井手町

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いでちょう ウィキデータを編集
井手町
Taishōike Kyoto JPN 003.jpg
井出町旗 井出町章
井手町旗 井手町章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 京都府
綴喜郡
市町村コード 26343-5
法人番号 1000020263435 ウィキデータを編集
面積 18.04km2
総人口 7,296[編集]
推計人口、2021年10月1日)
人口密度 404人/km2
隣接自治体
町の木 ヒノキ
町の花 ヤマブキ
井手町役場
町長 汐見明男
所在地 610-0302
京都府綴喜郡井手町井手南玉水67番地
北緯34度47分54.2秒 東経135度48分11.7秒 / 北緯34.798389度 東経135.803250度 / 34.798389; 135.803250
井手町役場庁舎
外部リンク 公式ウェブサイト

井手町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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井手町(いでちょう)は、京都府の南部に位置し、綴喜郡に属する

概要[編集]

京田辺市から見た井手町多賀地区の遠景

木津川の支流である玉川が町を東西に縦断しており、春になると花見をする人々で賑わう。 町内の地域としては多賀、井手、有王区域と分かれる。町域の約七割は山林[1]。 田園風景の中に井提寺(井手寺)跡[2]平城京にあった南都七大寺の一つ、大安寺を焼いたとされる石橋瓦窯の遺構などの史跡が存在している。[1]

奈良時代の貴族・政治家で、井手町に別荘をもち、「井手の左大臣」と呼ばれ万葉集の撰者とも伝えられる橘諸兄ゆかりの地として知られている[3]

地理[編集]

南北約4.5km、東西約7km、面積18.04km2

地形[編集]

山地[編集]

主な山

河川[編集]

主な川

地域[編集]

大字はなし

人口[編集]

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、5.55%減の8,454人であり、増減率は府下26市町村中18位、36行政区域中28位。

Population distribution of Ide, Kyoto, Japan.svg
井手町と全国の年齢別人口分布(2005年) 井手町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 井手町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

井手町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体[編集]

京都府の旗京都府

歴史[編集]

井手の玉川「都名所図会

古代[編集]

古墳時代

井手町には須恵器が見つかった弥勒古墳や横穴式石室の高月古墳などがあり、古くから人が住んでいた。

奈良時代

奈良時代の有力貴族橘諸兄は、井堤の地(いでと読む、現在の井手町)に相楽別業という別荘を作り、また井堤寺(いでじ)を建立した。

中世[編集]

平安時代

康治2年(1143年)の『井堤郷古絵図』によれば、橘諸兄の居館や井堤寺が記されている[4]。また平安時代には玉川流域が山吹の名所として和歌に詠まれた[5]

駒とめて猶水かはむ山吹の花の露そふ井手の玉川

新古今集藤原俊成

玉川の岸の山吹影みえて色なる浪に蛙(かわず)なくなり

續古今、後鳥羽院

近代[編集]

明治時代

近現代[編集]

昭和時代

政治[編集]

行政[編集]

町長[編集]

役所[編集]

  • 井手町まちづくりセンター椿坂
  • 京都府立山城勤労者福祉会館
  • 井手町自然休養村管理センター
  • 井手町保健センター
  • 井手町地域包括支援センター
  • 井手町子育て支援センター

議会[編集]

町議会[編集]

井手町議会
  • 議会 定数:10人[7]

施設[編集]

井手町山吹ふれあいセンター

警察[編集]

本部
交番
  • 井手交番(井手町井手柏原)

消防[編集]

本部
消防署
  • 井手分署(井手町大字井手小字尾ノ山34-1)

医療[編集]

主な病院
  • 池内医院

図書館[編集]

主な図書館
  • 井手町図書館
    1982年(昭和57年)7月に京都府立図書館が井手町内で自動車文庫の巡回を開始2[8]。1990年(平成2年)7月には京都府立図書館による自動車文庫の巡回が終了し、自然休養村管理センター2階に井手町図書室が開館[8]。床面積は70m2であり、蔵書数は4,800冊だった[8]。井手町ふるさと創生事業懇談会は社会教育施設の整備充実を町長に具申しており、1994年7月14日に山吹ふれあいセンター1階に井手町図書館が開館した[8]
    図書館部分の床面積は621.66m2[9]。2009年度末の蔵書数は85,405冊、2009年度の貸出数は71,301冊だった[10]。2009年度末の人口は8,311人であり、住民1人あたり貸出数は8.6冊だった。

交流施設[編集]

  • 井手町山吹ふれあいセンター
    • 山吹ふれあいセンター天文台 - 山吹ふれあいセンターの屋上には天体ドームがあり、35cm反射望遠鏡が設置されている[11]。また、屋外広場には12.5cm屈折望遠鏡や15cm双眼鏡が設置されている[11]

経済[編集]

町の主要産業は農業と土木業だが振るわない[1]

