FREEDOM WARS フリーダムウォーズ

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FREEDOM WARS フリーダムウォーズ
ジャンル “奪還”マルチプレイアクション
対応機種 PlayStation Vita
開発元 SCEジャパンスタジオ
シフト
ディンプス[1]
発売元 日本の旗 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア
プロデューサー 吉澤純一(SCE)
ディレクター 塚本高史(ディンプス)
デザイナー 保井俊之(シフト)
人数 1 - 4人(アップデートにより8人同時対戦に対応予定)
メディア PS Vitaカード/ダウンロード
発売日 日本の旗 2014年6月26日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
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FREEDOM WARS フリーダムウォーズ』は、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)より2014年6月26日に発売されたPlayStation Vita専用ゲームソフト。制作はシフトディンプスSCEジャパンスタジオの三社による協業で行われた[1]

概要[編集]

本作は生体兵器「アブダクター」に捕われた市民(シヴィリアン)を奪還することを目的としたマルチプレイアクションゲームである。従来存在するハンティングアクションゲームと異なり、討伐対象を倒す事が目的ではなく、「対象の奪還」が目的となっているのが本作の特徴となっている。

マルチプレイはアドホック・モードによって行われるが、「アドホック・パーティー」には対応していない。インフラストラクチャー・モードによるマルチプレイは将来のアップデートにより対応予定と告知されている[2]

ストーリー[編集]

舞台となるのは、PT紀元10万2013年の地球。世界は荒廃し、生物が生存できる環境ではなくなっていた。人類は"パノプティコン"と呼ばれる都市を世界各地に作り、生き延びている。しかし、資源が枯渇した厳しい環境で生き延びるための研究などを手に入れようと、人類の抗争は続く[3]。資源が枯渇しているため、徹底的に資源を管理する強固な監視社会がパノプティコンに築かれている。パノプティコンで生まれた人間は、生まれたことそれ自体が罪とされ、懲役100万年の刑に処される。また、懲役は、パノプティコンが人間の管理をするためにほとんどの人間に科されている。懲役が科されているものは「咎人」と呼ばれ、パノプティコンでの生活は保証されているが、その権利は不合理に制限され、異常な罰則を伴う法律のもと、厳しい管理下に置かれ、「ボランティア」と呼ばれる戦闘行為に参加する。ボランティアには目標が存在し、達成することで懲役を減刑することができる。咎人たちは過酷な世界から本当の生と自由を得るため、苛烈なボランティアを繰り返す。

舞台・用語[編集]

