阪急観光バス

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阪急観光バス株式会社
HANKYU Kanko Bus Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
531-0071
大阪府大阪市北区中津7-7-19
設立 1987年5月1日
業種 陸運業
法人番号 4120001069201 ウィキデータを編集
事業内容 貸切バス事業、乗合バス事業、観光業
代表者 寺西 保(代表取締役社長)
資本金 1億円
純利益 8637万2000円(2020年03月31日時点)[1]
総資産 17億8517万2000円(2020年03月31日時点)[1]
従業員数 約130人
主要株主 阪急バス(100%)
外部リンク http://www.hankyu.k-bus.co.jp/
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阪急観光バスの高速路線車

阪急観光バス株式会社(はんきゅうかんこうバス)は、阪急バスの貸切バス部門を切り離し設立した子会社で、阪急阪神ホールディングスの連結子会社である。

観光バス事業の他に、高速バスを親会社の阪急バスから移管された大阪 - 渋谷・新宿・池袋線(2013年4月1日より)、福井 - 大阪線(2017年4月1日より)、大阪 - 津名・洲本線(同)ならびに2009年4月1日から、全但バスからの移管を受けて大阪 - 湯村温泉線1往復の運行もおこなっている。かつては2003年より九州(福岡・長崎・鹿児島)方面への運行を阪急バスより移管を受けておこなっていたが現在はいずれも廃止されている。

企業情報[編集]

企業設立までの主な流れ[編集]

企業成立までの流れとしては、阪急電鉄が発起し関西大手私鉄5社の共同経営による「関西観光自動車(株)」の設立が元である(1950年昭和25年)3月末日)。同社は観光バス専業者だけに留まらず、日本航空と契約して伊丹空港 - 大阪市内の空港輸送、極東航空(現在の全日本空輸)とも業務提携し、空港送迎バスの運行も始めた。共同運営していた各私鉄が自身で貸切バス事業に進出したことで、1954年(昭和29年)12月に阪急電鉄直系となるが、経営の不合理を排除するために昭和37年4月に阪急バス(株)に吸収合併される。これにより阪急バス(株)観光課が新設された。

この後、空港輸送については1963年(昭和38年)6月に日航と共同出資による大阪空港交通(株)を設立し、一方の観光部門については万国博輸送のあとに関西大倉学園芦屋学園等の通学輸送を開始、京都地区の観光事業の廃止(1972年(昭和47年))などにより一部事業が縮小していくことになる。こうした流れの後、1987年(昭和62年)に阪急バス貸切部門を分離して阪急観光バスが誕生した。

高速バス路線[編集]

現行路線[編集]

夜行便[編集]

未明の草津PAで休憩するシャトー号京急便(右)と池袋線阪急便(左)―統合前に撮影―

停車停留所[編集]

池袋駅東口 - バスタ新宿新宿駅)- 渋谷マークシティ - 千里中央駅 - 千里ニュータウン - 新大阪 - 大阪梅田阪急三番街) - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ)

歴史[編集]

  • 1989年平成元年)12月25日 - 千葉・TDL - 大阪・神戸線が京成バス・阪急バス・阪神電鉄バスの3社共同運行で運行開始[3]
  • 1999年(平成11年)7月24日 - 池袋線運行開始(西武バスと共同運行)。
  • 2003年(平成15年)7月18日 - 「シャトー号」(京浜急行バスと共同運行)・新宿線運行開始。
  • 2006年(平成18年)
  • 2008年(平成20年)4月18日 - シャトー号と池袋線を統合のうえ池袋・品川・横浜 - 京都・大阪梅田線となり、同時に阪急バス単独運行となる(西武バス・京浜急行バスでは予約・発券業務のみを継続)。同時にハービスOSAKA乗り入れ。
  • 2011年(平成23年)1月1日 - 千葉・TDL - 大阪・神戸線の大阪方の運行会社が阪神バスから阪急バスに変更となる。
  • 2012年(平成24年)6月1日 - 池袋・品川・横浜 - 京都・大阪線を廃止。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月1日 - 池袋・新宿・渋谷 - 大阪梅田線の大阪方の運行会社が阪急バス豊中営業所)から阪急観光バスとなり、阪急観光バス運行便も池袋駅東口に乗り入れ開始(池袋駅東口発着が毎日運行となる)[4]
    • 12月21日 - 両系統ともこの日の出発便より高速長岡京に停車し、名神大山崎は無停車となった[5]
  • 2015年(平成27年)3月31日 - この日の運行をもって阪急バスが千葉・TDL - 大阪・神戸線の運行から撤退し、京成バスの単独運行となる[6]
  • 2016年(平成28年)7月15日 - 池袋・新宿・渋谷 - 大阪梅田線がユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ) への乗り入れを開始[7]


昼行便[編集]

廃止路線[編集]

ツアーバス[編集]

