クマのウィニー

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コルバーンとウィニー(1914年)

クマのウィニーWinnipeg bear)はA・A・ミルンの小説の主人公Winnie-the-Poohクマのプーさん)の名前の元となった、実在した動物のアメリカグマである。

概要[編集]

第一次世界大戦中の1914年カナダに駐屯する軍獣医のハリー・コルバーン中尉が、オンタリオ州ホワイトリバーにて猟師が連れていた孤児の子熊を20ドルで購入した。

この熊は中尉の故郷ウィニペグにちなんで「ウィニペグ(ウィニー)」と名付けられた。カナダ軍の連隊(the Royal Winnipeg Rifles(ロイヤル・ウィニペグ・ライフルズ)のマスコットとなったこのクマは、隊とともに渡英し、その後、隊がフランスに発つ際にロンドン動物園に預けられた。1919年12月に正式に寄贈される。そこでウィニーを見たミルンの息子クリストファー・ロビンが、自分のぬいぐるみのクマをウィニーと名付けることになる。

クマのウィニーの物語を元にして、2004年にCBC.caによる映画が製作されている。ウィニペグのアシニボイン公園(Assiniboine Park)にはウィニーとコルバーン中尉の像が建てられている。

ウィニペグは1934年5月12日にロンドン動物園で息を引き取った。

関連項目[編集]

参考資料[編集]

外部リンク[編集]

  • A BEAR NAMED WINNIE CBC.ca TV 製作の映画『A Bear Named Winnie』のサイト(英語)。出演者の紹介、メイキング映像(10分)、本物のウィニーの写真など

英文版 Wikipedia "Winnipeg bear" の項(04:29, 29 January 2006)を翻訳、ローカライズ、一部補足。