キャッツ (ミュージカル)
『キャッツ』は、世界で興行的に最も成功したミュージカルのひとつ。原題は『CATS』。
マンカストラップ、ラム・タム・タガーといった個性的な猫たちが都会のごみ捨て場を舞台に、踊りと歌を繰り広げる。人間が一切出てこない型破りの演出と振付に、観客も最初は戸惑っていたがやがて大ヒットとなった。なお、ニューヨークでの連続上演回数は、2006年1月に『オペラ座の怪人』に抜かれるまでブロードウェイでのロングラン公演記録であった。その他、いくつかの国での公演もされている。
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[編集] 作品
[編集] オリジナル・スタッフ
- 製作:キャメロン・マッキントッシュ
- 作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
- 原作・詞:T・S・エリオット「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法(The Old Possum's Book of Practical Cats)」
- 台本:アンドリュー・ロイド=ウェバー、トレヴァー・ナン
- 振付:ジリアン・リン
- 演出:トレヴァー・ナン
[編集] 受賞
1983年トニー賞において、以下の10部門にノミネート(うち、男優賞の二人ノミネート)。7部門で受賞。
- 最優秀ミュージカル作品賞 受賞
- 最優秀ミュージカル脚本賞 受賞
- 最優秀ミュージカルオリジナルスコア賞(作詞作曲賞) 受賞(アンドリュー・ロイド=ウェバー、T.S.エリオット)
- 最優秀ミュージカル男優賞
- 最優秀ミュージカル女優賞 受賞(グリザベラ役のベティ・バックリー(Betty Buckley)に対して)
- 最優秀ミュージカル美術デザイン賞
- 最優秀ミュージカル衣装デザイン賞 受賞
- 最優秀ミュージカル照明デザイン賞 受賞
- 最優秀ミュージカル振付賞
- 最優秀ミュージカル演出賞 受賞
[編集] 概要
イギリスの文学者T・S・エリオットの詩集「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法(The Old Possum's Book of Practical Cats)」に対しアンドリュー・ロイド=ウェバーが曲をつけた。 しかし、一部の曲は演出家トレヴァー・ナンらによって作詞されている。 代表曲「メモリー」はT・S・エリオットの未完の草稿を基に、トレヴァー・ナンが新しく書き下ろした歌詞である。
トレヴァー・ナンによる演出で、1981年5月11日にロンドンウエストエンドのニューロンドン劇場で初演された。ロンドンでの公演や日本の仮設劇場公演では、舞台全体が回転する回り舞台を使用し、開演にあたって裏返しになった舞台を180度回転する。
初演時には娼婦猫のグリザベラをジュディ・デンチが演じる予定であったが事故で出演できなくなったため、代役としてエビータの主役を務めたエレイン・ペイジが抜擢され、彼女の歌う「メモリー」が世界的なヒットソングとなった。
なお、各国毎や公演時期により演出が微妙に変化するため、登場する猫の数・種類や振付が異なる場合が多い。日本でも初期にあったランパスキャットのナンバーが削除されたり、1998年の福岡公演から振付が大幅に変更されたりしている。海賊猫グロールタイガーの場面とナンバーが追加されたのはアメリカ公演から。
[編集] 登場する猫
英語表記アルファベット順で記載する。 全ての猫が登場するわけではなく、公演の演出によって異なる。 日本版(劇団四季版)で登場する猫は後述する。
- アドメタス(Admetus、コーラス)
- 若い猫。各種公演版の多くでマキャヴィティとのダブルキャスト。日本版等、幾つかの公演版では登場しない(日本版ではマキャヴィティはマキャヴィティという名前でコーラスに参加している)。
- アロンゾ(Alonzo、バリトン)
- 少しセクシーな黒と白のオス猫。アメリカ版とドイツ初演版では黒と金色の猫。しばしば、マンカストラップから派生した猫の位置づけとなる。
- アスパラガス(Asparagus、バリトン)
