真・女神転生II

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真・女神転生II
ジャンル RPG
対応機種 スーパーファミコン、プレイステーション、ゲームボーイアドバンス
発売元 アトラス
人数 1人
メディア SFC,GBA…ROMカートリッジ
PS…CD-ROM
発売日 [SFC]1994年3月18日
[PS]2002年3月20日
[GBA]2003年9月26日
価格 [SFC]9990円(税抜)
[PS][GBA]4800円(税抜)
デバイス [PS]メモリーカード
  

真・女神転生II』(しん・めがみてんせい2)はアトラスより1994年3月18日スーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売されたコンピュータRPG2002年3月20日にはプレイステーション(PS)版でリメイクされ、2003年9月26日にはゲームボーイアドバンス(GBA)版が発売された。

スーパーファミコン版とプレイステーション版の初期版はバグが多いので、プレイには細心の注意が必要(後にバグが修正されたバージョンも発売されている)。

目次

[編集] 概要

真・女神転生シリーズの第二作目。前作から数十年後の世界という設定で、直接の続編となっており、生命の樹(セフィロト)になぞらえたシナリオになっている。前作に引き続き今作でも、主人公の行動によって属性が変わり、ストーリーも大きく違ってくる。現代的な世紀末観を主に置いた前作のイメージを継承しながらも、荒廃した未来世界や先進科学を基にしたコロニーやバーチャルリアリティー等、90年代当時におけるサイバーパンク世界観を前面に出した作風となっている。

[編集] 前作からの変更点

悪魔合体において、魔法継承という概念が初めて導入された。これは、材料にした悪魔の持つ魔法が、一定の法則に従って受け継がれるというシステムである。それにより仲魔のカスタマイズが可能となり、選択の幅が広がった。しかし、有用な補助魔法タルカジャやラクカジャの優先順位が低いために継承されにくい一方で、終盤はそれらの魔法が使える前提でのバランスになっているため難易度は前作より上がっている。また、既に悪魔合体にあった難解というイメージが、魔法継承の導入により更に増したことは否定できない。

他に、主な変更点には以下の通りである。中には、以降のシリーズへと受け継がれたものもある。

  • 幾つかの悪魔の種族のLAW-CHAOS属性がNEUTRALへと変更。主人公の属性による制約に対する配慮と思われる。
  • 戦闘で、前列と後列の概念ができた。しかし今作では、攻撃の受けやすさやダメージの違いのみに留まっている。
  • 仲魔の特技を選択して使用することが可能になったが、HPやMPを消費するようになった。
  • イベントに関わるアイテムや宝石が、通常のアイテムとは別にストックされるようになった。
  • デビルアナライズの容量限度がなくなり、倒した悪魔(ボスを除く)は全て記録されるようになった。
  • 前作までは原則として一度に1種類の敵悪魔しか出現しなかったが、2種類まで同時出現するようになった。

[編集] カジノ

前作には無かった施設としてカジノが新設された。カジノでは現金から換金したコインで遊ぶ事ができる。 スロットコードブレイカーキノビッグアンドスモールバカラなどの種類がある。コインは非売品の景品アイテムと交換できる。

[編集] 新魔法

  • メディラマ:味方全体のHPを中程度回復する。メディアとメディアラハンの間の魔法として新設された。
  • デカジャ:相手にかけられた「タルカジャ」などの能力がアップする補助魔法の効果を打ち消す。
  • リカジャ:自分たちにかけられた「タルンダ」などの能力がダウンする補助魔法の効果を打ち消す。
  • テトラ:自分たちへの魔法、魔法系特技を1ターンの間無効化する。
  • ネクロマ:DEAD状態の仲魔をUNDEAD状態にして召喚する。

逆に前作にあったリムドーラ、マカトラ、マカトランダの魔法はなくなっている。

[編集] ストーリー

199X年:東京大破壊。
202X年:東京大洪水、カテドラル争奪戦。
203X年:共同体社会成立。
204X年:メシア教の台頭とガイア教徒の暴動。
205X年:センターの完成、デモノイドの開発。
206X年:TOKYOミレニアムの成立、ガイア教徒の暴動を抑えてきたテンプルナイツの権限拡大。
そして、20XX年-

