パック (妖精)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ジョシュア・レノルズによるパック。
アーサー・ラッカムによるパックの描写(左にいるのがパック)。

パック: Puck)は、イギリス妖精精霊フェアリー。地方によってはポーク、プーク、パックル、パグと呼ばれている。どれも違った姿に描かれていることがこの妖精の変身能力を表している。毛深い小柄な人間の姿か、半人半獣の牧畜の神ファウヌスのように、ヤギの脚を持つものとして描かれる。だまされやすい人間相手にいたずらを仕掛け、しばしばウィル・オ・ザ・ウィスプのように人間を困らせまごつかせたりする。また貧乏人、弱者、恋人たちの利益を図る面があると信じられている。この点でよくパックは、自然の精霊ロビン・グッドフェローと混同される。ウェールズではピスカプカドイツではポークアイスランドではプカスカンジナビアではプキィエエストニアラトビアではプキスと呼ぶ。

ケルト神話プーカ(Púca)に由来する。ときおり、ホブゴブリン(Hobgoblin)やロビン・グッドフェロー(Robin Goodfellow)と同一視される。

いたずら好きな妖精として民話に登場する。トリックスターに分類される。

パックの登場する作品[編集]

パックから名づけられたもの[編集]

参考文献[編集]

  •  キャロル・ローズ著『世界の妖精・妖怪事典』原書房、p292