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与謝野町

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よさのちょう ウィキデータを編集
与謝野町
与謝野町旗 与謝野町章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 京都府
与謝郡
市町村コード 26465-2
法人番号 5000020264652 ウィキデータを編集
面積 108.38km2
総人口 18,456[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 170人/km2
隣接自治体 福知山市宮津市京丹後市
兵庫県豊岡市
町の木 ツバキ
町の花 ヒマワリ
与謝野町役場
町長 山添藤真
所在地 629-2262
京都府与謝郡与謝野町字岩滝1798番地1
北緯35度33分55秒 東経135度09分10秒 / 北緯35.56533度 東経135.15286度 / 35.56533; 135.15286座標: 北緯35度33分55秒 東経135度09分10秒 / 北緯35.56533度 東経135.15286度 / 35.56533; 135.15286
地図
役場庁舎位置

外部リンク 公式ウェブサイト

与謝野町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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与謝野町(よさのちょう)は、京都府丹後半島の付け根にある町。与謝郡に属する。

地理

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傘松公園から見た阿蘇海と与謝野町。
加悦谷
大江山

地形

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加悦谷と呼ばれる野田川扇状地に位置する。野田川の水源は町の南方に位置する大江山であり、その山麓にはかつてニッケル鉱山があった。野田川は町域を北流し、天橋立によって宮津湾から隔てられた内海(海跡湖)である阿蘇海に注ぐ。町の北部には成相寺で知られる鼓ヶ岳がそびえる。

山岳

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主な山

河川

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主な川

湖沼

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主な湖

気候

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日本海側気候で、豪雪地帯となっている。

人口

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2010年(平成22年)国勢調査より前回調査からの人口増減を見ると5.82%減の23,457人であり、増減率は府下26市町村中19位、36行政区域中29位。

2022年(令和4年)4月現在、20,438人。戦後、第2次ベビーブームが終わるまでは微増で推移していたが、その後、減少が始まっており、社会減によるもの、若年層の転出が多いことが人口減少の要因となっている。2025年(令和7年)には2万人を切り、2045年(令和27年)には12,200人程度になるとみられている[1]

与謝野町と全国の年齢別人口分布(2005年) 与謝野町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 与謝野町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
与謝野町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 28,617人
1975年(昭和50年) 28,618人
1980年(昭和55年) 28,061人
1985年(昭和60年) 27,232人
1990年(平成2年) 26,371人
1995年(平成7年) 25,939人
2000年(平成12年) 25,593人
2005年(平成17年) 24,906人
2010年(平成22年) 23,454人
2015年(平成27年) 21,834人
2020年(令和2年) 20,092人
総務省統計局 国勢調査より


隣接自治体

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京都府の旗京都府
兵庫県の旗兵庫県

歴史

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近世

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安土桃山時代

現代

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平成時代

政治

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行政

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町長

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歴代首長
氏名 就任日 退任日 備考
初代 太田貴美 2006年4月16日 2014年4月15日 旧野田川町長
2代 山添藤真 2014年4月16日 現職

議会

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町議会

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与謝野町議会

定数:16人[3]

町役場を岩滝地域に本庁舎を置き、加悦地域、野田川地域にも各部課を分散して配置する「分庁舎制」が取られている。

施設

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京都府立医科大学附属北部医療センター

警察

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本部
交番
  • 加悦交番(与謝野町加悦)
  • 岩滝交番(与謝野町岩滝)
  • 野田川交番(与謝野町幾地)

消防

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本部
消防署
  • 加悦谷分署(与謝郡与謝野町字算所418番地)
  • 橋北分署(与謝郡伊根町字日出576番地)

医療

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主な病院
主な診療所

文化施設

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図書館
博物館・資料館

運動施設

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対外関係

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姉妹都市・提携都市

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2020年現在、与謝野町との正式な姉妹都市提携都市は存在しない。

国際交流都市
都市名 国名 地域名 提携年月日
アベリストウィス市 イギリスの旗ウェールズの旗イギリス連合王国 ウェールズ国 ダイフェッド地方 ケレディジョン州 1984年昭和59年)都市交流開始

「アバリスツイス」とも呼ばれる。第二次世界大戦の最後の年に旧加悦町(与謝野町の南部)にあった大江山ニッケル鉱山と岩滝地区(現在の与謝野町岩滝と宮津市須津)の日本冶金工業の製錬所で強制労働に従事させられていたウェールズ出身のイギリス軍兵士フランク・エバンスが1984年に再訪し、そこで死亡した連合軍捕虜の慰霊碑を建立したことがきっかけで交流が始まった。このいきさつについてはエバンスが1985年に『"Roll Call at Oeyama P.O.W. Remembers" 大江山の点呼 捕虜は思い出す』という本にまとめて出版した。この本の日本語訳は2009年7月に東京の彩流社から『憎悪と和解の大江山 - あるイギリス兵捕虜の手記』として出版された。