パノプティコン
地上に生きる人類が身を寄せ合う都市。長いので「PT(ピーティー)」と略されることが多い。他のPTとは友好関係なところもあれば、敵対関係のところもある。
天獄(てんごく)
高度な文明を持ち、空中に君臨する都市国家。地上に生きる人々を「傲慢」と謗り、「傲慢の収穫」のため各PTに一斉攻撃を行う「天罰」を行使する。
天獄では人間もまた資源と見ているため、天罰の際には市民を拉致している。ただし咎人には価値がないと考えているため迷わず抹殺する。
ホウライPT
本作における、天獄と並ぶ代表的な「敵」。最強の咎人アーベル駆る原初の三機『憤怒の烈火(レッドレイジ)』によって次々とPTを傘下に収めていっている。そのため規模自体は強大だが、個人個人の戦闘能力は低い。また、貢献以外のことを考えられなくするため服装の自由すら奪っており、咎人たち全員が同じ服装を強いられている。
侵略行為はアーベルだけが原因ではなく、上層部がタカ派のため積極的に攻めて来ていることによる。負けた際のリスクを考慮しておらず、言い換えれば負けるつもりがない好戦的なPT。なお、傘下となっているのはメガラニカPT、ザナドゥPT、アガルタPT、レムリアPTなど様々である。
ロウストリート
独房の外に広がるPTの一部。窓やベランダなどはなく、分厚鉄の壁によって日の光さえ遮られた無機質な空間。階層都市であるため広大で、数日かかっても歩きつくせないほど。常に監視アクセサリにより巡回が行われており、問題を起こせばただちに刑期が加算される。
モザイク街
この世界で言うところの「街」であり、アイテムや武器を販売する「ザッカー」や、アイスクリームや料理を提供する「ガソリン」の二店が有名。特に「ガソリン」では咎人たちが集うことも多い。存在そのものがPTの法律に反しているのだが、咎人に与える恩恵も大きいためPTはこれを見逃している。同時にPTとしては天罰や敵対PTによる侵略には一切関知しない。
セルガーデン
各階層の深部に築かれた廃棄処理施設。常に変動し続ける不思議な構造をしており、過去の記録データなどが保管されている。巡回している監視アクセサリに見つかればつまみ出されるほか、刑期が加算されてしまう。
ロスト
人間も資源として見られてるため、永遠に失われる=死という意味でロストと呼ばれる。
Will'o(ウィルオー)-「意思を持った電気信号」
「人の意志」ともいうべき「莫大な電気信号」が記述された電気。
生物神経系が形を作るベクトル場であるクルカルニーアスカロノフ場上のウィルオー粒子がその実態であると考えられている。
クルカルニーアスカロノフ場は時空間系の変換から超高次情報対称性思考半多次元時空間にプロットすることが可能であり、この時空関係での振る舞いが古典電磁気学での電気とほぼ同じなために、一般的には「電気」の一種として理解されている。
現代の革新的技術はこの『魔法』が生み出していると言っても過言ではない。
咎人(とがびと)
懲役100万年を科された重犯罪者。この世界では資源を食いつぶすだけの存在は罪として扱われる。最初は牢獄内を五歩以上歩く、私語を行う、横になって寝るだけで刑罰となり懲役が加算されるなどおよそ人権がまったくない存在。
しかしボランティアを続けることや資源の納品などで懲役を減らし、資格を得れば牢獄から出てある程度PT内を自由に歩きまわれる。
無論、過酷な生存競争を続けているため生き延びている咎人は少ない。特に11年より前に生き残っている者は殆どいないという。また誰もが貢献しているわけではなく、中には精神を病んでしまう者もいるが、そういった者は他の咎人と比べ、かなり刑期が延びている。
アクセサリ
咎人を監視するために作られた生体アンドロイド。男性型と女性型が存在する。ボランティアに参加する咎人のためにパノプティコンから配給される携帯端末・携行兵器であり、パートナーともなる存在。パノプティコン内及びボランティア中は、咎人に常に付き従い、パノプティコンからの指令を伝達すると共にその行動を監視している。ある程度以上の権限を得た咎人はアクセサリのカスタマイズが可能であり、歴戦の咎人のアクセサリは個性的なものが多い。また見られている不快感を拭うため、フルフェイス型のヘルメットをかぶせる者も少なくはない。学習機能があり、長期にわたって咎人と行動を共にした個体はその咎人に対してある程度の便宜を図ってくれるようになるなど、人間的な一面が生まれる。