第一次産業[編集]

農業[編集]

農家人口は1985年の約2000人から2005年には約1200人になった[1]

第二次産業[編集]

工業[編集]

2003年に町工場等誘致条例を制定し、2社の誘致に成功、パートを含め約450人の地元雇用につながった[1]

第三次産業[編集]

サービス業[編集]

ベンチャー企業を育成するため新産業育成施設への入居が2001年に始まり、電子機器メーカーなど5社が入居した[1]

拠点を置く企業[編集]

  • (株)現丸屋
  • ワタキューセイモア
  • 五洋パッケージ
  • 辻本石油店
  • 寺村自動車
  • 中坊呉服店
  • 中坊鉄建工業
  • 中坊伊助
  • 中坊工務店
  • カネ美食品京都南工場
  • 八木良建設

教育[編集]

高等学校[編集]

町内に高校はない。京都府立城陽高等学校への通学者が多い。

中学校[編集]

町立

小学校[編集]

町立

自動車学校[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

中心となる駅:玉水駅

2003年3月15日のダイヤ改正により快速停車駅となった。 なお、当町西部を流れる木津川に架けられた玉水橋を渡り、京田辺市側に出ると近鉄京都線三山木駅片町線JR三山木駅も利用可能となっている。両駅は当町役場より1.7kmの位置にある。

鉄道路線[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)

バス[編集]

路線バス[編集]

当町内に路線バスは通じていないが、国道307号が徒歩圏となる地域では京都京阪バスの山城大橋停留所・多賀口停留所が利用可能で、近鉄京都線新田辺駅・片町線京田辺駅、および宇治田原町方面へ行くことができる。多賀口停留所からは城陽市青谷方面乗合タクシーも利用可能で、1日3往復、火・木のみの運行ながら平和堂(アル・プラザ城陽)や城陽郵便局へ行くことができる。

また、当町南側に接する木津川市(旧:山城町域)が徒歩圏となる地域では木津川市コミュニティバス山城線の渋川停留所・渋川西停留所が利用可能で、JR奈良線棚倉駅上狛駅および関西本線木津駅へ行くことができる。

道路[編集]

国道[編集]

府道[編集]

主要地方道
一般府道

観光[編集]

玉川の桜並木

名所・旧跡[編集]

橘諸兄の旧跡、井提寺(井手寺)跡、六角井戸、蛙塚、小野小町塚がある。

主な城郭
主な神社
主な寺院
主な史跡
主な遺跡

観光スポット[編集]

古来より山吹と蛙(かはづ)の名所として世に知られており、歌枕として多くの和歌に歌われてきた[12]鴨長明の歌論書である無名抄「第17話 井手の山吹、并かはづ」に井手町の山吹、蛙(かはづ)についての言及がある[13]

文化・名物[編集]

祭事・催事[編集]

  • 玉川の桜並木 - 4月に井手町さくらまつり
  • 大正池(京都府景観資産 2007年度登録)
  • 左馬-左馬ふれあい公園
  • 万灯呂山展望台
  • 竜王の滝
  • ほたる祭り-谷川ホタル公園(6月)

出身関連著名人[編集]

出身著名人[編集]

関連著名人[編集]

  • 中坊公平(弁護士) - 日弁連会長。出身は京都市だが最後の居住地が井手町。

井手町を舞台とした作品[編集]

映画[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g 企業誘致で経済活性を、2009年3月5日、京都新聞
  2. ^ 乾幸次『井出左大臣橘諸兄公と井出(井出)郷ー古代よりの歴史と文化が薫る井出の里』玉津岡神社氏子総代会 1993年
  3. ^ 歴史のロマン体感、井手町「諸兄まつり」、2007年11月19日、京都民報Web
  4. ^ 乾幸次『萬葉集に詠まれた南山城の古代景観』古今書院、2002年、pp.127-128
  5. ^ 「新撰京都名所圖絵」 竹村俊則 白河書院 1965年 p150-151
  6. ^ 「忘れない 南山城水害60年」『京都新聞』山城版、2013年4月1日
  7. ^ 井 手 町 議 会 概 要”. 2018年11月25日閲覧。
  8. ^ a b c d 『図書館年報 平成21年度(2009)』p.2
  9. ^ 『図書館年報 平成21年度(2009)』p.3
  10. ^ 『図書館年報 平成21年度(2009)』p.28
  11. ^ a b 天文台公開について 井手町
  12. ^ 井手町史編集委員会『日本文学にあらわれた井手町』井手町史編集委員会、1975年、139頁。
  13. ^ 鴨長明『無名抄 (国立国会図書館デジタルコレクション)』https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2579571?tocOpened=1、1216年。

参考文献[編集]

  • 井手町図書館『図書館年報 平成21年度(2009)』井手町図書館、2010年

外部リンク[編集]