黒羽快斗

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黒羽快斗(くろば かいと)は、『週刊少年サンデー』で不定期連載されている青山剛昌原作の漫画『まじっく快斗』に登場する主人公であり、同じく『週刊少年サンデー』にて連載中の『名探偵コナン』およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックスの作品に登場する、架空の人物。

アニメでの声優山口勝平が担当する。

概要[編集]

『まじっく快斗』の主人公。普段はマジックが得意なただの高校生として生活しているが、裏では日夜警察を翻弄する神出鬼没の泥棒・怪盗キッドとして活動している。なお、彼は2代目であり、初代は彼の父親にして世界的天才マジシャンの黒羽盗一。母親の黒羽千影も、昭和の女二十面相と謳われた女盗賊・怪盗淑女(ファントム・レディ)として20年前まで活動していたことがある。

天才的頭脳を誇り、非常に優れた推理力や洞察力の持ち主。同時に若さゆえの未熟さや精神的なムラも目立つため、自惚れや動揺・不用心さにより、相手から痛い逆襲を受けることも多い(後述)。

『名探偵コナン』にはゲスト登場の予定だったが、その後も主人公・江戸川コナンのライバルとして登場している。

人物[編集]

身長174cm[1]体重58kg[2]年齢17歳。星座ふたご座血液型B型IQ400[3]誕生日6月21日[1]視力は左右両方とも2.0。変装を得意とし[4]、声色はどんな人物の声でも自由自在に出せ、腹話術もできる。真贋・良否などを判定する鑑定眼にも優れている。また、厳重な金庫を開けるピッキング能力もある。特技はマジックで天才マジシャンであった父親の影響を受けている。好物はチョコレートアイスクリーム。嫌いな物は魚類アイススケート、またクラスメートで魔女の小泉紅子が苦手[5]。江古田高校2年生。8年前に父親の盗一が謎の組織に殺害されて(表向き・メディアではマジック中の事故死)からは母親の千影と二人で暮らしている。しかし千影は何らかの事情で海外に行っているので現在は快斗の一人暮らしである。千影は快斗がキッドになったことを黙認し、見守っている。父の教え「ポーカーフェイスを忘れるな」を信条としているが、前述の幼稚さ・発展途上ぶりから感情や動揺が始終顔に出てしまう。また身体能力や射撃能力は高いものの、ルパン三世と違い肉弾戦は不得手で、戦闘や格闘のプロなどには、不意打ちや小細工を使用しないと渡り合うことは難しい(毛利蘭世良真純京極真など)。

容姿
整った顔立ちの設定がある 工藤新一に変装せず周りを騙せる程、顔が瓜二つの公式イケメンで、髪型は快斗の方が癖毛である。怪盗キッド時の衣装は全身白のシルクハットとタキシード、マントにモノクルを着用する。
頭脳
IQ400の天才。一見、軽薄で明るいだけの様に見えるが、実は非常に頭脳明晰かつ、頭の回転力に長ける。授業を真面目に受けてはいないが、走り回りながら教師の出した問題に正解して答えられたり、一瞬で落下速度の計算ができるなど勉強も出来る様子。ゴールデン・アイ、ダーク・ナイト、真夜中の鳥などでもわかるように探偵並みの優れた推理力も持っている。
性格
キッドの時は得意のポーカーフェイスでキザで二枚目なキャラクターだが、私生活である快斗は明るく、やんちゃでクラスのムードメーカー的な性格である。コナンではクールなキッドが強調されている。エンターテイナー気質で、普段の生活でもよくマジックを披露している。学校では授業中走り回ったり、マジックと称して窓から早退しようとしたりでかなりの問題児(まじっく快斗アニメ1話)。シリーズが進むにつれ『快斗』本編の三枚目な一面も『コナン』に出てくるようになる。「紫紅の爪」では仕事を終え退散する途中、見物人の歓喜に浮かれた油断で、コナンにサッカーボールでモノクルを蹴り飛ばされる場面もあった。また「怪盗キッドと四名画」に登場した時は、『快斗』初期の快斗(スカートめくりや覗きの常習犯だった頃)に近かった。OVAの『コナンVSキッドVSヤイバ 宝刀争奪大決戦!!』は『快斗』が原作なので本来の三枚目な彼が描かれており、『コナン』本編では見られないシーンが多い(飛行中『YAIBA』の庄之助と激突して墜落し、池の中のゲロ田ゲロ左衛門の頭の上に落ちても平気なシーンなど)。