- 劇場猫(the Theatrical Cat)ガス(Gus)。映像版ではガスとアスパラガスは別の猫(俳優も異なる)。舞台版では、アスパラガスとガスは同じ俳優が演じる。コーラスパートでは若い猫であるアスパラガス、「ガス~劇場猫」のナンバーでは年寄り猫とグロールタイガーとなる。("劇場猫"以降は若いアスパラガスとしてコーラスに参加)。各種公演版で、ガスを演じる役者がバストファー・ジョーンズを演じる。
- ビル・ベイリー(Bill Bailey、コーラス)
- 黒と白とブラウンの若いオスの猫。タンブルブルータスと取替え可能な役として扱われる。日本版等、幾つかの公演版では登場しない。
- ボンバルリーナ(Bombalurina、メゾ=ソプラノ)
- セクシーな赤いメス猫。メス猫のリーダーである女王("Queen")猫であると見られることが多い。ディミータと親密。日本のファンからの愛称は、ボンバル、リーナなど。
- バストファー・ジョーンズ(Bustopher Jones、バリトン)
- 25ポンド(約11.5kg)ある太っちょ猫。お洒落なタキシードを着てスパッツをはいている。上流階級街である「セント・ジェームズ街」に住む猫として、みんなに敬意を払われている。日本のファンからの愛称はバストファさんなど。
- カーバケッティ(Carbucketty、テノール)
- カーバケッティはT.S.エリオットの「ドタバタ芝居の猫(knockabout cat)」から取られている名前。パウンシバル(Pouncival)と取替え可能な役として扱われ、幾つかの公演版では登場しない。
- カッサンドラ(Cassandra、ソプラノ)
- 茶色とクリーム色のバーミーズ(Burmese,en:Burmese cat)。モールの尻尾と巻き毛のカツラ。特徴的な猫で、どこかミステリアスな雰囲気を持つ。日本版公演の何回かにおいて、タントミールと名前がついた。
- コリコパット(Coricopat、コーラス)
- タントミールと二卵性双生児でオス猫。優れた直感力を持つ、あるいは超自然的な能力を持つ猫として登場する。幾つかの公演版では登場しない。日本版によく似た外見のタンブルブルータスと言う猫がいて、そこに登場するカッサンドラとペアを組んでいるが、双子ではなく恋人のイメージである。
- ディミータ(Demeter、アルト)
- はねっ返りながら少し神経質な所もあるメス猫。欧米の"キャッツ"私設ファンクラブの多くは、ディミータの性格は彼女の過去(以前にマキャヴィティに襲撃された経験があるのかも知れない)が何らかの悪影響をもたらしているためと考えている。ボンバルリーナと親密。日本のファンからの愛称は”ディミ”などがある。
- エレクトラ(Electra、メゾ=ソプラノ)
- オレンジと黒のブチの子猫。エトセトラ(Etcetera)と同じく、ラム・タム・タガーのファン。
- エトセトラ(Etcetera、メゾ=ソプラノ)
- 楽しげで活発な性格の子猫。 ラム・タム・タガーの大ファン。幾つかの公演版では登場しない。
- エグゾティカ(Exotica、コーラス)
- 映像版のみに登場するメス猫。フェミ・タイラー(en:Femi Taylor)のために特に作られた役(フェミ・タイラーはタントミールのオリジナル・キャスト(初演女優))。
- ジョージ(George、コーラス)
- オスの子猫。幾つかの公演版では登場しない。
- ギルバート(Gilbert、あるいはGhengis、ソプラニスタ)
- サイアミーズ(シャムネコ軍)のリーダー。グロールタイガー追討の指揮を執っている。通常、マンゴジェリー、タンブルブルータス、コリコパットを演じる役者が演じている。日本版では劇中の猫ではなく、キャッツそのものとしての登場キャラクターになっている。日本のファンからの愛称は”ギル”などがある。
- グリザベラ(Grizabella、ソプラノ)
- かつては魅力的な娼婦猫だったが今や美貌を失い、ただ受け入れられることのみを望んでいる猫。キャッツのテーマ曲でもあるメモリーを歌い上げる。日本のファンからの愛称は”グリザ”など。
- グリドルボーン(Griddlebone、 コントラルト)
- レディ・グリドルボーン(Lady Griddlebone)。フワフワした白いペルシャ猫。グロールタイガーの愛人。"The Ballad of Billy McCaw"、あるいはイタリア語のアリア"In una tepida notte"をアレンジしたものをグロールタイガーと共に歌いあげる(何を歌うかは各公演版により異なる)。ほとんどの公演版でジェリーロラムと同じ女優により演じられ、グロールタイガーのナンバーがカットされる時は登場しない。日本のファンからの愛称は”グリドル”など。
