フィンエアーの就航都市
フィンエアーは、フィンランド共和国・ヘルシンキ・ヴァンター国際空港を拠点としている航空会社である。航空連合のワンワールド(oneworld)に加盟している。殆どのヨーロッパ主要都市へ多数の路線を運航している他、自社運航便に加え、ワンワールド加盟航空会社、フィンエアー・グループ航空会社(フライビー・フィンランド)、および提携他社運航便もコードシェア便(Code sharing)として各都市へ就航・運航しており、フィンエアー便(IATAコード・AY)として搭乗可能な路線は、全世界に広がっている。また、日本路線の欧州系のエアラインでは、フィンエアーの路線ネットワークは最大規模となる。
2013年3月7日、フィンエアーは、ワンワールド・アライアンスパートナーのアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空による、大西洋路線の共同事業に参画する意向を発表[3]。各路線に4社の便名が付与され、コードシェア便の運航を行う事となった。また、2014年4月11日には、USエアウェイズが大西洋路線共同事業に参画 。これにより、北アメリカ・南アメリカ・アフリカ方面に、さらにフィンエアーの路線が増える事となる。
† | ハブ空港 |
† | レジャー便 |
† | 旅客便 + 貨物便 |
† | 季節運航便 |
† | 就航予定都市 |
† | 過去の就航都市 |
フィンエアーの運航形態
[編集]フィンエアーの定期便の便名は、AY0001~AY0999、AY2000~AY3999、およびAY8100~AY8700が使用される。コードシェア便はAY5000~AY6999番台のフライトとなり、リゾート地や観光都市へのフィンエアーのレジャー便は、AY1000便番台が使用され、フライトが区分けされている。全ての運航便名には、フィンエアーのIATAコードである『AY』が付与される。ワンワールド加盟航空会社が運航する便や、フィンエアー・グループ航空会社(フライビー・フィンランド)、その他の提携航空会社が運航するコードシェア便に切り替えて、現在も一部撤退路線において、フィンエアーのIATAコードである、『AY』が付与されている運航便がある。季節運航便とレジャー便は、運航期間が毎年設定され、運航される。
フィンランド国内線運航において、ホームマーケット(自国・地域の市場)が小さいという、従来のフィンエアーの課題解消策[4]として、イギリスのFlybeと、主にフィンランド国内線を運航していた旧フィンコム航空(現:フライビー・フィンランド)を共同運航会社として買収し、また、Flybeもフィンエアーの一部路線を引き継ぎ、イギリス国内で多くの国内線を持ちながら、同時にフィンランド国内線にも参入している。
2013年3月から、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に次ぐ、ヨーロッパにおける貨物のハブ空港として、ベルギーのブリュッセル国際空港を新貨物ハブ空港[5]として機能させ、ブリュッセルからは貨物船も使用して貨物を運搬する[6]。
フィンエアーは、保有機材と資本を最大限活用するため、採算性の低い路線からの自社機運航は取り止め、余裕が生まれた自社機にて、新たな需要が見込まれる新規路線を開設し、従来の路線を増便するなど、他社とのさらなる共同運航提携を深めている。
注釈
[編集]- ^ 旅客便・貨物便メインハブ空港
- ^ 旅客便・第2ハブ空港
- ^ Flybe、もしくはフライビー・フィンランドの運航・コードシェア便
- ^ a b c d フライビー・フィンランドの運航・コードシェア便
- ^ a b ヘルシンキ発着便で、S7航空や、等とのコードシェア便
- ^ a b フライビー・フィンランドの運航・コードシェア便
- ^ ベルリン・ブランデンブルク国際空港の開港後に移転
- ^ 貨物便・第2ハブ空港。http://www.finnaircargo.com/ja/cargo/bulletin/finnair-cargo-opens-a-2nd-hub-in-europe-and-extends-freighter-network.html
- ^ ヘルシンキ発着の、フィンエアー運航便。
- ^ a b フィンエアーが運航。ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とのコードシェア便。
- ^ ヘルシンキ発着の、BAとのコードシェア便
- ^ ヘルシンキ発着便で、イベリア航空や、等とのコードシェア便
- ^ フィンエアーの運航・レジャー便
- ^ https://www.traicy.com/posts/20220829248496/
- ^ “今冬大兴机场可直飞芬兰” (2019年6月27日). 2019年6月29日閲覧。
- ^ “Finnair expands its Asian network, opens routes to Fukuoka and Guangzhou in summer 2016”. フィンエアー (2015年10月7日). 2017年9月11日閲覧。
- ^ フィンエアー・カーゴ(Finnair Cargo)南アジア地区貨物便メイン就航都市[1]
- ^ a b ヘルシンキ発着の、フィンエアー運航便
- ^ フィンエアーによる運航。旅客便・貨物便のハブ空港。アメリカン航空(AA)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、イベリア航空(IB)とのコードシェア便。フィンエアー・カーゴ(Finnair Cargo)北米地区メイン貨物便ハブ空港[2]。
- ^ ヘルシンキ発着のフィンエアーによる運航。アメリカン航空(AA)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、イベリア航空(IB)とのコードシェア便。