自宅の隠し部屋を見付けたことから父親がキッドであったという秘密を知り、「父の死の真相究明とその敵討ち」を目的に「2代目怪盗キッド」となる。先代である父の仕事により、世間では「キッドは宝石を専門としている」というイメージだが、当初は宝石以外にも絵画彫刻など様々な美術品を標的にしていた。「パンドラの発見と破壊」が目的に加わってからは、主にビッグジュエルを標的にしている。

盗んだ後、または盗む最中に目当ての品でない[6]ことを確認し、盗みを諦めるかすぐ持ち主に返すことが多い。また、主に不当な理由で第三者の手に渡ってしまった美術品を、本来の持ち主に返すために盗んだこともある[7]。しかし幼馴染みの中森青子は、キッドのそうした行動に対して「世間を騒がしたり、父や警察を貶める愉快犯の一種だ」と怒りを顕にしており、快斗も内心では、キッドの犯行が記事になるのを見て喜んだことを反省している。宝石以外のものに予告状を出すこともあるが、それぞれにやむを得ない事情がある。自らが狙われても決して殺人は行わず、人命に関わる危機に際しては見事に助けてみせたり、他人の殺人を止められず悔しがるなど、泥棒らしからぬ面を見せることも多い。

自分が送ったものではなく、他人による偽装の予告状があった場合でも、現場に濡れ衣を晴らしに行く。また売られた喧嘩は買う主義で、他の盗賊や宝石の持ち主から挑戦されると、目当ての品でなくても受けて立つこともしばしば。そのため小さいことでも根に持ち、仕返しをすることがある(相手が狙っていたお宝の横取りなど)。なお、予告状は名探偵コナンの方では大抵暗号のような予告状を送っているが、まじっく快斗の方では「~を~から(いつ)盗みにいく」とはっきり書かれており、暗号めいた予告状はほとんど送っていない[8]。また愛用のトランプ銃も『コナン』の劇場版ではよく使われるが、原作中ではそれほど使用していない。

2001年の『コナン』にて、「集められた名探偵 工藤新一VS怪盗キッド」の前半パートとして『まじっく快斗』の「ブラック・スター」がアニメ化され、そこで怪盗キッドの正体がアニメ本編で明らかになった。

初期の『コナン』原作ではシルクハットとモノクルにより顔が隠れているシーンが多く、未知の存在であるよう描かれていたが、アニメ版では正体が明らかになってからは顔がはっきり見えるようになっている。44巻以降は変装を解いた素顔に近い姿(ただし帽子を深めにかぶっている)でも堂々と登場するようになり、コナンの背後・隣のトイレにまで現れるようになる。

『コナン』原作内では、同じ人物に二度以上変装した事は無く[9]、劇場版やOVAで工藤新一に変装しているのが唯一である。なお劇場版では『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』以外毎回新一に変装しており、回想シーン以外の工藤新一は『名探偵コナン 迷宮の十字路』を除けばすべて彼の変装である。

『コナン』では仲間がいることが44巻で明らかになり、老人(寺井)や若い女(紅子)などが報告されている(実際は寺井だけである)。

怪盗キッドの正体が黒羽快斗だという事実を知っているのは、黒羽千影、寺井黄之助、小泉紅子、白馬探、フィリップ王子、ルビィ・ジョーンズの6人[10]。しかし黒羽千影、寺井黄之助以外に対しては自分がキッドであることを認めていない。

青子とはお互い気になる関係だが、素直になれないでいる。作者曰く女好きで、女性に軽いセクハラをはたらいたり女子更衣室を鍵を壊してまで覗く場面も見られる(初期の頃はマジックを悪用して青子のスカートの中を覗いていた)。『快斗』でのライバルは高校生探偵の白馬探で、彼曰くキッドは「僕の頭脳を狂わせた唯一の存在」である。快斗もまた「白馬がいないと張り合いがない」と彼の実力を認めている発言をしている。

コナンキャラクターとの関係 [編集]

名探偵コナンにおける怪盗キッドが関わった原作の事件は、「名探偵コナンの事件#怪盗キッドが関わった事件」参照

江戸川コナン(工藤新一)との関係[編集]