- グロールタイガー(Growltiger、バリトン)
- 劇場猫ガスが若かりし頃に演じた役であり、劇中劇"Growltiger's Last Stand"でガスが演じる役。幾つかの公演版では、邪悪な海賊としてグロールタイガーは登場し、他の幾つかの公演版では海賊を風刺するコミカルな役として演出される。また、一部の公演版では、そもそも登場しない。
- ジェリーロラム(Jellylorum、ソプラノ)
- 小柄なメス猫。エリオットの作品に登場する猫の名前にちなんで名づけられている。ジェニエニドッツと共に子猫の面倒を見ている。ガスと親密。
- ジェミマ(Jemima、メゾ=ソプラノ、もしくはソプラノ)
- まだら模様の子猫。公演によってはグリザベラと共にメモリーを歌う場合がある。シラバブと交代可能な役として利用されている。ジェミマの方が一般的に各種公演版で登場する(映像版もジェミマである)。シラバブはアメリカ公演版で名づけられた名前である。但し、日本公演版では劇団四季のオリジナルである同名のシラバブとジェミマの両方が別の役として登場する。ジェミマのオリジナル・キャストはサラ・ブライトマンである。
- ジェニエニドッツ(Jennyanydots、メゾソプラノ)
- おばさん猫。日中は座って過ごす。夜はネズミとゴキブリの支配者。
- マキャヴィティ(Macavity、歌唱パートなし)
- 劇中に登場する猫の中で唯一、本当の悪人。シャーロック・ホームズのモリアーティ教授をイメージした猫だと言われる。第二幕でオールド・デュトロノミーを誘拐し、さらにディミータの誘拐も試みている。日本のファンからの愛称は”マキャ”など。
- ミストフェリーズ(Mistoffelees、テノール)
- 魔術師、ミスター・ミストフェリーズ(The Magical Mr. Mistoffelees)。若いオス猫。閃光を伴う爆発を生じさせたりする魔術を使う。(映像版では手から稲妻を放出する。もちろん、コンピュータ・グラフィックス。)ミストフェリーズの代名詞ともいえるダンスは、「魔法のターン("The Conjuring Turn")」とも呼ばれる、約25回の片足連続回転(フェッテ)である。ほとんどの公演版で、ミストフェリーズはクォーゾ(Quaxo)という名の二役で登場する。クォーゾはコーラス担当の猫として舞台にずっと登場しており、衣装がミストフェリーズとほんの僅かだが異なっている。日本のファンからの愛称は”ミスト”など。
- マンゴジェリー(Mungojerrie、バリトン)
- 悪名高き泥棒猫コンビの片割れ。ランペルティーザの相棒。通常、ギルバートとの二役を担当する。(日本版では別役)日本のファンからの愛称は”マンゴ”など。
- マンカストラップ(Munkustrap、テノール)
- 黒と銀のオス猫。ジェリクルキャッツ(ジェリクル族)のリーダーにして守護者。"The Pekes and the Pollicles"でナレーターも勤める。ジェリクルキャッツの語り部と考えられている。日本のファンからの愛称は”マンカス、マンク”など。
- オールド・デュトロノミー(Old Deuteronomy、バリトン)
- ジェリクルキャッツの愛すべき長老。
- プラート(Plato、コーラス)
- しばしばジョージとアドメタスと取替え可能な猫として扱われる。ジェリクル舞踏会でのヴィクトリアの相手役(pas de deux)。日本版を含む一部の公演版では登場しない。
- パウンシバル(Pouncival、テノール)
- いたずらなオスの子猫。カーバケッティと取替え可能な猫として位置づけられている。
- ランペルティーザ(RumpelteazerあるいはRumpleteazer、アルト)
- 悪名高き泥棒猫コンビの片割れ。マンゴジェリーの相棒。エリオットが使用した綴りであるRumpelteazerと綴るのが一般的。
- ラム・タム・タガー(Rum Tum Tugger、バリトン)
