電撃G's magazine

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電撃G's magazine
刊行頻度 月刊
発売国 日本
言語 日本語
出版社 メディアワークスアスキー・メディアワークス(2008年の会社統合による出版社変更)
刊行期間 1992年12月26日 -
レーベル 本文を参照
姉妹誌 本文を参照
ウェブサイト 電撃G'smagazine.com
  
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電撃G's magazine』(でんげきジーズマガジン)は、アスキー・メディアワークス(旧メディアワークス)が1992年から発行しているゲーム漫画雑誌。左綴じの月刊誌で、発売日は毎月30日である。

前身の『電撃PCエンジン』は表題の通りPCエンジンPC-FXの専門誌であったが、現在はハードを問わず主として家庭用ゲーム機向けのギャルゲーの情報を中心に取り扱っている。また、近年は雑誌上でオリジナルの読者参加企画を連載し、そこからゲーム化・アニメ化と言ったメディアミックス展開を行うことが多く、漫画ライトノベルの連載枠も増加して漫画雑誌的な傾向を強めている。

目次

[編集] 雑誌の沿革

[編集] 電撃PCエンジン

角川書店でゲーム雑誌の編集やキャラクター商品事業を手がけていた角川メディアオフィス社のスタッフが「お家騒動」により同社から一斉に離脱し、メディアワークスを立ち上げたのに伴い(詳しくはメディアワークスの設立の経緯を参照のこと)、旧『マル勝PCエンジン』の編集者が1992年12月に『電撃PCエンジン』を創刊。残された『マル勝PCエンジン』は外部の編集プロダクションにより1994年3月号まで発行が続けられた。

創刊当時は題号が示す通り、NECホームエレクトロニクス(NEC-HE)の家庭用ゲーム機であるPCエンジン(後にPC-FXも含む)の情報誌であった。NECアベニュー(現在、ゲーム開発部門は再編を経てインターチャネル)がパソコンの人気育成シミュレーションゲームであった『卒業 〜Graduation〜』を同機に移植した際、メディアワークスが社を挙げて同タイトルのメディアミックス展開を行うにあたり創刊直後だった本誌がその中核を担った。

また、旧『マル勝PCエンジン』では『ファージアスの邪皇帝』『女神スタジアム』などの読者参加企画を行っていたが、本誌もこの路線を継承して創刊時より『女神天国』を連載している。

1994年1月には『マル勝PCエンジン』と発売元の小学館の方針により総合誌『ゲーム・オン!』へ移行した『月刊PCエンジン』の競合2誌が同時に廃刊となり、PCエンジン専門誌は本誌と『PC Engine FAN』(徳間書店インターメディア)のみとなった。そこで、廃刊になった両誌の読者が本誌へ流れて来たのに加え、5月にはコナミが『ときめきメモリアル』を発売した影響も重なり、部数は好調を維持する(『ときメモ』がブレイクした要因には、「美少女ゲーム」という言葉が蔑称的な意味合いを含んでいた時期に、本誌のレビュー記事で辛口レビュワーとして知られていた岩崎啓眞が95点をつけたために注目を浴びたこともあると言われている)。

同年12月に増刊として『電撃PlayStation』を発売。同誌は翌年から独立創刊し、プレイステーションのシェア拡大に伴い、メディアワークスの主力誌となった。その反面、本誌はPCエンジンの後継機であるPC-FXがいわゆる「次世代機戦争」で全く成果を挙げられなかったことから、他誌からの読者流入による一時的な特需が終わると部数が減少してしまう。

それからは、テコ入れ策として『コンプティーク』(角川書店)の二番煎じであることを承知の上で袋とじページを作成したり、NEC-HEのライセンスを受けていない非正規タイトルやパソコン用のアダルトゲームを特集するなど、アナーキーな路線を取り始める。

[編集] 電撃G'sエンジン - 読者参加企画の隆盛

結局、シェア争いでの敗北が確定し、ソフトの発売本数も月に1本か2本のペースだったPC-FXの情報のみでは誌面を構成することが著しく困難になり、1996年6月号より『電撃G'sエンジン』に誌名を変更、NEC-HE系ハード専門誌の看板を下ろすことになる(ちなみに、PC-FXの最後のソフトは1998年4月24日発売の『ファーストKiss☆物語』。PC-FXについては、非ギャルゲーも最後までフォローした)。これに前後して袋とじも廃止された。誌名の「G's」とは「Gals」と「Games」の両方の意味を持ち、この時からハードを問わず家庭用ゲーム機で発売されるギャルゲーの情報を取り扱うスタイルが確立された。さらに1997年8月号から『電撃G'sマガジン』に誌名を変更する(現在のように『電撃G's magazine』とアルファベット表記するようになったのは2002年5月号から)。

