ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス

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ペルソナQ
シャドウ オブ ザ ラビリンス
ゲーム
ゲームジャンル RPG
対応機種 ニンテンドー3DS
開発・発売元 アトラス
プロデューサー 橋野桂(チーフプロデューサー)
ディレクター 金田大輔
キャラクターデザイン 副島成記
音楽 目黒将司、喜多條敦志
メディア 3DSカード
ダウンロード
プレイ人数 1人
発売日 2014年6月5日
売上本数 25万5597本[1]
レイティング CEROB(12才以上対象)
コンテンツアイコン 恋愛、セクシャル、暴力、恐怖
セーブファイル数 3(メディア)
16(SDメモリーカード
テンプレート - ノート

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』(PERSONAQ SHADOW OF THE LABYRINTH)は、 アトラスより2014年6月5日に発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフト

概要[編集]

アトラス社の人気RPG作品ペルソナシリーズの1作品であり、アトラスにとっては2014年4月に新体制でスタートしてから初めて出すゲーム作品となる(新体制までの経緯についてはアトラスの項を参照の事)。

作品的にはペルソナシリーズの中でもアニメ化などのメディアミックス戦略により周知しているファンが多い『ペルソナ3』と『ペルソナ4』の登場人物が作品の垣根を越えて一堂に会し、不思議な世界を共に探るクロスオーバーの手法を採っている(故に外伝的な位置づけであり、ナンバリングは付いていない)。グラフィックは全体的に怖さの中にも可愛さが目立つ様にデザインされており、登場キャラクターもペルソナシリーズとしては異色のデフォルメされた(いわゆる“SDタッチ”)ものになっている。

システム的には主柱となる部分にアトラス社の別シリーズ作『世界樹の迷宮シリーズ』の要素を採用。マッピングをしつつ迷宮を探索する楽しみを受け継ぎつつ、従来のペルソナシリーズ最大の特徴といえる「ペルソナ」によるバトルも楽しめる。

基本ストーリー[編集]

後述する二人の主人公の一方を「リーダー」に選ぶ事で序盤の導入部は異なる。途中で二つの物語は合流するが、最終的には異なる展開となる。

『ペルソナ3』サイド・序
エリザベスが待つベルベットルームを訪れた3主人公はイゴール不在で二人きりになった時、奇妙な既視感を覚える。風邪で寮に臥していた筈なのに「彼」と出逢った。二人は「彼」と「ある事件」の記憶を辿っていく。
数日前、3主人公が通う「月光館学園」文化祭が台風で中止に。仲間たち「特別課外活動部」が残念がっていると、どこからともなく怪しい鐘の音が聞こえる。彼らはベルベットルームごと異変に巻き込まれるが何とか持ちこたえる。しかし気が付くと、そこは見知らぬ高校の文化祭会場だった。事態の把握のために様子を伺っていると、同じ年代の高校生たちと、何かヘンな着ぐるみが主人公たちの前に現れた。
『ペルソナ4』サイド・序
マーガレットが待つベルベットルームの中で4主人公はイゴール不在の中、彼女から近い内「変わった事件に巻き込まれる」と告げられる。その時会ったこともない筈の「彼」の声が二人の心を揺さぶった。
後日、4主人公と仲間たちが結成している「特別捜査隊」が「八十神高校」文化祭を楽しんでいると、時計塔から鐘の音が響き渡る。八十神高校には時計塔など無いのだが、「鐘の音を最後まで聞くと命を落とす」という物騒なウワサがあったため主人公たちは「シャドウ」の仕業だと身構える。とりあえず高校内を捜索してみると、見慣れない学校の制服を来た同年代の高校生たちと機械少女を見つける。話を聞いてみると彼らも怪しい鐘の音を聞いて元いた学園からこの場所にいきなり来てしまったという。
合流
やがて「特別課外活動部」と「特別捜査隊」は異世界に飛ばされてしまう。「八十神高校」に酷似しつつ、有り得ない時計塔が立ち迷宮と化した世界からの脱出を試みる彼らの前に、記憶を失った少年・善と少女・玲が現れる。彼らと合流し、少年少女達は迷宮の最深部へと足を踏み入れるのだった。