- ザ・ラム・タム・タガー(The Rum Tum Tugger)。雌猫たちのアイドル。道化っぽさと厳粛さを併せ持つセクシーな猫。公演版によるが、基本的に浮気性。通常、ミック・ジャガーをイメージした猫として演出される。野生的なタテガミがある衣装が印象的。黒い衣装の時と白い衣装の時がある。愛称は”タガー”など。
- ランパスキャット(Rumpus Cat、テノール)
- 大きなスパイク状の髪を持ち、燃えるような赤い目をした勇気のある猫。ランパスキャットのナンバー('The Awefull Battle of the Pekes and the Pollicles')で描かれるように、ジェリクルキャッツの内にあるヒーロー性を体現する猫。公演版によっては登場ナンバーそのものがカットされ登場しない。通常、アロンゾやアドメタスがランパスキャットを演じる。(ランパスキャットのナンバーは現在の日本版では省略されているが、ランパスキャットは登場している。)
- シラバブ(Sillabub、ソプラノ、またはメゾ=ソプラノ)
- ブロードウェイ版のジェミマ。(日本版は、シラバブとジェミマの両方が登場する。)
- スキンブルシャンクス(Skimbleshanks、バリトン)
- 鉄道猫("The railway cat")。活動的なオレンジのブチ猫。列車に住み、非公式の車掌として活躍している。
- タントミール(Tantomile、アルト)
- 魔女猫("Witch's Cat")。コリコパットと双子。双方ともに、優れた直感力を持つ、あるいは超自然的な能力を持つ猫として登場する。日本版には似た外見のカッサンドラが登場する。
- タンブルブルータス(Tumblebrutus、バリトン)
- ビル・ベイリーの対応する猫。ブロードウェイ版、日本版等に登場。
- ヴィクター(Victor、バリトン)
- 若いオス猫。キャッツコーラス("Cats chorus")の一員。幾つかの公演版では登場しない。
- ヴィクトリア(Victoria、コーラス)
- 白猫ヴィクトリア("Victoria The White Cat")。白い子猫。ダンスに優れた天賦の才を持っている。グリザベラには好意的なのか、寄り添おうとする。正式なジェリクル舞踏会はヴィクトリアのソロダンスで開始される。
[編集] ファンについて
海外や日本でも共通であるが、独特なファンもいて登場する猫を愛称やあだ名(マンカストラップがマンカス、ラム・タム・タガーがタガーなど)で呼ばれる場合もある。(劇の関係者や日本公演の劇団四季内でも愛称で呼ぶ事は多い。)ネット上での人気もあり、アニメファンや腐女子からの注目も多く、キャラクターのコスプレをする人もいて、一部のファンからはミュージカル上ではないオリジナル設定やファン内キャラクターの設定があったり性格が決められてたりする。イラストサイトや同人関係の物も存在し、ミュージカルのキャッツとはあまり関係が無くなってたりもする。
[編集] 日本での公演
日本では劇団四季によって1983年に東京都新宿の仮設劇場であるキャッツ・シアターで初演された。このキャッツ・シアターは日本初のミュージカル公演用の仮設劇場であった。振り付けは山田卓が手がける。
以降、順に大阪、東京、名古屋、福岡、札幌、大阪、東京、札幌、福岡、名古屋、大阪、静岡、広島、仙台、東京と全国で上演され続け、25年間で上演回数は7000回(2008年6月27日)を超え、観客動員数は750万人以上に達している。国内のミュージカル上演回数として最多記録を更新中である。また、2007年9月8日に同一公演地(東京・五反田/大崎)での公演回数1000回を突破。2009年11月からは横浜・みなとみらいで公演されることが発表された。2010年4月25日夜公演をもって、ブロードウェイ記録である7485回を抜き、7486回の公演を達成した。
[編集] 登場する猫
日本公演版の劇団四季で行われるキャッツはに登場する猫に付いては海外に比べて少し変えてあったり、オリジナルのキャラクターもいる。この劇団四季での猫は海外でもネット上で知られている場合がある。
[編集] 雌猫
- 若い頃は売れっ子娼婦だったが、今は孤独で皆から離れられる。(ヴィクトリアやシラバブといった近づいてくる猫は別)だいたいは原版とほぼ同じ設定。
- 原版のジェリーロラムより若い設定である。ガスに寄り添っていて、シラバブの面倒も見ている。ジェニエニドッツを紹介する3ガールズの1人。ファンからの愛称はジェリー、ジェリロなど。劇中劇で演じるグリドルボーンは小悪魔的な存在でグロールタイガーを誘惑する。
