在地 北海道北見市大通西1丁目
北緯43度48分18.06秒 東経143度53分50.30秒 / 北緯43.8050167度 東経143.8973056度 / 43.8050167; 143.8973056
駅番号 A60
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 石北本線
キロ程 181.0 km(新旭川起点)
電報略号 キミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
840人/日(降車客含まず)
-2009年度-
開業年月日 1911年明治44年)9月25日
備考 社員配置駅
みどりの窓口
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北見駅
北見駅駅名板(2005年8月)
きたみ
Kitami
北光社 (4.5km)
所属事業者 北海道ちほく高原鉄道
所属路線 ふるさと銀河線
キロ程 140.0 km(池田起点)
開業年月日 1911年(明治44年)9月25日
廃止年月日 2006年(平成18年)4月21日
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ホーム(2006年3月10撮影)
改札口付近の様子(2011年8月)
北見駅貨物ホーム(2007年10月)
1977年の北見駅と周囲約1.5km範囲。右上が石北本線網走方面。左下は、左へ石北本線遠軽方面、下へ池北線池田方面。遠軽方面にある北見トンネルは開通の数ヶ月前と思われる。駅舎はまだ木造二階建のもので、一部切り欠きホームを有する相対式ホームの2面4線であるが、内側の1-2番線間に今は無き待避線が1本見える。島式ホーム南端には池北線発着用の、これも今は無き切り欠きホームがある。駅舎横の網走方面には赤い屋根と青い屋根の大きな貨物ホームがあり、赤い方には留置線を含め3本、青い方は前側と後側へ1本ずつ引込み線がある。この周囲のストックヤードの敷地の大半は、コンテナセンターが設置される大分前だが、既にコンテナで占められている。駅裏には沢山の仕分線と、中央に大きな扇形機関車庫と転車台の残る機関区、その南側に多数の車両整備用車庫を持つ客貨車区を有し、何台ものDL(多くはDE10)が見える。現在は駅舎横に1本、駅裏側に2本の貨物線を残して、これらは殆んど撤去され、駅裏敷地が再開発されており、車庫は駅裏南端へ設けられている。
池北線に並行して貨物線が2本敷かれており、1本は赤い屋根のホクレン北見薄荷工場(現北見ハッカ記念館)構内へ向かい、別の1本はその下の石炭荷卸場へ向かっている。北見トンネル手前の駅表側にも幾つかの側線が認められ、数台の黄色い保線用モーターカーが停車している。網走方面にも本線を間に挟み、赤い屋根の日清製粉北見工場の専用線と、青葉通り踏切近くへ留置線が伸びている。この内現在まで残っているのは最後に挙げた留置線1本と、後に新設された保線用車庫へ集約した保線車用1本だけで、池北線(ふるさと銀河線)が廃止された際に道道122号線の陸橋手前までで残された2本を留置線として新たに有している。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

北見駅(きたみえき)は、北海道北見市大通西1丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)石北本線である。JR北海道の駅番号A60特急オホーツク」など全列車が停車、特別快速きたみ」の発着駅である。

2006年平成18年)4月20日までは北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の分岐駅だった。

駅構造

JR北海道

単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。その他側線2線もある。駅の西北見方は地下トンネル、柏陽方は高架線で立体交差化されており、それに挟まれる位置に設置される。西北見方に北見運転所があり、車両留置などが行われる。

のりばは基本的に上下列車とも駅舎に面した1番のりばを使用し、列車交換時などは主に上り列車が2・3番のりばを使用する。ふるさと銀河線の列車は、ホーム運用に余裕がある時間帯のみ2番のりば、その他は2番・旧4番のりばの西北見方に設置された切欠きホームの旧3番のりばに発着していた。廃止後は取り壊され、旧4番のりばが現3番のりばとなっている。

駅舎内にはみどりの窓口(営業時間は6時00分から22時30分まで)、旅行センター(ツインクルプラザ)北見支店(営業時間は9時30分から17時30分まで)、自動券売機待合所コンビニキヨスクゆうちょ銀行ATMなどがある。以前は立ち食いそば・うどん店があり駅弁も販売していたが、2007年(平成19年)8月に閉店した。

JR貨物

JR貨物の駅は旅客駅舎の北東にある。1面1線のコンテナホームを有している。コンテナ貨物の取扱駅で、ここでは12ftコンテナのみを取り扱っている。ホーム上に営業窓口のJR貨物北見営業所が設置されている。

当駅の取扱品は、タマネギなどの農産物が多いため、季節によって取扱量が大きく変動する。そのため収穫期の秋・冬季のみ貨物列車が発着し、それ以外の時期はトラック便のみが運行される。なお、トラック便は1年を通して運行されている。臨時高速貨物列車新旭川駅・北旭川駅経由で札幌貨物ターミナル駅との間に1日2往復[1]、トラック便は北旭川駅との間に1日5往復設定されている。

農産物以外の主要取扱品には、廃乾電池廃蛍光灯がある。これらは日本国内からコンテナで当駅まで輸送され、北見市内にある廃乾電池・廃蛍光灯処理施設の野村興産イトムカ鉱業所へ送られる。

利用状況

  • 北海道旅客鉄道
    • 2009年度の1日平均乗車人員は840人だった。
  • 日本貨物鉄道
    • 2008年度の発送貨物は286,997トン、到着貨物は57,370トンだった。

駅周辺

バス路線

北見バスターミナル - 駅を出て左手。隣接するまちきた大通ビル(パラボ、旧・きたみ東急百貨店)1階に設置。

「北見駅」停留所 - 駅を出て右手。市内線1路線と端野方面との郊外線が停車。一部路線は通過。

「東急前」停留所 - 北海道北見バス「大通」停留所と同位置。

歴史

 
北見トンネル 上:北見方、下:西北見方

隣の駅

北海道旅客鉄道
石北本線
特別快速「きたみ」(西北見方当駅発着)・普通
西北見駅 (A59) - 北見駅 (A60) - 柏陽駅 (A61)

脚注

  1. ^ 2010年秋~2011春までの臨時貨物は、DD51の不足により従来の3往復分のうち2往復のみ貨物列車で、残り1往復分をトラック輸送になったと北海道新聞記事に記載有り
  2. ^ 大正元年度 鉄道院年報。

関連項目

外部リンク