経済

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産業

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農業織物業丹後ちりめん)が主な産業[4]。町域は海に接しているが、漁港はない[5]。過去には、大江山鉱山鉱業も行われていた。

第一次産業

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農業

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主な作物
  • コシヒカリなど)
    • 京の豆っこ米 - コシヒカリのうち、「田植え後の本田施肥には化成肥料由来の窒素成分を含む肥料を使用しない」「施肥した窒素量の50%以上が京の豆っこ肥料のものであること」など一定の要件を満たしたもの[6]
  • ポップ(与謝野ホップ):2015年から生産を開始[7][8]。大手ビールメーカーと資本関係のない独立系の栽培地として、マイクロブルワリーにフレッシュホップを提供し評価されている[7][8]。町としても「ホップのまち」として地域振興を図っている[8]。2024年には地元ホップを用いたブルワリーが開業している[8]

第二次産業

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製造業

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主な製品

与謝野町に拠点を置く企業

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立地企業

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誘致企業

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  • 日本電気化学
  • サンフェリエ
  • 京都奉製
  • 岩崎撚糸
  • 大栄製作所
  • 富士ウェルテック
  • 岩滝化学
  • 京とうふ加悦の里
  • 宝精密
  • ロックファスナー

情報・生活

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マスメディア

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放送局

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テレビ放送

ライフライン

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電力

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ガス

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上下水道

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電信

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教育

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専修学校

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府立
  • 京都府立看護学校

高等学校

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府立

中学校

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町立

小学校

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町立

2016年4月、岩屋小(岩屋地区)が市場小に統合され、休校となった[10]。2020年4月、与謝小と桑飼小が加悦小に統合された[11]

小学校はいずれも建設から30年以上経過しており、老朽化が進行しつつあるが、耐震補強工事が完了している[12]

幼児教育

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幼稚園

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町立
  • 与謝野町立岩滝幼稚園
  • 与謝野町立三河内幼稚園

保育所

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町立
  • 与謝野町立加悦保育園
  • 与謝野町立与謝保育園
  • 与謝野町立桑飼保育園

特別支援学校

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府立

交通

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与謝野駅
道の駅シルクのまち かや

鉄道

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鉄道路線

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京都丹後鉄道
岩滝口駅は旧岩滝町の名を冠するが宮津市にある。旧岩滝町民の強い希望により、宮津市に設置された駅の名は岩滝口駅とされた。

バス

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一般路線バス

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高速バス

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丹後地域と京都市大阪市を結ぶ昼行路線が運行されており当町を経由する。いずれも丹後海陸交通が運行するが、大阪線は阪急観光バスとの共同運行である。

太字は与謝野町内の停車地。与謝野町外の丹後地域の停車地は省略。

乗り合い交通

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道路

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高速道路

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インターチェンジはないが山陰近畿自動車道与謝天橋立IC - 京丹後大宮IC間の一部が与謝野町を通過している[13]。与謝天橋立ICの所在地は宮津市である。

国道

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府道

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主要地方道
一般府道

道の駅

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観光

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名所・旧跡

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文化財
  • 愛宕神社拝殿(宮津城の御殿の玄関を移築したものといわれている)
主な城郭
主な神社
街道
その他の史跡

観光スポット

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レジャー・宿泊施設

文化・名物

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祭事・催事

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名産・特産

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出身関連著名人

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出身著名人

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 与謝野町・与謝野町教育委員会『与謝野町文化財保存活用地域計画 - 丹後国・与謝野町の歴史文化を守る・活かす・受け継ぐ -』与謝野町・与謝野町教育委員会、2022年7月、17頁。 
  2. ^ 概要・歴史”. 与謝野町HP (2013年10月8日). 2017年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
  3. ^ ○与謝野町議会議員定数条例”. 与謝野町 (2013年3月27日). 2018年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月25日閲覧。
  4. ^ 統計データで見る与謝野町のすがた 京都府・与謝野町 (PDF)
  5. ^ 京都の漁港一覧”. 京都府. 2024年3月28日閲覧。
  6. ^ 京の豆っこ米”. 与謝野町. 2024年3月28日閲覧。
  7. ^ a b 与謝野ホップ”. 与謝野町. 2024年3月28日閲覧。
  8. ^ a b c d 与謝野でビール醸造開始 ホップ栽培開始から9年”. 朝日新聞 (2024年2月9日). 2024年3月28日閲覧。
  9. ^ 京の豆っこ肥料”. 与謝野町. 2024年3月28日閲覧。
  10. ^ 3小統合案、住民ら「やむ得ぬ」声も 京都・与謝野”. 京都新聞 (2018年6月11日). 2018年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月1日閲覧。
  11. ^ 新しい小学校の校名を募集しています!”. 与謝野町 (2018年12月10日). 2019年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月1日閲覧。
  12. ^ 与謝野町公共施設白書 p. 295” (PDF). 与謝野町 (2015年9月). 2019年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月1日閲覧。
  13. ^ 平成28年度予算に係る公共土木事業及び単独公共土木事業 主要箇所の概要”. 京都府HP. 2016年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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