鳥取県警察
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鳥取県警察 | |
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鳥取県警察本部 | |
役職 | |
本部長 | 野村朋美(警視長) |
警務部長 | 森本行儀(警視正) |
組織 | |
上部組織 | 鳥取県公安委員会 |
内部組織 | 警務部、生活安全部、刑事部、交通部、警備部 |
概要 | |
所在地 |
鳥取県鳥取市東町一丁目271番地 北緯35度30分11.1秒 東経134度14分21.3秒 / 北緯35.503083度 東経134.239250度座標: 北緯35度30分11.1秒 東経134度14分21.3秒 / 北緯35.503083度 東経134.239250度 |
設置 | 1954年(昭和29年)7月1日 |
前身 | 鳥取県警察部 - 国家地方警察鳥取県本部 |
ウェブサイト | |
鳥取県警察 |
鳥取県警察(とっとりけんけいさつ)は、鳥取県が設置した警察組織であり、鳥取県内を管轄区域とし、鳥取県警と略称する。警察法上、鳥取県公安委員会の管理を受けるが、給与支払者は鳥取県知事である。また警察庁中国四国管区警察局の監督を受ける。
本部所在地は鳥取市東町1丁目271番地。9の警察署と、1,170人の警察官からなる。
沿革
[編集]- 2005年(平成17年)4月1日 - 市町村合併に伴い、県内警察署の管轄見直しで岩美・溝口警察署廃止をはじめとした警察署・交番・駐在所の統廃合などが行われた。
- 2010年(平成22年)3月26日 - 鳥取自動車道の県内区間全通に伴い、高速道路交通警察隊鳥取分駐隊の新設が行われた。
本部組織
[編集]- 交通部
- 交通企画課
- 交通事故抑止対策室
- 交通指導課
- 交通反則通告センター
- 交通規制課
- 運転免許課(鳥取市吉方温泉二丁目501-1(鳥取県運転免許センター))
- 鳥取県自動車運転免許試験場(東伯郡湯梨浜町上浅津216)
- 東部地区運転免許センター(鳥取市吉方温泉二丁目501-1(鳥取県運転免許センター))
- 中部地区運転免許センター(東伯郡湯梨浜町上浅津216(鳥取県自動車運転免許試験場))
- 西部地区運転免許センター(米子市上福原1272-2)
- 交通機動隊(米子自動車道・鳥取自動車道・山陰自動車道以外の高速道路(山陰近畿自動車道など)も管轄。)
- 東部分駐隊
- 中部分駐隊
- 西部分駐隊
- 高速道路交通警察隊(米子市赤井手962-2(米子TB)。
- 交通企画課
データ
[編集]- 警察署数 - 9
- 交番数 - 16
- 駐在所数 - 87
- 職員数 - 1,170名(警察官)
- パトカー - 170台
- 白バイ - 60台
- ヘリコプター - 1機
- JA39GE「さきゅう」(AW109 SP)
- 警備艇 - 1隻
警察署
[編集]警察署数は9。警察車両のナンバー地名はすべて「鳥取」である。
地域 | 警察署名称 | 所在地 | 管轄区域 | 前身 |
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東部 | 鳥取警察署 | 鳥取市千代水3丁目100 | 鳥取市東部(本庁・国府・福部地区)、岩美郡岩美町 | |
└岩美幹部派出所 | 岩美郡岩美町浦富645-6 | 岩美警察署 | ||
郡家警察署 | 八頭郡八頭町郡家120-2 | 八頭郡若桜町、八頭町 | ||
智頭警察署 | 八頭郡智頭町智頭21-3 | 鳥取市南部(河原・用瀬・佐治地区)、八頭郡智頭町 | ||
浜村警察署 | 鳥取市気高町北浜2丁目158 | 鳥取市西部(気高・鹿野・青谷地区) | ||
中部 | 倉吉警察署 | 倉吉市清谷町1丁目10 | 倉吉市、東伯郡三朝町・湯梨浜町・北栄町 | |
琴浦大山警察署 | 東伯郡琴浦町赤碕1919-21 | 東伯郡琴浦町 | 八橋警察署 | |
西部 | 西伯郡大山町 | |||
米子警察署 | 米子市上福原1266-4 | 米子市、西伯郡日吉津村・南部町 | ||
境港警察署 | 境港市上道町1891-3 | 境港市 | 境警察署 | |
黒坂警察署 | 日野郡日野町下菅242-1 | 西伯郡伯耆町、日野郡日南町・日野町・江府町 | ||
└溝口幹部派出所 | 西伯郡伯耆町溝口748-1 | 溝口警察署 |
警察署の再編
[編集]主な事件
[編集]- 1991年(平成3年)- スナックママ連続殺人事件
- 2009年(平成21年) - 鳥取連続不審死事件
未解決事件
[編集]事件名 | 発生 | 概要 | 捜査 |
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赤碕町信用金庫支店長強盗殺人事件 | 1957年3月10日 | 信用金庫で宿直の支店長(52)が強盗に殺害される。容疑者を全国に指名手配するなどしたが、犯人の特定には至らず時効成立。[7][8] | 時効 |
米子事件 | 1964年11月17日 | 堤防上の掘立小屋が全焼し、焼け跡から住人男性が遺体で発見された。古谷惣吉の関与が疑われたが、立件はされなかった。 | 時効 |
女性拉致容疑事案 | 1977年10月21日 | 松本京子さん(29)が、午後8時すぎ、自宅近くの編み物教室に向かうため外出したところを北朝鮮に拉致される。 | 捜査中(鳥取県警・特定失踪者問題調査会) |
