F704i

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NTTドコモ FOMA F704i
キャリア NTTドコモ
製造 富士通
発売日 2007年7月20日
概要
OS Symbian OS + MOAP(S)
CPU SH-Mobile G1
音声通信方式 FOMAW-CDMA
800MHz2GHz
形状 折りたたみ式
サイズ 100 × 48 × 17.9 mm
質量 約109 g
連続通話時間 約145分(音声電話時)
約80分(テレビ電話時)
連続待受時間 約420時間(静止時)
約300時間(移動時)
外部メモリ microSD
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり
Bluetooth なし
放送受信機能 なし
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
解像度 ワイドQVGA
(240×320ドット
サイズ 2.2インチ
表示色数 約26万色
サブディスプレイ
方式 7セグメント LED
解像度 ワイドQVGA
(22×17ドット)
サイズ 1.1インチ
表示色数 白色1色
メインカメラ
画素数・方式 約130万画素CMOS
機能 手ブレ補正(静止)
サブカメラ
画素数・方式 約11万画素CMOS
機能 -
カラーバリエーション
マゼンタ
ホワイト
ゴールド
ブラック
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

FOMA F704i(フォーマ・エフ なな まる よん アイ)は、富士通によって開発された、NTTドコモ第三世代携帯電話 (FOMA) 端末である。

概要[編集]

F703iに引き続き、IPX5/IPX7相当の防水に対応。当時の広告では『プールサイドでも使用OK』と謳っていた。

前機種からの進化点は、3G国際ローミングに対応した。本体の厚さはF703iと同様の17.9mmで、発売当時は防水ケータイ世界最薄となっていた(2007年6月当時)。

メインディスプレイは、2.2インチのQVGA(240×320ドット)液晶を採用している。サブディスプレイは非点灯時には存在しないように見えるが、点灯させると背面パネルに文字が浮かび上がるフローティングサインを搭載している。

外部メモリーはmicroSD(2GBまで:ドコモ発表)対応である。メインカメラの性能は、前機種から引き続き約130万画素(記録約120万画素)のCMOSイメージセンサに静止画手ぶれ補正を搭載している。テレビ電話用のサブカメラは、約11万画素(記録約10万画素)のCMOS。

また前機種同様、音楽機能も充実しており、新サービスのうた・ホーダイには対応していないものの、着うたフルWindows Media Audio(WMA)形式の音楽ファイル再生に対応し、デジタル著作権管理 (Digital Rights Management) に対応している事により、Napster等の有料音楽配信サイトの利用も出来る。

iアプリは「渡辺佳子先生のビューティー&ダイエットリンパマッサージ」、「東北大学川島隆太教授監修 ケータイ脳力ストレッチング」、「ZOOKEEPER DX F」、「ロジックパズル F」、「デコメ絵文字ポケット」、「楽オク出品アプリ」、「iアプリバンキング」、「ケータイクレジットiD」、「DCMXクレジットアプリ」、「Gガイド番組表リモコン」をプリインストールしている。

主な対応サービス
DCMXおサイフケータイ うた・ホーダイ 着うたフル着うた デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(AAC)
直感ゲームメガiアプリ Music&Videoチャネルビデオクリップ 3Gローミング プッシュトーク
FOMAハイスピード GPSケータイお探し デコメールデコメ絵文字 iチャネル
着もじ テレビ電話キャラ電 電話帳お預かりサービス フルブラウザ
おまかせロックバイオ認証 外部メモリーへiモードコンテンツ移行 トルカ iC通信iCお引越しサービス
きせかえツールマチキャラ バーコードリーダ名刺リーダ 2in1 エリアメール

メーカーによる宣伝[編集]

テレビコマーシャル等には、F904iに続いてSMAP木村拓哉を起用している。コマーシャルではプールサイドで着信する場面があり、F703i同様、「ウォータープルーフスリム」を強調している。

不具合[編集]

現時点では、ドコモ及び富士通より報告はない。

歴史[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]