本誌を特に有名たらしめたのは、読者参加企画『シスター・プリンセス』(画:天広直人・文:公野櫻子)である。1999年3月号で突然始まった『シスプリ』はまたたく間に主力連載となり、2000年3月号からは「妹」たちが表紙を飾るようになる。そして読者の圧倒的な支持のもとにゲーム化・アニメ化(その出来には賛否両論ある)と順調にメディアミックスを展開。2003年9月号で惜しまれつつも連載を終了した。その一方、本誌での連載終了後にアニメを中心に人気が出た『HAPPY★LESSON』((事実上の原作:高野希義)・画:ささきむつみ)のようなケースもある。ギャルゲー専門誌である本誌では、本来は『シスプリ』のような読者参加企画は「従」の位置付けであったが、近年はギャルゲーというジャンルそのものが衰退傾向にあり、読者の大きな支持を受けた『シスプリ』をきっかけに、本誌はオリジナル企画を主力とした路線を歩む事となる。

『シスプリ』連載終了後、公称発行部数は2005年9月〜2006年8月の記録から2006年9月から2007年8月の記録で半分以下に落ち込んだ[要出典]。2004年9月号以降、現在に至るまで「特別定価」での販売となっている(名目上は付録を付けたことによるものだが、実際には前述の理由に加え激減した発行部数をカバーするための利益率上昇のための値上げでもあった[要出典])。

[編集] リニューアル - 現在

2005年11月号ではコミックやノベルの連載を大幅に増やすとともに、据置ゲーム原作以外の萌えアニメ紹介を取り入れたりするなど大幅なリニューアルを実施した。このリニューアル以後、アダルトゲームの紹介が大幅に増え、表紙もそれまでの読者参加企画のイラストからLeafアクアプラス)、CIRCUSオーガストなどアダルトゲームブランド関連のヒロインが表紙を飾るなど、家庭用オリジナルの作品に対する比重は日を追って縮小している。

それまで連載していた読者参加企画は全て連載終了し、読者ページを残すのみとなる。また、連載終了した『Strawberry Panic!』のコミカライズがスタート[1]、新たな主読者参加企画として『2/3 アイノキョウカイセン』(2005年12月号より)と『マリッジロワイヤル』(2006年1月号より)が連載開始となる。

2006年9月号より編集長の高野希義が姉妹誌のアダルトゲーム雑誌『電撃姫』の編集長を兼任することとなった。なお、高野希義は2007年6月号で編集長から退き、以後は寺岡利直がG's・姫両誌の編集長となっている。

2005年11月の誌面リニューアル化に伴い新設されたコラム声優美少女ゲーム・アニメ・ラジオ番組関係)インタビューの2コーナーについては、2008年12月号で終了した[2]

2009年6月号(4月30日発売分)より、ビジュアルアーツ/Key麻枝准(原案・企画・プロデュース)によるKeyとのコラボレーションアニメ企画『Angel Beats!(1)を開始。

[編集] 本誌連載の漫画

[編集] 連載中の漫画

Strawberry Panic! (原作:公野櫻子、作画:たくみなむち
2005年11月号 - [3]
リトルバスターズ!(原作:Key、作画:笹桐ゆうや
2006年3月号 -
マリッジロワイヤル(原作:Navel、作画:奈月ここ
2006年4月号 -
ひめナビevolution(原作:SATZ、作画:らいな
2008年6月号 -
おひめさまナビゲーション(原作:SATZたかみ裕紀
2008年11月号 -
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(原作:伏見つかさ、作画:いけださくら
2009年3月号 -

[編集] 連載を終了した漫画

うたわれるもの(原作:Leaf、作画:島草あろう
2005年11月号 - 2007年1月号
ななついろ★ドロップス(原作:ユニゾンシフト、作画:たかみ裕紀
2006年11月号 - 2008年8月号(以降、電撃G's Festival! COMICに移籍)
ハニカミ The4コマ(原作:HOOK、作画:霧賀ユキ
2007年4月号 - 2008年3月号(以降、電撃G's Festival! COMICに移籍)
FORTUNE ARTERIAL Character's Prelude(原作:オーガスト、作画:佐々木あかね
2007年9月号 - (以降、電撃G's Festival! COMICに移籍)
D.C.II Imaginary Future 〜ダ・カーポII イマジナリーフューチャー〜(原作:CIRCUS、作画:卯花つかさ
2007年3月 - 2009年5月
CLANNAD(原作:Key、作画:しゃあ
- 2009年7月号(以降、電撃G's Festival! COMICに移籍)
Wind -a breath of heart-(原作:Minori、作画:かぢばあたる
月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜(原作:オーガスト、作画:武田みか
ふぁいなりすと(原作:プリンセスソフト、作画:西木史郎
舞-乙HiME列伝「竜と乙女の涙」(原作:矢立肇、作画:橘セブン