拉致の可能性を排除できない事案 | 1977年11月14日 | 旅館従業員の女性(47)が、午後9時から翌日午前7時までの間に、米子市内の自宅を普段着姿で外出し行方不明。自宅にはバッグ、現金、常に持ち歩いていたポケベル等が置いたままだった。脱北した元踊子による目撃証言がある。[9][10][11] | 捜査中(鳥取県警・特定失踪者問題調査会) |
拉致の可能性を排除できない事案 | 1988年8月2日 | 午後6時、元エンジニアで漁師の男性(36)が漁に出たまま隠岐島沖で失踪。8月10日に海上保安庁が竹島沖で無人の漁船を発見。船には衝突した痕跡があり、青い塗料が付着していた。この塗料は当時の日本船舶には使用されていないものだった。前日には現場付近海域で不審船の目撃情報がある。[12][13][14] | 捜査中(鳥取県警・特定失踪者問題調査会) |
鳥取市拳銃使用タクシー強盗殺人事件 | 2009年7月17日 | 午後9時40分頃、鳥取市立川町の住宅街でタクシー運転手の男性(60)が射殺され、売上金を奪われた。犯人はJR鳥取駅北口のタクシー乗り場から乗り込んだとみられる。タクシーは同市東今在家の路上に乗り捨てられていた。[15] | 捜査中 |
不祥事
[編集]- 2019年2月22日 - 県西部の警察署の男性巡査(20代)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで書類送検した。酒気帯びの容疑の捜査過程で、巡査は、2017年6月ごろから内部規定に反し、上司の許可を得ず捜査情報の収集対象者と飲食店で20回接触し、捜査費を使わず相手に飲食代を払ってもらったことがあることが明らかになった。男性巡査は22日付で停職6か月の懲戒処分となり、依願退職した[16]。
- 2019年9月 - 男性警部補が休日に、大阪府内の路上で女性に付きまとい、衣服の上から尻の辺りを動画で撮影した。近くで目撃した人が警部補に声を掛け、大阪府警察に通報。府警が県警に連絡した。県警は9月13日に男性警部補を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分とした。県警は、男性警部補は逮捕されていないため個別の事案には答えられないとし詳細を明らかにしていない[17]。
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脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “鳥取県警察鉄道警察隊の運営に関する訓令”. 鳥取県警察本部. 2017年2月22日閲覧。
- ^ 鳥取県例規集(第12編、鳥取県道路交通法施行細則 第24条「高速自動車国道等における権限」)
- ^ “平成25年鳥取県公報号外第126号 鳥取県道路交通法施行細則の一部を改正する規則” (pdf). 鳥取県 (2013年12月10日). 2014年1月17日閲覧。
- ^ 「警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例及び鳥取県警察署協議会条例の一部を改正する条例の施行期日を定める規則(平成29年5月9日鳥取県規則第35号)・交番その他の派出所及び駐在所の設置に関する規則及び鳥取県警察署協議会に関する規則の一部を改正する規則(平成29年5月9日鳥取県公安委員会規則第4号)」(PDF)『鳥取県公報』号外第46号、2017年5月9日、2-3頁、2017年5月29日閲覧。
- ^ “駐在所速報” (pdf). 八橋警察署赤碕駐在所 (2017年3月1日). 2017年3月12日閲覧。
- ^ “八橋警察署が琴浦大山警察署へ移転します。”. 鳥取県警察本部. 2017年5月21日閲覧。
- ^ 中国新聞社 編『中国年鑑 昭和33年版』272頁 中国新聞社 1957年
- ^ 「赤碕支店長殺しが時効 米子信用金庫」『読売新聞 鳥取 朝刊』昭和47年(1972年)3月11日、20頁
- ^ 特定失踪者問題調査会失踪者リスト
- ^ 読売新聞オンライン (2014年7月2日). “鳥取の被害者ら失踪時の状況は? 普段着で外に、出漁後…”. 産経新聞. 2024年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月5日閲覧。
- ^ とっとり人権情報誌 「ふらっと」第20号
- ^ 鳥取県ホームページ 鳥取県の拉致被害者等
- ^ 特定失踪者問題調査会失踪者リスト
- ^ とっとり人権情報誌 「ふらっと」第19号
- ^ 読売新聞オンライン (2023年2月5日). “鳥取タクシー強盗殺人、有力情報に報奨金300万円も…犯人の靴はコンバース?”. 読売新聞. 2023年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月5日閲覧。
- ^ “巡査が飲酒運転疑い 情報収集者と無許可接触も”. 産経新聞 2019.2.22 23:28. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “鳥取県警の警部補を懲戒処分 大阪で女性を盗撮”. 佐賀新聞 2019/10/23. 2020年7月21日閲覧。