ウィニペグ

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ウィニペグの風景
444 Winnipeg montage.jpg
位置
Winnipeg, Manitoba Location.png
市のシンボル
モットー Unum Cum Virtute Multorum
(One With the Strength of Many)
基礎データ
カナダの旗 カナダ
Manitoba flag.png マニトバ州
都市名 ウィニペグ
(英:City of Winnpeg)
創設日 1738年
緯度
経度
北緯 49度54分
西経 97度08分
標高 海抜 238 m
面積 465.16 km²
4,151.48 km² (広域圏)
人口
 - 都市
 - 広域圏
2001年
619,544 人(国内6位)
671,274 人(国内9位)
時間帯 中部標準時(CST)、UTC-6
中部夏時間(CDT)、UTC-5
市外局番 +1-204
公式サイト www.winnipeg.ca
マニトバ州議事堂

カナダ > マニトバ州 > ウィニペグ

ウィニペグ(英: Winnipeg)は、カナダマニトバ州南部の町。州都でもあり、人口は61万9544人(2001年統計)。広域圏の人口では70万6900人(2005年推計)。東部カナダと西部カナダを結ぶ起点であり、地理的な重要性から交易の場として栄えた。マニトバ州の半分以上の人口がウィニペグに在住している。カナダの小麦生産地帯の中核都市であり、農産物の流通の中心でもある。時間帯中部標準時(CMT)を採用している。ウィニペグに住む人たちは通称「Winnipegger (ウィニペガー)」と呼ばれている。

目次

[編集] 地理

プレーリー地帯の一角にある。周囲は平原となっており、レッド川流域として知られる肥沃な農地帯でもある。アメリカ合衆国国境の北約100kmに位置し、マニトバ湖ウィニペグ湖の南に位置していることから、交通の拠点となった。市内でレッド川アシニボイン川が合流し、これはウィニペグ湖へ注ぎ込む。

[編集] 気候

北アメリカの中央部に位置するため、きわめて顕著な大陸性気候であり、ケッペンの気候区分によれば、亜寒帯湿潤気候Dfbに属する。冬季は、極北地域を除き北アメリカで最も寒い都市である。1月の平均気温は-17.8 ℃であり、-40度以下まで下がることも珍しくないなどアラスカアンカレッジよりはるかに寒くなる。 一方、夏季は気温が上がり30℃を超えることも多く蒸し暑くなることもあるが、日本の夏の蒸し暑さと比べるとかなり過ごしやすい。かつては40℃を超える気温が観測された。

ウィニペグ(ウィニペグ国際空港)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 ℃ (°F) 7.8
(46)
11.7
(53.1)
23.3
(73.9)
34.3
(93.7)
37.0
(98.6)
37.8
(100)
42.2
(108)
40.6
(105.1)
38.8
(101.8)
30.5
(86.9)
23.9
(75)
11.7
(53.1)
42.2
(108)
平均最高気温 ℃ (°F) -12.7
(9.1)
-8.5
(16.7)
-1.1
(30)
10.3
(50.5)
19.2
(66.6)
23.3
(73.9)
25.8
(78.4)
25
(77)
18.6
(65.5)
10.8
(51.4)
-0.9
(30.4)
-9.7
(14.5)
8.3
(46.9)
日平均気温 ℃ (°F) -17.8
(-0)
-13.6
(7.5)
-6.1
(21)
4
(39)
12
(54)
17
(63)
19.5
(67.1)
18.5
(65.3)
12.3
(54.1)
5.3
(41.5)
-5.3
(22.5)
-14.4
(6.1)
2.6
(36.7)
平均最低気温 ℃ (°F) -22.8
(-9)
-18.7
(-1.7)
-11
(12)
-2.4
(27.7)
4.8
(40.6)
10.7
(51.3)
13.3
(55.9)
11.9
(53.4)
6
(43)
-0.3
(31.5)
-9.6
(14.7)
-19.1
(-2.4)
-3.1
(26.4)
最低気温記録 ℃ (°F) -42.2
(-44)
-45.0
(-49)
-37.8
(-36)
-26.3
(-15.3)
-11.1
(12)
-3.3
(26.1)
1.1
(34)
0.6
(33.1)
-7.2
(19)
-17.2
(1)
-34.0
(-29.2)
-47.8
(-54)
-42.8
(-45)
降水量 mm (inches) 19.7
(0.776)
14.9
(0.587)
21.5
(0.846)
31.9
(1.256)
58.8
(2.315)
79.5
(3.13)
70.6
(2.78)
71.8
(2.827)
52.3
(2.059)
36
(1.42)
25
(0.98)
18.5
(0.728)
500
(19.69)
雨量 mm (inches) 0.2
(0.008)
2.5
(0.098)
7.5
(0.295)
21.5
(0.846)
58
(2.28)
89.5
(3.524)
70.6
(2.78)
75.1
(2.957)
51.9
(2.043)
31
(1.22)
6.1
(0.24)
1.6
(0.063)
415.6
(16.362)
降雪量 cm (inches) 23.1
(9.09)
14.2
(5.59)
15.8
(6.22)
10.1
(3.98)
0.8
(0.31)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0.4
(0.16)
5
(2)
21.4
(8.43)
19.8
(7.8)
110.6
(43.54)
日照時間 120.1 137.8 178.4 239.1 286.2 283.2 317.5 280.2 186.4 147.1 95.6 100.3 2,410.9
出典 #1: Environment Canada June 2009
出典 #2: [1] December-30-09