[編集] 本誌連載の読者参加企画

他社作品のファンページなどは含まない。なお、1998年12月号 - 1999年2月号は読者参加企画「空白期」[4]

[編集] 連載中の企画

マリッジロワイヤル(原作・Navel、画:西又葵鈴平ひろ、文:日富美信吾
2006年1月号 - 連載中
2008年12月号表紙。
A.I. Love You!(画:高階@聖人
2006年2月号 - 連載中
おひめさまナビゲーション(画:七尾奈留、文:SATZ
2007年10月号 - 連載中
Baby Princess(原作:公野櫻子、画:みぶなつき
2007年12月号 - 連載中

[編集] 連載を終了した企画

女神天国(画:好実昭博宮須弥、文:きくたけ
1993年2月号 - 1996年6月号(連載開始時は偶数月掲載) / ゲーム・OVA
ヴァルツァーの紋章(原案:安藤真、文:新木伸、画:小林瑞代・佐嶋真実)
1993年2月号 - 1995年1月号(奇数月掲載) / ノベル
ハイパーウォーズ(原作:阿須貞明、画:長谷川努
1993年12月号 - 1994年10月号(偶数月掲載) / ゲーム
ルートランサー(原案:林田ゆり、画:十羽織羽磨)
1994年1月号 - 11月号(奇数月掲載)
セラフィムコール(画:七瀬葵
1996年4月号 - 1998年8月号 / TVアニメ
1999年3月号 - 2000年2月号表紙。
お嬢様特急(企画:あかほりさとる・文:花田十輝・画:柳沢まさひで
1997年12月号 - 1998年11月号 / ゲーム・コミック・ノベル・ドラマCD
シスター・プリンセス(画:天広直人、文:公野櫻子
1999年3月号 - 2003年9月号 / ゲーム・TVアニメ・他多数
2000年3月号 - 2003年9月号表紙。
HAPPY★LESSON(原作・画:ささきむつみ※事実上の文章担当は鷹野よしき
1999年4月号 - 2002年9月号 / ゲーム・OVA・TVアニメ・コミック・ノベル
Milky Season(画:射尾卓弥
2000年3月号 - 2001年10月号 / ゲーム
Merry Little Park!(画:ひさかた悠
2001年4月号 - 12月号
双恋(原作:双葉ひな、画:ささきむつみ)
2002年10月号 - 2005年10月号 / TVアニメ・ゲーム・コミック
2003年10月号 - 2005年10月号表紙。
パピー・ガールズ -わたしのおじさま-(画:金閣寺ぷるる、文:公野櫻子)[5]
2003年3月号 - 10月号
Strawberry Panic!(原作:公野櫻子、画:真木ちとせ
2003年11月号 - 2005年10月号 / ネットラジオ・コミック・ノベル・アニメ・ゲーム
ウルトラC(チャーミング)!(画:大崎はるい、企画・文:かのまるひ)
2003年12月号 - 2004年8月号
2/3 アイノキョウカイセン(画:京極しん小川静香、文:ででん
2005年12月号 - 2007年12月号

[編集] 増刊

電撃PlayStation
1994〜1995年刊行。以降、独立創刊し、メディアワークスの主力誌へ。
電撃G's PARADISE
1997年刊行。『センチメンタルグラフティ』特集がメイン。
電撃G's Festival!
2004年12月より不定期で刊行。1〜2タイトルに絞った特集記事を掲載した冊子と多数の特典付録がセットになっている。
電撃G's Festival! COMIC
2007年11月より、『電撃G's Festival!』より派生する形で発刊された漫画冊子。『Festival!』同様、多数の特典付録がセットになっている。

[編集] 関連項目

[編集] 注釈

  1. ^ 本誌読者参加企画のコミカライズの本誌連載は、これが初となる。
  2. ^ なお、声優インタビューコーナーは、現在も不定期で行われているが、アニメ・ゲーム関係のラジオ番組情報コーナーについてはこの頃の再リニューアル化前に終了している。
  3. ^ 2007年3月号より休載中。
  4. ^ 厳密には2005年11月号にも連載企画はないが、『2/3 アイノキョウカイセン』『マリッジロワイヤル』の予告が掲載されている事などから、一般に空白期と見做されない。
  5. ^ 本来は、同誌連動ラジオ番組『電撃G's Radio』のリスナー参加企画であり、本誌における記事はそのサポート。

[編集] 外部リンク