  • 大阪-神戸三田線「神戸三田プレミアム・アウトレット号(直行ショッピングバス)」
    • 大阪梅田→神戸三田プレミアム・アウトレット→大阪梅田(往復1800円)
    • 2007年7月6日から運行を開始した募集型旅行。土日祝およびバーゲン時に運行。阪急バスが主催、チェルシージャパン(現:三菱地所・サイモン)が協賛していたが、2010年7月からは阪急観光バスの主催に変更した。
  • 大阪-りんくう線「りんくうプレミアム・アウトレット号(直行ショッピングバス)」
    • 大阪梅田→りんくうプレミアム・アウトレット→大阪梅田(往復1800円)
    • 2005年11月18日~2010年3月28日の土日祝、5thアニーバーサリーキャンペーン・プレミアム・バーゲンなどのバーゲン時に運行していた募集型旅行。阪急バスが主催、チェルシージャパンが協賛していた。

車両[編集]

塗装は、阪急バスの高速・貸切車と同じデザインで、阪急バスとの違いは前面のシンボルマークと側面のHANKYUのロゴが、阪急バスは色がシルバーなのに対し、阪急観光バスはゴールドとしている点である(高速車の一部はシルバー)。

阪急バスから引き継いだ当初は、三菱ふそう車がメインであったが、その後は大型4メーカーすべてが揃い、日産ディーゼル(UD)車が引退した後は国内3メーカーが在籍している[12]。高速車も阪急バス本体から移管を受けた当初は、同社からの移籍のため西日本車体工業三菱ふそうであったが、プロパーで購入した車両は純正ボディ車や日野・セレガを採用するようになった。

社番は、以前は阪急バスと共通(分社時の引き継ぎ車は阪急バス時代の番号のまま)で、年式(西暦下2桁)+メーカー別3桁の数字であったが、2003年に車両区分記号(H=高速など)を冠した社番が登場、さらに2020年現在は下3桁(700番台:UD=全車除籍済み、750 - 760番台:いすゞ、200・800番台:三菱ふそう、300、500、600[13]、900番台[14][8]日野、小型車は1桁)の数字のみで示している[12][15][16]。また、2003年以降はナンバープレートに希望制番号を導入している[15][16]

脚注[編集]

  1. ^ a b 阪急観光バス株式会社 第33期決算公告
  2. ^ 夜行高速バス 大阪 - 渋谷・新宿・池袋線の運行会社変更にて(実施日 2013年4月1日より 阪急バス⇒阪急観光バス)(PDF) (PDF)”. 阪急観光バス (2013年3月27日). 2013年3月27日(水)閲覧。
  3. ^ “4高速バスを免許 運輸省 TDL~大阪間など”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年12月20日) 
  4. ^ 高速バス 大阪~新宿・渋谷・池袋線の運行について (PDF, 阪急バス 2013年3月27日)
  5. ^ 阪急西山天王山駅直結「高速長岡京」バスストップへの高速バスの乗り入れについて (PDF)”. 阪急バス (2013年11月22日). 2013年11月22日閲覧。
  6. ^ 一部路線の運行会社変更について (PDF)”. 阪急バス (2015年3月28日). 2015年4月6日閲覧。
  7. ^ 高速バス 「大阪-新宿・渋谷・池袋線」 の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®」路線延長について”. 阪急バス (2016年7月15日). 2019年7月6日閲覧。
  8. ^ a b 一部路線の運行会社変更について (PDF)”. 阪急バス (2015年3月28日). 2015年4月6日閲覧。
  9. ^ 2013年4月10日(水)発表 廃止日2013年6月1日(土) ※2012年10月1日より運行休止中
  10. ^ 阪急観光バス 2013年4月10日(水)発表 廃止日2013年6月1日(土) 2013年5月31日まで運行
  11. ^ 夜行高速バス 福岡・北九州〜大阪、京都線の統合について(PDF) (PDF)”. 西日本鉄道 (2009年2月15日). 2010年2月15日 http://www.nishitetsu.co.jp/release/2016/16_125.pdf閲覧。
  12. ^ a b 「バス事業者訪問217 阪急バス」『バスラマ・インターナショナル』No. 181、ぽると出版、2020年9月、 pp. 27-29, 80-85、 ISBN 978-4-89980-181-8
  13. ^  日野自動車セレガRFS 2004年式導入 601号車<現在・除籍引退>、 2018年導入 602号車 603号車<2TG-RU1ESDA>が、トイレなし車両が 阪急バス 大阪(梅田阪急三番街)~有馬温泉線に導入されており、運用されている。
  14. ^ なお、アルペン伊那号用車両が、2015年に移管したため 阪急バス⇒阪急観光バスへ移籍したが、 阪急バスの日野社番 286号車 287号車(2007年車)は、阪急バス100号車-299号車(2000年-2008年)1000号車-1188号車(2008年-2020年)では、阪急バス 日野自動車番号となるため、移籍した車両は、ナンバープレートごと、希望ナンバーで移籍している。
  15. ^ a b 『バスジャパンハンドブックシリーズ R68 阪急バス』BJエディターズ星雲社発売)、2009年、28頁。ISBN 978-4-434-13295-7
  16. ^ a b 『バスジャパンハンドブックシリーズ V104 阪急バス』BJエディターズ星雲社発売)、2020年9月、4頁。ISBN 978-4-434-27806-8

外部リンク[編集]