みどり湖駅
みどり湖駅 | |
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上りホーム出入口(2005年12月) | |
みどりこ Midoriko | |
◄岡谷 (7.8 km) (3.9 km) 塩尻► | |
所在地 | 長野県塩尻市大字上西条176 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 218.2 km(東京起点) |
電報略号 | リコ |
駅構造 | 地上駅(掘割構造) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
298人/日(降車客含まず) -2007年- |
開業年月日 | 1983年(昭和58年)7月5日 |
備考 |
無人駅(自動券売機 有) 標高:760.7m |
みどり湖駅(みどりこえき)は、長野県塩尻市大字上西条にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
概要
塩嶺トンネル開通による中央本線・岡谷駅 - 塩尻駅間の短絡ルート開業に伴い設置された。これにより、中央本線は、辰野駅経由から、当駅経由主体の運転体系に変更され、諏訪地方と松本地方を結ぶ距離と所要時間を大幅に短縮した。塩尻方は一部高架線になっている。
2008年現在、当駅を経ずに岡谷駅 - 塩尻駅間を結ぶ定期列車は、上下線で普通列車1往復が朝方運転されるのみとなっている。
普通列車(各駅停車)、快速「みすず」(隣の岡谷駅で方向転換し、JR東海飯田線へ直通する。当駅一部通過列車あり)が停車する。中央本線の特急列車「あずさ・スーパーあずさ」の定期列車はすべて当駅を経由、通過する。「はまかいじ」も登場以降現在(2010年秋ダイヤ現在)まで、当駅を経由し通過している。
開業以来無人駅であるが、毎年8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会および9月第一土曜日の全国新作花火競技大会開催時のみ社員による臨時発売がある。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームは嵩上げされていない。線路は掘割部分に南東から北西に走る。ホームはそれぞれ階段で直接公道に接続しており、各ホームを往来する場合には線路を跨ぐ公道の橋を利用する。岡谷方から塩尻方を見て左側のホームに下り(塩尻方面)の列車が発着し、同じく右側のホームに上り(岡谷方面)の列車が発着する。下りホームにはこの駅が設置されたことを記念する石碑がある。
塩尻駅管理の無人駅で、駅舎はない。各ホームには待合所と、乗車駅証明書発行機、自動券売機(オレンジカード等使用不可、近郊用の普通乗車券専用)が1台ずつ設置されている。
列車が来ることを予告する放送は流れるが、発車ベルはない。バリアフリー設備(エレベーター、エスカレーター等)も設置されていない。トイレは上りホーム入口、塩尻東保育園付近の公衆トイレが利用できる。駅の場所は狭く入り組んだ所にあり、車でも行けるが非常にわかりにくい。(大型バス通行不可)
のりば
※番線表示はない
(北側) | ■中央本線(上り) | 岡谷・小淵沢方面 |
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(南側) | ■中央本線(下り) | 塩尻・松本方面 |
駅周辺
周辺には住宅地が広がり、長野県住宅供給公社による住宅団地の分譲が行われている。近辺には店等はほとんど見当たらない。ふれあいセンターみどりの郷と塩尻東保育園を兼ね備えた総合福祉施設がある。
眼下には塩尻市街、高ボッチ高原、松本盆地を見渡すことができ、遠くは穂高岳などの北アルプスの山並みまで望むことができる。北側を流れる田川流域では、毎年6月から7月にかけてゲンジボタルが観察される。
駅名になっているみどり湖は、駅から東へ約20分直線距離で約1kmの距離、長野自動車道みどり湖PA近辺に位置する人工湖である。近辺の田川浦鉱泉を含め、一帯をみどり湖温泉郷と呼び、桜、水芭蕉が美しい。近年、周辺の整備がすすみ、周辺の景観も整えられている。
当駅の岡谷方はすぐ塩嶺トンネルで当駅ホームの端に立てばその口が開く様子をよく眺めることが出来る。
- 塩尻宿
- 塩尻東地区センター
- 塩尻市役所塩尻東支所、塩尻東公民館、塩尻市立図書館塩尻東分館
- 国道153号
- 長野自動車道塩尻インターチェンジ
- 塩嶺トンネル
- 国道20号(1km程度)
- みどり湖パーキングエリア、みどり湖バスストップ(長野自動車道)
- 道の駅小坂田公園(国道20号沿いの道の駅)
- セイコーエプソン塩尻事業所
バス路線
- 「みどりの郷前」停留所
- 塩尻市地域振興バス(愛称:すてっぷくん)勝弦線
- 塩尻駅→塩尻営業所→金井口→みどりの郷前→(チロルの森前;冬期は経由しない)→勝弦詰所前→みどりの郷前→強清水→下西条→塩尻駅
- 年末年始及び冬期の日祝日・休日に運休。2010年4月現在。
歴史
- 塩嶺トンネル開通により、従来、辰野を経由していた本線を当駅経由に変更。それに伴い、中央本線の特急列車を始め、普通列車の大半が当駅を経由することになる。なおそれまで、辰野経由の旧線上に存在した東塩尻信号場(この年10月に廃止)が仮乗降場として旅客扱いを行っており、この駅はその代替の意味も持っていた。