- おばさん猫。昼は寝ているが、夜になるとネズミやゴキブリを教育し、活動的になる。だいたいは原版とほぼ同じ設定。ファンからの愛称はジェニー、おばさん、ジェニおばさん、など。
- マンゴジェリーとカップルの泥棒猫で、だいたいは原版とほぼ同じ設定。外見は原版と異なり黄色がかった毛並み。ジェニエニドッツのシーンではネズミのマスクを被っている。ファンからの愛称はランペル、ランプなど。
- 原版のディミータとは異なりオレンジ色のメス猫。タントミールに威嚇するなど気性の荒い面がある。ボンバルリーナと共にマキャヴィティを紹介する。ファンからの愛称はディミなど。
- 原版のボンバルリーナとは異なり黒と赤の毛並。妖艶でセクシーな大人ののメス猫。マキャヴィティを恐れながらもどこかであこがれている様子。ファンからの愛称はボンバル、リーナなど。
- 名前以外は劇団四季オリジナル。(海外のジェミマやシラバブと役割は似てる)生まれたばかりの子猫で純粋な性格。グリザベラを受け入れようとする優しさがあり、共にメモリーを歌う。ファンからの愛称はバブなど。
- 原版のカッサンドラと似た外見。毛の短いミステリアスなシャム猫。最初のオーバチュアーでライトを浴びている。ジェニエニドッツを紹介する3ガールズの1人。旧版は他の猫と同じような毛並みで特に目立ったシーンが無かった。ファンからの愛称はタントなど。
- 名前以外は劇団四季オリジナル。耳が赤くて若いメス猫。ジェニエニドッツを紹介する3ガールズの1人。グリザベラの登場シーンのソロも歌っている。
- 美しい白猫。月の下でバレエを踊る。歌のソロは無い。だいたいは原版とほぼ同じ設定。ミストフェリーズともペアを組んでいる。シラバブと同じくクリザベラを受け入れようとるす様子が見られる。マキャヴィティを撃退しようとする激しさもある。ファンからの愛称はヴィクなど。
- 原版のタントミールと似た外見。小柄だが神秘的な大人のメス猫。ジェニエニドッツのシーンではネズミのマスクを被っている。ファンからの愛称はカッサなど。
[編集] 雄猫
- 長老。年に一度天上へと昇るただ1匹の猫を選択する。とほぼ同じ設定。ファンからの愛称はデュト、デュト様など。
- 劇場に住みついている。元は一流の役者だった年老いた猫。今の役者は不真面目だと言ったりする厳しさがある。だいたいは原版とほぼ同じ設定。劇中劇で演じるグロールタイガーは暴れ者の海賊でシャム猫軍団に追われている。
- グルメでリッチな肥満体の猫。だいたいは原版とほぼ同じ設定。
- リーダーのオス猫で皆の兄貴分。だいたいは原版とほぼ同じ設定。劇中劇、グロールタイガーのシーンでは5人組であるクリューの一人。
- メス猫たちのアイドル。だいたいは原版とほぼ同じ設定。天の邪鬼でわがままだがモテモテ。白い衣装の時はエルヴィス・プレスリーのイメージだが、現在の黒い衣装はミック・ジャガーがモチーフである。劇中劇、グロールタイガーのシーンでは5人組であるクリューの一人。
- 魔術師、ミスター・ミストフェリーズとして紹介される。だいたいは原版とほぼ同じ設定。劇中劇、グロールタイガーのシーンでは5人組であるクリューの一人。
- ランペルティーザとカップルの泥棒猫で、だいたいは原版とほぼ同じ設定。外見は原版と異なり赤みがかった毛並み。劇中劇、グロールタイガーのシーンでは5人組であるクリューの一人。
- 夜行列車の鉄道猫。だいたいは原版とほぼ同じ設定。劇中劇、グロールタイガーのシーンでは5人組であるクリューの一人。
- 名前以外は劇団四季オリジナル。すばしっこくて耳が立った茶色の青年猫。ヴィクトリアとのペアで踊るシーンが印象的。
- 黒と白と灰色の毛並のエネルギッシュなオス猫。ボンバルリーナと激しいダンスを踊る。第二幕ではジェミマといる事がある。過去は海外と同じようにランパスキャットとしてのナンバーがあったが現在は無くなっている。
- 名前以外は劇団四季オリジナル。右目と口元に大きなブチがあるオス猫。ソロでの歌は無く控えめな設定だが、メス猫をエスコートするなど紳士的な面がある。ディミータと体を寄せ合うシーンがある。
- 劇中劇、グロールタイガーのシーンではシャム猫軍団の隊長を演じるオス猫。動きの速さを感じさせる。