202X年に発生した大洪水を逃れた人々は、水没した東京に建てられたカテドラルで共同社会を築き、生活していた。やがてその場所は「TOKYOミレニアム」と呼ばれるようになり、メシア教徒で構成される統治組織・通称「センター」に管理されるようになった。センターの支配に反抗するガイア教徒を度重なる弾圧で押さえ込んでいたが、それももはや限界。第1級市民と呼ばれる上流階級の人々は、新たなる救世主の出現を望み始めるのだった。その頃、ヴァルハラ・エリアの貧乏ジム「岡本ジム」に所属する主人公は、ホークと呼ばれ、コロシアムの戦士として戦う日々を送っていた。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 主要登場人物

アレフ(デフォルト名/変更可)
主人公。記憶喪失で彷徨っていたところをヴァルハラ・エリアで岡本に拾われ、ホークと言う名前でコロシアムの戦士として過ごしている。アーム・ターミナルという腕に装着するコンピュータを持っており、悪魔召喚プログラムを入手してからは出会った悪魔を会話で仲魔にすることができるようになる。
正体はメシアとなるべく元老院に造られた人間。元老院の方針に疑問を抱いた目加田によって記憶を消され、センターからヴァルハラ・エリアに放り出される。「ALEPH」はヘブライ語で「1」と「牡牛」の意。
ヒロコ(デフォルト名/変更可)
花田という男を追ってアレフの前に現れた女性。コロシアム最強の戦士として名を上げたアレフに協力を求め、共に行動する。センターの住人で元テンプルナイト。アレフと深い因縁がある。
センターの科学者目加田の娘で、元老院のメシア・プロジェクトに利用され、それまでの記憶を消されている。
ベス(デフォルト名/変更可)
テンプルナイトに所属する女性。メシア教の選んだ救世主をサポートする。メシア教の敬虔な信者で、メシアであるアレフに献身的に尽くす。
正体は「メシアを支えるパートナー」として元老院に造られた人間。何よりもまずメシアを優先し、ダレスの一撃からアレフをかばって命を落とす。その魂は魔界のケセド仏殿に流れ着き、(ゲーム内の進行上、必ずしも訪れる必要はないが)再会すると自らの魂そのものを犠牲にしてアレフのパラメータを上げる。「BETH」はヘブライ語で「2」と「家」の意。
ザイン(デフォルト名/変更可)
ヴァルハラ・エリアで出会うセンター所属の逞しい男性。最強のテンプルナイトで、当初はセンターの命令に忠実に従っていたが、次第に元老院のやり方に疑問を抱くようになる。
元老院がメシアを助けるために用意した人間だが、正体は神の使いサタンの半身。物語の終盤で全てを裁く者としての記憶と使命を取り戻し、自らの半身セトと融合し真の姿に戻る。LAWルートだと心強い味方に、その他のルートだと魔王ルシファー以上の強敵となる。「ZAYIN」はヘブライ語で「7」と「剣」の意。
ギメル(デフォルト名/変更可)
理想郷アルカディア・エリアの管理者。物腰柔らかな美青年で、優れた知力でエリアを管理している。
元老院の実験の一つ、仮想世界アルカディアの管理者。機械の力で住民に幸福と忠誠を与えている。ゲーム内の進行上、必ずしも戦う必要はないが、正体を暴くと強制的に戦闘になる。「GIMEL」はヘブライ語で「3」と「駱駝」の意。
ダレス(デフォルト名/変更可)
ヴァルハラの闘技場で勝負を仕掛けてくる、自称「救世主」の男。アームターミナルを持つ。
記憶を消される前のアレフと同様、救世主としての教育を受ける。しかしアレフとは違い、「偽救世主として倒されるため」、「アレフを牽きたてるため」だけに造られた存在である。そのため常に一歩及ばず、何度もアレフに戦いを挑むがことごとく敗北、謀略も失敗する。地下世界で自身の運命と存在理由が変わり、その後は妖精達と暮らすようになる。「DALETH」はヘブライ語で「4」と「扉」の意。
スティーブン
真っ赤なスーツを着た車椅子の男。主人公の前にバーチャル空間・魔界を問わず度々現れ、悪魔召喚プログラムをはじめアームターミナルの機能をバージョンアップしてくれる。ルートによっては最後まで彼の手を借りることになる。モデルは物理学者のスティーヴン・ホーキング
目加田
元センター所属の科学者。メシア・プロジェクトの中心に位置していた人物だが、方針についていけなくなり、爆発事故に乗じて花田と共に逃げ出した。
受精卵を娘の身体に移し救世主となるべく人間を生ませ、バイオ技術で成長させた後に埋め込まれた記憶を消して逃がした張本人。アレフとヒロコにそのことを伝え謝罪した後に、元老院の仕向けた魔王アバドンの腹中で溶かされて死んでいった。
花田
元センター所属の科学者。悪魔に強い興味を持ち、魔界と現実世界を結ぶ儀式を行うが、自分が召喚した悪魔によって殺されてしまう。
岡本
記憶喪失でさまよっていた主人公を拾い、ホークと名付け闘技場の戦士として育て上げた男。デザインやキャラクターなどから、モデルはあしたのジョーの丹下段平だと思われる。
マダム
ヴァルハラ・エリアを支配する金髪の美しい女性。従順なペット、ケルベロスをアレフに貸し与える。
アヌーン
地下世界で薬屋を営む妖精。ウェイトレスのような服装の美少女で、内気だが腹黒いところがある。
ルイ・サイファー
主人公の前に度々現れる男。
正体はシリーズでもおなじみの魔王ルシファー。センターの動きを影で探っており、元老院や神と戦おうとする。CHAOSルートだと心強い仲間に、その他のルートだと敵となる。
元老院
センターを影で操る4人の最高指導者。それぞれ赤・青・黄・緑のローブを身にまとっている。青の元老は他の3人とは意見を異にしている。
正体は神により派遣された大天使ミカエルガブリエルラファエルウリエル。地上を法と秩序で満たされた世界にするために、魔王達を服従させ大和神族と地下世界を封印し、センターや各エリアを造った。だが神の子たるメシアが預言通り現れないことに苛立ち、自分達の手でメシアを造り出そうとして、仮想世界での人間の洗脳、悪魔と人の合体など数々の非人道的な実験を行う。そんなミカエル達を見てガブリエルは距離を置くことを宣言、ミカエル達に挑むアレフに助言を与える。
また、真・女神転生-20XXのストーリーから、当初は大天使メタトロンが元老院に君臨していたことがうかがえる。
YHVH
世界の唯一神。本編のラスボス。倒せばエンディングを迎える。

