笠置町

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かさぎちょう
笠置町
Kizu-gawa to Kasagi-yama.JPG
笠置町旗 笠置町章
笠置町旗 笠置町章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 京都府
相楽郡
市町村コード 26364-8
法人番号 3000020263648 ウィキデータを編集
面積 23.52km2
総人口 1,117[編集]
推計人口、2021年4月1日)
人口密度 47.5人/km2
隣接自治体 木津川市相楽郡和束町南山城村
奈良県奈良市
町の木 ミヤマツツジ
町の花 ソメイヨシノ
町の鳥 ウグイス
笠置町役場
町長 中淳志
所在地 619-1303
京都府相楽郡笠置町笠置西通90番地1
北緯34度45分37.7秒東経135度56分22秒
笠置町役場庁舎
外部リンク 公式ウェブサイト

笠置町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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笠置町(かさぎちょう)は、京都府の南部に位置し、相楽郡に属する

概要[編集]

笠置町中心部(2008年

人口は、2021年2月1日現在1,128人となっており、京都府で最も少ない自治体である。

「わかさぎのはばたくまち 美しい自然と史跡に恵まれた心ふれあう町」を町の標語に掲げている。

地理[編集]

笠置町獅子岩

位置[編集]

東は南山城村、西は木津川市、北は和束町、南は奈良市に接する。全面積の8割が山林が占められる。町の中央を木津川が流れ、南側から布目川打滝川が注ぎ、北からは横川、沿岸に耕地が開ける[1]。また、木津川市加茂地区東部に飛び地が点在する。

地形[編集]

山地[編集]

主な山

河川[編集]

主な川
  • 白砂川
  • 木津川
  • 布目川
  • 打滝川
  • 横川

人口[編集]

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、13.33%減の1,626人であり、増減率は府下26市町村、36行政区域中ともに最下位。2014年に出生数0人を記録するなど、過疎化が進行している[2]

また、日本の町の中では、福島第一原子力発電所事故の影響を受けている町を除くと、山梨県南巨摩郡早川町に次いで2番目に人口が少ない。2019年2月には京都府内の自治体で初めて高齢化率が50%を超える「限界自治体」となった[2]

Demography26364.svg
笠置町と全国の年齢別人口分布(2005年) 笠置町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 笠置町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

笠置町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体[編集]

京都府の旗京都府
奈良県の旗奈良県

歴史[編集]

笠置山の戦い元弘の乱)を再現した人形

古代[編集]

  • 笠置町一帯は奈良の東大寺の造営に際し、木材を切り出して木津川の水運を使って運んだ[3]事など古くから水運の要衝として発達していた。

中世[編集]

近世[編集]

  • 現在の笠置町の領域には、江戸時代は木津川の北岸に津藩領の北笠置村、切山村、上有市村と下有市村、南岸に南笠置村(津藩領)と柳生藩領の飛鳥路村が存在した。

近代[編集]

  • 明治9年1876年に上有市村と下有市村が合併し有市村に、北笠置村と南笠置村が合併し笠置村になった[5]

沿革[編集]

明治
昭和
平成

政治[編集]

行政[編集]

町長[編集]

施設[編集]

警察[編集]

本部
駐在所
  • 笠置駐在所(相楽郡笠置町笠置和田前)

消防[編集]

本部
消防署
  • 相楽東部消防署(相楽郡笠置町大字有市小字西狭間19番地)

郵便局[編集]

主な郵便局
郵便番号

郵便番号は619-1303。

文化施設[編集]

  • 笠置産業振興会館
  • 笠置町中央公民館

運動施設[編集]

  • 笠置球場
  • 笠置町民グラウンド
  • 笠置ゴルフ倶楽部

情報・通信[編集]

マスメディア[編集]

放送局[編集]

生活基盤[編集]

ライフライン[編集]

電信[編集]

市外局番

市外局番は、0743(市内局番は20~99)となっている。奈良市の大部分を占める市外局番0742のエリアへの通話は市外局番からダイヤルが必要だが、市内料金である。また、生駒市、天理市、大和郡山市など、南山城村を除く市外局番0743エリアへの通話は、隣接していないが市外局番を省略かつ市内料金にて通話可能である。

教育[編集]

教育委員会は町独自ではなく、相楽郡内の和束町南山城村とともに設置した相楽東部広域連合教育委員会。

中学校[編集]

公立

小学校[編集]

公立

交通[編集]

笠置駅周辺
笠置大橋

鉄道[編集]

西日本旅客鉄道(JR西日本)