- 犬までもを引き裂く恐ろしい犯罪王。だいたいは原版とほぼ同じ設定。外見は原版と異なりマントや仮面をまとっている。第二幕でオールド・デュトロノミーを誘拐する。普段は同じ役者が演じる黄色い猫でヴィクトリアとペアダンスも踊っている。
- 原版のコリコパットと似た外見。オス猫の中でも特に男性的な雰囲気。カッサンドラとは恋人同士のイメージでペアを組んでいる。
[編集] 公演記録
全て劇団四季の主催である。
- 1983年11月11日〜1984年11月10日 - キャッツ・シアター(東京・西新宿(現新宿モノリスビル)、仮設劇場・東京初演)
- 1985年3月20日〜1986年4月30日 - キャッツ・シアター(大阪・西梅田、仮設劇場・大阪初演)
- 1986年10月10日〜1987年5月31日 - キャッツ・シアター(東京・新宿駅南口、仮設劇場・東京再演)
- 1988年11月23日〜1989年11月23日 - キャッツ・シアター(名古屋・笹島、仮設劇場・名古屋初演)
- 1990年4月20日〜11月19日 - キャッツ・シアター(福岡・百道浜、仮設劇場・福岡初演)
- 1991年5月21日〜1992年4月26日 - キャッツ・シアター(札幌・札幌駅旧構内、仮設劇場・札幌初演)
- 1992年7月18日〜1993年9月23日 - キャッツ・ドーム(大阪・なんば、仮設劇場・大阪再演)
- 1995年1月4日〜1996年12月14日 - キャッツ・シアター(東京・品川駅港南口、仮設劇場・東京再々演)
- 1997年4月8日〜1998年3月8日 - JRキャッツ・シアター(札幌・札幌駅南口、仮設劇場・札幌再演)
- 1998年7月1日〜1999年5月9日 - 福岡シティ劇場(キャナルシティ博多・福岡再演)
- 1999年7月20日〜2001年1月28日 - 新名古屋ミュージカル劇場(名古屋再演)
- 2001年3月11日〜2003年1月13日 - 大阪MBS劇場(大阪再演)
- 2003年4月29日〜7月9日 - 静岡市民文化会館(静岡) (シアター・イン・シアター方式・静岡初演)
- 2003年8月2日〜11月24日 - 広島郵便貯金ホール(広島) (シアター・イン・シアター方式・広島初演)
- 2003年12月19日〜2004年5月5日 - 宮城県民会館(仙台) (シアター・イン・シアター方式・仙台初演)
- 2004年11月11日〜2009年5月3日 - キャッツ・シアター(東京・五反田/大崎・東京再々再演)
- 2009年11月11日〜 - キヤノン・キャッツ・シアター(横浜・みなとみらい地区・横浜初演) ※2011年8月1日現在、2011年10月30日までの続演は決定している
[編集] 公演回数
- 1983年11月11日 日本初演 (西新宿)
- 1986年11月9日 通算公演回数1000回 (新宿駅南口)
- 1991年10月13日 通算公演回数2000回(札幌)
- 1995年10月3日 通算公演回数3000回 (品川駅港南口)
- 1998年12月5日 通算公演回数4000回 (福岡シティ劇場)
- 2001年11月4日 通算公演回数5000回 (大阪MBS劇場)
- 2005年7月8日 通算公演回数6000回 (五反田/大崎)
- 2008年6月27日 通算公演回数7000回(五反田/大崎)
- 2011年10月28日 通算公演回数8000回 (横浜・みなとみらい地区)
[編集] 受賞歴
- 第18回(1989年)ぴあテン 演劇部門 第一位
[編集] 上演記録
- ロンドン:1981年初演、約21年間ロングラン公演、連続上演回数8950回。
- ニューヨーク:1982年初演、約18年間ロングラン公演、連続上演回数7485回。
- 日本:1983年初演、以後断続的に上演され、国内最多上演の記録を持つ。
[編集] その他
- 北海道函館市立光成中学校は全校ミュージカルとして2007年から主要部分のみではあるが生徒らによって文化祭の際に上演されている。しかし2011年で終了。2012年から上演予定はない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ※アメリカの著作権概念は日本と異なり、Fair Useであれば写真の利用が可能なため、写真情報が豊富。
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