[編集] その他

ザ・ヒーロー
前作の主人公。本人は登場せず、コロシアムの初代チャンピオンとしての彫像が残されている。ダレスとのコロシアム戦で、ベスの尊い死に彼の像が涙を流す場面がある。
ヒルコ
ロッポンギに住む国津神。異国の神に唆された国津神達が天津神達を岩戸に封印してしまい、国津神達も異国の神によって封印されてしまった。唯一封印されずに逃げ延びたヒルコは、アレフに将門公の肉体パーツを集めて将門公を復活させ、国津神と天津神を封印から解くよう頼み込む。
カロン
三途の川の渡し守。ゲームオーバー時に迎えに来る。

[編集] システム

ゲームオーバー
主人公とパートナーの両者がDYING、DEAD、STONE状態になると(まだ仲魔が生き残っていたとしても)ゲームオーバー。シーンは前作の真・女神転生と同じだが、冥府の川の渡し守カロンが現れて魂を迎えにきて、タイトル画面に戻る。

[編集] BGM

曲名 使用場面 備考
タイトルデモ オープニングデモ  
タイトル タイトル  
ジム 岡本ジムなど
エンカウント 悪魔遭遇時
戦闘 バトル
レベルアップ レベルアップ
ゲームオーバー ゲームオーバー、エンディングスタッフロール 本作にはエンディングBGMが無かったため、このBGMを使用した。

[編集] 関連ゲーム用語

メシア教(センター)
大災害後に人々を救い、吸収していくことで急速に勢力を伸ばし、東京を掌握するに至った宗教。対抗するものがなくなり大きくなりすぎた秩序は恐怖政治の域に達してしまい、逆らう者や異端者は容赦なく弾圧され、罰せられる。
TOKYOミレニアム
カテドラルを元とし、陥没した東京の上に作られた超巨大建造物。
外界は生きていく事さえ難しい状況になっており、大災害を生きのびた人間のほとんどが集まり生活している。全てはセンターによって管理され、内部は街やファクトリーなどエリア毎に区分けされている。
幸福に満ちた千年王国を築くと謳っているが、実際は「そのための選別所」であり、選ばれた人間のみを箱舟に乗せて最終的には破壊してしまう予定である。
地下世界
もともとの東京。まだ面影を残しており、建造物等はそのまま残っているものもある。陥没してしまい真上にはTOKYOミレニアムが建っているので一般の人間には認知されていない。ミュータントとして生まれた者はここに追いやられる。
他に妖精達やガイア教徒が住んでおり、一応生活できる環境に整っているようではある。
ガイア教
メシア教の拡大に伴って衰退してしまった宗教。熱心な少数の者達が地下でひっそりと活動している。センターの最優先弾圧対象である。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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