無量寿経優婆提舎願生偈
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浄土教 |
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| 分類 |
| 大乗仏教 |
| 地域別浄土教 |
| インド 中国 日本 |
| 主な宗旨(日本) |
| 天台宗(天台浄土教) 融通念仏宗 浄土宗 浄土真宗 時宗 |
| 如来 菩薩 |
| 阿弥陀如来 観音菩薩 勢至菩薩 |
| 経典 |
| 「浄土三部経」 『仏説無量寿経』 曹魏康僧鎧訳 『仏説観無量寿経』 劉宋畺良耶舎訳 『仏説阿弥陀経』 姚秦鳩摩羅什訳 |
| 思想 基本教義 |
| 称名念仏 末法思想 |
| 関連人物 |
| 釈尊 十大弟子 龍樹 天親 曇鸞 道綽 善導 懷感 少康 空也 源信 良忍 源空(法然) 証空 弁長 幸西 長西 隆寛 親鸞 性信 真仏 唯円 如信 覚如 蓮如 一遍 聖戒 他阿 |
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『無量寿経優婆提舎願生偈』[1] (むりょうじゅきょう うばだいしゃ がんしょうげ)とは、世親(天親)[2] により撰述された『無量寿経』の注釈書を、後魏の菩提流支(菩提留支)が漢訳した書である。『往生論』、『浄土論』、『無量寿経論』などと通称する。正式な原題は、『無量壽經優婆提舍願生偈』(婆藪般豆[3] 造 後魏菩提留支訳)。
2011年現在、サンスクリット原典は発見されていない。漢訳書も菩提流支訳のみが現存する。
目次 |
[編集] 概要
サンスクリット原典が発見されていないため、『浄土論』がどの『無量寿経』に対して漢訳された注釈書なのか諸説あり定説はない。従来より提唱されているのは、『仏説無量寿経』、もしくはそのサンスクリット原典である『大スカーヴァティーヴューハ』とする説や、「浄土三部経」とする説がある。[4] また「浄土三部経」以外の浄土経典とする説もあるが、『浄土論』の「一心」と『無量寿経』に説かれる「本願」との関係性を踏まえると、『無量寿経』を除いて言及しているとは考えにくい。
偈頌(韻文)と、それを解説した長行(じょうごう、散文)の部分からなり、特に後者においては、浄土往生の方法として「五念門」を説いている。
「五念門」とは、「礼拝門」 「讃嘆門」 「作願門」 「観察門」(かんざつもん) 「回向門」の5つをさす。なかでも浄土を観想する「観察門」が中心で、17種の国土荘厳・8種の仏荘厳・4種の菩薩荘厳よりなる。
[編集] 影響
[編集] 中国
- 前述のとおり、菩提流支が漢訳する。
- 菩提流支と交友のあった曇鸞が、この『無量寿経優婆提舎願生偈』(『浄土論』)を再注釈し、『無量寿経優婆提舎願生偈註』(『浄土論註』・『往生論註』)を撰述する。
[編集] 日本
法然が、その思想に影響を受け、「浄土三部経」と並べて「三経一論」と重んじる。
その門弟である親鸞も「浄土三部経」と『浄土論』を重んじ、『浄土論』の注釈書である曇鸞の『浄土論註』と合わせて重用した。
[編集] 脚注
[編集] 参考文献
- 勧学寮 編 『浄土三部経と七祖の教え』 本願寺出版社、2008年。ISBN 978-4-89416-792-6。
- 石田瑞麿 『親鸞思想と七高僧』 大蔵出版、2001年、新装版。ISBN 4-8043-3057-7。
- 黒田覚忍 『はじめて学ぶ七高僧-親鸞聖人と七高僧の教え』 本願寺出版社、2004年。ISBN 4-89416-268-5。
[編集] 外部リンク
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