システム[編集]

概要にもある通り、世界樹の迷宮シリーズのシステムを基礎として、ペルソナらしいアレンジを加えた物になっている。

マッピング[編集]

タッチパネル画面に表示された方眼に、プレイヤーがマップを書き込んでいく。基本的には世界樹の迷宮シリーズ準拠だが、オートパイロットで同じ道の往復が可能になっていたり、抜け道アイコンが自動で矢印アイコンに変わるなど、全体的に使いやすくブラッシュアップされている。コンフィグでオートマッピングをONにすると、移動に合わせて壁も自動で書き込まれる。

また、各フロアに踏破率100%で開く宝箱が設置されており、便利なアイテムが入手できる。踏破率が100%未満でも、ゲームコインを消費すれば開く事が可能。

ペルソナ[編集]

ペルソナ使いでない善と玲を除く全員(P3・P4主人公含む)は、メインペルソナの他に付け替え自由のサブペルソナを装備できる。

メインペルソナは各キャラ固有で変更できないが、アイテムのスキルカードを使って任意のスキルを覚えさせる事ができる他、他のペルソナが習得しない専用スキルを1つ修得する。

サブペルソナは、『ペルソナ3』『ペルソナ4』で各主人公が使いわけていたペルソナと同じような物。戦闘後に取得したり、ベルベットルームでペルソナ合体を行って入手する。メインペルソナにないスキルを付与できる他、HPとSPにボーナスが得られる為、長所の強化や短所の補強、汎用性の確保などが行える。

戦闘[編集]

世界樹の迷宮シリーズ準拠で、最大5キャラが前・後衛に分かれてパーティを組む。それに伴い、ペルソナシリーズとはスキルの範囲や射程が変更されている物が多く、世界樹の迷宮の特徴的なシステムである「封じ」なども導入されている。

敵の弱点を突く攻撃をしたりクリティカルヒットを出すと、敵をダウンさせて行動をキャンセルさせる事がある他、そのキャラがBOOST状態になる。BOOST状態のキャラは、次のターンでの行動速度が上昇しスキルの消費が0になる、追撃や総攻撃が起こりやすくなる、戦闘終了時にBOOST状態のキャラが多いほどペルソナがドロップしやすい、といったメリットがある。

また、リーダーは戦闘で上昇するゲージを使って回復や補助を行うリーダースキルを使う事ができる。これはリーダー個人の行動とは別カウントになるが、リーダーが行動不可能な場合は使えない。使用できるリーダースキルは、戦闘時のナビゲーターに依存する。

サブペルソナで増加するHPとSPは探索時には計算されず、戦闘時のみ加算される。戦闘での消費がサブペルソナでの増加分以内で収まった場合は、元のHPとSPは戦闘開始時のまま維持される。

校舎[編集]

八十神高校そっくりの校舎が拠点となる。アイテムの売買、回復、依頼の受領と報告、ペルソナ合体は全てここで行う。

また、ダンジョンの探索進行度や依頼の受諾により、校内散策でキャラ同士の掛け合いを見る事ができる。

キャラクター[編集]

ゲーム開始時に選択した主人公はゲーム中に喋らなくなり、選ばなかった方の主人公は普通に喋るようになる。主人公のデフォルト名は設定されておらず、プレイヤーが自由につけることが可能だが、PVではメディアミックス作品での名前が使用されている。

『ペルソナ3』のキャラクター[編集]

