フレンチ75 (カクテル)

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フレンチ75
基本情報
種別 ロングドリンク[1]
作成技法 シェイク
グラス フルートグラス
国際バーテンダー協会のレシピ
ベース シャンパン
材料
シャンパン …… 60ml
ジン …… 30ml
フレッシュレモンジュース …… 15ml
シュガーシロップ …… 15ml
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フレンチ75英語: French 75)は、シャンパンジンで作るカクテル国際バーテンダー協会公認カクテルの1つ。

概要[編集]

トム・コリンズに代表される「コリンズ」スタイルのカクテルから派生したカクテルである[2]。コリンズスタイルで使う炭酸水シャンパンに置き換えている[2]

そのため、以前はコリンズグラスタンブラーグラスで提供されていた[2]

由来[編集]

第一次世界大戦の時にパリハリーズ・ニューヨークバー英語版で誕生した[3]

名称は、フランス軍が採用した野砲M1897 75mm野砲に由来する[3][4][5]。フランス軍の戦勝を祈願して考案された[5]

レシピの例[編集]

国際バーテンダー協会によるレシピを以下に挙げる[6]

材料
作り方
  1. シャンパンを除いた材料をシェイクして、フルートグラスに注ぐ。
  2. フルートグラスにシャンパを加え、軽く混ぜる。

バリエーション[編集]

フレンチ68[7]
ジンをカルヴァドスに替えたもの。
フレンチ95[3][4]
ジンをバーボンウイスキーに替えたもの。
フレンチ125[3][4]
ジンをブランデーに替えたもの。

出典[編集]

  1. ^ 岸久『スタア・バーのカクテルブック』文藝春秋、2015年、75頁。ISBN 978-4166610402 
  2. ^ a b c 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、183頁。ISBN 978-4537218695 
  3. ^ a b c d フレンチ75 レシピ”. サントリー. 2019年2月28日閲覧。
  4. ^ a b c 福西英三『カクテル入門』保育社、1982年、44-46頁。ISBN 978-4586505630 
  5. ^ a b 『カクテル事典』学研パブリッシング、2014年、84頁。ISBN 978-4058003206 
  6. ^ French 75”. 国際バーテンダー協会. 2022年9月27日閲覧。
  7. ^ チャールズ・シューマン、福西英三翻訳、松本みどり翻訳『シューマンズ バー ブック』(新装版)河出書房新社、2018年、113頁。ISBN 978-4309279213