八幡浜駅
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八幡浜駅 | |
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駅舎(2011年9月) | |
やわたはま Yawatahama | |
◄U17 千丈 (2.2 km) (4.7 km) 双岩 U19► | |
所在地 | 愛媛県八幡浜市江戸岡一丁目11-5 |
駅番号 | ○U18 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 262.8 km(高松起点) |
電報略号 | ヤハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
[* 1]660人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1939年(昭和14年)2月6日[2] |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有[1] |
八幡浜駅(やわたはまえき)は、愛媛県八幡浜市江戸岡にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。駅番号はU18。駅名標のコメントは「みかんの香る四国最西端の駅」。愛媛県及び四国の最西端の駅である。
八幡浜市の代表駅で、全特急列車が停車する。また、観光列車・伊予灘ものがたりの1往復が発着する。九州方面へのフェリー航路および、佐田岬半島(三崎港)方面への路線バスの乗換駅でもある。
歴史
[編集]- 1939年(昭和14年)2月6日:国鉄の駅として開業する[2]。
- 1950年(昭和25年)3月20日:昭和天皇のお召し列車が発着(昭和天皇の戦後巡幸)[3]。
- 1983年(昭和58年)11月16日:100kmまでの近距離乗車券、急行券、自由席特急券、入場券を発券できる自動券売機が設置され、使用開始する。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取扱を廃止する[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)
- 2006年(平成18年)4月1日:JR貨物の駅(貨物の取扱)が廃止される(定期貨物列車の設定には至らないまま廃止された)[4]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。駅舎側から単式ホーム(1番のりば)、島式ホーム(2番のりば・3番のりば)となっており、特急列車は全て、松山方面が1番のりばから、宇和島方面が2番のりばから発着する。3番のりばは特急列車の待避および当駅始発の列車が主に使用する。
直営駅であり、みどりの窓口やオレンジカードが使える自動券売機が設置されている。また、コンビニエンスストア(四国キヨスクと提携したセブン・イレブン)[5]、トヨタレンタリースJR八幡浜駅店(駅レンタカーの営業所を兼務)が設けられている。
かつて通票閉塞が施行されていた頃には当駅を通過する列車が存在したため、タブレット授受器が1、2番のりばに設置されていた。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■予讃線 | 上り | 伊予大洲・松山・高松・岡山方面 | |
2 | 下り | 卯之町・伊予吉田・宇和島・江川崎方面 | ||
3 | 当駅始発の一部 | |||
上り | 伊予大洲・松山・高松・岡山方面 | 当駅始発の一部及び待避列車 |
- 運転線路呼称
- 1番線(1番のりば、上り本線)
- 2番線(ホームなし、留置線)
- 3番線(2番のりば、下り本線)
- 4番線(3番のりば、上下待避線)
利用状況
[編集]1日平均の乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)1,331 | [* 2] |
1991年(平成 | 3年)1,363 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)1,368 | [* 2] |
1993年(平成 | 5年)1,367 | [* 2] |
1994年(平成 | 6年)1,432 | [* 2] |
1995年(平成 | 7年)1,362 | [* 2] |
1996年(平成 | 8年)1,332 | [* 2] |
1997年(平成 | 9年)1,311 | [* 2] |
1998年(平成10年) | 1,302 | [* 2] |
1999年(平成11年) | 1,267 | [* 2] |
2000年(平成12年) | 1,247 | [* 2] |
2001年(平成13年) | 1,211 | [* 2] |
2002年(平成14年) | 1,149 | [* 2] |
2003年(平成15年) | 1,142 | [* 2] |
2004年(平成16年) | 1,113 | [* 2] |
2005年(平成17年) | 1,143 | [* 2] |
2006年(平成18年) | 1,098 | [* 3] |
2007年(平成19年) | 1,083 | [* 3] |
2008年(平成20年) | 1,054 | [* 3] |
2009年(平成21年) | 993 | [* 3] |
2010年(平成22年) | 982 | [* 4] |
2011年(平成23年) | 990 | [* 4] |
2012年(平成24年) | 980 | [* 5] |
2013年(平成25年) | 996 | [* 5] |
2014年(平成26年) | 950 | [* 6] |
2015年(平成27年) | 961 | [* 6] |
2016年(平成28年) | 919 | [* 1] |
2017年(平成29年) | 916 | [* 1] |
2018年(平成30年) | 810 | [* 1] |
2019年(令和元年) | 819 | [* 1] |
2020年(令和 | 2年)660 | [* 1] |
駅周辺
[編集]八幡浜市の中心部からは、やや離れている。
- 八幡浜港フェリーのりば:臼杵港、別府国際観光港とを結ぶフェリー航路が就航している。駅の西側に位置しており、車で約5分、徒歩で約30分だが道中のほとんどに歩道が整備されている[6]。
- ハローワーク八幡浜
- 八幡浜労働基準監督署
- 八幡浜税務署
- 八幡浜市保健福祉総合センター
- ニューホテルトヨ
- 八幡浜郵便局
- 八幡浜桧谷郵便局(駅から一番近い郵便局)
- 国道197号
- 国道378号
- 愛媛県道27号八幡浜港線
- 上記3路線が交差する江戸岡交差点は県下有数の渋滞の名所として知られる。
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]※当駅に停車する特急「宇和海」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
脚注
[編集]
- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、26頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、641頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、104頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 『貨物駅の廃止及び呼称の統一について』(PDF)(プレスリリース)日本貨物鉄道、2006年3月16日。オリジナルの2021年3月17日時点におけるアーカイブ 。2021年3月17日閲覧。
- ^ 外部リンク(JR四国)より。(2019年10月3日閲覧)
- ^ 八幡浜港フェリーのりば(アクセス) - 宇和島運輸(2024年2月9日閲覧)
- 八幡浜市統計書
- ^ a b c d e f “八幡浜市統計書(令和4年度版)” (pdf). 八幡浜市. p. 35 (2023年3月). 2023年10月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “八幡浜市統計書” (pdf). 八幡浜市. p. 47. 2011年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ a b c d “八幡浜市統計書” (pdf). 八幡浜市. p. 50. 2015年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ a b “八幡浜市統計書(平成29年度版)” (pdf). 八幡浜市. p. 41 (2020年3月). 2017年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ a b “八幡浜市統計書(令和元年度版)” (pdf). 八幡浜市. p. 37 (2020年3月). 2021年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ a b “八幡浜市統計書(令和3年度版)” (pdf). 八幡浜市. p. 35 (2022年3月). 2023年10月9日閲覧。
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧
- 見能林駅 - 四国最東端の駅
- 八栗山上駅 - 四国最北端の駅
- 宿毛駅 - 四国最南端の駅
外部リンク
[編集]- 八幡浜駅 - 四国旅客鉄道
- 動画で見るニッポンみちしる 八幡浜駅 - NHKアーカイブス