怪盗キッドと江戸川コナン

本人及び作者によれば、キッド(快斗)にとってのコナン(新一)は「最も出会いたくない恋人」で、彼自身が「名探偵」と呼ぶのもコナンに限られている(服部に対しても、快斗がライバルと認めている白馬に対しても、「名探偵」と呼んだことは一度もない)。最初の顔合わせで「怪盗は鮮やかな手口で獲物を華麗に盗み出す芸術家だが、探偵はその跡を見て難癖を付ける批評家に過ぎない」(出典は『ブラウン神父の童心』)とコナンを挑発したが、その後コナンに「優れた芸術家の多くは死んでから名を馳せる。お前を監獄と言う墓場に入れて巨匠にしてやる」と追い詰められ、以後手強い好敵手として一目置くようになった。コナンも始めは「泥棒には興味はない」と言っていたが、キッドは例外的にライバルと認めているらしく、キッド相手には常に一対一で勝負しようとするこだわりを見せている。

2人の勝負は大抵、宝石はコナンに取り返されるがキッド自身は捕まらずに逃げ遂せるので、ほぼ引き分けで終わっている。ただし対抗意識から必要以上にコナンを挑発することも多く、その結果しばしば酷い目に遭わされている[11]

一方で、自分のが怪我をした時コナンに助けられたことから、事件解決まで陰ながら手助けした(『世紀末の魔術師』)。これ以外にも、双方が関わった事件でキッドがコナンに手を貸し助けたり事件解決に協力したりする場合があり[12]、そうした場合にはコナンも協力してくれたお礼としてキッドをわざと見逃すことが多い。

キッド初登場の話ではコナンはキッドと初対面だが、『まじっく快斗』の『ブラック・スター』では互いに顔も名前も知らないまま新一がキッドを追い詰めた過去が語られている。キッドが江戸川コナンの正体が工藤新一だと知ったのは、劇場版『世紀末の魔術師』で、コナンと阿笠博士の電話(船内の電話全て)を盗聴したため(この時は白鳥警部に変装していた)[13]。新一とは同じ身長で、顔・声がそっくり(声優も同じ[14])なので、新一に変装する際には髪型を変えるだけで良い[15]。劇場版で中森警部の前に素顔で新一に変装したキッドが現れており、コナンの前でも素顔に近い状態[16]を見せているが、中森は新一と快斗が酷似している事に対しては指摘していない。

キッドがコナンの正体を知っているという設定が明確に描かれているのは、現在までのところ劇場版のみである。ただし原作でも、コナンがキッドの前で自分の母・有希子(名前は教えていない)が坂本龍馬の姉・坂本乙女役を演じている事を教えているなど、コナンの正体を知っているかのような発言をしていた。

作者によると、『名探偵コナン』での彼の役割は真の『ルパン対ホームズ』を描くためのアルセーヌ・ルパンであるらしく(作者は、ホームズシリーズとルパンシリーズ両方のファンであるため)、両方に勝たせたくない(正確には、両方に負けてほしくない)とのこと[17]。なお劇場版ではルパン三世がキッドに変装し、コナンの追跡を振り切って盗みを成功させた。

その他のキャラクターとの関係[編集]