市民(シヴィリアン)
パノプティコンの発展を支える高度な技術力を持つ技術者。彼等は存在そのものに価値があるため犯罪者として扱われず、懲役はない。パノプティコンの間ではその能力を巡って奪い合いが頻発している。助けられた市民は素直に礼を言う者もいれば、咎人を見下す者もいる。純粋にPTに貢献を考えて尽力する者もいる。
なお、市民が総じて短躯なのはPTによる身体調整によるもの。表向きは入り組んだ場所での作業効率を上げるためとされているが、実際はアブダクターで拉致・護送し易くするためと非力にさせて抵抗力を奪うためとされている。
アブダクター
略奪者とも呼ばれる巨大な生体兵器。市民を巡る戦いで投入され、市民を捕獲すると鳥篭(ケージ)と呼ばれる部位に収納して搬送する。様々な機種と武装が存在し、どの攻撃も咎人の命を一撃で奪う強力な力を持つ。パノプティコン同士の抗争で使用されるアブダクターは「人工アブダクター」と呼ばれており、それらの元になった“天然物“と『原初の三機』と呼ばれるオリジナルも存在する。 四脚と呼ばれる運用形態も存在し、下半身がケンタウロスの様になり、攻撃範囲が広くなるが、全体の動作が鈍いという弱点がある。名前の後に「甲」「乙」「丙」「丁」と付けられ、甲から丁の順に強力になっていき、色も黒ずんでいく。
汎用弐脚(~四脚)
人工アブダクターの基本体。作中で登場する人工アブダクターはこれをベースにしており、用途別に構造の異なる半身を組み合わることで無数の用途に対応できるよう設計された。更に体の各所には追加兵装のハードポイントを設けている。鳥篭は胸部にある。頭部にはビーム兵器が搭載されているが使用するのは足元の咎人を排除する程度で、その範囲は極端に狭い。
輸送弐脚(~四脚)
市民(シヴィリアン)の搬送に特化した機体で、鳥篭は胸部に二つ、背面に一つの合計3人まで同時に収容可能。
砲撃弐脚(~四脚)
汎用性を犠牲に、攻撃に特化した機種。超遠距離からの砲撃はもちろんの事、アンバランスな見た目からは想像できない高い機動力で直接物理攻撃も行う。鳥篭は胸部にある。
憤怒の烈火(レッドレイジ)
『原初の三機』の一体。アーベル専用のアブダクター。外見は深紅色の汎用弐脚甲。特殊なWill'o粒子凝集状態による絶対的な防御、決戦兵器並みの攻撃力、咎人との特殊連携機能などにより、最古の存在でありながら、いまだ最強のアブダクターの名をほしいままにしている機体である。現在は「ホウライPT」のアーベルが所持している。
実のところ『原初の三機』として名前が判明しているのはこの機体だけで、本当に三機いるのかは疑わしいと思われている(ある市民は、「実は四機かもしれないし、三機と言うのはパーツ数を現しており、合体するかもしれない」と語っている)。
咎人と無意識レベルまで同調することが可能となっており、アーベルの意思によって動かされる。ただし誰でも可能というわけではなく、精神の同調に耐えられるのはほんの一握り。そのため事実上アーベル専用のアブダクターとなっている。また装甲には変質したWill'oが凝縮されており、これが生み出す負の力場があらゆる干渉をシャットアウトする。そのためダメージを与えることは不可能とされている。しかし、ベアトリーチェが持ち込んだ天獄の理論とユリアンの技術が合わさったことで、この絶対防御を打ち崩すモジュラーを開発することに成功する。
部位破壊するとその部位(頭、両腕)を補うように繊維が増殖し、擬似的に機能を再現する機能が備わっている。少なくとも地上では再現不可能な技術である事から、この機体は天獄で生み出されたものではないかと考えられる。
追加兵装
アブダクターに追加で搭載される兵装群。状況に応じて換装される。主に腕部もしくは肩部に搭載される。
ミサイルポッド
追加兵装の一種。遠距離への攻撃手段が乏しい人工アブダクターの為に初期の段階から開発された。高威力の誘導ミサイルを発射する。
シールドジェネレーター
追加兵装の一種。元は天獄アブダクターに搭載されていた物を地上の技術で再現した。近年開発されたばかりで巨大だが、元々効果の薄い遠距離攻撃をほぼ完全に無効化するため、きわめて厄介な追加兵装となっている。一方近接攻撃や零距離での射撃に対しては何の効果も無く、非常に脆い。
ガトリング砲