P3主人公(有里 湊[2] / ありさと みなと)
- 石田彰
メインペルソナ - オルフェウス → メサイア / 固有武器 - 片手剣(近接/斬属性)
火炎属性の物理・魔法スキルを修得する。専用スキルはランダマイザ。
岳羽 ゆかり(たけば ゆかり)
声 - 豊口めぐみ
メインペルソナ - イオ → イシス / 固有武器 - 弓(遠隔/突属性)
疾風系の魔法スキル、HP回復スキルを修得する。専用スキルは疾風ヘルブースタ。
伊織 順平(いおり じゅんぺい)
声 - 鳥海浩輔
メインペルソナ - ヘルメス → トリスメギストス / 固有武器 - 両手剣(近接/斬属性)
火炎・壊属性の物理スキル、防御力上昇スキルを修得する。専用スキルは黄金の双翼。
真田 明彦(さなだ あきひこ)
声 - 緑川光
メインペルソナ - ポリデュークス → カエサル / 固有武器 - 拳(近接/壊属性)
電撃属性の魔法スキル、敵攻撃力低下スキルを修得する。専用スキルは覇者の称号。
桐条 美鶴(きりじょう みつる)
声 - 田中理恵
メインペルソナ - ペンテレシア → アルテミシア / 固有武器 - 突剣(近接/突属性)
氷結属性の魔法スキル、混乱スキルを修得する。専用スキルはパニッシュメント。
アイギス
声 - 坂本真綾
メインペルソナ - パラディオン → アテナ / 固有武器 - 重砲(遠隔/壊属性)
突属性の物理スキル、味方のダメージを肩代わりするスキルを修得する。専用スキルはイージスの盾。
専用コマンドのオルギアは、攻撃力を大幅に上昇させる代わりに2ターンでオーバーヒート、その後3ターンは行動不能になる。
天田 乾(あまだ けん)
声 - 緒方恵美
メインペルソナ - ネメシス → カーラ・ネミ / 固有武器 - 槍(遠隔/突属性)
光・闇属性の即死スキル、戦闘不能回復スキルを修得する。専用スキルはウィークブースタ。
コロマル
メインペルソナ - ケルベロス / 固有武器 - 短剣(近接/斬属性)
火炎属性の魔法スキル、闇属性の即死スキルを修得する。専用スキルは地獄の先導者。
荒垣 真次郎(あらがき しんじろう)
声 - 中井和哉
メインペルソナ - カストール / 固有武器 - 鈍器(近接/壊属性)
壊属性の物理スキル、敵防御力低下スキルを修得する。専用スキルは巨腕トルネード。
山岸 風花(やまぎし ふうか)
声 - 能登麻美子
メインペルソナ - ルキア → ユノ / 固有武器 - なし
ナビゲート担当。回復系の支援スキルを修得する。専用スキルはオラクル。
エリザベス
声 - 沢城みゆき
保健室に常駐し、回復とクエスト管理を担当。追加コンテンツでナビボイスが配信されている。
テオドア
声 - 諏訪部順一
てづくりこ~ぼ~に常駐し、アイテムの売買と作成を担当。追加コンテンツでナビボイスが配信されている。

『ペルソナ4』のキャラクター[編集]