毛利蘭
劇場版『天空の難破船』では、わずかなミスから蘭に正体を見破られ捕まりそうになり、新一に似ていることを利用して「自分は新一で訳あって泥棒をしている」とごまかした。蘭も一時は本気で信じそうになったが、終盤で蘭にキスをしようとした際に新一なら絶対にやらないこと(蘭のお尻を触る行為)をして嘘がバレた。
鈴木園子
怪盗キッドの大ファンで、『キッド様』と呼び憧れているが、遭遇頻度は少ない。なお園子の父・史郎の従兄弟である鈴木次郎吉は常にキッドをライバル視しているが、キッド本人はそれほど敵として意識していない(『まじっく快斗1412』では次郎吉に着いてくるコナンが目当てのようなセリフもあった)。園子の彼氏・京極真とは一度勝負し、彼が守る宝石の奪取には成功したものの、その桁外れの身体能力に驚愕している(宝石自体はビックジュエルでなかったため即時返却している)。
少年探偵団
少年探偵団のメンバーとは、劇場版『世紀末の魔術師』で本編より早く歩美に対面。歩美の住む超高層マンションのベランダに現れた際に、歩美の手の甲にキスをする紳士らしい面を見せた。本編では46巻で初めて顔を合わせ、68巻では穴にはまった元太に変装しており(上半身だけ化け、下半身は穴の中に隠している)、不可能と言われた子供への変装を見事可能にした。OVAの『KID in TRAP ISLAND』では飛行中のキッドが探偵団の作戦によって森の中に落ち、迂闊にも3人に素顔を見られるが、工藤新一と間違えられたためにそのまま新一の振りをしながら探偵団と行動した。またドラマCD『少年探偵団からの挑戦状!』では、探偵団に便乗してコナンをからかいに行った。
警察関係者
コナン本編の警察関係者とは直接対面しておらず、劇場版で佐藤・高木両刑事が初めてキッドの姿を見ている。また、53巻で高木刑事に変装している。
服部平次
服部平次とは一切関わりがない原作に対し、アニメでは劇場版・OVAで合計4回接触している。『探偵たちの鎮魂歌』ではコナンと平次の捜査に同行(ただし変装)、またOVAでは『西の探偵君』と呼んでいる。
工藤有希子
幼い頃に父の弟子である工藤有希子と面識があり、そこで有希子の前で手軽なマジックを披露した(『コナン』内ではこの回で初めて快斗の名前が出た)。有希子とベルモットは女優見習いの頃に盗一に変装指導を受け、ベルモットは快斗と同等の、有希子もある程度の変装術を身につけている(そのため、快斗を含めた3人は同じルーツの変装術を持つ)。
黒の組織
仕事の下見のため乗車したベルツリー急行の列車の車内で事件に巻き込まれた際、同乗していたコナンに正体を見破られ、口止めの代わりにシェリー(宮野志保)に変装して爆死を装い、ベルモットとバーボンの目を欺く策に協力させられる。なお、相手が銃や爆弾を用いたことから快斗は組織の危険性を理解はしたものの、組織の詳細は聞かされていない。
灰原哀
少年探偵団と同じく本編では46巻で初対面し、探偵団の危機を救ったことで「ハートフルな泥棒さんね」と言われた。
ベルツリー急行の事件の際は快斗と電話越しで会話し、自身に変装した快斗とバーボンとのやり取りを進めることに協力した。快斗はこの件で灰原がシェリー(宮野志保)と同一人物であることを知らされたものの、宮野志保の詳細については知らないようである。
世良真純
世良に変装するために気絶させたが、彼女が男子トイレを利用していた上に体型が細身だったため男性だと誤認し、トイレに監禁し服を拝借した[18]。結果、目が覚め脱出した彼女の飛び蹴りを顔に喰らって退散する羽目になった。

補足[編集]

  • 快斗の目的は「父の死の真相究明とその敵討ち」という明確な理由があるものの、初代キッドこと父の盗一が何故ビッグジュエルを狙っていたのかについては、未だ明かされていない。
  • 「父の死の真相究明とその敵討ち」や「ビッグジュエル」等の詳細については、まじっく快斗#あらすじを参照。
  • 一度、土井塔克樹(どいとう かつき、声 - 渡辺寛二という架空のふくよかな人間に成りすましている(前述の『名探偵コナン』での「奇術愛好家殺人事件」でのこと)。この名前は、「かいとうきっど」の文字を並べ替えたアナグラムである。
  • 『名探偵コナン』では本来カメオ出演のゲストキャラの扱いだったが、その後登場が増えるにつれ主要キャラの1人に数えられるようになる。2005年週刊少年サンデー誌上で行われた『名探偵コナン』公式人気投票のベストキャラクター部門では第3位(489票)、また2008年のYahoo! JAPAN「名探偵コナン特集」のキャラクター人気投票では第1位、2011年にTV&劇場版15周年記念として公式サイトで行われたキャラクター人気投票では第2位を獲得している。
  • 『コナン』のキャラクターの中で快斗(怪盗キッド)は非常に人気があり、2011年2012年8月にはアニメ『名探偵コナン』の枠内で1ヵ月に渡り「怪盗キッド祭り」と称して、怪盗キッド中心のエピソードが放送された。詳細はまじっく快斗#テレビアニメを参照。なお、「まじっく快斗」のストーリーはその後も『コナン』の枠内で不定期にアニメ化されており、原作には登場しなかった『コナン』のキャラクターもコナン本人を含め一部がゲスト出演している(但し大半は姿のみの出演であり、声としての出演は仮面ヤイバーのみ)。また、2014年10月からは『まじっく快斗1412』として、『コナン』の前の時間にレギュラー放送している。