追加兵装の一種。無数の咎人に取り囲まれる自体を想定し、弾幕を張って寄せ付けない事ができる。射線を合わせて集中攻撃することも、別方向に向けて広く弾幕を張ることも、双方が可能な汎用性を持った運用が可能である。
荷電粒子砲
追加兵装の一種。レーザーを照射する。短いサイクルでの三連射と短時間の集中照射の二つの攻撃方法がある。
ブレードシューター
追加兵装の一種。遠隔操作できるブレードを射出する。これは他の兵装とは異なり、装飾などの別枠扱いである。
追加装甲
追加兵装の一種。腕や肩を守るための装甲で、破壊しない限りはその下にある部位にダメージを与えられない。
簡易アブダクター(もしくは小型アブダクター)
アブダクターの技術を用いて作られた小型兵器。捕獲機能は一部を除いて省略されており、それぞれの能力に特化した機能を持つ。弱点は赤いコア。
簡易近接型
円盤にブレードを取り付けた姿をしたアブダクター。対象を見つけると突進してくる。
簡易狙撃型
円盤に砲台を取り付けた姿をしたアブダクター。対象を見つけると砲撃してくる。
簡易機動型
機械の蜂のような姿をしたアブダクター。常に上空を漂っており、対象を見つけると上空から突進してくる。
簡易装甲型
ラグビーボールのような姿をしたアブダクター。狙撃型と機動型の攻撃方法を兼ね備えており、射撃があまり通じないが近接武器の攻撃は容易に通じる。
簡易輸送型
巨大な眼のような姿をしたアブダクター。簡易アブダクターの中では唯一捕獲機能を持っている。ふわふわとゆっくりと飛行し、瞳の部分からレーザーを射出する。
天獄アブダクター
人工アブダクターの解析基となった、天獄が運用する“天然物”のアブダクター。絶滅した動物や神話の生物をモチーフにしており、いずれもが人工アブダクターよりも遥かに高性能である。一部のPTではこれらを鹵獲し、自軍の戦力にしている。
コウシン
かつて絶滅した虎が翼を生やしたような畏怖を感じさせる躯体、人工アブダクターを圧倒する俊敏性能と飛翔能力は、天獄の圧倒的高度な技術力の片鱗を感じさせる。鳥篭は胸部にある。
パラドクサ
かつて絶滅したクモの構造を模した躯体を持ちつつも、その兵器然とした見た目は誰しもが恐怖の感情を抱く。鳥篭は腹部にある。
ディオーネ
上空に浮かぶ天獄が開発した代表的なアブダクターであり、人工アブダクターにはない飛行能力を持つ。そのため天罰の攻撃の際にはその先兵として現れることが多い。
ペルタトゥルム
柩の「向こう側」に潜んでいた異形の怪物。この世を「煉獄」にせんとするアーベルの狂気によって呼び出された。事実上、本作のラストボス。ゲームシステム上では天獄アブダクターと認識されているが、作品内でその素性は明かされていない。
今まで登場したどのアブダクターよりも巨体かつ醜悪で、そもそも生物なのかすら疑わしい存在(むしろ機械然としている)。巨大な眼球に酷似した球体とその裏に潜む、イバラの巻かれた女神像が本体であり弱点。
それと繋がるように九つの筐体(箱)とそれから伸びる九本の「触鎖」。そして防御機構として三つのシ-ルドジェネレーターが備えられている。高度の飛行能力まで持つ。
ユートペディア
PTにおける大規模なデータベース。咎人から市民までの情報・通信記録などが掲載されている。また咎人は、監視アクセサリの目を通して24時間データが書き加えられている。
大消失
12年前、ニライカナイPTにて起こった悲劇をさす。7分ほどの時間で700万人以上がロストしたという原因不明の現象が発生し、アーベル(後述)はその生き残りである。
柩(ひつぎ)
本作の中盤で登場する。当初それがどういう存在かなどは不明だが、終盤はこの柩を掛けて戦うこととなる。
『 』(ブランク)
主人公が属するパノプティコンの組織の一つ。一応は部署としての扱いだが名前はなく、ユートペディアにもデータベースが存在しない。『 』(ブランク)というのも飽くまで仮名に過ぎない。咎人による独自の部隊を備えており戦闘能力は高く、セルガーデン深部のデータベースを警備している。
その正体は、上層部直轄の実働部隊。あらゆる記録に残ることのない「パノプティコンの最も深い闇」。ナタリアの安全保障局でも手が出せず、実体に迫ったものはいつの間にか姿を消してしまう。
噂レベルだが、他PTへの浸透、防諜及び自PTの部署の監視、不満分子の捜索・粛清などの活動をしているといわれている。
セルガーデン内にベアトリーチェを捕らえ、数々の実験を行い何かを調べていた。また柩の研究も秘密裏に行われていた。