[編集] 歴史

ウィニペグのダウンタウン

もともとはネイティヴアメリカンが住み、カヌーを移動手段として狩猟採集による生活をしていたが、1738年に初めて交易所がフランス系の会社によって建設されると、それ以降多くの民族が移住してきた。そのため1869年から、ルイ・リエル率いるメティと東部カナダからの新居者との間に レッドリバー一揆(Red River Rebellion)が勃発した。その後もウィニペグはカナダ国内ではオンタリオ州と共に、最も多くのネイティブアメリカンが生活する都市となっている。

1900年代初頭は経済成長が著しく、カナダ国内でも3番目の成長率を誇っていたが、1970年代に差し掛かるとその成長率にも陰りが見え始め、カルガリーエドモントンの後塵を拝することになり、2005年にはカナダでは6番目の市に後退した。20世紀後半から2000年初頭にかけては経済格差が顕著となり、貧困層がダウンタウンから北部にかけて居住し、富裕層は Tuxedo(タキシード)エリアや郊外にかけて居住している。

[編集] 人口統計

  • 白人: 78.0%
  • ネィティブ: 8.6%
  • フィリピン人: 4.9%
  • 東南アジア: 2.0%
  • 黒人: 1.8%
  • 中国人: 1.8%
    • ウクライナ系、スコットランド系、フランス系の移民も数多くいる。ダウンタウン周辺から北部にかけてはネィティブ・カナディアンが多く住んでいる。これは歴史的な背景と経済格差が主な理由である。
    • 移民たちは基本的に同じ民族の多く住むエリアに移住・生活することが多く、市内でもフランス系の地区、イタリア系の地区、フィリピン系の地区などが見られる。

[編集] 交通

ウィニペグ・トランジット(Winnipeg Transit[1])のバスが市内全域を走っている。大人一般は2ドル40セント(2011/9/25現在)で一時間半乗ることができるが、乗り継ぎなどを利用すれば3時間ほどで市内を一周することも可能である。通勤時間帯を除き Route 1, 2, 3 が無料でダウンタウンを周回している。カナダの他の各都市への移動はVIA鉄道[2]や、グレイハウンド(長距離バス)などがある。

[編集] 空港

ウィニペグ国際空港(Winnipeg International Airport, IATA空港コード: YWG) - マニトバ州内唯一の国際空港である。

[編集] 行政

市長はサム・ケイツ(カッツとも)。

[編集] 教育

[編集] 大学

[編集] カレッジ

[編集] ESL

  • ウィニペグ大学、マニトバ大学共に大学付属のESL語学学校)があり、それぞれの大学進学を目的とした海外留学生や各国大学の海外留学プログラムによって派遣された若い留学生たちがいる。また、レッドリバー・カレッジ(EAL)やその他民間の経営するESLも市内にはいくつか存在する。
  • 移民者にはウィニペグ市が無料で英語教育プログラムを開講している。

[編集] スポーツ

市民が最も好んで参加するスポーツといえばホッケーであり、老若男女問わずに幅広い人々たちに愛されている。また「ホッケーの出来ない子供は学校で友達ができない」と言われるほどの熱狂ぶりである。インラインスケートを履いて行うスポンジホッケーというスポーツも行われている。

アイスホッケーはかつてNHLのチームでもあったウィニペグ・ジェッツが1996年にアリゾナ州フェニックスに移転、フェニックス・コヨーテズとなりチームを失った。その後マイナーリーグのマニトバ・ムースのみになっているが多くの地元ファンが存在した。2011年にアトランタ・スラッシャーズがウィニペグに移転することとなり、新生ウィニペグ・ジェッツが誕生した。街中の至る所でホッケーチームジャケットを着ている人たちを見かけることができる。カナディアンフットボールCFLに所属するウィニペグ・ブルーボマーズという地元チームがある。野球は独立リーグだがウィニペグ・ゴールドアイズという地元チームがある。

2011年6月、かつてのアトランタ・スラッシャーズがウィニペグにホームタウンを移動。チーム名もウィニペグ・ジェッツと改め、再びNHLチームのホームタウンとなった。

[編集] ウィニペグ出身の著名人

テリー・フォックス
1977年に癌による病気により右足膝下を失う。22歳の1980年、自分の病気の研究費用を集めるために右足は義足ながらも、その足でカナダ横断を試みた。1日約42 kmのペースで、合計143日間、 5,373 km 走り、その期間カナダ国民一人一人に1ドルずつの募金を募った。病気の進行により目的地までたどり着くことはできなかったが 36億カナダドル(3700億円)を集めることに成功した。カナダの国民的英雄として尊敬されている。

[編集] トリビア

  • が夏場に大量発生する。湖岸では夕方になると蚊の羽ばたく音が合唱になって聞こえるほどである。州鳥は「蚊」であると多くのウィニペガーが認めている。
  • 冬季には体感気温 -55度にまで冷え込むが、夏季には35度以上の熱帯夜にもなり、これほど一年を通して寒暖の差が激しい街はなかなか見当たらない。
  • クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)の名前の元となったクマのウィニーの名前はウィニペグに由来する。

[編集] 姉妹都市

[編集] 脚注

  1. ^ Daily Data Report for July 1936”. Environment Canada. 2009年12月30日閲覧。

[編集] 外部リンク

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