脚注[編集]

  1. ^ a b 作者の青山と同じ。
  2. ^ トムス版アニメでは50kg。
  3. ^ キッドの毛髪を入手した白馬による推定値。公式のビジュアルブックのプロフィールでも明言されていた。これはルパン三世を超える数値であり、劇場版では彼を出し抜いている。このエピソードが映像化されたアニメ第9話ではこの描写はカットされている。
  4. ^ 老若男女を問わず、自分だけでなく他人を変装させることも可能。
  5. ^ 青山剛昌「まじっく快斗 ~TREASURED EDITION~ 2」 小学館<少年サンデーコミックススペシャル>、2011年、24頁。 ISBN 978-4-09-123277-9
  6. ^ 手に入れたビッグジュエルがパンドラでなかった、もしくは価値のない偽物だった場合。
  7. ^ 「ゴールデン・アイの巻」と『コナン』劇場版『世紀末の魔術師』。
  8. ^ また、盗み以外の目的がある場合は、その目的を示唆する思わせぶりな文章が含まれる場合が多い。
  9. ^ 『快斗』と『コナン』両方で変装しているのも中森警部、白馬探(『コナン』側では劇場版で)だけである。
  10. ^ コラボ作品ではルパン三世も知っている。
  11. ^ ハングライダーで逃げられず泳いで逃げる、逃走用バイクの燃料タンクを爆破されて黒焦げになる、サッカーボールを叩き付けられて落下する、変装して逃走するも去り際に付けられた目印を頼りに追い回されるなど。
  12. ^ 特に劇場版では変装で陰からコナンたちの窮地を救う場面が多い(『探偵たちの鎮魂歌』での白馬探など)。 また『怪盗キッドVS最強金庫』や劇場版『銀翼の奇術師』・『天空の難破船』では、コナンもキッドの変装を見破った上でキッドの行動を黙認している。
  13. ^ 『まじっく快斗』・『名探偵コナン』とも、原作でコナンの正体をはっきりと口にする描写はないが、『ブラックスター』での対決後、キッドが新一をマークしていたため気付いており、コナンもキッドに気付かれていることを承知しているような言動を取っている。
  14. ^ ただし新一が幼児化した姿であるコナンを高山みなみが演じているのに対して、快斗の幼少期の声はそのまま山口勝平が演じている。
  15. ^ 劇場版『銀翼の奇術師』『天空の難破船』ならびにOVA『KID in TRAP ISLAND』では、素顔で新一に扮している(明言はないが劇場版『世紀末の魔術師』でも同様の可能性はある)。作者曰く、2人が似ているのは「実は秘密の深~い理由が」あるとのこと(特別編集コミックス「対決怪盗キッド編」より)。
  16. ^ 68巻でキッドが機動隊に変装する時、モノクルやゴーグルなしで初めて素顔を見せている。また劇場版『天空の難破船』では怪盗姿ながら昼間に顔を合わせており、OVA『KID in TRAP ISLAND』でも素顔(もしくはモノクルを着けただけ)で会っている。
  17. ^ その為か、工藤新一とは何かと対になるように描かれており、工藤新一は探偵で黒羽快斗は怪盗、工藤新一の制服はブレザーで黒羽快斗の制服は学ランなどの点が挙げられる。家族についても、新一が両親も健在で裕福な家庭であるのに対し、快斗は原作第1話に登場した家は母子家庭の質素な雰囲気である(ただし単行本3巻では、自宅の外観や敷地の様子からかなり大きな家らしいことが伺える。またアニメでは母が盗一の遺産を散財しているとの発言があり、家の中も現代に合わせて最新設備が整った環境に描かれている)。なお、彼らの父親同士もライバル関係にあった。
  18. ^ 通常、男性に変装する場合は縛り上げたうえに服を奪うこともあるが、女性の場合は、気絶させても縛らず、服も事前に用意する。実際に蘭に変装した際は、犯行前にクリーニング店の店員になり済まして彼女が着るドレスを預かり、同じものを用意していた。園子に変装した際は彼女に「京極が園子の真贋に気づくかどうか」という賭けを持ちかけ、合意の上で服を借りた。

関連項目[編集]