キャラクター[編集]

各キャラクターのミドルネームは「称号」のようなものであり、プレイヤーは途中から設定できるようになる。 地上に生きる人間のみの習慣であるため、シルヴィアにはミドルネームはない。

主要キャラクター[編集]

咎人(とがびと)
重犯罪者。
本作の主人公となるプレイヤーキャラクター。生誕時に懲役100万年が科された人物。プレイヤーは性別・容姿・声をカスタマイズすることができる。
ストーリーの始まりの際には記憶喪失となっており、自分のことを思い出せないままPTの仲間たちと「戦闘(ボランティア)」に赴くこととなる。
頼もしい仲間であるウーヴェやベアトリーチェとの出会いにより、やがて彼(彼女)は覚悟と自由のあり方を捜し求めることとなる。
記憶という財産を失ったことで全ての権限を奪われ、懲役100万年から再スタートする「再教育プログラム」を受けることとなってしまう。逆に懲役が増え過ぎて100万年を超えた場合も、同様のプログラムで100万年にリセットされる。
なお、ウーヴェとは記憶喪失になる以前から行動を共にしており、牢獄送りにされる際には「お前ならすぐに出てこれる」と実力を認めるような発言をしている。
アクセサリ
監視者≒協氾者。
プレイヤーの監視者でありよきパートナー。パノプティコンから咎人のために配給される「携帯端末」や「携行兵器」であると同時に「看守」でもある存在。その正体は精巧な生体アンドロイド。
戦闘では相棒として武器を手に戦い、戦闘後は貢献の窓口となる。基本的にプレイヤーへの指示伝達もかねて常に同行・監視している。
ある程度の貢献が認められればアクセサリを自由にカスタマイズできるため、歴戦ほど戦術・好みにあったカスタマイズが行われている。
ベアトリーチェ・“リリィ”・アナスターシ
声 - 中村繪里子
運命と変革の鍵(ヒロイン)
数奇な運命を持った謎の女性。パノプティコンの深部に囚われていたところを主人公に救い出された後、ユリアンの機転で咎人としてデータベースに登録される。以後はプレイヤーと共に歩むこととなる。アブダクターに対して常ならぬ愛情を抱いており、その話になると「ミュフフ」などの不気味な笑い声を発することがある。
実は天獄の対地上部隊の隊長格である「シルヴィア・アナスターシ」の姉に当たる。
アリエス・M
声 - 原由実
幽界の導き手(会えないガールフレンド)。
主人公の前にたびたび現れる不思議な女性。しかし彼女と会えるのは夢のような不可思議な空間のみ。何かしらの目的があって主人公と接触しているようだが、その全貌は不明である。
語尾がカタカナになっているのが特徴。
マティアス・“レオ”・ブルーノ
- 石田彰
Shazな親友(シャズなマブダチ)。
主人公の仲間兼ライバルでもある新人の咎人。境遇の近い主人公を気に入り、張り合ったり、何かと世話を焼いてくる仲間思いの青年。「Shaz」と言う口癖を持っている。
昔はヤンチャをしていたとのことだが、よく悪くも正直な男であり頼まれると嫌とは言えないが、その性格が災いすることも度々ある。
ウーヴェ・“サカモト”・カブレラ
声 - 中田譲治
勇猛果敢な歴戦の勇士(タフなヒゲヅラ)。
過酷なパノプティコン社会で長年生き延びてきた歴戦の勇士。彼の背中で教え導かれた咎人は数知れず、プレイヤーもまたその一人となって多くを学んでいくこととなる。
ナタリア・“9”・ウー
声 - 浅川悠
戦う“法と秩序”(戦うパノプティコン)
安全保障局第35社会防衛群社会調査会隊長。パノプティコン上層部の意志の代弁者であり、厳しい取り締まりで恐れられている女憲兵。
しかしそれは仲間を守りたいという愛情から来るものであり、普段はそれを押し隠して苛烈に振舞っている。
エルフリーデ・“サカモト”・カブレラ
声 - 東山奈央
戦闘系最強乙女(アルティメット・ガール)
幼い体格とは裏腹に高い戦闘力を持った咎人。ベテランであることを自負しており、主人公やマティアスに対し先輩風をよく吹かす。カルロスとも古い付き合いであり、まだ戦士として素人であった頃の話をされると怒ることもある。
カルロス・“テオドシウス”・ジンナー
声 - 藤原啓治
飄々とした快楽主義者(スカしたC調男)
友好関係であるノーグPTに属する咎人。ウーヴェのライバルにして悪友。常に自分が楽しめるかという部分に焦点を置いて行動しており、懲役を減らすことや仲間のことはどうでもいいと考えている快楽主義者。
冗談とも本気とも取れる発言で周囲を煙に巻き、なぜか別PTの主人公PTに入り浸っているなど本心が読めない。また、主人公が記憶をなくした現場(本作のオープニング)にいたはずだが、再び主人公と会う時にウーヴェに紹介されている。
ユリアン・サダート♯e(イー)
声 - 赤羽根健治
小柄な協力者(リトルビッグフレンド)
市民。繊細で真面目な性格であり、そして恐妻家。
アブダクターに拉致されたところを主人公に助けられ、以後は交流を続けて仲良くなっていく。技術者ゆえか、アブダクターオタクなベアトリーチェと意気投合している。
シルヴィア・アナスターシ
声 - 井上麻里奈
追撃の戦乙女(危険なビューティー)
高度な文明を誇る空中都市「天獄」の対地上部隊の隊長格の女性。ベアトリーチェの妹。普段は物静かだが戦いでは好戦的な一面を覗かせる。
姉とは対照的に直情的で口より先に手を出すタイプ。アイスがかなり気に入ったらしく、主人公に奢ってもらってからは貪るように食べている。
姉を探すために地上へとやってくるが、同時にある任務もこなしている。
アーベル・“シュトラーフェ”・バルト
声 - 諏訪部順一
地上最狂の咎人(ぶっちぎりのヤバイヤツ)
プレイヤーPTと敵対するホウライPTのエース。そして世界最強の咎人の一人。
『原初の三機』の一つ『憤怒の烈火(レッドレイジ)』を駆り、幾多のPTを傘下に収めていっている。序盤から戦う「メガラニカPT」も彼の傘下である。
その行動理念は狂気とも言え、アリエスに導かれる主人公や、本作のキーであるベアトリーチェとも深く関わっていく事となる。
名前は何度も出てくるが登場自体は中盤から。初登場でナタリアやウーヴェといった主戦力部隊を薙ぎ倒し、主人公も太刀打ちできず「柩」を奪い取っていった。
その後、内通者であるジーンからの連絡で「柩」の「鍵」の存在を知り、再び終盤にてその姿を現す。
彼の目的はこの世を「煉獄」に換えることであり、柩の向こう側に潜む怪物たちを解き放ち戦乱を生み出そうとしていた。「鍵」を用いてついに柩を解放するが、同時に彼自身も主人公に敗北。敗者としての気分を味わいながら最期まで狂気を揺らがせず、怪物の出現と同時に発した爆炎に包まれこの世を去った。