P4主人公(鳴上 悠[3] / なるかみ ゆう)
声 - 浪川大輔
メインペルソナ - イザナギ → イザナギノオオカミ / 固有武器 - 両手剣(近接/斬属性)
電撃属性の物理・魔法スキルを修得する。専用スキルはヒートマイザ。
花村 陽介(はなむら ようすけ)
声 - 森久保祥太郎
メインペルソナ - ジライヤ → スサノオ / 固有武器 - 短剣(近接/斬属性)
疾風属性の物理・魔法スキルを修得する。専用スキルはデスニードル。
里中 千枝(さとなか ちえ)
声 - 堀江由衣
メインペルソナ - トモエ → スズカゴンゲン / 固有武器 - 脚(近接/壊属性)
壊属性の物理攻撃、クリティカル率上昇スキルを覚える。専用スキルは怒りの鉄拳。
天城 雪子(あまぎ ゆきこ)
声 - 小清水亜美
メインペルソナ - コノハナサクヤ → アマテラス / 固有武器 - 扇子(遠隔/斬属性)
火炎属性の魔法スキル、HP回復スキルを修得する。専用スキルは火炎ヘルブースタ。
巽 完二(たつみ かんじ)
声 - 関智一
メインペルソナ - タケミカヅチ → ロクテンマオウ / 固有武器 - 厚板(近接/壊属性)
電撃・壊属性の物理スキル、最速行動スキルを修得する。専用スキルは下克上。
白鐘 直斗(しろがね なおと)
声 - 朴璐美
メインペルソナ - スクナヒコナ → ヤマトタケル / 固有武器 - 拳銃(遠隔/突属性)
光・闇属性の即死スキル、万能属性の魔法スキルを修得する。専用スキルはダウンメーカー。
クマ
声 - 山口勝平
メインペルソナ - キントキドウジ → カムイ / 固有武器 - 爪(近接/斬属性)
氷結属性の魔法スキル、戦闘不能回復スキルを修得する。専用スキルはアムリタ。
久慈川 りせ(くじかわ りせ)
声 - 釘宮理恵
メインペルソナ - ヒミコ → カンゼオン / 固有武器 - なし
ナビゲート担当。補助系の支援スキルを修得する。専用スキルは色即是空。
マーガレット
声 - 大原さやか
ベルベットルームに常駐し、ペルソナ合体関連を担当。追加コンテンツでナビボイスが配信されている。
マリー
声 - 花澤香菜
ベルベットルームに常駐し、すれちがい通信関連を担当。追加コンテンツでナビボイスが配信されている。
堂島 菜々子(どうじま ななこ)
声 - 神田朱未
『ペルソナ4』サイド・序に登場するが本編中での出番はなし。追加コンテンツでナビボイスが配信されている。

本作オリジナルキャラクター[編集]

善(ゼン)
声 - 梶裕貴
メインペルソナ - なし / 固有武器 - ボウガン(遠隔/突属性)
何者かに「八十神高校の1年生」という以外の記憶を奪われた少年。玲と共に迷宮を当てもなく探索していたところ、ペルソナ使いの少年少女たちと出会う。
玲を守りぬこうという意識が強すぎるためか、彼女に危機が及んだ場合は突っ走って周りが見えなくなる。
戦闘では玲と二人一組で行動し、攻撃を担当。火炎・氷結・電撃・疾風属性と突属性の複合物理スキルを修得する。
ペルソナ使いではない為、サブペルソナを装備する事ができない。
玲(レイ)
声 - 名塚佳織
メインペルソナ - なし / 固有武器 - なし
何者かに「八十神高校の1年生」という以外の記憶を奪われた少女。善と共にペルソナ使いの少年少女たちと迷宮を脱出するために行動する。
ふわりとした風貌とミステリアスなオーラを併せ持つ。何処から持ってきているのかは不明だが、何時でもアメリカンドッグやドーナツを食べている。
戦闘では善と二人一組で行動し、回復を担当。一列を対象とするHP、状態異常、封じ、弱体化などを回復するスキルを覚える他、移動時に自身のSPを回復できる。
善同様、サブペルソナを付けることは出来ない。

用語[編集]

スタッフ[編集]

  • プロデューサー - 橋野桂
  • ディレクター - 金田大輔
  • キャラクターデザイン - 副島成記
  • シリーズサウンドディレクター - 目黒将司
  • サウンドコンポーザー - 喜多條敦志

コミック版[編集]

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス -Roundabout-

『電撃マオウ』2014年10月号より連載開始。作画はあかうめ。本作の日常を描いたショートコメディ。

脚注[編集]

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  1. ^ 【週間ソフト販売ランキング TOP50】3DS『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』の勢い続く! 4週連続で1位と2位を獲得”. 電撃オンライン. 2014年9月8日閲覧。
  2. ^ 漫画版での名前。PVで使用されている。
  3. ^ アニメ版、P4Uでの名前。PVで使用されている。

外部リンク[編集]