バス[編集]

路線バス[編集]

  • 笠置町営循環バス
    • 町中心部から切山・有市・飛鳥路などの集落を結んでいるが、利用は住民に限られる[8]

都市間バス[編集]

  • 相楽東部広域バス

道路[編集]

国道[編集]

府県道[編集]

主要地方道

観光[編集]

天照御門神社
木津川のボルダリング風景
布目川甌穴
笠置温泉

名所・旧跡[編集]

主な城郭
主な寺院
  • 笠置寺
    • 笠置寺解脱の鐘
    • 笠置寺十三重石塔 - 相輪頂部の宝珠形を欠失する花崗岩製、高さ479cmの十三重石塔。薬師、釈迦、弥陀、弥勒の顕教四仏を半肉彫りする。笠置寺中興解脱房貞慶の母の供養塔を伝えられる[9]。寺伝によれば、もと木造であったが、元弘の乱で焼失し、乱による戦死者の霊を供養するために石造となる[10]
    • 弥勒磨崖仏 - 元弘の変で焼失し、現在は舟形光背の輪郭が残る。この磨崖仏を写したものが、大野寺(奈良県室生村)と加茂町当尾の線刻弥勒磨崖仏である。
  • 虚空蔵石 - 線刻虚空蔵菩薩坐像の磨崖仏
  • 長山寺
  • 東明寺
  • 法明寺
主な神社
主な史跡

観光スポット[編集]

  • わかさぎ公園 - の名所
  • 松本亭
自然・レジャー
  • 府立笠置山自然公園 - 1932年(昭和7年)笠置山とその山麓の木津川一帯が史跡名勝地として国から指定され、史跡探勝の観光地となる[13]
  • 木津川 - 週末には、笠置橋下西の木津川河川敷で、水遊びのレジャーや自然石でのボルダリングに訪れる観光客で賑わう。木津川沿いの国道163号でアクセスできる。
    • 笠置河原キャンプ場
    • 笠置ボルダー
    • 笠置獅子岩
  • 布目川の甌穴
温泉
廃墟
  • 笠置観光ホテル跡

文化・名物[編集]

南部区御神輿巡行
笠置町遊びカヌー発祥の地

祭事・催事[編集]

  • 桜まつり(4月)- 木津川河川敷の夜桜のライト・アップ
  • 夏まつり(花火大会)-(8月第1土曜日)
  • 木津川灯籠流し(8月16日
  • 秋まつり御神輿巡行(10月)- 笠置町南部青年団が中心となって巡行を行っている。町外からも応援に駆け付ける。[14]
  • 笠置もみじまつり(11月)- 笠置寺敷地内のもみじ公園のライト・アップ
  • 全国ご当地鍋フェスタ (12月)

名産・特産[編集]

習慣[編集]

発祥[編集]

  • 遊びカヌー - 笠置町は遊びカヌーの発祥の地である。

笠置町を舞台とした作品[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 日本歴史地名大系 26京都府の地名」,平凡社、1981年、p55
  2. ^ a b 京都府内初の「限界自治体」に 人口1326人の笠置町”. 京都新聞 (2019年3月12日). 2019年3月13日閲覧。
  3. ^ 「日本歴史地名大系26 京都府の地名」平凡社 1981年 p58
  4. ^ 「日本歴史地名大系26 京都府の地名」平凡社 1981年 p58
  5. ^ 「日本歴史地名大系26 京都府の地名」平凡社 1981年 p55-57
  6. ^ 全町民1800人分の個人情報入力パソコン紛失 京都・笠置町 産経新聞 2009年8月12日
  7. ^ 出生ゼロ、「消滅可能性都市」波紋 京都・笠置町”. 京都新聞 (2015年1月14日). 2015年1月14日閲覧。
  8. ^ 笠置町営循環バス”. 笠置町 (2009年1月14日). 2015年11月9日閲覧。
  9. ^ 「笠置町と笠置山」,笠置町教育委員会、1990年、p71
  10. ^ 竹村俊則「昭和京都名所圖會 7南山城」,駸々堂出版、1989年、p408
  11. ^ 竹村俊則「昭和京都名所圖會 7南山城」,駸々堂出版、1989年、p411
  12. ^ 「京都大辞典 府域編」,淡交社、1994年、p203
  13. ^ 竹村俊則「昭和京都名所圖會 7南山城」,駸々堂出版、1989年、p403
  14. ^ 京都新聞2016年10月17日朝刊山城A版

外部リンク[編集]