仲間の咎人[編集]

マリー・“アルマ”ミラン・
声 - 夏川椎菜
二十歳前後。気弱でドジッ子だが、そんな自分を治したいと思っている前向きな性格。武器マニアで武器について話し出すと止まらなくなる。
ハル・“ベイブ”・ヴィトー
声 - 江口拓也
二十代半ば。眼鏡が似合う(見た目は)知的な感じの爽やかイケメン。そして究極のドMで情報通。アンの兄で、面倒は自分のほうが見ていると思っている。
アン・“チャーム”・ヴィトー
声 - 麻倉もも
16歳前後。健気で心優しい性格で世話好きな常識人。ハルの妹。
常識人故に個性豊かな仲間たちと兄に振り回される苦労人である。
ビリー・“レパード”・コレル
声 - 山下誠一郎
十代後半。強気で奇抜な言動が多いが、実はチキンでヘタレ。女の子にモテたい一心で自分の「武勇伝」を語りたがるナンパな少年。
マティアスと似た境遇の出身のためか、ヤンチャしていた時期の彼を伝説の先輩として慕っている。
ニーナ・“エリザベス”・ディアス
声 - 中上育実
二十代中盤。姉御肌で暴君タイプな自由人。反面、面倒見がよくサバサバしていて人見知りしない。刑罰など気にせず思うがままに振舞っている。
シズカ・“フェイク”・ローラン
声 - 雨宮天
二十代前半。外面は人当たりがよく、お淑やかな人だが実は腹黒。他人をジャガイモか何かと思っている。優しい言動と腹黒のギャップはよく周囲を恐怖に陥れている。
カイ・“ヴォルフ”・シルバ
声 - 宮下栄治
二十代前半。無愛想なクール系の青年。近寄り難い雰囲気をまとっているが、実は周囲を気にかけるお人よし。
セルジオ・“ヘルゲート”・コクトー
声 - 後藤ヒロキ
三十代後半。規律に厳しい教官タイプの男性。とても頑固で怒りっぽく威厳がある。
若者の成長を願っているためわざと刑罰を受け、低い階層に留まっている。多くの咎人から尊敬され、そして恐れられている。

