エッグ・コーヒー
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エッグ・コーヒー (英語: egg coffee、ベトナム語:cà phê trứng/咖啡𠨡)[1]は、ロブスタ種のコーヒーに卵黄、砂糖、加糖練乳を混ぜて飲まれるベトナムの伝統的な飲料。エッグ・コーヒーは溶いた卵黄に砂糖とコーヒーで作られ、そしてカップの半分ほどコーヒーを注いだ後、卵黄を温めて溶いた同量のエッグクリームを注ぐ。バズフィードは、エッグ・コーヒーを「液体ティラミス」と表現した[2]。
エッグ・コーヒーはハノイのカフェで提供されており[3]、1950年から定番となっていて、あるバリスタはどのカフェメニューにも書いてあると表現している[4]。エッグ・コーヒーで有名なGiang Caféは鶏卵黄、コーヒーパウダー、加糖練乳で作り、トッピングとしてチーズを加える。温度を保つため、温水を入れたボールの中にカップを入れて提供する。カフェ創業者の息子は、父がベトナムで牛乳が不足した際に、乳製品の代用品として卵黄を使用したことからエッグ・コーヒーのレシピを考案したと主張している[5]。
2014年には、ホーチミン市のカフェでエッグ・コーヒーの提供が開始された[4]。
2018年にはエッグコーヒー発祥と言われるハノイのカフェGiảng Cafeが日本初上陸。[6]
出典
[編集]- ^ “Hanoi street food tour: grazing, Vietnamese style”. Telegraph.co.uk. 4 December 2014閲覧。
- ^ “Egg coffee makes world top 10 best drink list”. The Voice of Vietnam (4 November 2014). 2014年12月4日閲覧。
- ^ House, Alana. “The world’s weirdest coffee experiences”. heraldsun.com.au. 4 December 2014閲覧。
- ^ a b NPD Khanh & filed under Features. “Egg Them On”. ©Oi Magazine. 4 December 2014閲覧。
- ^ “In Hanoi, an Adventure for Coffee Lovers”. Wall Street Journal (13 September 2013). 4 December 2014閲覧。
- ^ “スイーツ:エッグコーヒー発祥カフェ 日本初上陸”. 毎日新聞. 2022年5月22日閲覧。