サブキャラクター[編集]

プロパくん
超高機能汎用窓口係。
PTの公式マスコット。PT内でマスコットの地位を確立するため、基本的のこのキャラクター以外を作成したり使用することは禁止されている。
主な役割は、PTからの伝達事項を「やわらかく」「お願い」すること。親しみやすさの演出として様々な表情を見せてくれる。
基本的に必要事項しかしゃべらないが、時には記憶を失った主人公を「社会不適合者」と非難したりと独自の意見を述べることもある。
口癖は「レッツ貢献!」
チェーザレ・アナスターシ
アナスターシ姉妹の父親で天獄の技術者。11年前、戦争を終わらせるべく『変革』のため『種』を求めて地上へ降り立った。その後は主人公の属するPTにて咎人となり、カスミやレミージョと共に『種』を探し続けていたが、やがて仲間を巻き込みたくないという思いから誰にも何も告げず姿を消してしまった。
ベアトリーチェが自分を追ってくることを考え、自分の姿を模したアクセサリに録音を残しておいた。愛する娘たちを置き去りにしてでも成し遂げなければならないことがある、と。
レミージョ
飲んだくれの咎人。常に酔っ払っておりまともに会話も成り立たないほど。しかしその正体はチェーザレの友人で彼もまた天獄の人間。突如失踪したチェーザレに絶望し、以後は酒を浴びる生活に堕ちている。
カスミ
咎人の女性。元々は市民だったが、チェーザレを追って咎人となった。ベアトリーチェのことは彼から聞かされており、いずれ来るべき時のためにチェーザレのアクセサリを保管しておき、引き合わせた。
エンツォ
情報屋を営む咎人。禿頭にサングラス、ガスマスクと怪しいいでたちの男だが、資源と引き換えに貴重な情報を提供してくれる。かなり危ない橋を渡っているのか、懲役は100万年を越えている。
ノア&タイガー
猫背で小柄なのがノア、逆に大柄なのがタイガー。チンピラ風の咎人で常に人を小ばかにしたような態度を取っており、周囲から近づかないほうが言いとまで言われている。
ジーン
市民。ユリアンの上司で彼と一緒によく一緒に働いている。機械に強く、PT深部に囚われていたベアトリーチェ救出に一役買った。ユリアンと同じく朗らかな人柄であり、主人公にも好意的に接している。
しかし、その正体はホウライPTが送り込んだスパイ。密かに情報を流し続け主人公PTに何度も痛手を与えている。アーベルを神であるかのように崇め、彼こそが理想郷に導くと信じており従わないものを愚民と見下している。
終盤では主人公とユリアンを利用して『 』(ブランク)の機密データを入手させ、そこからベアトリーチェが「柩」を開ける鍵であることを知り、アーベルに伝えた。直後にナタリアの流した嘘の情報に食いつき、正体がバレてしまう。無人区画に手下の咎人やアブダクターと共に立てこもり反抗を続けるが、主人公たちによって制圧されお縄となった。
最期は醜い本性と歪んだ信仰心を怒声に乗せ、喚き散らしながら連行されていった。

開発[編集]

評価[編集]

週刊ファミ通」2014年7月3・10日合併号(6月19日発売)の新作ゲームクロスレビューにおいて、プラチナ殿堂(35点)を獲得した。

出典[編集]

外部リンク[編集]